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▼おすすめ小説!
寿国演義 銀鈴、都へ行く (No: 1)
スレ主 ドラコン 投稿日時:
目的:趣味で書く
要望:一緒に作品を作って欲しいです!
キャッチコピー:現代日本で失われた鉄道風景を再現する中華時代劇調ファンタジー
カテゴリー:キャラ文芸
あらすじ
〈1〉
即位間もない皇帝、仁瑜は自身の花嫁候補でもある、後宮に置かれる女官養成機関「後宮太学」(教育期間2年)の志願者の自筆履歴書を読んでいた。「書は人なり」。掌をかざして、志願者の気を感じ取る仁瑜。その中に1通、気になる履歴書があった。志願者名は「張銀鈴」、志願動機は「お菓子食べ放題」。仁瑜は、側近の忠元に「後宮に来る前に、銀鈴と直接会ってみたい」と言い出した。
〈2〉
銀鈴は、駅で両親の見送りを受け、引率の女官と共に都行の列車に乗り込んだ。村の学校の遠足などで、年に2、3回日帰りで3等車に乗ることはあっても、初めての2等寝台車に乗り、食堂車に入るので、はしゃいでいた。
〈3〉
仁瑜は、忠元の手配で銀鈴と同じ列車に乗り込んだ。これまた忠元の手配で、その日の夜、食堂車で銀鈴と相席になることに成功。しかし、銀鈴は仁瑜を「男装の麗人」と勘違い(女性が男装するのが流行している)。翌日、後宮で仁瑜と銀鈴は再開するが、銀鈴は仁瑜を「女」と思い込んだままだった。銀鈴にとって、仁瑜は「憧れの格好いいお姉さん」。
キャラクター
紀仁瑜(き・じんゆ) 皇帝。16歳。男の格好をしていても、女性に間違われるような美貌。
張銀鈴(ちょう・ぎんれい) 農家の田舎娘。12歳。友人が勝手に銀鈴の名前で後宮太学に志願書を出したのがきっかけで、予備面接を受けたら受かった経歴の持ち主。好奇心旺盛。
越忠元(えつ・ちゅうげん) 仁瑜の側近。23歳。男。鉄道マニアで、鉄道院(交通機関の監督官庁兼国有鉄道の運営官庁)の雑誌に鉄道旅行記を寄稿している。そのため鉄道院に顔が効く。
引率の女官 名前未定。仁瑜の養育係。5、60代の上品な夫人。
設定(世界観)
鉄道・魔法(仙術)が存在する、時代劇調中華ファンタジーです。詳しくは、下記リンク先をご覧ください。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/plot/novels/thread/23
参考作品
『薬屋のひとりごと』『RAILWARS!』『紅霞後宮物語』『桜花妃料理帖』『金埖春秋』『央華封神』『チキチキのわ~る烈風電!』『チキチキ美少女神仙伝!』
作者コメント
プロット相談掲示板やプロローグ掲示板に投稿している『寿国演義』の、2年前の話です。プロット相談掲示板やプロローグ掲示板投稿分は、構想を広げ過ぎて、収拾がつかなくなりました。ですので、練習で掌編か、短めの短編の、比較的単純な話を書いてみようと考えました。
ついては、特に以下の2点にご意見をいただけませんか。また、それ以外にも、お気軽にご意見をいただければ幸いです。
1、お見合いの仕掛け開示のタイミングは?
今回は基本的に「銀鈴視点」で進めるつもりです。以下のお見合いの仕掛けは、時系列順に仕掛ける場面を書いたほうが良いのでしょうか。それとも、最後に仕掛け人一同で、銀鈴不在の打ち上げ会をして「こういう仕掛けをしましたけど、うまくいって良かったですね」と話させたほうが良いのでしょうか。
・仁瑜が銀鈴の履歴書を見初める場面。
・忠元が食堂車に、仁瑜と銀鈴を相席にするよう頼む場面。
2、銀鈴に同行するのは、引率の女官だけで良いのか?
掌編でキャラを増やすのが良くないとは承知しています。ですが、「ツッコミ役」として、銀鈴と同じく、後宮太学の志願者で、高飛車でそこそこいい所のお嬢様を出したほうが良いのか? とも考えています。
いくら銀鈴が物怖じしない性格とはいえ、予備面接の時に少々話をしているぐらいの相当目上の引率女官相との2人旅ではしゃげるのか? との疑問もあります。
寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信 (No: 2)
投稿日時:
はいせんせい、話が理解できすぎている子、前提でストーリーが進みすぎている印象。
よくわかんない!!!(´Д`)ノもうちょい優しく!!
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あと酒井賢一【後宮小説】のほうのシナリオに激似になっています。
ジブリ?チームが【風のように雲のように】というアニメーションにしたことでも有名な一作で、けっこう作者の創作らしい設定――――「女官狩り」や閨房術を学んだりする「女大学」-----もかなり入っています。
幼少期このアニメ見て育ったのよ、わたし。
ヒロインの境遇もほぼ同じ。さらに、作中に同じ妃候補生に「コーリュン」という美女が出るのですが・・・・護身のために女装して女大学に潜伏する若き皇帝なんです。設定が似すぎかと(-_-;)類似品になったら、絶対競(せ)り負けます
「後宮小説」は凡庸なタイトルのわりに、けっこう強烈なキャラクターがてんこ盛りな一品で、【薬屋のひとりごと】なんかはあきらかこの作品の影響うけまくっています。
一読推奨です('◇')ゞサー!!
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長所。良かった点
最強さくひん「後宮小説」には鉄道チート要素が全くありません。鉄道で勝ち抜くのはすごい強いポイントだと思います!!
良かった要素
ストーリー 設定
寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信の返信 (No: 3)
投稿日時:
すいません「酒見賢一」でした!!ていせい!!
寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
>読むせんさん
ご意見ありがとうございます。ドラコンです。お返事したい気持ちと、恥ずかしさで書きにくいが半々で本返信を書いておりますこと、あらかじめお断りします。
やはりネタ元は分かりましたか。原作の『後宮小説』も、アニメ版の『雲のように風のように』も知っています。というより、最も影響を受けた作品です。
下記の通り、極めて思入れの強い作品なので、名前が出てくるだけで、恥ずかしさ、照れ臭さを感じます。それに、かなりのバットエンドだったことと、他のサイトで『後宮小説』『雲のように風のように』について言及したところ、悪く言われて不快に感じたこともあります。ですので、あえて「影響を受けた作品」には挙げませんでした。
特に『雲のように風のように』は、幼いころ放送当時見てはいましたが、タイトルも、ストーリーも忘れていました。ですが、一部の場面だけ、妙に焼き付いていました。そして、「舞台は昔の中国、主人公は女の子で、戦争をやっている」ことは覚えていました。また、「学校の社会科や道徳の時間に見せられる平和教育の教材のような教訓的なアニメ」との印象を持っていました(もっとも、平和教育うんぬんは私の誤解です)。
『雲のように風のように』と再会することがなかったら、中華ファンタジーの世界に魅せられることはなかったですね。再会のきっかけは、放送から10年以上たって『雲のように風のように』がDVD化される、との記事を雑誌でたまたま見掛けたことです。DVDになるなら、ビデオテープにはなっているだろうと、近所のレンタルビデオ店に行ってみたら、運よくビデオテープが置いてありました(当時は旧作はビデオテープとDVDが半々)。ビデオテープを見てから、DVDを買いました。
これらの偶然が一つでも抜けたら再会はなかったでしょうから、縁を感じています。ただ、先に述べたようにバットエンドなので、見返すのは、本当につらいですよ。そのため、原作本もDVDも、買った直後に1、2回見た程度で、棚に封印しています。もちろん、「嫌い」ということはなく、バットエンドでなければ思入れも持てなかったでしょう。
拙案のストーリーは、現実に起こり得るとは、考えています。中国出身のバレーダンサー、リー・ツンシン氏は、自伝『小さな村の小さなダンサー』(井上実訳、徳間文庫)によると、貧しい村に生まれた著者は、文化大革命期の1972年に11歳で村の小学校の推薦で、毛沢東婦人江青が校長を務める舞踏学院に入学、寮生活をしています。
『小さな村の小さなダンサー』を読むと、舞踏学院を後宮に置き換えることができすからね。これで主人公が女の子なら完璧な資料でした。しかも、著者が初めて列車に乗ったのは舞踏学院入学のため、北京へ向かう時でした。その後、飛行機に乗ってアメリカへも行っています。初めて列車や飛行機に乗った人の反応、という点でも貴重でした。
『中国の大盗賊・完全版』(高島俊男、講談社現代新書)では、毛沢東を事実上「皇帝」として描いていました。
誤字訂正 (No: 5)
投稿日時:
「毛沢東婦人」は、「毛沢東夫人」の誤りでした。失礼しました。
誤字訂正の返信 (No: 6)
投稿日時:
私も好きです。感想のディスりっぷりに「ふぁ!?」ってなりましたけど、好きなものは好き
あの映画?兄が好きで、今は昔のビデオテープがワカメになるまで視聴し、泣きました。ワカメはもう再生できないからね!!(笑)
自伝『小さな村の小さなダンサー』『中国の大盗賊・完全版』も読んでないっす。こんど機会があったら購入しよ( ̄ー ̄)✨
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おっしゃ、知っているなら自重をぶち捨ててネタバレで行こう。
後宮小説の方は【雲のように風のように】(雲が先でしたねOrz)よりさらに詳細な事情が後宮小説には描かれています‥‥主に倫理的な観点から禁止されそうな事情が。
金持ち商人の娘で高ビーのセ・シャーミンが「高飛車でそこそこいい所のお嬢様」として出てきます。
同室者は姜賊とかの異民族の出身、ブルー・アイズの無愛想インテリぱじゃま女子(働きたくないでござる)江葉。
弟とガチで近親相姦したい&子作りをしたい&愛しているあまりにヒロインにレズプレイを迫ったりする真正ヤンデレ両刀ストーカーな皇族のお姉ちゃんタミューン
・・・など、時代を先取りしまくった萌えキャラが待ち構えています。シャーミンも作中で開眼しますから、めちゃ重装備になります。
キャラ被りの上に薄味になるから、下手に出すと劣化コピーになると思う。
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で、面接旅行ですね?せやな・・・・候補者全員で修学旅行をうけさせては?
見込みのある女性陣を列車旅行に連れ出し、地獄の野外訓練スペース?なんかで妃指導をスパルタされ、その中で見極めるよーって企画になる。
妃業にもよりますが、親善のために飛び回って社交をするなら、旅行慣れや体力、伝染病対策や地理の把握など多岐にわたって欲しい技や知識があると思います。妃候補ランキングをその旅行中に審議とか
あと付き添い女官候補も地獄のツアーガイドを体験すんべ?とかなノリというか・・・・トイレとか絶対大変だと思う(笑)
で、その旅行中にとんでもないトラブル(仕掛け人によるでっち上げ)が発生し、妃候補たちがパニック起こしたり本性出す中、適切にうごけた娘、あるいは真実に到達した娘が選ばれる。それが銀鈴ちゃんだった・とか。
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そうやな~・・・・・人食い虎騒動とか人虎が列車にまざった人狼ゲーム騒動とかは?シャーミンちゃんはサクラにすればいい。パニックを煽る仕掛け人(女装でも可)、みたいな。
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マリリンモンローの出る【お熱いのがお好き】って映画あるんですが、巡業楽団の団員が全員女で、移動のための寝台列車は気心知れた女だらけなので、完全に修学旅行のノリで可愛かったんですよね。あのシーン・・・・。
せっかく列車があるんだし、2年後の獄吏ちゃんたちも、ごっそり連れて行っては?
