添削道場秀句集《 一》の返信の返信
元記事を読む
添削道場秀句集《 一》の返信(元記事)
痩せた猫をぎゅっとだけしてやる冬日
作者 塩豆 様 投稿日 2018年09月27日
上五の「痩せた猫」が病気で痩せてしまったのかも…と想像しました。
「冬日」との取り合わせで、もう、命が短いけれど、精一杯生きているように感じました。
猫と目が合い近づくといとおしさと、健気な可愛さにぎゅっとだけしてやる…それしかできないけれど「ぎゅっとだけしてやる」に気持ちがこもっている、良い句だなと思いました。
冬日(ふゆひ)三冬
【子季語】
冬日向、冬日差、冬日影、冬日没る、冬落暉
【解説】
冬の一日と冬の太陽の両方の意味で使われる。歳時記によっては「冬の日」「冬日」と別立てのものもある。冬は日照時間が短く、すぐに暮れてしまう。それだけに昼間の日差しをいっぱいに浴びたいという思いがこもる。雪の日の多い日本海側と乾燥した日の多い太平洋側とで、はこの季語のもつ印象はおのずと異なろう。
添削道場秀句集《 一》の返信の返信
スレ主 一本勝負の悠 : 1 70代以上 男性 投稿日時:
◎痩せた猫をぎゅっとだけしてやる冬日
作者 塩豆 様 投稿日 2018年09月27日
◆この人には注目しております。 未消化なままの出句が多いのが残念ですね。 上五中七が説明にとどまり、俳句としての完成形に遠いようです、 特に中七の/ぎゆつとだけ云々の表現には生硬さが感じられ、気持ちはわかりますが、幼児語は余り良い手とは言えません。 この作者ならもっとと云う感じです。 期待度の高さゆえの辛口をご容赦くださいm(._.)m
今日の一句
病む猫の声ほそりゆく冬日かな
カテゴリー : その他 スレッド: 添削道場秀句集《 一》