添削道場秀句集《 一》の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信
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添削道場
秀句の49
◎ナナハンや二百十日を疾走す
作者名 マイキー
更新日時: 2019年08月30日
寸評
ナナハンと台風の爆走を活写して痛快な一句。
二百十日/にひゃくとおか/にひやくとをか
仲秋
厄日/二百二十日
立春から数えて二
百十日目をいう。
新暦では九月一日
頃にあたる。台風
シーズンの到来が、
稲の開花時に当る
ため特に警戒した
ものである。二百
二十日とともに稲
作農家にとっては
厄日とする。
市に隠る二百十日は昨日なり
几董「井華集」
菜大根二百十日の残りかな
李由「韻塞」
~きごさいより。
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添削道場秀句集《 一》の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信
スレ主 一本勝負の悠 : 2 70代以上 男性 投稿日時:
添削道場
秀句の50
◎新しき畳のうえの昼寝かな
作者名 腹井壮
更新日時: 2019年09月06日
寸評
青畳の香に包まれ、至福の午睡。
昼嶺/ひるね
三夏
午睡/昼寝覚/昼寝起
昼寝人/三尺寝
昔はクーラーなど
なかったから、蒸
し暑い夜は寝不足
になった。そんな
時期、昼寝は金の
かからないまたと
ない贅沢。昼の弁
当を終えた仕事師
などが、ちょっと
した日陰を選んで
横になっているの
はまさに三尺寝。
昼寝して手の動きやむ団扇かな
杉風「続猿蓑」
親方の見ぬふりされし昼寝かな
一茶「享和句帖」
糊ごはな帷子かぶる昼寝かな
惟然「続猿蓑」
足しびれて邯鄲の昼寝夢覚めぬ
正岡子規「子規句集」
松の木に庭師来て居り昼寝覚
前田普羅「普羅句集」
屋根瓦ずれ落ちんとして午寝かな
渡辺水巴「水巴句集」
探しても妻の居らざる昼寝覚
日野草城「人生の午後」
昼寝覚うつしみの空あをあをと
川端茅舎「川端茅舎句集」
松風に近江商人昼寝かな
村上鬼城 「鬼城句集」
~きごさいより。
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陽炎 記
今日の一句
大の字に寝てあたゝかき地球かな
カテゴリー : その他 スレッド: 添削道場秀句集《 一》