誤字訂正の返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
>読むせんさん
再度ありがとうございます。ドラコンです。
今回は、質問本文でも書きましたように、過去投稿分が構想を広げ過ぎた反省から、なるべく単純な形にしたいと考えています。それに、過去投稿分に、銀鈴と仁瑜の出会いはあえて入れませんでした。『後宮小説』と似た感じなってしまうので、それを避けたかったんですよ。二人の出会いは、地の文かセリフで「軽く触れればいいかな?」でした。
食堂車や寝台車を出すため、無理やり舞台を列車にしました。
ただ、今後の課題として、読むせんさんがおっしゃるように修学旅行的なイベントはあってもいいかな? と思います。
>自伝『小さな村の小さなダンサー』『中国の大盗賊・完全版』も読んでないっす。こんど機会があったら購入しよ
『小さな村の小さなダンサー』も、『中国の大盗賊・完全版』も、古本屋で買っていますし、少々古い本なので入手の可否は保証しかねます。
なお『中国の大盗賊・完全版』はこちらのサイトの「創作資料」コーナーに書評を書きましたので、よろしければどうぞ。
https://www.raitonoveru.jp/siryou/tyuu.html#77
また、『小さな村の小さなダンサー』は、見る機会はなかったのですが、同名の映画になっています。
誤字訂正の返信の返信の返信 (No: 8)
投稿日時:
修学旅行こんかいはキャンセル。( ̄▽ ̄)ゞラジャ
=================================
これは2年前、妃などではなく、ただの農家の田舎娘でしかなかった銀鈴の物語。
普通に野良仕事に精を出していた銀鈴のもとに、やたらシャチホコ張った役人が、ぞろぞろやって来る
(あるいは、やたらゴージャスな手紙が届く)
いわく、【あなたは女官養成機関「後宮太学」の入学を許されました。期日までに手続きを済まし、太学に仕官すること】
銀鈴もまた都会で発行され列車で届けられるホットなニュースペーパー【帝報紙(仮名)】の記事から、女官養成機関「後宮太学」が立ち上げられることは知っていた。
だが、銀鈴は志願書など送ってはいなかった。
==============(中断)================
Q1、銀鈴は働き者ですか?(冒頭のシーンで畑仕事さぼっていたりするほうが彼女らしい?)
Q2、銀鈴は、自分で出していない志願書でOKもらったらホイホイ入学しちゃうような娘ですか?(犯人捜ししたりしないの?)
Q3、銀鈴は12歳ですが、この国、田舎村における12歳とはどれくらいの義務と権利、身分と人権がありますか?
(畑充実とか、働かんと食っていけないから家では戦力認定とか、)
(願書詐欺で刑罰くらう?くらわないために入学する?)
Q4、田舎村での銀鈴の立ち位置は?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たしか雲風のヒロイン銀河は、父がインテリ寄りで、面白がって一人娘の銀河に学問を軽く教えていたが、早くに病死。
以降は、借金こそないものの貧乏な母子家庭で苦労しており【妃になれたら仕送りできる】【ごはん食べたい】【勉強したい】という気持ちから、官女スカウト・キャラバンに立候補します。
もともと見てくれの良くない小娘なので、労働力としてもエッチな目的でも必要とされず、余っていた・・・・ぽかったっす。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
だいぶ前に読んだ少女小説だと、
ヒロインは美貌ゆえに貴族に使え、腹ボテになって実家に返された、どこかの貴族のご落胤な私生児。
私生児ヒロインは母方の実家で従兄弟といっしょに暮らしながら、実家の金で養われ、武力知力美貌をみがきます。
ですが、彼女のチートっぷりにコンプレックスをこじらせ下衆野郎に育った従兄から
「おまえを支配下に置くために嫁にしてやる」
「どんな高慢な女でも俺の下でひーひー啼かせてやんよ」
的な私刑予告を喰らったため、家から逐電します。
育ててもらった恩からも逃げ切れそうにないし、それを入れても従兄弟の性格がヤバすぎて無理だったから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
などの2例を比較にあげつつ、銀鈴の背景プリーズです。
誤字訂正の返信の返信の返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
>読むせんさん
ドラコンです。漠然としたものですが、ご質問にお答えします。
・銀鈴が働き者か?
家の手伝いはそこそこしているので、特別働き者ではないが、さぼり癖が付いているわけでもない。畑仕事をしているところに、後宮太学の面接通知の郵便配達が来ても不自然ではない。
・後宮太学のイメージ
田舎の少女たちは、後宮太学を皇帝の花嫁選びよりも、「芸能学校」としてイメージしている。唐の玄宗皇帝も、芸能学校を作って自ら、音楽、歌、踊りを教えていた(歌舞伎界を「梨園」と言う由来)。
歌、踊り、詩文朗読は、宮中宴席、国家祭祀の際に必要。
・勝手に応募された面接に応じるか?
新人アイドルが「友人が自分の名前で勝手にオーディションに応募したが、せっかくの機会だから参加したら受かった」のノリ。身に覚えのない面接通知を友人たちに見せたら、犯人が「銀鈴、あんたは顔は十人並みだけど、声はきれいだから受けるだけ受けてみたら? ひょっとしたら受かるかもよ」と乗せられた感じ(おだてに弱い)。
・予備面接について
銀鈴は、都へ向かう前に、居住地の州都(列車で日帰り圏内)での予備面接を受けている。確実に本人の筆跡を入手するため、仁瑜が見た銀鈴の自筆履歴書は、この時に面接官の面前で書いている。親も、「どうせ落ちるから、受けるだけ受けてみたら」。面接官も、官僚・軍人・妃志望だと落としたが、芸能志望だし、銀鈴は受かる気がなかったので、自然体だったのを好ましく感じた。また、声の良さを「磨けば光る」と通した。
・銀鈴の家の経済状態
経済的に、銀鈴の家は農家として可もなし、不可もなしで、平均的。村全体も、中農の集まりで極端な経済格差はない。
・子供の人権
女性は20歳で未婚(少なくとも婚約者がいないと)「嫁ぎ遅れ」。
戦前日本で、勉強はできるが、学資がない少年たちが軍隊の学校や国鉄を志願(参考、元国鉄蒸気機関士の手記『15歳の機関助士』〈川端新二、交通新聞社新書〉)したり、明治時代の皇居で10歳以上の少年・少女が働いていたりしたことを想定。
「侍従職出仕(昔はお稚児さん)といって、十歳から十五歳までの少年が、毎日三人ずつ一日交替で、計六人務めておりました(一日交替で学習院に行く)」
「食堂の子供(判任女官の卵で、十二歳から十五、六歳くらいまで)が集めて、整理しておいてくれる」(明治天皇夫妻に仕えた元女官の手記『女官』〈山川三千子、講談社学術文庫〉)
誤字訂正の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 12)
投稿日時:
質問追加&これらの設定を本編に軽くでいいから書いて触れておいた方が素敵かもしれません。
理屈っぽくなりすぎるのアレですけどね。
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・銀鈴が働き者か?
家の手伝いはそこそこしているので、特別働き者ではないが、さぼり癖が付いているわけでもない。畑仕事をしているところに、後宮太学の面接通知の郵便配達が来ても不自然ではない。
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畑仕事の主戦力でもないんですね?・・・・わりとプー太郎ポジ?
Q、そもそも「寿国報紙」?みたいなニュースペーパーや郵便などを正確に宅配できるレベルの文明はありますか?
ベトナム出身のマダムから聞いた話だと、ベトナムでは配達員による荷物の中抜きや着服があるため、本当にベトナムに送りたいものは自分で持ってく方が確実なんだそうです。海外便だと国家レベルの中抜きも出てたりするって。
現代風中国でもないので、郵便という信用の文化レベルはけっこう難易度高いのでは?
寿国の文化レベルでは、手紙設定の場合、銀鈴に届かず終わる可能性はありませんか?怪しい設定なら、スカウト役人自体がそっちに向かう方がいいと思います。
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・後宮太学のイメージ
田舎の少女たちは、後宮太学を皇帝の花嫁選びよりも、「芸能学校」としてイメージしている。唐の玄宗皇帝も、芸能学校を作って自ら、音楽、歌、踊りを教えていた(歌舞伎界を「梨園」と言う由来)。
歌、踊り、詩文朗読は、宮中宴席、国家祭祀の際に必要。
・勝手に応募された面接に応じるか?
新人アイドルが「友人が自分の名前で勝手にオーディションに応募したが、せっかくの機会だから参加したら受かった」のノリ。身に覚えのない面接通知を友人たちに見せたら、犯人が「銀鈴、あんたは顔は十人並みだけど、声はきれいだから受けるだけ受けてみたら? ひょっとしたら受かるかもよ」と乗せられた感じ(おだてに弱い)。
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↑ここ、絶対記載が欲しい部分です!!
後宮って日本的にも「大奥」としか認識できません。この物語の重要部分になりますよ。もっと詳しく!!
