俳句添削道場(投句と批評)

三日酔いの防人さんの添削最新の投稿順の6ページ目

骨だけを残す亭主の秋刀魚かな

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 真直ぐな男骨だけ焼秋刀魚

ひろみな様、初めまして今晩は。秋刀魚の骨、着眼点は素晴らしいと思います。しかしながら男骨、他の人からも指摘があるように少し分かりにくくなっています。夫や亭主等とダイレクトに表現した方が良いと思い提案させて頂きます。

点数: 1

秋晴れや君追う風の心地良き

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 君をくすぐる風もどかしくふれる

おおかわ様、初めましてこんにちは。詩的で素敵な句ですね。しかしながら、季語がありません。無季語の句は難しいのでまずは秋の語を入れてはいかがですか?秋風としたいところですが、秋の風は涼しさがダイレクトに伝わりますので、少し句意に反します。様々な季語を五七五で試してみてください。

指摘事項: 無季俳句

点数: 2

背の低き魔女が中秋さらったの

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: ハロウィンの魔女が中秋さらったの

ハオニー様、お早うございます。魔女が中秋をさらっていった。季節の移ろいをさらうと捉えたのは、詩的で流石だと思います。
僭越ながら一つ、やはりハロウィンと魔女では少ししつこいと感じました。
背の低き魔女とすれば、女の子がハロウィンに参加している状況も想像できるかと思います。季重なりは難しいですね。

点数: 4

バターの香重機もシェフとなる芋煮

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: クレーン車のバターほのかに芋煮会

ハオニー様こんにちは。山形の芋煮会風物詩ですね。俳句では『芋』というと里芋を指すんですね、勉強になりました。
嗅覚と視覚、この句の肝はこの二つですね。上五の『クレーン車の』字余りは少しダボついてしまう感じがします。
人それぞれ五感は違いますが、一般的には嗅覚と視覚では嗅覚の方が先に反応すると思います。ですので上五でバターの香りを詠んだほうが、すっきりと入ってくると思いました。長々とすみません。

点数: 1

洟たれも歳時記めくる夜学かな

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 歳時記の夜学の如き洟垂らし

虚俊様こんにちは。
夜学という季語、私は知りませんでしたので勉強になりました。ありがとうございます。『夜学』ハイセンスでもあり、なかなか難しい季語ですね。灯火を親しむといった点から、秋の季語なのですね。如き俳句は賛否両論あると思いますが、季語を比喩にしてしまうと、季語が機能しなくなってしまうと思いました。また上五の『歳時記の』ですが、めくるとか、見つめと言った動詞を入れたほうが良いと思いました。
最近は『夜学』と言っても昔のような苦学生のイメージはなくなっており、小・中学生の塾通いなんかも『夜学』と言えると思います。ですので、夜学を比喩にしなくても良いと思いました。
あとは夜学に何を想うかが重要です。
苦学生時代を懐かしむのであれば
歳時記を見つめ夜学の日々想う
定時制に通う、俳句好きを詠うのであれば
歳時記の重き鞄の夜学かな
なんてのもありかと。

点数: 2

三日酔いの防人さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

玉子酒頑固親父の曳く屋台

回答数 : 5

投稿日時:

たなごころ熟れしトマトの脈拍や

回答数 : 8

投稿日時:

新作のルージュは果てて秋渇き

回答数 : 4

投稿日時:

ケロイドの腕に立秋宿しけり

回答数 : 5

投稿日時:

炎天す給仕の髪の黒きこと

回答数 : 3

投稿日時:

三日酔いの防人さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

くぐりたり石の鳥居の登山口

作者名 竜虎 回答数 : 6

投稿日時:

県またぐ移動も出来ず山法師

作者名 負乗 回答数 : 3

投稿日時:

豆撒きのあとを歩めば夜の靄

作者名 あらちゃん 回答数 : 0

投稿日時:

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