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金子兜太の朧月の俳句と悠さんのコメント、楽しく鑑賞させてもらいました。金子兜太は私にとって難しい印象もありますが、同時に自由で力強い作風に魅力を感じる人でもあります。いつかこんな詠みかたも出来たらなと思うばかりです。
さて、奇しくも私が今回紹介させてもらう俳句は、ある意味その真逆のタイプかもしれません。多分、そこまで有名な俳句ではないのですが
山の田をこぼれきしとも稲雀
稲畑汀子
上五中七の主語(籾と思われる)、そしてもう一つの対象物が下五で一気に明らかになります。そしてそこで映像がくっきり浮かぶ、そんな作品ではないでしょうか。読み進める過程をより楽しくする緻密な技を感じました。
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スレ主 一本勝負の悠 : 2 70代以上 男性 投稿日時:
紛らわしい記事構成でごめんなさい! 感想文は末尾にお断りしたように、増殖する俳句歳時記
中の《清水哲男》氏からの転載です。 兜太の句は僕にも未消化で、というより、兜太の句で感動の一句に未だめぐりあっていません。その作品さえ、世間に評価の高い二三の句を知るのみです。 ではなぜ、ここへ紹介したのかと言えば、最近、兜太を詠んだ句が、たて続けに読売俳壇に採られたことへの、故人《をネタにした事》への挨拶句のような気持ちからで、きわめて不純な動機です。 〇山の田をこぼれきしとも稲雀
稲畑汀子 秀句のご紹介ありがとうございます。
今日の一句
寒昴父の柩に釘を打つ
カテゴリー : 俳句の相談、質問 スレッド: 感動の一句をどうぞ。