ーーーーーーーーーー(軽く書いてみた)ーーーーーーーーーーーーーーーー
後宮太学というと、いかにも皇帝の花嫁選びの場と取られがちだが、寿国においては「芸能学校」として国民に広く認識されている。
Q、なぜ後宮は芸能プロダクションと化したか?背景をもっと具体的に教えてください。
(中略)・・・・そういった背景もあり、田舎娘にとって「後宮太学の一次試験に合格」ということは、さながら大手芸能アイドル事務所の試験に合格した、と言うべきものなのだった。
もし、これがガチめの皇妃選抜ならば、断ってしまったら最後、銀鈴や志願書を送り付けた友人のミンミン(仮名)あたりも詐欺罪で酷い刑罰を受けたかもしれない。だが後宮大学はそこまで厳密なものでもないし、試験すら辞退すればそれで話は済んでしまう気安いものでもある。鶏小屋を閉め忘れて鶏全部に大脱走されてしまった時のような経済的な打撃も深刻さもなく、そんなに慌てるほどのことでもない
「・・・・どうしよっかな?」
銀鈴は、ぼけーっと悩むことにした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(みたいなので、どう?)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・予備面接について
銀鈴は、都へ向かう前に、居住地の州都(列車で日帰り圏内)での予備面接を受けている。確実に本人の筆跡を入手するため、仁瑜が見た銀鈴の自筆履歴書は、この時に面接官の面前で書いている。親も、「どうせ落ちるから、受けるだけ受けてみたら」。面接官も、官僚・軍人・妃志望だと落としたが、芸能志望だし、銀鈴は受かる気がなかったので、自然体だったのを好ましく感じた。また、声の良さを「磨けば光る」と通した。
・銀鈴の家の経済状態
経済的に、銀鈴の家は農家として可もなし、不可もなしで、平均的。村全体も、中農の集まりで極端な経済格差はない。
===========================
↑
今回のエピソードで重要な部分。後宮大学のせっていよりフワフワでいいですが、きをつけて
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・子供の人権
女性は20歳で未婚(少なくとも婚約者がいないと)「嫁ぎ遅れ」。
10歳以上の少年・少女が働いていたりしたことを想定。
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これは今回はあまり必要ないかも。10歳でバリバリ就労なら、銀鈴も社会人2年目くらいですね。
誤字訂正の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 13)
投稿日時:
>読むせんさん。
ドラコンです。設定を追記します。
●郵便の信頼性
郵便は信頼できます。鉄道のダイヤが正確な世界で、郵便不着が当たり前では、違和感があります。
●後宮太学および後宮自体の設定
・後宮太学卒業生の進路は、主に次の3つ。官吏(皇族の側仕えや後宮の運営などの宮内官が主だが、一般行政官もあり)、武官、歌手や踊り子などの芸人。
・田舎の少女たちは、よく読む新聞・雑誌で取り上げられる後宮太学出身者が芸人中心のため、後宮太学を「芸能学校」の認識が強い。ただし、官吏・武官への道があることは、一応の知識として持っている。
・一方、都市部で知識層の少女は、後宮太学で芸能を学べる場との認識と同時に、バリバリのキャリア官僚への道であるとの認識。
・後宮太学が皇后選びの場とは、一応認識されている。が、募集が不定期(官吏登用試験・科挙は定期的)だから、志願者も皇帝と結ばれることはあまり考えていない(とはいえ、今回は新皇帝即位直後のため、平年よりは期待値が上)。むしろ、皇族やキャリア官僚と結ばれるほうが現実的。
・後宮太学の授業料は無料。その上若干の小遣い銭も出る。後宮自体の運営の手伝い(例えば厨房の手伝い)のアルバイトすれば、もっと稼げる。
・大前提として、演劇、音楽、詩文、古典、茶に通じでいることが、文化人・知識人の条件。
・後宮太学で芸事を教えている理由は、歴代皇帝・皇后の中に、芸事を好む者が時折出ている。そして、自分でたしなむだけでは物足りず、女官たちに教え込まないと気が済まなかった。
・時々、皇帝主催の文化祭が催される。後宮劇団の演劇や演奏は、人気の出し物である。
・宮中宴席での給仕は女官がやったほうが華やかで良い。また、宴席で即興の詩を詠めるのが、知識人の証。作詞者本人が朗読しても良いが、美声の主が朗読すると、なお場が華やぐ。
・後宮は実質、女性官吏の独身者寮。皇帝が肉体関係を持つのは皇后のみ(銀鈴の時代の200年前に側室が皇后を廃位・毒殺して、そのたたりで側室と皇帝が非業の死を遂げたのが理由)。卒業後、「貴妃」「賢妃」などの位を与えられるが、これは単に官等を表す符号に過ぎない。
●ツッコミ役のそこそこいいところのお嬢様の設定(出すかは未定)
・地方の豪商か地主の娘。
・そろばん(金勘定)が得意。
・16、7歳。
・「教養と家柄のある私が、史上初の歌って踊れる、美女財務大臣になってやる」と自意識過剰で、空回り。
・ただし、容姿は化粧を落として、白無地の衣を着せると、十人並み(つまり大したことない)。
お礼追記 (No: 14)
投稿日時:
>読むせんさん
ドラコンです。重視する設定と、書かなくても良い設定の別をご教示くださり、ありがとうございます。
お礼追記の返信 (No: 15)
投稿日時:
後宮小説の文句ポイントが【解説ウザい!!しつこい!!】ですからね・・・・(-_-;)
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十二国記とか彩雲国とかも軽く読んだことありますが・・・・凄まじいことに、描写を挿絵に丸投げしているんです。
中国的なファッション用語ーーーーー「包衣」だの「玉結」だのは一切書かず、着物とかと書いておいて、イラストで「あ、着物って中華風の着物の方やん」みたいにしている。
十二国記の小野不由美なんかは、そういう描写得意な人なのに、あえて削り落とし挿絵に描写を譲っているんです。
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分かりやすく中国の風土を書いた上で書かれている【花木蓮】とか【後宮小説】は「解説書よむために本立ったんじゃねーよタコ!!」みたいな感想が多いねん。
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で、「薬屋の独り言」は官女狩りや娼妓などの言葉を説明皆無でぶっこんできている【中華系知識中級】くらいの前提でつっこんである。推理要素はむしろ現代知識をフルスロットルなので、中華要素はない。
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読んだことある中華ものだと、「十三妹」「風よ、万里を翔けよ」「纐纈城綺譚」「奔流」「雲風」「人虎伝」あたりがドップリ中華的な話で、儒教思想とか移民だらけで奇習因習からカニバ事件もあったよ京劇の詳細シナリオだよ。などのディープすぎて共感も理解も不能ない文化をテーマにしてきます。
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「彩雲国」「十二国記」「薬屋」なんかは実際は現代的なテーマを中華あんかけにした感じ。
彩雲は【女性や下層階級の社会進出】十二国記は【大人になる事】薬屋は【日常ミステリー】みたいな?
あんまり中華的な思想や価値観はなく、ふんわり読めて日本人にも共感しやすいよ。
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ガチめのだと「阿Q正伝」「聊斎志異」「水滸伝」「封神演義」「西遊記」くらいは読んであるから、
中華的常識が意味不明すぎ
↓
「十三妹」「風よ、万里を翔けよ」「纐纈城綺譚」「奔流」「雲風」「人虎」で解説ごしに中国をちょっと理解
↓
「彩雲国」「十二国記」「薬屋」おなご向きやね!!
・・・・という印象です。漫画はのぞく。
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近年やっていたアニメーション「悪偶~天才人形~」なんかはモロ中華的で、日本人には共感も理解もできない人間性のキャラクターが、いかにも中国文学に出てきた中国人のテンプレで萌えた(笑)
中国文芸に興味ない兄や友人は絶句していたっぽいけど。
===================
・・・・ともかく!!目指す場所が「彩雲国」「十二国記」「薬屋」あたりなら、できるだけ現代日本女性に共感できる程度のソフト中華なら、あまり難しい設定には注意です。
えっとね・・・たとえば「薬屋」ってヨーロッパでもわりと成立すんねん!!
うっかり「奴隷狩り」によって捕まってしまい、貴族の奴隷使用人ライフを送っている「魔女」マオマオは、貴族の館での嬰児連続死亡事件の犯人を【ヤバい白粉】だと魔女の薬草知識から判断。
でも自分が「魔女」だとはバレたくないから秘密裏に忠告する
ヨーロッパの医者は切ったり縫ったりがメインだから毒や薬に強い魔女は嫌われているし、国家プロジェクトで火炙りだったりもあるしね。
だが、うっかりその事実を中性的な美貌の腹黒お嬢様ジーンにバレてしまう。火炙り嫌だから渋々ジーンの手先に就職・・・みたいな?
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ソフト中華風を目指す【寿国】の設定も、あえてヨーロッパ風ファンタジーで説明を書き、要所要所を「中華風言語」に置き換える・・・・とかを推奨。それくらいが目安かな
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豪農の娘シルバー・ベルが貴族の女学校的なものに入学許可書が出る。
田舎学校の先生がシルバー・べルの学力を惜しみ、出してくれた女学校の最終選考に受かったらしい。
女学校はハイソサエティー学校だから勉強の外にいろんな文化的教育や芸術的教育を受けられる。
卒業後は貴族の妻や後妻—---は流石に盛りすぎだが、高給なメイド長だの、貴族向けショップの店員など、かなり進路が広がる。
田舎の農家ライフに結構なじんでいたシルバーベルとしては、先生の気持ちもあるし記念お受験くらい受けてくるべやぁ~!のノリで汽車に乗り、王都を目指す。
一方王都では、今期の女学院から妃候補を見繕おうと思っている王子の意図がベルの運命に絡まろうとしていた。
・・・とかですかね!!
お礼追記の返信の返信 (No: 16)
投稿日時:
・・・で、郵便うんぬんをヨーロッパないずにすると。
孤児院で仲良く暮らす二人の少女シルバーベルとミンミン。
だが片方の少女ミンミンが、自分たちの出生証を見てしまう。
ミンミンは餓死した貧乏娼婦の孤児、一方シルバーベルは大貴族の娘と使用人の間にできてしまった不義の子。
ベルには間違いなく大貴族の母の血が流れているため、莫大な遺産が用意されている。
しかもベルの母は以降に病気をわずらい、子供ができない体に。その貴族の血を引く正当な子供はシルバーベル・しかいないのだということを知る・・・
そしてミンミンは出生を入れ替えてしまうことでベルの身分を乗っ取ってしまった。
・・・みたいな騒動おこらんの?みたいな。
合格証なんて誰でも欲しいものではないの?という価値観や民度です。
お礼追記の返信の返信の返信 (No: 18)
投稿日時:
>読むせんさん
ドラコンです。いつもありがとうございます。ご意見をいただいておいて、こういうことを申し上げるのは、誠に申し訳ないのですが、読むせんさんのご案は、拙案と方向性が異なっているように感じます。
まず、今回は練習のため、【比較的単純な話】で、【鉄道、特に食堂車・寝台車を出して】、長くても【400字詰め原稿用紙10枚程度】、と考えております。ゆえに、「銀鈴が列車に乗ってから、列車が都に着くまで」を主軸にしたいです。読むせんさんのご案だと、銀鈴が列車に乗るまでが長過ぎて、話が複雑になりそうです。それに、登場人物の「不幸自慢」も好きではありません。
後宮太学の志願者で、そこそこいいところのお嬢様も出したほうが良いのか? と質問しました。これは、銀鈴とお嬢様は初対面なので、列車内で掛け合い漫才の自己紹介ができるのでは? との意図でした。
拙案の理想的な雰囲気は、『薬屋のひとりごと』ですね。『薬屋のひとりごと』の言葉選びは、こちらの管理人・うっぴーさんもブログで取り上げられていました。そのブログの感想を書き送ったところ、掲載していただきました。ですので、詳しくは繰り返しません。
https://www.raitonoveru.jp/cms2/2019/08/01/45072/
上記リンク先でも書いたように、『薬屋のひとりごと』の、「想定西洋世界と交流のある中華風世界」の描き方には舌を巻きましたね。鉄道こそ出てこないものの、私の理想にかなり近い作品です。
ただ、鉄道が出ると、洋服を着ているとイメージされかねないのが不安です(鉄道は文明開化の象徴、鉄道員は洋服着用の先鞭)。どうしても、服装描写がうるさくなりそうだ、とは自覚しています。そこで、『太陽と月が眠るところ 紫微国妖夜話』(宮池貴巳、キャラブン! 小学館文庫)のように、中国服飾用語を使って、その用語の説明をほとんどせずに、押し切ろうかな? とも考えています。
お礼追記の返信の返信の返信の返信 (No: 20)
投稿日時:
あー・・・なんかいろいろスイマセン(-_-;)
不幸うんぬんは身分乗っ取りエピですかね・・・えっと、それくらい「太学合格書類」って欲しいものにならない?くらいのノリでした。
ヨーロッパだと・・・ホームズ時代も新聞はともかく依頼は手紙ではなく、可能な限り本人が来訪。電話もあるポアロさん時代にやっと手紙がキー・アイテムになりだしたくらい。
郵便や銀行など、あまりに先進的な文化要素をサラっと入れすぎると、ゲーム仕様のなんちゃって中世ファンタジーみたいな仕様になるよ?「スキル」だの「錬金術」だの扱いくらいには注意してね?みたいなつもりでした。
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中国ってシルクロードの終着みたいなもんだから、オーバーではありますが今でいう「アメリカ合衆国」なみに人種のるつぼだったみたいよ?
