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鉄道に近いものを取り入れた男性むけファンタジー(なろう系)は複数みたことがあります。
鉄道の利点は輸送速度と貨物量。
特に軍事において兵隊と兵の装備、兵の食糧と兵の武器をピストン輸送できるので、それ系を狙いイギリスは鉄道作りまくりました。それを足掛かりに未征服国への進軍直行便を作ったみたい。
・・・・・チート主人公が、「移動魔法」と「大容量収納魔法」できりぬけちゃうんですよね。
こんな野郎いたら鉄道なんて5000年かかっても引けないわ。
発明は「できない」からしか生まれない。できるのに生まれる発明は不条理アートでしかねーよ。
発火魔法使えたらライターなんていらないもん。独裁者ポジの水魔法使いが、井戸掘りチーム虐殺して水の権利独占する陰謀ものは見たことあるけど、よくてその程度っす。
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勝手イメージ、寿国はファンタジーよりSF寄り。いわゆる【なんちゃって中華系スチームパンク】に近いと思います。
勝手な感想!!
スチパンというと【クーロンズゲート】とか【FF7】とか、いかにもゴツゴツそうですが、【ラピュタ】も【ナウシカ】もスチパン系です。
しかもラピュタの飛行石は解析不能物質、スチパン世界には、科学で解析不能なものがあってもいいんです別に。
なんなら【魔女の宅急便】だって分類上はスチパンでいい。魔女と飛行船と自転車飛行機が一緒に空を飛ぶんだもん。
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私的なヤバい魔法ものの目安は【ギルド】と【死者蘇生】ですね。
ギルドのシステムは2019年最新の銀行システムを流用しています。どこからでもATMで引き出せる感じ。
100年前は手形詐欺で盗られただの、金をおろせる支店が上海にしかないから資産凍結で無一文状態とか発生している小説がポロポロあります。個人証明と支店の連絡網が発達していないんです。
どこでも通用する、【偽造不能なギルドカード】、【どこでもノータイムでホウ・レン・ソウができる支部同士の伝達システム】。これくらい発達していて中世文明を維持とか、無理にきまってんだろ。超文明エイリアンが未開の野蛮人を征服したのかよ?
【偽造不能なギルドカード】とかは指紋や静脈証明とか、DNAで固定みたいな描写が多々あります。
現代社会でも、あれができたら・・・・・整形して別人に成りすますのが不可能になるからスパイは廃業。軍のドッグタグはギルドに発行依頼。名義貸しだとかの特殊詐欺は根絶。マフィアも絡んだいろんな騒動が起きるのがめにみえます。
DNA認証とか、親子鑑定までできるフラグやないか。
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男性作ほどよくあるのが【死者蘇生】治癒能力者はどっちにもいるのですが、ガンガン蘇生するのは男性チートものですね。
殺しても簡単によみがえるから、だいじょうぶ☆ティッシュペーパーより命が軽いわ。
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・・・つい面倒になって【ごつごう主義】とかで隙間埋めると、後でシステムの矛盾に物語がすべて呑まれる事があるんです。
呑ませていい設定と呑ませちゃいけない設定の見極めだいじ
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投稿者 読むせん 投稿日時: : 0
というわけで、書いてみた
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「お聞きや銀鈴。そなたは後宮太学の最終選考にうかったぞよ」
それは銀鈴にとって青天の霹靂というものだった。
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ある日、豪農の娘である銀鈴は、貴族の女学校的なものとして有名な後宮太学に向かうこととなる。
というのも田舎で私塾を開いてくれている気のいい師父が、女だてらに成績の優秀な銀鈴の進路【家の畑仕事を継ぐ】を惜しみ、あちこちに推薦状を書き送った末、最難関ともいわれている後宮太学の最終選考に受かったらしいのだ。
後宮大学はやんごとない家の子女かよほど優秀な才媛。あるいはとんでもないレベルの美女だけが入学を許されたハイソサエティー学校だ。
入学することができたなら、さまざまな最先端の勉強を受講できるのはもちろん、いろんな文化的教育や芸術的教育、マナー講習などまで無料で受けられる。
さらに卒業後は豪族や貴族の妻—---は流石に盛りすぎだが、貴人の官女長、貴族向けの高級店の店員、あるいは寿国報紙にいつも華やかに取り上げている女楽人や劇役者、舞姫に就職することができる。
はっきり言って小銭商売にならざるを得ない田舎と比べて、かなり収入と(ゆめ?と)進路が広がる。
田舎の農家ライフを満喫していた銀鈴としては、「べつに興味ないけれど師父の気持ちもあるし記念お受験くらい受けてくるべやぁ~!」のノリで汽車に乗り、試験会場である王都を目指す。
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その王都に向かう車内、銀鈴は高慢なセレブ気取りの少女と男装の麗人と乗合りすることとなる。彼女達もまた後宮大学の最終選考に残った選ばし乙女たちなのだ。
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車内でなんかトラブル。(セレブ娘と男装と銀鈴の三人娘探偵をするの?)
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トラブルを解決
「試験会場で再会しようね」
「・・・おバカ銀鈴。まるで落選する前提じゃあないの」
「同じあうなら大学で会おうよ」
「「「じゃあ大学で再開を」」」
終わり
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で、男装の麗人・・・こと仁瑜の真犯人の告白パートにはいる?
たっぷりの墨を含んだ迷いのない筆運び。文字の書き間違いも一切なく、にじみすら計算ずくの書体バランスで、不自然な余白や無理矢理ねじ込んだ書き込みもない、隅から隅まで等間隔に芸術的なほどキッチリ書き仕上げられた、まるで御手本のような素晴らしい解答。
そして雄弁に書ききった解答とは打って変わって志願動機の項目はただ一言
「お菓子食べ放題」(しかも、ものすごく腹立たしいことに、それ自体は余白すら美しく書画として飾りたくなるレベルのすばらしい出来だった)
才能の無駄遣い。あるいは才能の不法投棄。
履歴書に宿る不愉快な妄執に倦(う)んでいた仁瑜の腹筋と正気に、ぜんりょくで喧嘩を売ってきた少女、張銀鈴に彼は猛烈に興味をそそられてしまった。
というか、ここまで挑発的な履歴書は初めてだ。こんな悪戯をしかけてきた少女に、ぜひ仕返しをしたい。
そんな気持ちで彼は大掛かりな悪戯を用意したのである。
とか?
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洋風にシルバーベルで書いてみた部分を中華風言語に置き換えてみました。
洋風に考えて、クラスメイトより「学校の先生の進路相談と推薦」の方が、オーディション合格郵便より連絡網と身元がガッチリしてそうだと思った。
あと後半はなんか勝手にこうなった。寿国では印刷文化もとっくに発達してそうですが、銀鈴の文字がウザいほど達者だと萌える。
海外でもカリグラフィーがうまいと喰いっぱぐれが無かったそうです。紙質と墨のにじみ具合で、アドリブ効かせて上手く誤魔化す能力。インク残量の計算力、余白や中央のアタリを見極める空間把握能力、文字数を計算し適切な個数の文字を一行におさめる能力。・・・・・書道家みたいな能力あるといいな銀鈴。
スレッド: 寿国演義 銀鈴、都へ行く