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というわけで、書いてみた
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「お聞きや銀鈴。そなたは後宮太学の最終選考にうかったぞよ」
それは銀鈴にとって青天の霹靂というものだった。
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ある日、豪農の娘である銀鈴は、貴族の女学校的なものとして有名な後宮太学に向かうこととなる。
というのも田舎で私塾を開いてくれている気のいい師父が、女だてらに成績の優秀な銀鈴の進路【家の畑仕事を継ぐ】を惜しみ、あちこちに推薦状を書き送った末、最難関ともいわれている後宮太学の最終選考に受かったらしいのだ。
後宮大学はやんごとない家の子女かよほど優秀な才媛。あるいはとんでもないレベルの美女だけが入学を許されたハイソサエティー学校だ。
入学することができたなら、さまざまな最先端の勉強を受講できるのはもちろん、いろんな文化的教育や芸術的教育、マナー講習などまで無料で受けられる。
さらに卒業後は豪族や貴族の妻—---は流石に盛りすぎだが、貴人の官女長、貴族向けの高級店の店員、あるいは寿国報紙にいつも華やかに取り上げている女楽人や劇役者、舞姫に就職することができる。
はっきり言って小銭商売にならざるを得ない田舎と比べて、かなり収入と(ゆめ?と)進路が広がる。
田舎の農家ライフを満喫していた銀鈴としては、「べつに興味ないけれど師父の気持ちもあるし記念お受験くらい受けてくるべやぁ~!」のノリで汽車に乗り、試験会場である王都を目指す。
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その王都に向かう車内、銀鈴は高慢なセレブ気取りの少女と男装の麗人と乗合りすることとなる。彼女達もまた後宮大学の最終選考に残った選ばし乙女たちなのだ。
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車内でなんかトラブル。(セレブ娘と男装と銀鈴の三人娘探偵をするの?)
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トラブルを解決
「試験会場で再会しようね」
「・・・おバカ銀鈴。まるで落選する前提じゃあないの」
「同じあうなら大学で会おうよ」
「「「じゃあ大学で再開を」」」
終わり
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で、男装の麗人・・・こと仁瑜の真犯人の告白パートにはいる?
たっぷりの墨を含んだ迷いのない筆運び。文字の書き間違いも一切なく、にじみすら計算ずくの書体バランスで、不自然な余白や無理矢理ねじ込んだ書き込みもない、隅から隅まで等間隔に芸術的なほどキッチリ書き仕上げられた、まるで御手本のような素晴らしい解答。
そして雄弁に書ききった解答とは打って変わって志願動機の項目はただ一言
「お菓子食べ放題」(しかも、ものすごく腹立たしいことに、それ自体は余白すら美しく書画として飾りたくなるレベルのすばらしい出来だった)
才能の無駄遣い。あるいは才能の不法投棄。
履歴書に宿る不愉快な妄執に倦(う)んでいた仁瑜の腹筋と正気に、ぜんりょくで喧嘩を売ってきた少女、張銀鈴に彼は猛烈に興味をそそられてしまった。
というか、ここまで挑発的な履歴書は初めてだ。こんな悪戯をしかけてきた少女に、ぜひ仕返しをしたい。
そんな気持ちで彼は大掛かりな悪戯を用意したのである。
とか?
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洋風にシルバーベルで書いてみた部分を中華風言語に置き換えてみました。
洋風に考えて、クラスメイトより「学校の先生の進路相談と推薦」の方が、オーディション合格郵便より連絡網と身元がガッチリしてそうだと思った。
あと後半はなんか勝手にこうなった。寿国では印刷文化もとっくに発達してそうですが、銀鈴の文字がウザいほど達者だと萌える。
海外でもカリグラフィーがうまいと喰いっぱぐれが無かったそうです。紙質と墨のにじみ具合で、アドリブ効かせて上手く誤魔化す能力。インク残量の計算力、余白や中央のアタリを見極める空間把握能力、文字数を計算し適切な個数の文字を一行におさめる能力。・・・・・書道家みたいな能力あるといいな銀鈴。
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スレ主 ドラコン 投稿日時: : 0
>読むせんさん
いつもありがとうございます。ドラコンです。
>私的なヤバい魔法ものの目安は【ギルド】と【死者蘇生】ですね。
確かに「死者蘇生」は論外ですね。
>100年前は手形詐欺で盗られただの、金をおろせる支店が上海にしかないから資産凍結で無一文状態とか発生している小説がポロポロあります。個人証明と支店の連絡網が発達していないんです。
>どこでも通用する、【偽造不能なギルドカード】、【どこでもノータイムでホウ・レン・ソウができる支部同士の伝達システム】。これくらい発達していて中世文明を維持とか、無理にきまってんだろ。超文明エイリアンが未開の野蛮人を征服したのかよ?
一応、鏡を使ったテレビ電話(鏡が中華っぽい?)や空飛ぶはがき(普通のはがきが62円なら、空飛ぶはがきは1000円)程度の通信手段や(電話・電報に相当する通信手段がなければ列車運行は不可能)、それらが呪符になっていて正当な所持人が持つと光る印綬(ハンコ)・記名式定期券ぐらいの本人認証手段は考えています。印綬は、『水戸黄門』の印籠ですね。「この印綬が目に入らぬか!」と啖呵を切るのに使います。
>呑ませていい設定と呑ませちゃいけない設定の見極めだいじ
禁じ手は瞬間移動ですね。こんなものがあったら鉄道の存在意義がありません。『ドラえもん』でもどこでもドアの普及で鉄道会社がつぶれましたからね(ただし、後にクルーズトレインとして「のび太の銀河超特急」で復活)。
>クラスメイトより「学校の先生の進路相談と推薦」の方が、オーディション合格郵便より連絡網と身元がガッチリしてそうだと思った。
笑わせることを優先して、「友人が勝手に応募した」としましたが、確かに「教師が推薦した」のほうが説得力がありますね。学者同士のネットワークもあるでしょうし。
>車内でなんかトラブル。(セレブ娘と男装と銀鈴の三人娘探偵をするの?)
詰まっているのが、ここです。人数が多くなり過ぎるのが気になっています。掌編なら、探偵・犯人含めて、3人が限度でしょうからね。4人も、5人も出すのは良くないでしょうし。
これの詳細は、ふじたにかなめさん宛の返信で書いた通りです。自意識過剰のお嬢様は、銀鈴を危険視していないが、お嬢様大事の使用人が暴走して、銀鈴を勝手に危険視して、追い落とそうとする、というのは思い付きました。ただ、そうなると、人数が多くなるので、お嬢様には乗り物酔いか何かで寝ていてもらいたいですね。
現場がホテルなら、お嬢様は足首をくじいたり、ぎっくり腰になったりで、自室で寝ていて、部屋の外で起きたことは「何も知らなかった」が成り立つでしょう。ですが、せいぜい仕切りがカーテン1枚の寝台車で事件に気付かない、というのはさすがに無理でしょうね。
スレッド: 寿国演義 銀鈴、都へ行く