景教(キリスト教)とかゾロアスター教の寺院もあったし、インドの神も中国の神仙思想もちゃんぽん。
胸糞かもですが、宦官などの特殊外科技術も最先端。他の国での宦官手術は死亡6割に対し、中国での死亡率は2割を切っていたと何かで読んだっす。手術用具も消毒作用のある胡椒(かなりお高いスパイス)で徹底殺菌していたり。
ボーンチャイナなんて言い方があるよう、ヨーロッパの人(紅毛人)も中国に陶器買い付けの旅に来ていたりします。それにともない奴隷も白人黒人両方入ってきていたと思います。
・・・なのでべつに驚きはなかったっす。カカオは南米あたりの食材だったから、時代的にアメリカ大陸もう発見されてるのか?・・・いや待てインカ帝国にチョコあった気が‥‥とは思ったけど。
そこは読者の個人差ですね。
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>>中国服飾用語を使って、その用語の説明をほとんどせずに、押し切ろうかな
はたしかに。
あとはパンを「麵包」「花捲」と書いたり、おやつを「点心」とかでも雰囲気でますよね。
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車内ベースならたしかに別系統ですね!!済ませんでしたm(__;)m
お礼追記の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 21)
投稿日時:
>読むせんさん
ドラコンです。銀鈴の後宮志願動機は、「アイドルオーディションのノリ」とは漠然と考えていました。おかげさまで、細部が煮詰まりました。ありがとうございます。
>郵便や銀行など、あまりに先進的な文化要素をサラっと入れすぎると、ゲーム仕様のなんちゃって中世ファンタジーみたいな仕様になるよ?「スキル」だの「錬金術」だの扱いくらいには注意してね?みたいなつもりでした。
鉄道が出る以上、そもそも拙作は「なんちゃって中世ファンタジー」ですが。
>あとはパンを「麵包」「花捲」と書いたり、おやつを「点心」とかでも雰囲気でますよね。
おっしゃる通りです。中華ファンタジーや和風ファンタジーなら、国語辞典を引いて漢字表記があるカタカナ語は、漢字で書いてカタカナでルビを振るのが、良い方法の一つですね。
『薬屋のひとりごと』の「可可阿(カカオ)」「巧克力(チョコレート)」の表記は、漢字とはいっても、「中国語」ですからね。もし『薬屋のひとりごと』の舞台が、日本の平安時代を模した和風国だったら、漢字で書いても違和感があったかもしれません。国語辞典を引いても、日本語の漢字表記はなかったので、「チョコレート」とそのままカタカナで表記するか、ひらがなで「しょくらあと」と表記し、古風な感じを出して、カタカナで「チョコレート」とルビを振ったほうが良いかもしれませんね。
先に挙げた『紫微国妖夜話』に書き忘れたことがあるので追記します。『紫微国妖夜話』は、表紙カバーこそ漢服姿の主人公が描かれていますが、本文中挿絵はありません。『薬屋のひとりごと』に比べて、挿絵の助けの比率は低いです。私は手元に中国服装史の本があるから調べようもありますが、『紫微国妖夜話』の服装は、どんな形かは調べないと分からないですね。一応、中華っぽい雰囲気は感じられます。
お礼追記の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 22)
投稿日時:
鉄道に近いものを取り入れた男性むけファンタジー(なろう系)は複数みたことがあります。
鉄道の利点は輸送速度と貨物量。
特に軍事において兵隊と兵の装備、兵の食糧と兵の武器をピストン輸送できるので、それ系を狙いイギリスは鉄道作りまくりました。それを足掛かりに未征服国への進軍直行便を作ったみたい。
・・・・・チート主人公が、「移動魔法」と「大容量収納魔法」できりぬけちゃうんですよね。
こんな野郎いたら鉄道なんて5000年かかっても引けないわ。
発明は「できない」からしか生まれない。できるのに生まれる発明は不条理アートでしかねーよ。
発火魔法使えたらライターなんていらないもん。独裁者ポジの水魔法使いが、井戸掘りチーム虐殺して水の権利独占する陰謀ものは見たことあるけど、よくてその程度っす。
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勝手イメージ、寿国はファンタジーよりSF寄り。いわゆる【なんちゃって中華系スチームパンク】に近いと思います。
勝手な感想!!
スチパンというと【クーロンズゲート】とか【FF7】とか、いかにもゴツゴツそうですが、【ラピュタ】も【ナウシカ】もスチパン系です。
しかもラピュタの飛行石は解析不能物質、スチパン世界には、科学で解析不能なものがあってもいいんです別に。
なんなら【魔女の宅急便】だって分類上はスチパンでいい。魔女と飛行船と自転車飛行機が一緒に空を飛ぶんだもん。
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私的なヤバい魔法ものの目安は【ギルド】と【死者蘇生】ですね。
ギルドのシステムは2019年最新の銀行システムを流用しています。どこからでもATMで引き出せる感じ。
100年前は手形詐欺で盗られただの、金をおろせる支店が上海にしかないから資産凍結で無一文状態とか発生している小説がポロポロあります。個人証明と支店の連絡網が発達していないんです。
どこでも通用する、【偽造不能なギルドカード】、【どこでもノータイムでホウ・レン・ソウができる支部同士の伝達システム】。これくらい発達していて中世文明を維持とか、無理にきまってんだろ。超文明エイリアンが未開の野蛮人を征服したのかよ?
【偽造不能なギルドカード】とかは指紋や静脈証明とか、DNAで固定みたいな描写が多々あります。
現代社会でも、あれができたら・・・・・整形して別人に成りすますのが不可能になるからスパイは廃業。軍のドッグタグはギルドに発行依頼。名義貸しだとかの特殊詐欺は根絶。マフィアも絡んだいろんな騒動が起きるのがめにみえます。
DNA認証とか、親子鑑定までできるフラグやないか。
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男性作ほどよくあるのが【死者蘇生】治癒能力者はどっちにもいるのですが、ガンガン蘇生するのは男性チートものですね。
殺しても簡単によみがえるから、だいじょうぶ☆ティッシュペーパーより命が軽いわ。
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・・・つい面倒になって【ごつごう主義】とかで隙間埋めると、後でシステムの矛盾に物語がすべて呑まれる事があるんです。
呑ませていい設定と呑ませちゃいけない設定の見極めだいじ
お礼追記の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 23)
投稿日時:
というわけで、書いてみた
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「お聞きや銀鈴。そなたは後宮太学の最終選考にうかったぞよ」
それは銀鈴にとって青天の霹靂というものだった。
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ある日、豪農の娘である銀鈴は、貴族の女学校的なものとして有名な後宮太学に向かうこととなる。
というのも田舎で私塾を開いてくれている気のいい師父が、女だてらに成績の優秀な銀鈴の進路【家の畑仕事を継ぐ】を惜しみ、あちこちに推薦状を書き送った末、最難関ともいわれている後宮太学の最終選考に受かったらしいのだ。
後宮大学はやんごとない家の子女かよほど優秀な才媛。あるいはとんでもないレベルの美女だけが入学を許されたハイソサエティー学校だ。
入学することができたなら、さまざまな最先端の勉強を受講できるのはもちろん、いろんな文化的教育や芸術的教育、マナー講習などまで無料で受けられる。
さらに卒業後は豪族や貴族の妻—---は流石に盛りすぎだが、貴人の官女長、貴族向けの高級店の店員、あるいは寿国報紙にいつも華やかに取り上げている女楽人や劇役者、舞姫に就職することができる。
はっきり言って小銭商売にならざるを得ない田舎と比べて、かなり収入と(ゆめ?と)進路が広がる。
田舎の農家ライフを満喫していた銀鈴としては、「べつに興味ないけれど師父の気持ちもあるし記念お受験くらい受けてくるべやぁ~!」のノリで汽車に乗り、試験会場である王都を目指す。
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その王都に向かう車内、銀鈴は高慢なセレブ気取りの少女と男装の麗人と乗合りすることとなる。彼女達もまた後宮大学の最終選考に残った選ばし乙女たちなのだ。
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車内でなんかトラブル。(セレブ娘と男装と銀鈴の三人娘探偵をするの?)
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トラブルを解決
「試験会場で再会しようね」
「・・・おバカ銀鈴。まるで落選する前提じゃあないの」
「同じあうなら大学で会おうよ」
「「「じゃあ大学で再開を」」」
終わり
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で、男装の麗人・・・こと仁瑜の真犯人の告白パートにはいる?
たっぷりの墨を含んだ迷いのない筆運び。文字の書き間違いも一切なく、にじみすら計算ずくの書体バランスで、不自然な余白や無理矢理ねじ込んだ書き込みもない、隅から隅まで等間隔に芸術的なほどキッチリ書き仕上げられた、まるで御手本のような素晴らしい解答。
そして雄弁に書ききった解答とは打って変わって志願動機の項目はただ一言
「お菓子食べ放題」(しかも、ものすごく腹立たしいことに、それ自体は余白すら美しく書画として飾りたくなるレベルのすばらしい出来だった)
才能の無駄遣い。あるいは才能の不法投棄。
履歴書に宿る不愉快な妄執に倦(う)んでいた仁瑜の腹筋と正気に、ぜんりょくで喧嘩を売ってきた少女、張銀鈴に彼は猛烈に興味をそそられてしまった。
というか、ここまで挑発的な履歴書は初めてだ。こんな悪戯をしかけてきた少女に、ぜひ仕返しをしたい。
そんな気持ちで彼は大掛かりな悪戯を用意したのである。
とか?
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洋風にシルバーベルで書いてみた部分を中華風言語に置き換えてみました。
洋風に考えて、クラスメイトより「学校の先生の進路相談と推薦」の方が、オーディション合格郵便より連絡網と身元がガッチリしてそうだと思った。
あと後半はなんか勝手にこうなった。寿国では印刷文化もとっくに発達してそうですが、銀鈴の文字がウザいほど達者だと萌える。
海外でもカリグラフィーがうまいと喰いっぱぐれが無かったそうです。紙質と墨のにじみ具合で、アドリブ効かせて上手く誤魔化す能力。インク残量の計算力、余白や中央のアタリを見極める空間把握能力、文字数を計算し適切な個数の文字を一行におさめる能力。・・・・・書道家みたいな能力あるといいな銀鈴。
お礼追記の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 26)
投稿日時:
>読むせんさん
いつもありがとうございます。ドラコンです。
>私的なヤバい魔法ものの目安は【ギルド】と【死者蘇生】ですね。
確かに「死者蘇生」は論外ですね。
>100年前は手形詐欺で盗られただの、金をおろせる支店が上海にしかないから資産凍結で無一文状態とか発生している小説がポロポロあります。個人証明と支店の連絡網が発達していないんです。
>どこでも通用する、【偽造不能なギルドカード】、【どこでもノータイムでホウ・レン・ソウができる支部同士の伝達システム】。これくらい発達していて中世文明を維持とか、無理にきまってんだろ。超文明エイリアンが未開の野蛮人を征服したのかよ?
一応、鏡を使ったテレビ電話(鏡が中華っぽい?)や空飛ぶはがき(普通のはがきが62円なら、空飛ぶはがきは1000円)程度の通信手段や(電話・電報に相当する通信手段がなければ列車運行は不可能)、それらが呪符になっていて正当な所持人が持つと光る印綬(ハンコ)・記名式定期券ぐらいの本人認証手段は考えています。印綬は、『水戸黄門』の印籠ですね。「この印綬が目に入らぬか!」と啖呵を切るのに使います。
>呑ませていい設定と呑ませちゃいけない設定の見極めだいじ
禁じ手は瞬間移動ですね。こんなものがあったら鉄道の存在意義がありません。『ドラえもん』でもどこでもドアの普及で鉄道会社がつぶれましたからね(ただし、後にクルーズトレインとして「のび太の銀河超特急」で復活)。
>クラスメイトより「学校の先生の進路相談と推薦」の方が、オーディション合格郵便より連絡網と身元がガッチリしてそうだと思った。
笑わせることを優先して、「友人が勝手に応募した」としましたが、確かに「教師が推薦した」のほうが説得力がありますね。学者同士のネットワークもあるでしょうし。
>車内でなんかトラブル。(セレブ娘と男装と銀鈴の三人娘探偵をするの?)
