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ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
村上鬼城
村上鬼城
俳人。東京生。名は荘太郎。鳥取藩士小原平之進の子、母方の村上家の養子。初め司法官を志したが、耳疾のため代書人となる。のち正岡子規・高浜虚子に師事、渡辺水巴・飯田蛇笏・前田普羅らと並んで「ホトトギス」における代表的俳人として活躍した。昭和13年(1938)歿、74才。
桜
淡墨桜その影かその花びらか(根尾淡墨桜、樹齢千四百余年三句) 殿村菟絲子 『晩緑』
桜より桜に飛びぬ手過ち 宇多喜代子 象
戦争が桜の下に寝そべりぬ 高野ムツオ 雲雀の血
散りしくといふことのあり冬桜 行方克己 知音
うす~と島を鋤くなり寒桜 飴山 實
うすうすと天に毒あり朝桜 宗田安正
きりきりと吊る短艇や朝ざくら 松岡 英士
この窓を照らす日毎の朝桜 沼尻巳津子
この静寂(しじま)破るものなく朝ざくら 高澤良一 素抱
さびしさの顔ぬくもりぬ朝ざくら 草間時彦 櫻山
はつ花や急ぎ候ほどに是ははや 宗因
初花に命七十五年ほど 芭蕉
初桜折しもけふは能日なり 芭蕉
顔に似ぬ発句も出よ初ざくら 芭蕉
咲乱す桃の中より初桜 芭蕉
小僧来り上野は谷中の初櫻 素堂
鳥はまだ口もほどけず初ざくら 鬼貫
よしの山たが初花のぬしならん 千代女
初はなやまだ松竹は冬の声 千代女
初花は誰ぬしなるぞよし野山 千代女
初花や烏もしらすにきのふけふ 千代女
けふまでの日はけふ捨てはつ桜 千代女
たからとは今日の命ぞ初さくら 千代女
だまされて来て誠也初さくら 千代女
わき道の手をひかれてや初さくら 千代女
初ざくら其きさらぎの八日かな 蕪村
旅人の鼻まだ寒し初ざくら 蕪村
初はなや花の辺の落葉かき 暁台
ちるなどゝみへぬ若さやはつ桜 太祇
散と見し夢もひとゝせ初桜 几董
月も山も其ほとり也はつざくら 青蘿
袖たけの初花桜咲にけり 一茶
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スレ主 一本勝負の悠 : 0 70代以上 男性 投稿日時:
《見たことを詠む》
桐一葉日当たりながら落ちにけり/虚子
大の字に往生したり桐一葉/悠
山蟻のあからさまなり白牡丹/蕪村
白牡丹散るやかがやくされかうべ/悠
白鳥の飛立った後雪に穴/太田光桜・11才
雪だるま溶けたるあとの水溜り/悠・73才
白靴の歩みそろひし修道女/田島魚十
白靴の女医押しあてる聴診器/悠
若夏(うりずん)の髪の先まで海のたゆたい/岸本マチ子
若夏(うりずん)や妻のからだの海と山/悠
今日の一句
百物語鏡の中の猿の顔
カテゴリー : 俳句の相談、質問 スレッド: 感動の一句をどうぞ。