俳句添削道場(投句と批評)

三日酔いの防人さんの添削最新の投稿順の8ページ目

晩秋や夜逃げ企むアラブ人

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 晩秋のアラビア人の夜逃げかな

腹胃壮様こんにちは。アラビア人の夜逃げ、夜逃げという着眼点は面白いと思います。また、晩秋の淋しさと夜逃げがうまくはまっていると思います。しかしながら報告句になっている感も否めません。アラビア人と夜逃げというワードはこの句のキーだと思いますので、夜逃げを企むとして提案させて頂きます。参考になればと。

点数: 2

静かなる除雪車の背の鉄路かな

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 除雪車の後ろに鉄路浮かびけり

腹胃壮様お早うございます。『除雪車の句』鉄路の伸びゆくさまが感じられますね。私はこの句を拝見した時、新雪を走る除雪車があたかも線を引くように鉄路が浮かんできた様子を感じました。
除雪車の後に鉄路浮かびけり
『後に』ですと、やはり(あとやのち)と詠んでしまうと思います。除雪車と鉄路が密着していないと句意が違ってくると思いますので素直に『後ろに』とした方が良いかと。除雪車が通過した直後を詠いたいので『背や影』とするのもありです。参考にしてください。

点数: 1

丑三や手負いの猪の断末魔

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 真夜中に紅葉踏みわけ獅子の声

徹之様、お早うございます。静かなる山村の夜中、獣の声が聞こえてくる。風情のある状況ですね。それぞれの動物には鳴き声に特徴があります。
この句は、季語が少しもったいないと感じました。せっかくのシュチュエーションが、紅葉という季語を使うことで活かしきれていないと感じました。やはり鳴き声を猪と断定したのであれば、猪を季語に使うべきです。また真夜中という部分も推敲の余地があります。良いシュチュエーションですのでさらなる良句に期待しております。提案した句は夜中に聞いた恐怖感を現してみました。

点数: 2

落つ銀杏児らが落つなと跳ねにけり

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 銀杏持つ裸の枝へ跳ぶ跳ぶ跳ぶ

虚俊様、今晩は。難しい句ですね。『跳ぶ跳ぶ跳ぶ』で子供の情景を詠う。面白いと思いますが、読み手が子供だと読んでもらえるか、子らと素直に詠うことをお勧めします。この句は子供が主役ですので、子供の感情等も入れても良いかと。無季について難しいところですが、この句は落葉の季節のことを詠っておりますので、銀杏が落ちている様子も入れれば良いと思います。

点数: 2

古酒の晩男が作るナポリタン

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 秋深し男の作るナポリタン

腹胃壮様こんにちは。森澄雄氏の句ですね。本歌取り面白いですね。原句は取り合わせの句であり、取り合わせは季語選びと、取り合わせるものとの切れが重要だと思います。
大変恐縮ですが一つ、『秋深し男の作るナポリタン』食事の際に詠んだものかと思います。原句の季語『名月や』一目で秋の夜の情景が浮かびます。『秋深し』様々な情景が浮かんでしまい、原句に嵌めた場合季語がぼやけてしまいます。後半の男が作るナポリタンが生きてきません。余程の季語選びができなくては成功しないでしょう。であれば、季語に時間帯やストーリー性を持たせて詠うのもありかと。私は『古酒の晩』として時間帯を出しながら、男の一人酒を詠みました。長々とすみませんでした。本歌取りたまにしてみるのも良い経験ですね。

点数: 1

三日酔いの防人さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

玉子酒頑固親父の曳く屋台

回答数 : 5

投稿日時:

たなごころ熟れしトマトの脈拍や

回答数 : 8

投稿日時:

新作のルージュは果てて秋渇き

回答数 : 4

投稿日時:

ケロイドの腕に立秋宿しけり

回答数 : 5

投稿日時:

炎天す給仕の髪の黒きこと

回答数 : 3

投稿日時:

三日酔いの防人さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

彼部吸い時書記公開へ飛ぶワワーと

作者名 おいちょ 回答数 : 0

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逆上がり力は尽くる秋の空

作者名 竜虎 回答数 : 3

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印台をいくどと回し秋灯下

作者名 久田しげき 回答数 : 0

投稿日時:

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