詰まっているのが、ここです。人数が多くなり過ぎるのが気になっています。掌編なら、探偵・犯人含めて、3人が限度でしょうからね。4人も、5人も出すのは良くないでしょうし。
これの詳細は、ふじたにかなめさん宛の返信で書いた通りです。自意識過剰のお嬢様は、銀鈴を危険視していないが、お嬢様大事の使用人が暴走して、銀鈴を勝手に危険視して、追い落とそうとする、というのは思い付きました。ただ、そうなると、人数が多くなるので、お嬢様には乗り物酔いか何かで寝ていてもらいたいですね。
現場がホテルなら、お嬢様は足首をくじいたり、ぎっくり腰になったりで、自室で寝ていて、部屋の外で起きたことは「何も知らなかった」が成り立つでしょう。ですが、せいぜい仕切りがカーテン1枚の寝台車で事件に気付かない、というのはさすがに無理でしょうね。
お礼追記の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 29)
投稿日時:
①鏡を使ったテレビ電話(鏡が中華っぽい?)
②空飛ぶはがき(普通のはがきが62円なら、空飛ぶはがきは1000円)程度の通信手段や
(電話・電報に相当する通信手段がなければ列車運行は不可能)
③呪符になっていて正当な所持人が持つと光る印綬(ハンコ)・記名式定期券ぐらいの本人認証手段
===================
①青幣(チンパン)中華系マフィアの有名どころです)が組員全員とかに持たせていたら、皇帝にだってなれますね。
今でいうスマホでしょう?
さいきんドライブレコーダーによって危険運転者が公開処刑になりましたが、こんなもん大量にあれば相互監視社会になるし、そもそも身分証明も写真もいらなくなりますね。
「こんな顔した私がそちらに向かいます泊めてください」「OKあなたですね」「この私○○が、この人を保証します」みたいなテレビ会議だって出きるやん。芸能人の盗撮も容疑者の晒し行為も待ったなし。人質の拷問や強姦ライブ中継もできますね。誘拐も人違いなどの失敗が無く、やりやすくなる。
スマホなら基地局とWi-Fiがなければ使用できません。東京かなんかの都市でWi-Fi切れて迷子が続出みたいなニュースなかったっけ?
今は懐かしい電話も、「電話線が切断されている」は密室殺人事件もののお約束です。
遠方にかける際は、電話交換手に繋げてもらわないといけなかった。(ホームズ時代の女性の職はタイピストと電話交換手だと書いていたよ)
なので、鏡には・・・・1、個数制限や距離のせいげん、2、使用の際の燃費が悪い(再使用に年単位がかかるとか)、3、画素が荒い、白黒画像のみ、4、国の所有物として隣国に持ち替えられて研究&量産されないよう保護。5、材料がマジキチ希少品。6、持ち歩き不可能レベルにバカでかくて重い。7、受信送信の方向が一方通行(ラジオやテレビ寄り)8、ロストテクノロジーの産物(もう修理すら不可能かものレベル)・・・・・などの徹底した使用制限を推奨します('◇')ゞ
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②伝書鳩と「のろし」紅の豚にあった「光によるモールス信号」ラピュタの「モールス信号」はあるよ。
もともと日本ほどカッチリしてないし。日本は皇族専用車両の運行のためにカチカチに組んでいるんだって聞いたよ。
イギリス本土はともかく、植民地では馬賊に襲われて通行不能とか、バッファローの大移動に囲まれたとか、線路盗まれたとか、道が凍り付いたとかでガンガンガンに運航不能になりまくっていましたよ(80日間世界一周の旅さんしょう)燃料とかの都合はあるでしょうが、あんまり厳密でもないかと。
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③そこまではいきませんが、中国においては【五本指の竜】のマークがそれにあたります。
勝手に使ったやつは皇帝の威光のもとに関係者ごとゴッソリ処刑。
琉球王朝では中国に媚びる目的で、【4本指の竜】を琉球皇帝のシンボルにしていました。
日本の竜も(絵や彫刻ね)指の数は3~2本です。決して5指にしていません。
江戸時代の日本では、キュウリの断面が三つ葉葵に似ているから不敬!!といって武士はキュウリ食べられなかったんだって。食べたのバレたら密告されて左遷の可能性があるから。平民は三つ葉葵自体見たことないから平気で食っていたそうですけど。
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絶対必要じゃないならチートアイテム使用はひかえよう・・・・・あれ?別に控えんでもいいのんか?
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車内トラブルですが。これ下手したら【寿国演義】のメインテーマになります。
あんまりふわふわ決めちゃダメよ?
例えば高ビーお嬢様の【召使の暴走】とかだと、召使をちゃんと掌握する必要性。上に立つ者の責任がテーマになってしまいます。
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「薬屋」とかだと「無知の罪」とかが裏テーマかな。
知らない存じないで人を殺すような真似しておいて何言ってんだテメェは?あ?無責任なことしやがって
お前にも同じことキッチリ施術してやるから喜べやゴルァ!!
みたいな。良かれと思ってなした事、イタズラ半分で行った行為で死なせてしまう危機感を持ちやがれ感をかんじます。「薬屋」は一貫して無知の罪をテーマにした題材で日常ミステリー組んでいるんです。
お礼追記の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 31)
投稿日時:
>読むせんさん
いつもありがとうございます。ドラコンです。
テレビ電話は、以下のように考えています。
・固定電話。
・通話料前払い制で、料金のお札を買ってきて貼り付けるか、使っていくうちに鏡が曇るから、時々専門家に頼んで磨き直す必要がある(磨き賃が通話料)。
・長時間・長距離になればなるほど、使用者の「気」が吸い取られる。そのため、使用法によっては肉体的・精神的疲労が出る。
>例えば高ビーお嬢様の【召使の暴走】とかだと、召使をちゃんと掌握する必要性。上に立つ者の責任がテーマになってしまいます。
これは、『鬼平犯科帳』の長谷川平蔵が、盗賊の罪を許す代わりに、「密偵にならぬか?」と勧誘する感覚でした。とはいえ、ヘキサさんのご案で考えなおしました。
>良かれと思ってなした事、イタズラ半分で行った行為で死なせてしまう危機感を持ちやがれ感をかんじます。「薬屋」は一貫して無知の罪をテーマにした題材で日常ミステリー組んでいるんです。
これは確かにおっしゃる通りです。
お礼追記の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 34)
投稿日時:
・如意宝鏡=固定電話。(かってにめいめい。如意宝珠とか軍師のふりまわす如意棒とかあるしww)
有線じゃないなら無線電話です。携帯になってしまいますよ。
平野ノラちゃん所有の「しもしも」とかが初期の携帯電話です。通話費は別で、たしか単価100万くらいだったと思う。まだまだショルダーフォンよりでかい大きさのそれが、有閑倶楽部の一桁ナンバーの巻で使っている描写あった・・・・・・・たしか(;´∀`)アレ?
なので鏡はドレッサーサイズにするか、糸を付けた方がいいかも。
それか交換手みたいな「中継ぎ術師」か「電波塔」じみたWi-Fi系があるといいと思う。それを破壊するか「妨害念波」とかでジャミングすれば情報遮断。
=============================
ヘキサさんのを引用&改変させていただきます。
・銀鈴の立ち位置、今後の活躍方針を本当に真剣に考えてほしい
①黄門様の弥七やお銀のような情報収集がうまいタイプにするの?
②剣客タイプにするの?
本当に真剣に考えて欲しい。
ベタだろうが何だろうが「事件がおき、それが(おもに主人公の手によって)解決するストーリーライン」を意識してほしいと思う。
このトラブルの解決の仕方で銀鈴の人間性がモロに出ます。
誰かを犯人として苛烈に断罪するのか?
温情やら何やらで依怙贔屓をしてしまうのか?
身分の違いなんかないとヒューマニズムを振りかざすか?
全てを闇に「ないない」する暗黒策謀力?
全てに目を伏せ、知らぬふりを押し通し、悪意を微笑でスルーしきってみせるお嬢さま力?
高ビーお嬢すら仲良し戦友にしてしまうコミュニケーション力?
毒を毒として使いこなす人事(じんじ)力?
子供のように転がすバブ味?
苛烈にも愛情深いおかん力?
メンヘラ相手のカウンセリング力?
トラブルに適切な人材を派遣し、適切に動こうとがんばる采配(さいはい)力?
人の繊細な心に寄り添う優しさ?
未来の皇妃となる乙女の、なにを提示して見せるかによって寿国の将来とストーリーラインの展望(てんぼう)が変わります。
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密偵云々は鬼平の番外編しか読んでないからわかんないっす・・・・漸九朗は遠しで読んだから知っているんですが・・・・。
しいて言うなら、鬼平は【清濁あわせもつ】かな?
盗賊だって見所あれば密偵にスカウトする。しょせん密偵だから惨い目にあって死ぬ話もあったと思う。それを覚悟で宿敵だった鬼平の捨て駒(みってい)になる。彼らなりに正義に尽くそうという志や罪悪感があったから。
盗賊にしても悲しい過去があったりする、卑しいなりの信念や誇りがある。そう生きざるを得なかった境遇や身分の業がある。とんでもない極悪人が死に際に施した偽善によって命と魂を救われた女郎とかもいる。そんな殺人鬼に心底惚れていた情婦がいる。そういうのが鮮やかです。
ある意味、鬼平は鬼平以外の皆が主役っぽい気がする。
これをリスペクトしてしまうと【峰不二子という女】ならぬ【皇后銀鈴という少女】というシナリオラインにはいってしまいますよ?銀鈴ミステリアスな女になるよ?
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寿国演義は少女漫画系です。少年漫画系じゃない。
少年漫画にとってテーマは【投げ捨てるもの】。コメディーリリーフからスポコンになったりラブコメになったりジャンルがめためた移行&崩壊します。
主人公が主人公であること、それ以外の一貫性を持たせないこと。暴走せよ、世界にKYであれ。それが少年漫画の基本です。
少女漫画は逆に一貫性があることを求めます。
バレーものにおいて、恋かバレーかになったらバレーを選ぶのが少女漫画です。一貫性だいじ。
・・・・寿国が少年漫画とか男向けラノベなら、テキトーなトラブルで主人公がスカッと解決☆きゃー主人公様すてきマンセ―♡抱いて!!!俺アゲアゲ恰好EEEEEEEEでもいいんですが・・・ちがうっしょ?
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あと中国、四季が無かった気がする。日本と同じ気候前提で電化製品しこんじゃだめよ?
冷や飯たべないのは、気候が寒く、飯くらい温めとかないと凍死しかねないっていう面と宗教面もあった気がする、たしか冷えご飯は死者のご飯なの。
うろ覚えだから、ちょっとしらべないとですけどねー(-_-;)
お礼追記の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 35)
投稿日時:
>読むせんさん
いつもありがとうございます。ドラコンです。
テレビ電話ですが、鏡を専用台座に取り付けて使います。台座から鏡を外すと、「普通の鏡」としては使えますが、「電話」としては使えません。
>銀鈴の立ち位置、今後の活躍方針を本当に真剣に考えてほしい
まだ漠然としていますが、女の子版の劉備、つまり本人の能力はそこそこだけど、人徳で回りに優れた仲間が集まってくる、という感じになれば良いと考えています。
長谷川平蔵的な役回りは、銀鈴よりもむしろ忠元か、引率の女官ですね。劉備がどす黒い計略をするのは考えにくいですね。計略を仕掛けるのは、諸葛亮やホウ統の役目です。
>あと中国、四季が無かった気がする。日本と同じ気候前提で電化製品しこんじゃだめよ?
