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添削道場
秀句の43
◎あなたの肩に消えた夜店の灯り
作者名 るまり
更新日時: 2017年08月23日
◆寸評
去っていく男の肩に夜店の灯が遮られ、作者は闇にとり残される。
別れの瞬間を切り取った鮮やかな一句です。
・あなたの肩に//消えた//夜店の灯り//
七三七の破調。
◆季語
夜店/よみせ
三夏
夜見世/干見世
神社仏閣の縁日などに、境内や参道に並ぶ食べ物や玩具などを売る露店のこと。裸電球やアセチレンランプに灯が点りはじめると一段と活気づく。
~きごさいより。
◆添削道場には、他にもこんな秀句があります! という方はこちらへ推薦してください。
◆注意
推薦句と寸評を伴わない書込みは固く御断りいたします。
埋もれた秀句が沢山あると思います。 よろしくお願い申し上げます。
陽炎 記
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スレ主 一本勝負の悠 : 0 70代以上 男性 投稿日時:
再掲
添削道場
秀句の42
◎耳朶に触れマリオネットとなる夏夜
作者:酔いどれ防人
投稿日時: 2017年08月24日
句意
男の熱い息が耳朶にふれて女はマリオネットのように身をくねらせる。白夜はいつまでも暮れない、、、。
◆季語
白夜/はくや/びゃくや
仲夏
夏、北極または南極にに近いところで見られる現象。夜になっても光が散乱して暗くならないことをいう。日本では、夏至のころの最北端でも午後七時半には日没が訪れる。
~きごさいより。
◆例句
オランダの白夜スイスの白夜かな 成瀬 千代
むらさきに白夜の孤島火を焚けり 石原八束 『白夜の旅人』
刎橋の刎ねし白夜となつてをり(コペンハーゲンにて) 石原八束 『白夜の旅人』
唇に白夜の蝶のきてゐたり 石原八束 白夜の旅人
白夜に帰る帆船クリスチヤン・ラーデイツク 石原八束 白夜の旅人
みづうみの白夜をわたる風媒花 石原八束 白夜の旅人
帆船にムンクの貌のある白夜 石原八束 白夜の旅人
白夜なるハンセン氏病院灯りをり 石原八束 白夜の旅人
イプセンの像に鴎舞ふ白夜かな 石原八束 白夜の旅人
火を焚いて白夜の神を湖に呼ぶ 石原八束 白夜の旅人
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◆注意
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陽炎 記
今日の一句
御看とりの病舎の裏の白夜かな
カテゴリー : その他 スレッド: 添削道場秀句集《 一》