俳句クラブ『今日の一句』。俳人友達の交流掲示板

鳥越暁さんのランク: 7段 合計点: 19

鳥越暁さんの返信一覧

元記事:添削道場秀句集《 一》

◎扇風機羽を休めて涼みをり
作者 新米  投稿日 2017年08月18日

◆寸評

涼風を送る務めの扇風機が、羽を休めて涼んでいるよ/というノンセンスな俳味ある一句ですね。

添削道場には、他にもこんな秀句があります! という方はこちらへ推薦してください。

◆注意
推薦句と寸評を伴わない書込みは固く御断りいたします。

埋もれた秀句が沢山あると思います。 よろしくお願い申し上げます。

上記の返信(添削道場秀句集《 一》の返信)

投稿者 鳥越暁 : 2 投稿日時:

推薦いたします。
◆木枯らしに身を低くして逆らわず
詠者:大浦美津子/2017年12月8日投句

寸評:
粗削りな表現が「木枯らし」にマッチしている。「身を低くして」「逆らわない」と説明的と捉えられそうだが、本句の場合はそこが魅力である。
びゅうと吹いた木枯らしに一瞬にして身を屈めて、息を止めて耐える様が、ありありと浮かぶ。「逆らわず」にしろ「身を低くする」にしろ他に表現を探すことはできるが、あえて中七下五は手を入れない方が臨場感がある句である。

※本句に関しては、添削したくなる要素があり、評価の分かれるところでしょう。あくまでも私個人の推薦句です。

カテゴリー : その他 スレッド: 添削道場秀句集《 一》

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元記事:添削道場秀句集《 一》の返信の返信の返信の返信

暁さん、おはようございます☀

評を読ませて頂き、付け加えることは何もありませんが、ご提案に同感の意を表し卑見を少し。

暁さんの推薦句
◎土塊に鈍き音入れ冬田打つ
詠者:紀州鰹節 様 投句日:2019年4月8日

掲句を拝読し思い浮かんだのが、唐詩の一節、

・土牛石田を耕し天に至る~

土塊というより石塊ばかりの山の斜面を天へ向かって耕していく、農夫と牛の姿を描いた詩です。

推薦句の中七の的確な措辞が、上の唐詩を私の脳裏に想起させたのです。

土塊に/鈍き音入れ/冬田打つ

鈍き音入れ/という中七の描写は秀抜である、と只々感銘を覚えるばかりです。上手く言えませんが、中七の重要な役割を学びました。

上記の返信(添削道場秀句集《 一》の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 鳥越暁 : 1 投稿日時:

陽炎様
ご丁寧なご返信ありがとうございます。
私の感じた部分と陽炎さんの感じた部分が共感していて安心しました。
もちろん、それぞれに感性は違うのでしょうが、最大公約数はあると思いますので。
また、よろしくお願いいたします。

カテゴリー : その他 スレッド: 添削道場秀句集《 一》

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元記事:添削道場秀句集《 一》の返信の返信

暁さん、こんばんは。 秀句のご紹介と句評をありがとうございます! 添削道場には約4000もの秀句が埋もれています。 掘り返してみるのも、良い勉強になりますね。

上記の返信(添削道場秀句集《 一》の返信の返信の返信)

投稿者 鳥越暁 : 0 投稿日時:

陽炎さま、こんばんは。
土塊の句ですが、私のつたない句評で申し訳ありません。
この句を陽炎さんならどのように評するのかと。よろしければ評してみてはいただけないでしょうか。人の評を読むのも勉強になるものですから。お暇であればよろしくお願いいたします。

カテゴリー : その他 スレッド: 添削道場秀句集《 一》

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元記事:添削道場秀句集《 一》

◎扇風機羽を休めて涼みをり
作者 新米  投稿日 2017年08月18日

◆寸評

涼風を送る務めの扇風機が、羽を休めて涼んでいるよ/というノンセンスな俳味ある一句ですね。

添削道場には、他にもこんな秀句があります! という方はこちらへ推薦してください。

◆注意
推薦句と寸評を伴わない書込みは固く御断りいたします。

埋もれた秀句が沢山あると思います。 よろしくお願い申し上げます。

上記の返信(添削道場秀句集《 一》の返信)

投稿者 鳥越暁 : 1 投稿日時:

◆土塊に鈍き音入れ冬田打つ
詠者:紀州鰹節 様 投句日:2019年4月8日

冬田の景色が良く浮かぶ秀句。土塊というマクロな視線から、冬田へのズームアップの着地も良い。手作業で鍬を入れることから、おそらく山間部の冬田が想像される。冬田の背後には冬独特の乾いた空気感と空も浮かぶ。

カテゴリー : その他 スレッド: 添削道場秀句集《 一》

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元記事:選を受けた俳句、既発表の俳句などを出し合いませんか?の返信の返信

とんぼうや雲描きたる浅間山

鳥越暁さん、書き込み拝見しました。
最初季語が動くかなーと思ったのですが、季語「蜻蛉」をちゃんと調べてみるとよく考えられた季語の採用だったのだと分かりました。
蜻蛉でも何でもハネを持つものは何かを描くように飛ぶことが多いと思います。この俳句の面白味は、「とんぼうや」と、ばすっと切っておいて「雲を描く、多分蜻蛉ではない何か」が新たに中七に登場し、そして最後に主語が明らかになって読み手の不安感を解消させるという構成に一つあると思います。
これは入選の作品との事ですが、もっと評価されていいのではとさえ、私は思いました。

私も一つ
野性俳壇佳作
老鶯の鳴いてゐるなり川は雨

上記の返信(選を受けた俳句、既発表の俳句などを出し合いませんか?の返信の返信の返信)

投稿者 鳥越暁 : 1 投稿日時:

塩豆さん、過分なる評をいただき恐縮です。
きちんと読んでいただき嬉しい限りです。色々と応募すると中々こちらの道場への句は後回しとなりがちです。
それでも、みなさんのご意見をありがたく拝聴できる場で、楽しみながらやっております。これからもよろしくお願いいたします。

カテゴリー : その他 スレッド: 選を受けた俳句、既発表の俳句などを出し合いませんか?

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