一口に中国といっても、広いのですが、どの都市を前提におっしゃっていますか?
>冷や飯たべないのは、気候が寒く、飯くらい温めとかないと凍死しかねないっていう面と宗教面もあった気がする
とのことですから、中国東北部ですか? 中国東北部の長春の気温を調べてみました。夏でも冷房は不要かな? という気温でした。
・長春の気温
http://www.travel-zentech.jp/world/infomation/kion/china_changchun.htm
ただ、北京の夏は、30度を越えますから、冷房が必要です。
・北京の気温
http://www.travel-zentech.jp/world/infomation/kion/china_beijing.htm
年じゅう暑い、香港や広東省広州、中国のハワイ・海南島ですか? それとも常春の町・雲南省昆明ですか? これらの都市であれば、四季が感じられないのも分かるのですが。
・香港の気温
http://www.travel-zentech.jp/world/infomation/kion/china_hongkong.htm
・広州の気温
http://www.travel-zentech.jp/world/infomation/kion/china_guangzhou.htm
・海南島の気温
http://www.travel-zentech.jp/world/kion/China/Haikou.htm
・昆明の気温
http://www.travel-zentech.jp/world/infomation/kion/china_kunming.htm
上海なら四季があります。
・上海の気温
http://www.travel-zentech.jp/world/infomation/kion/china_shanghai.htm
「大暑」「立秋」など、二十四節季は中国から伝わったものです。古代中国人は季節を4等分しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/二十四節気
・中原(洛陽)の気温
http://www.travel-zentech.jp/world/kion/China/Luoyang.htm
お礼追記の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 36)
投稿日時:
マジだ!!すいません勘違いでした。
5行思想は日本だっけ?日本の季節が5個だったか・・・・(-_-;)
中国では黄色で中央(麒麟)と四方の四神の5種類だけど、基本は4で割り切れる数が好きなんだっけ?
風水か何かで聞いた話「南に沼があると朱雀が浄化してくれる」みたいなのを聞いたのがきっかけです。
朱雀の浄化力をあてにしてトイレとか汚いものを処理するものを、できるだけ南に作れ、みたいな。
沼は生活排水や汚水を流し込むところ。飲料水とかは川や井戸からとる。
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だらだら読んでいる「トイレの世界史」いわく、ヨーロッパとか北海道のアイヌとかは肥溜め無理らしいんです。
どうも湿度や気温が足りなくてうんこが発酵する温度にならないみたい。発酵肥料にならずうんこのまま貯まる。
ウンコのまま畑に撒くと土が汚染され作物がびょうきになりやすいらしいんです。
富士山やヒマラヤ登山でもウンコや尿が発酵したり分解する細菌が不活性になるし乾燥しているので、それらがダスト状になって空気中を飛散していて・・・・マジえんがちょ!!!らしいです。
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わざわざ南にトイレや汚水を流す池を推奨する風水思考から、中国の気温や湿度もけっこう「そう」なんかな?~と・・・・・調べたら「天津で肥溜め爆発ニュース」あったし、中国全域が「そう」ってわけでは無いんですねぇ。
誤解していました。ありがとうございます。
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ひやめし云々は検索。
引用>>中国人観光客に料理を出すとき、冷たい料理は控えたほうが良いのか?これは良く聞く話題である。
中国人は冷たい料理を食べないと言われる。冷たい料理は死者が食べるもの、縁起が悪いという意味合いもあるし、冷たいものは身体に悪いと考える中国人が多いからだ。中華料理にも冷菜というジャンルはあるが、中華料理の冷菜は冷やしてあるわけではなく、温かくない料理のこと、ほぼ常温の料理のことである。
みたいな。茶碗の白米にお箸をぶっさしたやつとか、日本でも嫌がるでしょう?あんなノリみたい。
また中国の鬼は基本的に悪い奴。弔ってもらえなかった人間の魂の成れの果てなので、そういう【死者のために用意されたもの】に対する執着が強く、争奪戦する勢いで群がるんだそうです。こっち系は趣味でそこそこ詳しい(笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
もしや列車の横断地域や首都の立地設定地はもう決めている感じですか?
なら列車旅中に気温や風土の変化とかを書いてもいいかもですね。真夏に登山目的で日本アルプス行って、寒さを舐めていたため凍死するかというほど凍えた記憶があります(笑)
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人たらし無双か・・・・なら、今回のエピソードで高ビーちゃん&召使を銀鈴は誑(たら)し込まなきゃいけませんね。
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恐ろしい予言としては・・・・寿国演義の最終エピソードは
みんな気軽に使っていた札術は世界のマナだとかチャクラ的なものを大量に使って奇跡を起こしていたことが判明。このままじゃ世界中のマナがなくなってしまう!?展開にせざるを得なくなちゃう。とかですね。
へたに使うと便利グッズの真実に迫る以外の選択肢がなくなるっす。
お礼追記の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 37)
投稿日時:
>読むせんさん
いつもありがとうございます。ドラコンです。
>5行思想は日本だっけ?日本の季節が5個だったか・・・・(-_-;)
五行思想は、古代中国生まれの思想ですよ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/五行思想
五行思想でも、季節は春夏秋冬の4つで、季節の境目を「土用」としています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/土用
>もしや列車の横断地域や首都の立地設定地はもう決めている感じですか?
首都は西安を想定しています。銀鈴の出身地はまだ未定ですが、西安より東の方で、列車で1晩の距離(夕食前の15時以降に乗車して、到着が朝食後の10時以降)で、麦の産地で、と考えています。
>みんな気軽に使っていた札術は世界のマナだとかチャクラ的なものを大量に使って奇跡を起こしていたことが判明。このままじゃ世界中のマナがなくなってしまう!?展開にせざるを得なくなちゃう。とかですね。
こういうことは全く考えていませんね。
お礼追記の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 38)
投稿日時:
おー、wikiすげぇ・・・毎度ながら感心しますが、データ集積すごい。6や4にこだわる国の話はけっこう知っていましたが、中国4も5も好きだとは・・・・さすが宗教チャンポン国。
教えていただきありがとうございました
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高ビーお嬢の話、気温ネタでいいのでは?
もっと寒冷地から乗り合わせたお嬢が、列車横断による気温の急変に気づきそこねて熱射病か逆に凍える羽目になり、それを察知した銀鈴に介抱されるか服分けてもらう・・・みたいな。
お嬢なら日焼けを嫌って窓をカーテン的なもので覆い「こんな田舎町に降りるの嫌、飯は召使に買い物させて持ってこさせる」とかして列車外の気温や風土の変化に気づけないとかもありだと思う。札術で快適な温度をキープできる設定なら、この展開は無理ですけどね
仁瑜さんのしかけたイタズラ展開入りませんし。
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>みんな気軽に使っていた札術は~
これ展開よく見かけるんです。作者が軽い気持ちでポッと入れた便利グッズの矛盾清算のために(笑)
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前に見た、たとえ話の引用になりますが
Q、5mの人間はいる?
A、いるわけないじゃん。そんなん進撃の巨人だよ
Q、じゃあ、もし君が4m99cmの身長の人に出会ってしまったら?
A、え・・・・。
Q、『やっぱり、5mの人なんて居ないじゃん☆』ってなりそう?
A、・・・・ううん。『こんなん居るなら5m越えの人間いるわコリャ』ってなる。
ってやつ。
【万能の札】という可能性の提示によって、かなりの汎用性をかってに想像してしまうんですよ。
作品に推理要素あるともう最悪。「え?これに対処できる便利札術あるのでは?」ってモヤっと感を植え付けられてしまう。
それが気になってしまうのは読者です。
設定を完璧に把握している作者サイドとは違い、まだ知らない部分を想像や予測でおぎなうから別のロジックが構成されてしまう感じ?(←あいてに聞くべきではない)
お礼追記の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 39)
投稿日時:
>読むせんさん
ドラコンです。いつもありがとうございます。
>なら列車旅中に気温や風土の変化とかを書いてもいいかもですね。
そうですね。銀鈴の出身地は、想定西安の真東か、若干北東あたりの麦農家、と考えていました。ですが、長江沿いの武漢あたりの米農家を想定しても良いか? と考えなおしています。
中国の南は米食文化圏、北は麦=パンや麺類の粉食文化圏です。ですから、主食が米からパンに変わったり、車窓が水田から麦畑にかわったりするのを描けますからね。西安の名物も、餃子に醤油煮豚肉のバーガー、麺類の「粉モン」です。
西安より東側の東西の水平移動は、景色があまり変わらない感じがします。しかし、南北の垂直移動なら、「南船北馬」で、南は水が多く、北は平地が多いですからね。
>仁瑜さんのしかけたイタズラ展開入りませんし。
なるべく単純な形で書いてみたいので、いっそのこと、仁瑜の出番は以下のように、最初と最後だけのキセルでも良いか? との感じもします。
1、銀鈴の自筆履歴書を仁瑜が見初める。
2、銀鈴は引率の女官と共に都へ向かう。途中の車内でわがままなお嬢様と知り合ってしまい、銀鈴はお嬢様の子守りをするハメになる。
3、都の駅で仁瑜は銀鈴を出迎える。
話の主体は、銀鈴、引率の女官、わがままなお嬢様の3人に絞れます。
寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信 (No: 9)
投稿日時:
美形の女装はロマンですよね。
気になる点ですが、
「仁瑜は志願者の自筆履歴書を読んでいた。」「「書は人なり」。掌をかざして、志願者の気を感じ取る仁瑜。」
「友人が勝手に銀鈴の名前で後宮太学に志願書を出した」とあり、
本来仁瑜が反応したのは、本当は友人だったと言うオチになっていませんか?
整合性がとれてない気がするので、直したほうがいいと思いました。
改稿案としては、
〈1〉これは元のまま、
即位間もない皇帝、仁瑜は自身の花嫁候補でもある、後宮に置かれる女官養成機関「後宮太学」(教育期間2年)の志願者の自筆履歴書を読んでいた。「書は人なり」。掌をかざして、志願者の気を感じ取る仁瑜。その中に1通、気になる履歴書があった。
2、実は、銀鈴が友人の志願書を勝手に出して書いた。友人が後宮に来いと言われたが、いきなり知らないところに行きたくないとごねて、銀鈴も付き添いとして一緒に行くことに。
初めて2等寝台車に乗れて、二人ははしゃぐ。銀鈴たちは、女装の仁瑜とすれ違う。
綺麗な人だと銀鈴たちはびっくりする。
3、その列車で事件発生。財布が盗まれたと騒ぐ人がいる。不釣り合いな格好のあの二人が怪しいと銀鈴たちは疑われてしまう。
調べると、銀鈴たちの荷物に財布があった。
捕まえられそうなときに、先ほどの女装の仁瑜が出てくる。
銀鈴たちの荷物を勝手に触る人を目撃した。この人だと、被害者を指す。
でたらめ言うなと男が言うので、すれ違った時に、怪しかったので目印をつけておいたと、仁瑜が言う。
彼の帯を見て欲しいという。そこには文字が書かれた紙が挟まっていた。
「毎年いるんですよ。ライバルを蹴落とそうと画策する人が」
後宮に仕える者だと女装の仁瑜は身分をほのめかす。すると、銀鈴たちをはめようとした人は、一目散に逃げ出した。
4、女装の仁瑜に助けられて、銀鈴たちはすっかり彼女?を信じ込む。
友人が後宮に入ることになった経緯を笑い話として、銀鈴たちは仁瑜に話す。
5、後宮に到着した銀鈴と友人。役目を終えたと思い、銀鈴は帰ろうとするが、引き留められる。仁瑜の手回しにより、銀鈴も後宮に残ることになる。
仁瑜の「志願者の気を感じ取る」能力を残して、一見無関係な立場の銀鈴が、後宮に入ることになるような、意外な展開を狙ってみました。
あと、事件は適当に考えたので、後宮に到着するまでに発生する難題(山場)となるようなものがあれば、全然別のものでも構いません。
合わなければスルーしていただいて構いませんので。
ではでは失礼しました。
長所。良かった点
仁瑜の「志願者の気を感じ取る」能力。
美形の女装。
良かった要素
キャラクター 設定
寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信の返信 (No: 11)
投稿日時:
>ふじたにかなめさん
ご意見ありがとうございます。ドラコンです。
>本来仁瑜が反応したのは、本当は友人だったと言うオチになっていませんか?
