小説のタイトル・プロローグ改善相談所『ノベル道場』

返信一覧。最新の投稿順41ページ目

元記事:機動装鎧トルクギア冒頭部分改稿版の返信の返信

おおう!
細かく掘り下げて意見を下さってありがとうございます。
概ねふじたにさんの仰る通りなのですが、いくつか補足をば。

『学校』について。これは俺が削った時に『削りすぎた』せいなのですが、この世界は古代ギリシャみたいに『技術レベルに反して学問が発展してる世界』という位置づけなので、学校の設定はあります。そこを消してしまって見え辛くなっているので後で修正するので、また読んでもらえると嬉しいです。

描写が少なくてあれなのですが、ライカの住んでいる町は『戦争の緩衝地帯』の難民キャンプで、そのことは一応書いてます。

戦争周りのお話は構造が複雑なので、最低限以上の事は冒頭には書かない方針にしました。
話の大筋としては、『ジェイクと出会ったライカが事件に巻き込まれながら「戦う意味」を考えていく』話です。

若干反論じみたアレになってしまいましたが、俺が後で推敲するときのメモみたいな所もあるのでお許しください。
ふじたにさん、ありがとうございました。

上記の返信(機動装鎧トルクギア冒頭部分改稿版の返信の返信の返信)

投稿者 ふじたにかなめ : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。少しはお役に立てたみたいでよかったです。

>描写が少なくてあれなのですが、ライカの住んでいる町は『戦争の緩衝地帯』の難民キャンプで、そのことは一応書いてます。

大野様の補足説明を読んだところ、申し訳ないことに説明不足だったことに気づいたので追記です。
ライカたちのキャンプについて気になった原因は、「テレーヌ領」が出てきたからなんです。それまでキャンプ内だけの話だったらキャンプがどこにあろうが、どんな国民や民族が逃げてきたのか曖昧でもよかったんです。ですが、テレーヌ領の名前が出てきちゃうと、じゃあキャンプにいる人たちは何の領から逃げてきたのかって気になったんですよね。ニュースを見ていると、〇〇国の難民とか、表示されているので、同じ感覚で気になり出しました。なので、そこを曖昧なままで進めたかったら、他領の話には触れない方がいいのでは?と思いました。
ですので、直すとしたら、ライカが新たな堀場を探すために荒野を移動していたら、盗賊に襲われている彼に出会ったくらいの流れの方がいいのでは?って思いました。
でも、もしテレーヌ領が後に話の展開に含まれるなら、ライカたちの国籍について明記して主人公たちの立ち位置をはっきりさせた方が理解しやすくていいかもって個人的に思いました。
余談ですが、以前自分が書いた作品で女神の名前を出したら、深く触れる予定がないなら固有名詞を出さない方がいいと指摘を頂いたことがあります。特に序盤だとそれは重要なものかと読者は認識しやすいですし、頭のタスクに負担がかかるので、読みやすさを重視するなら、重要度が低い情報は出さない方がいいと思いました。

あと、「考える」話は、エンタメではなく、文学的な感じがしますよ。なんとなくですが、冒頭の趣旨の分かりづらさはそこが原因な気がしました。
謎を解くとか、悪党をやっつけるとか、世界を救うとか、家族を救うとか、もっと分かりやすさを私なら意識しますね。そこに戦う意図についてちょっと触れる程度で描くといいのでは?って思いました。
また、「考える」、「考えさせる」をテーマに含みたい場合、主人公の心情を伝える技量がかなり必要となると個人的に思いました。

あくまで個人の意見なので、合わなければ流してくださいねー。

あと、ごめんなさい。現在自分の進捗が一万字もないので、自作を優先させていただきますね。前回大野様の創作掲示板のスレに書きこんだものの、感想を書かないのも失礼かなって思ったので、今回プロローグだけ読ませていただきました。

ではでは、何度も失礼しました。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/shared_drafts/14UhRqBDoZPR4LSKg5NvKBtuDrCmj2Ec