仁瑜と銀鈴の接点は、「銀鈴の自筆履歴書」が初めてです。詳細は、読むせんさん宛の返信で書きました通りです。アイドルオーディションの雰囲気です。
ふじたにさんのご案を拝読すると、キャラの数が多くなり過ぎて、複雑になりませんか。比較的単純な話にしたいと考えておりますので。それに、悪役を作るのは好きではないので、モチベーションが出にくいです。
もちろん、銀鈴を勝手にライバル視する者が嫌がらせをしてくるのは王道ですね。
もっといえば、銀鈴を小バカにしている、そこそこいいところのお嬢様は、銀鈴を全く危険視していない(自分が主役で、銀鈴はせいぜいバックダンサー)。が、お嬢様に心酔している使用人が、勝手に銀鈴を追い落とそうとする、というのも一案でしょうね。
寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信 (No: 17)
投稿日時:
じゃあ、没になったので、改稿案その2いってみましょう~。
〈1〉これはほぼ元のまま、
即位間もない皇帝、仁瑜は自身の花嫁候補でもある、後宮に置かれる女官養成機関「後宮太学」(教育期間2年)の志願者の自筆履歴書を読んでいた。「書は人なり」。掌をかざして、志願者の気を感じ取る仁瑜。その中に1通、気になる履歴書があった。志願者名は「張銀鈴」、志願動機は「お菓子食べ放題」。仁瑜は、側近の<モブ>に「後宮に来る前に、銀鈴と直接会ってみたい」と言い出した。「皇帝がお供も連れずに外出なんて無理です」「そこを何とか」側近ため息。「じゃあ、条件があります」
2、
銀鈴は、駅で両親の見送りを受け、引率の女官と共に都行の列車に乗り込んだ。村の学校の遠足などで、年に2、3回日帰りで3等車に乗ることはあっても、初めての2等寝台車に乗り、興奮気味。途中で乗り換えがあることを女官から説明される。この国の列車の運行は正確で、ぐずぐずしていたら乗り継ぎ列車が発車してしまうからと注意される。「こんなときに事故とか起きなきゃいいけど」と女官は呟く。
銀鈴、女官と共に食堂車へ向かう。初めての車内食にはしゃいでいた。
3、《食事中、いきなり近くの席の小さな子供が喉を詰まらせて苦しそうだ。》
瞬時に食事の席は混乱する。「大丈夫!?」と母親らしき人が声を掛けるながら背中を強く叩くが、どんどん子供の顔は青くなる。
銀鈴も見ていて頭が真っ白になるが、ふと昔の光景と今の光景が被った。
銀鈴、立ち上がり、子供に近づく。床に片膝をついて、自分の立てた膝に子供をうつぶせにして置き、強く子供の背後を強く叩くと、床に食べ物が落ちた。
詰まっていたものが無くなり、子供は元気になる。
銀鈴、母親にお礼を言われる。
周囲からも「お嬢ちゃん、すごいや」と咄嗟の行動を称賛される。
4、銀鈴、(女装の)仁瑜に声を掛けられる。素晴らしいと。同席を願われて一緒に座る。
女官も安堵して、トラブルがなくなって良かったわと呟く。
きょとんとする銀鈴に仁瑜は小声で説明する。子供があのまま意識不明になったら、救急搬送するために列車は停まり、遅延が発生していたかもしれないと。
食堂車で<銀鈴は>彼女?と相席して、意気投合する。銀鈴は仁瑜と行き先が同じことを知る。
無事に後宮についた。そこで仁瑜に出会い、男の格好をしている仁瑜に出会うが、最初女性と思っていたのと、後宮に男がいるわけないべと思って、男装していると勘違いする。
5、エピソード。何か。
私の案はまた粗があるかもしれないですが、どういうところが変更になったのか分かりますか?(採用しなくてもいいですから! あくまで例です!)
あと、仁瑜は当初わざわざ女装してなかったんですね。勘違いしてました~。ごめんなさいね。
ただ、男性が男の服装をしていて、それを女だと主人公が最初に勘違いって、うーん、正直厳しいような気がしました。
男性が見間違うことはあっても、女性が見間違うことは性質的に少ないと思いました。当方女性ですが、結構女のほうが「前髪切った?」など、そういう細かい違和感に気づきやすい気がしますよ。
初対面の男性が女装している場合、ただ単に骨が比較的がっしりしているだけかな?と思うので、女性でも本当に勘違いしやすいと思いますけど。
もし、当初の通りの設定でいくなら、周囲に比べて顔をなかなか覚えられないなど、細かい見る力が弱い特徴が主人公にないと、厳しいと思いました。
あと、スレ主様の前回のコメントについてですが、
>比較的単純な話にしたいと考えておりますので
これについて、認識の違いを感じました。
短編を皆さん練習にお勧めするのは、長編よりは少ない文字数で「起承転結」の勉強ができるからですよ。なので、今回も粗はあるかもしれないですが、例として起承転結があるあらすじを提示してみました。
スレ主様の最初のあらすじでは、山場がないんですよね。
「起承転結」の一部がない。
趣旨は「主人公が後宮に行く話」だと思うんですが、障害となるものを用意しないと盛り上がりがないです。
そこまで言わなくても感覚的に理解してくださるだろうって思ったのと、悪役が出てくる作品の「後宮小説」「薬屋」をお好きな作品に上げていたのに、
「それに、悪役を作るのは好きではないので、モチベーションが出にくいです。」
っていうコメントを見かけて、
アレ?これも私と認識が違うと感じて戸惑いました。
後宮小説の山場では、敵から攻め込まれていたましたよね? 悪役いますよね?
薬屋の謎解きの山場では、悪事を働いた犯人がたまに出てきますよね?
同じ作品に触れているのに、この認識の違いはなんだろうって疑問に思いました。
長編が書けないっていうのは、話の組み立て方をまだ理解していないからだと思います。
そのために短編から勉強しましょうってことなので、
「単純な話にしたい」ではなく、
どうしたら「起承転結」のある話が仕上がるのか(スレ主さまが思っているより複雑になってしまうかもしれませんが)、頑張って考えられたほうが、長編を書くための勉強になって良いのでは?と思いました。
山場を作るのは、はっきり言って難しいです。スレ主様だけではなく、私を含めて、結構割と多くの人が一度は躓く問題のように感じてますよ。
あと、踏み込んだ発言で申し訳ないけれど、スレ主様は結構読書量はあって知識は多そうなのに、こういった話の組み方が苦手(山場の有無に気づいていない?)&悪役がいる話が好きではないというのは、お好きな中華な世界観のうんちく等には関心があって注目していたけど、肝心の「話の趣旨や流れ」には今まであまり意識されていなかったのかな?と感じました(ごめんなさいね。ちなみに私は逆です)。
今後、小説を読むときは、どういった経緯で話が進んでいくのか、「分析」しながら読まれたほうが参考になると思いました。その方が、話の構成について学べると思いました。
非常に言いにくいことだったんですが、山場を認識されてないようなので、はっきりと言わないと伝わりづらいのかな?と思って書かせて頂きました。不快に思われたら申し訳ないです。
以下のブログに書かれているトレーニング法がスレ主様に合っているような気がしました。まずはプロの短編で試してみてはいかがでしょうか。
https://plaza.rakuten.co.jp/wakatukihikaru/diary/201612150001/?scid=we_blg_tw01
起承転結のある話を組み立てられるようになったら、濃厚な中華の世界観で魅せる小説が書けるようになるかもしれませんよ!
前述の私の案はあくまで例なので、ご自分で考えられた山場で短編を完成させてみてはいかがでしょうか。
あと、短編なら設定はシンプルがいいと思います~。
最後になりましたが、意見の押しつけはしたくないので、これ以上はこの話題についてコメントはしませんね。
合わなければ流して頂いて構いませんので、失礼しました。
良かった要素
キャラクター 設定
寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信の返信 (No: 19)
投稿日時:
> ふじたにかなめさん
ドラコンです。再度ありがとうございます。
>じゃあ、没になったので、改稿案その2いってみましょう~。
前回のご案を、完全にボツにしたつもりはないのですが。
「銀鈴が、ライバル視するお嬢様に嫌がらせをされる」では、少々無理があるとは思いました。もう一人の志願者のお嬢様は、自意識過剰で自信満々なので、銀鈴ごとき田舎娘は眼中にありませんので。
ですが、先の返信でも申し上げた通り、お嬢様大事の使用人が、暴走して勝手に銀鈴を危険視して、銀鈴を追い落とそうとする、ならアリと感じました。銀鈴を追い落とそうとするのが、同じ志願者のお嬢様よりも、勝手にやった使用人のほうであれば、お嬢様に免じて許すのもやりやすいです。さらに、この使用人が変装が得意な元常習万引き犯なら、密偵として使えるから取り込みやすくもなります。
ただ、そうなると、掌編ないし短編にしては、登場人物の数が多くなり過ぎるのが気になります。
それから、悪役についてです。他人が作った悪役であれば、あまり気になりません(『後宮小説』とアニメ版のあのバットエンドが嫌で、何とかハッピーエンドにもっていけぬかと考えたのが、中華ファンタジーにはまったきっかけ)。ですが、自分で作ると、自分の分身ですから、「悪いことをさせたくない」という気持ちがあります。また、『水戸黄門』の悪代官のような感じなら感情移入はないでしょうが、使い捨てなのが、なんとなく嫌ですね。
>スレ主様は結構読書量はあって知識は多そうなのに、こういった話の組み方が苦手(山場の有無に気づいていない?)&悪役がいる話が好きではないというのは、お好きな中華な世界観のうんちく等には関心があって注目していたけど、肝心の「話の趣旨や流れ」には今まであまり意識されていなかったのかな?と感じました(ごめんなさいね。ちなみに私は逆です)。
ご指摘の通りです。舞台設定先にありきですね。小説を読むにしても、舞台設定が好みに合うか合わぬかですからね。「山場」について、分かりやすいご指摘ありがとうございました。
寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信の返信の返信 (No: 25)
投稿日時:
>前回のご案を、完全にボツにしたつもりはないのですが。
あら、そうだったんですね。ありがとうございます!
悪役を作るのが好みではないと言っていたので、それじゃあスレ主様が書くときに困っちゃうなぁと思ったのと、
自筆で志願書を書く設定だと書かれていたので、勝手に案を却下してました。
あと、追加の設定でキャラが増えていたのは、私の案を受けてのためだったんですね。気付かず申し訳ないです。
> ただ、そうなると、掌編ないし短編にしては、登場人物の数が多くなり過ぎるのが気になります。
確かに、お嬢さままで登場となると、枚数がさらに増えちゃいますね。
このあたりは、私のことは気にせず、実際に作品を書かれるスレ主様のご判断で大丈夫ですよ。
私は何か参考になれば程度ぐらいで書いたので、採用されなくても大丈夫ですよ!
>それから、悪役についてです。他人が作った悪役であれば、あまり気になりません。
他の方の作品で悪役が気にならないのは、舞台設定先にありきだったからなんですね。
私はストーリーとキャラありきだったので、両方気に入らないと、「好き」ってならなかったので、スレ主様とは色々と認識が違ったんですね。納得したので了解です!
答えて頂き、ありがとうございました!
寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信の返信の返信の返信 (No: 28)
投稿日時:
>ふじたにかなめさん
ドラコンです。こちらこそ、ご丁寧なご返信ありがとうございます。
寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信 (No: 24)
投稿日時:
あー、「銀」と元気だけが取り柄の少女皇后ってどっかであったなって思ってたらあれだったんですか、私ジブリのアニメのほうしか見てませんが。
そうすると、裁判もののほうのモデルはあれかな、宋の名判事。滝口琳々の「北宋風雲伝」しか見たことないけど。
他の人とのやりとりで白熱してそうなところで何だけど
・悪役を出さずに「山場(障害)」を出すにはどうしたらいいか?
これですが、実は旅ものはいちばん「人以外の障害」が出しやすいジャンルです。
西遊記で「腐った柿が道を塞ぐ場所」を「猪八戒が巨大化して撤去」しましたが、旅ものは、行き先を塞ぐものがあれば、それが戦いでなくても何でも盛り上がります。というか、何があっても乗り越えないといけない。
水戸黄門でも、大雨続きで宿に足止めをくらい「いいねーあんたらは金に困ってなさそうで」と言われるくらい、貧乏人にとっては死活問題だったり。
何があったら鉄道が止まるか? を考えてみてはどうでしょうか。
あと、余計なことかもしれないけれど、もし今後「裁判もの」をやりたいのだとしたら、銀鈴の行動力、バイタリティの高さはどこかで印象づけないといけないんじゃないのかな。どう考えても彼女は(頼まれなくても勝手にやる)実行部隊だと思うので。
「天は赤い河のほとり」の外伝では、ヒロインが皇后になっても地方をうろついてトラブルに自ら足を突っ込む、何年経とうと少女の外見のままのキャラクター、という後日談がありましたが。
結局のところ主人公に欲しいものって行動力だけだと思うんよ、それ以外は好きにすればいいと思うけど、これがないと話ができないから。
良かった要素
設定 オリジナリティ
寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信の返信 (No: 27)
投稿日時:
> hexaさん
いつもありがとうございます。ドラコンです。
>裁判もののほうのモデルはあれかな、宋の名判事。滝口琳々の「北宋風雲伝」しか見たことないけど。
裁判モノのネタ元は、前にも申し上げましたが、時代劇の『大岡越前』『遠山の金さん』ですね。ただ、「大岡政談」の元ネタの一つは、中国・宋代の名判官・包拯の故事ですからね。あながち間違いではないかと。
>何があったら鉄道が止まるか? を考えてみてはどうでしょうか。
そうですね。止まるにしても、数分~2、3時間では事件にはなりにくいでしょうから、半日・1日単位での運転見合わせですね。
大雨警報が出ているときに出掛けて、帰りの列車が1駅走っただけで止まってしまい、2時間待たされた挙句、バス代行になったことがありますね。この時は、時折車掌に状況を尋ねる乗客がいたぐらいで、混乱もなく、静かに待っていましたね。
そうなると、王道は豪雪ですね。他には、豪雨による土砂崩れや、河川増水による鉄橋通行止めでしょうね。1962年(昭和38年)の「三八豪雪」では、新潟発上野行き急行「越路」が、定刻より106時間31分遅れで上野に着いた例があります。近年でも、廃止直前の札幌発大阪行き寝台特急「トワイライトエクスプレス」が、大雪のため、定刻より25時間遅れで大阪に着きました。
半日、1日車内で缶詰にされると、車内でドタバタ劇になるでしょう。ですが、そうなると、主役が「乗客」ではなく、「車掌」になりそうです。「トワイライトエクスプレス」の25時間遅れの時は、車掌がクイズ大会をやってしのいだそうですから。
寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信の返信の返信 (No: 30)
投稿日時:
けっこう読むせんさんと意見が近い感じなので返信はそっちを優先してもらって構わないけれど
・他の人からも出ていたように、あまりにも交通網・情報網だけが突出して発達しすぎている状態に懸念をおぼえるので特に注意してほしい。一案としては蒸気機関車成立初期の「けっこうトラブルも多かった」状態で順調にいってる時とそうでない時のギャップが激しい状態があってもいいと思う。ドラえもんでいう「今修理中」みたいな。コナンでもアガサ博士のトンデモ発明品はよくバッテリー切れを起こしているので、使えない状態だとわかったらすぐに思考を切り替える、そういうキャラクター達の頭の良さも魅力的に映るといいのでは。
ちなみに蒸気機関車事故の標本としては「きかんしゃトーマス」が有名かつ子供にも馴染めるユーモラスな(苦笑)テイストなので、「じこはおこるもの♪」で押し切るのもアリかと。直接事故に遭わなくても、一本前の列車がトラブればどうしたってダイヤに響くしね!
……イギリスの蒸気機関車事情はそういう話らしいですが、アメリカ大陸横断鉄道は西部劇が参考になるかも。「無法」地帯なのでちょっとやってることがエグくなるけれど、基本的に時代劇と西部劇の親和性は高いですし、国土の広さ的にも起こるトラブルが近くなるかも。国に無理やり立ち退き要求されたのを根に持つ連中、シンプルに列車強盗、牛やら羊さんやらの群れで動けなくなる、先述の前の車両の貨物事故で積み荷がバラける(トーマスでは羊さんであった……)とか。
・私の家族は雨でも一晩電車内で寝て過ごし、立派に帰宅難民を体験してきたようですが。うっかり一度外に出てしまうと雨に濡れ、やっぱり駄目だと思って帰って来たところ濡れただけ損だったようです。なので雨に濡れて体温低下し具合を悪くする人とか出るかもしれない。雪だと尚更。
・乗客だからといって何でもスタッフがやってくれるとか、物語の主人公は思わないほうがいいと思う。有名なパターンでは「どなたかお医者様はいらっしゃいますか?」とかですね。黄門様が「ただのおせっかいな隠居ですよ」と言う通り、困った人を見捨てる、無関心でいる未来の皇后候補には読者は魅力を感じないと思う。そこにキャラクターのバイタリティをつぎ込んだほうがいいんじゃないのかと思っていますが。
・ベタですが医療関係スキルは本当に役に立ちます。それが女性患者になるとさらに(男性医師を嫌がるケースがあるので)。たまーに都合よく産気づいた妊婦とかいるともう本当に。水戸黄門では富山の薬売りに扮した隠密がいたバージョンもありましたが、具合が悪くなった人にすんなり近づけるとても都合のいい扮装です(さすがに富山編では「余所者だってバレバレだから今回はやめろ」とか言われてましたが……)。
・銀鈴の立ち位置、今後の活躍方針を本当に真剣に考えてほしいと思っているけれど、黄門様の弥七やお銀のような情報収集がうまいタイプにするのか、三侠五義の実質的主人公・展昭のような剣客タイプにするか(まあでも彼も”御猫”のあだ名のイメージでは、力よりスピード系に思える)、そのへんにしておかないと「銀鈴、いる意味ある?」みたいな話になってしまうので、本当に真剣に考えて欲しい。なんだか挙げた案に対して帰ってくる答えが「それじゃ話が作れない気がするんだけど……」という感じがするので、ベタだろうが何だろうが「事件がおき、それが(おもに主人公の手によって)解決するストーリーライン」を意識してほしいと思う。
寿国演義 銀鈴、都へ行くの返信の返信の返信の返信 (No: 32)
投稿日時:
>ヘキサさん
いつもありがとうございます。ドラコンです。
>あまりにも交通網・情報網だけが突出して発達しすぎている状態に懸念をおぼえるので特に注意してほしい。
交通と通信は密接にかかわるので、例として出しました。仙術(魔法)を使っての他の文明レベルも、一応以下のようには考えています。ちなみに、科学の魔法置き換えといえば、『ドラえもん のび太の魔界大冒険』の「魔法世界ののび太の町」のイメージです。
・氷冷蔵庫(巨大なクーラーボックス)感覚で、扉にお札を貼り付けると、お札の有効時間中、中が冷える箱。
・保温弁当箱のように一定時間、中の温度を保つ肉まんの包み紙(中華圏の人たちは「冷たい食事」を極度に嫌う)。
・使い捨てカイロ感覚のお札。
・宙に浮かべて自動で冷たい風が来るうちわや扇子。
・蛍光灯感覚で光る石。
・スタンガンや催涙スプレー感覚の、雷が落ちるお札や目つぶしのお札。
何でもかんでも「お札」になるのも「どうかな?」とは思いますが。
>・乗客だからといって何でもスタッフがやってくれるとか、物語の主人公は思わないほうがいいと思う。有名なパターンでは「どなたかお医者様はいらっしゃいますか?」とかですね。黄門様が「ただのおせっかいな隠居ですよ」と言う通り、困った人を見捨てる、無関心でいる未来の皇后候補には読者は魅力を感じないと思う。そこにキャラクターのバイタリティをつぎ込んだほうがいいんじゃないのかと思っていますが。
そうですね。「家出人保護(子守り)」はアリかな? と以下の感じでとパッと思い付きました。
・ツッコミ役を「そこそこいいところのお嬢様」から、超高飛車でわがままな「大臣級の大官の娘など『かなりいいところのお嬢ちゃま』(10歳ぐらい)」に変更。
・お嬢ちゃまは、「お兄ちゃん子」で、親が構ってくれないから、屋敷を抜け出して、都の兄のところへ行こうとしている。
・銀鈴はお嬢ちゃまと、家出人と見た車掌が戻るよう説得にかかったところへ行き当たるか、食堂車で相席になるかして、知り合う。
・お嬢ちゃまは、親の官位をちらつかせるなどして、銀鈴を使用人扱いして、子守歌をうたわせたり、本を読ませたりする。
・忠元とお嬢ちゃまの兄は、鉄道好き同氏の知り合い。よって、事後処理は忠元が行う。
>・ベタですが医療関係スキルは本当に役に立ちます。
これはアウトドアなら役に立ちそうですね。史実の徳川光圀は、領民に薬草の知識の本を配っていたようですから。農家なら、自給できるものは、自給するでしょうから、銀鈴も多少の薬草の知識があっても不思議ではありません。野山で薬草を採ってくる、といのうのはありそうですね。
医療の追記です (No: 33)
投稿日時:
医療の追記です。民間療法程度でも、銀鈴にツボの知識を持たせても良いかもしれませんね(家で親のマッサージをしていた?)。ツボ刺激なら、手元に何もなくても、指で押せばできますから、車内向きですかね。ちょうど乗り物酔いに効くツボもありますし。
海外旅行へ行くならそれなりに薬を持っていくのは当たり前ですし、銀鈴の親がもぐさなどお灸セットを持たせても不思議ではないでしょう。
先に挙げたお嬢ちゃまも、乗り物酔いになっているところに銀鈴が声を掛ける、というのも自然でしょうね。