スレッド: 機動装鎧トルクギア冒頭部分改稿版

この書き込みに返信する >>

元記事:機動装鎧トルクギア冒頭部分改稿版の返信の返信の返信

返信ありがとうございます。少しはお役に立てたみたいでよかったです。

>描写が少なくてあれなのですが、ライカの住んでいる町は『戦争の緩衝地帯』の難民キャンプで、そのことは一応書いてます。

大野様の補足説明を読んだところ、申し訳ないことに説明不足だったことに気づいたので追記です。
ライカたちのキャンプについて気になった原因は、「テレーヌ領」が出てきたからなんです。それまでキャンプ内だけの話だったらキャンプがどこにあろうが、どんな国民や民族が逃げてきたのか曖昧でもよかったんです。ですが、テレーヌ領の名前が出てきちゃうと、じゃあキャンプにいる人たちは何の領から逃げてきたのかって気になったんですよね。ニュースを見ていると、〇〇国の難民とか、表示されているので、同じ感覚で気になり出しました。なので、そこを曖昧なままで進めたかったら、他領の話には触れない方がいいのでは?と思いました。
ですので、直すとしたら、ライカが新たな堀場を探すために荒野を移動していたら、盗賊に襲われている彼に出会ったくらいの流れの方がいいのでは?って思いました。
でも、もしテレーヌ領が後に話の展開に含まれるなら、ライカたちの国籍について明記して主人公たちの立ち位置をはっきりさせた方が理解しやすくていいかもって個人的に思いました。
余談ですが、以前自分が書いた作品で女神の名前を出したら、深く触れる予定がないなら固有名詞を出さない方がいいと指摘を頂いたことがあります。特に序盤だとそれは重要なものかと読者は認識しやすいですし、頭のタスクに負担がかかるので、読みやすさを重視するなら、重要度が低い情報は出さない方がいいと思いました。

あと、「考える」話は、エンタメではなく、文学的な感じがしますよ。なんとなくですが、冒頭の趣旨の分かりづらさはそこが原因な気がしました。
謎を解くとか、悪党をやっつけるとか、世界を救うとか、家族を救うとか、もっと分かりやすさを私なら意識しますね。そこに戦う意図についてちょっと触れる程度で描くといいのでは?って思いました。
また、「考える」、「考えさせる」をテーマに含みたい場合、主人公の心情を伝える技量がかなり必要となると個人的に思いました。

あくまで個人の意見なので、合わなければ流してくださいねー。

あと、ごめんなさい。現在自分の進捗が一万字もないので、自作を優先させていただきますね。前回大野様の創作掲示板のスレに書きこんだものの、感想を書かないのも失礼かなって思ったので、今回プロローグだけ読ませていただきました。

ではでは、何度も失礼しました。

上記の返信(機動装鎧トルクギア冒頭部分改稿版の返信の返信の返信の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

なるほど。お忙しい中わざわざありがとうございます。
国籍回りの設定については、確かにずさんだったかもしれません。もう一度よく見直して、書くか・テレーヌ領という設定そのものを見直すかします。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/shared_drafts/14UhRqBDoZPR4LSKg5NvKBtuDrCmj2Ec

スレッド: 機動装鎧トルクギア冒頭部分改稿版

この書き込みに返信する >>

元記事:シンセティック・シューター (仮題)

どうも如月千怜です。プロローグ掲示板は初めて使用させていただきます。
今回投稿する作品は以前スレッドを立てた「ホムンクルスに転生した主人公」の話です。
ちなみにここから先の展開は、一話完結エピソードを掲載していく中で時々大きな事件を描くような話にしようかなと思っています。

登場キャラクター(一部プロローグ時点では登場しない者もいます)

シャーロッテ
ホムンクルスとして転生した主人公。愛称はシャロ。
酒の飲みすぎでホームから転落死したのを自殺と誤認され、錬金術師のユークリッドに手違いで魂を提供されてしまう。
前世では社畜であり、様々な不満から日常的にヤケ酒をしていた。
そして転生後もホムンクルスとして強制労働させられることを嘆くが、ユークリッドが彼が思っていた以上に丁寧に扱ってくれたことからその不満は物語を通して次第に消えていく。
ちなみにこの事を彼は後に「冤罪で入れられた刑務所が職場よりホワイトだったみたいだ」と語る。

性格
前世での嫌な経験が多いことから口が悪く、造物主のユークリッドに対しては仲が良くなってきた後も一向に敬語を使わず終始おっさん呼ばわりを続ける。
ただ女の子に対してはかなり甘く、新キャラと出会う度にその容姿を散々心理描写で褒めちぎりどこがかわいいかを丁寧に語るのが確定している持ち芸の一つ。
(もちろんこれは一人称だからできる芸当である)
仕事に対しては真面目であり、ユークリッド相手でも文句を言うことはあるが、結局は彼のために力を尽くす。
また客人の前ではユークリッドに対する普段の不敬を自重し、彼を立てるなど、決して彼を信頼していないわけではない。
酒が大好きであり、夜には誰にもバレないよう倉庫に忍び込み勝手に酒を飲むことがある。
まあ糖尿病のヒーローがいるくらいだから、アル中のヒーローがいても別にいいよね。

戦闘能力
悪魔達に気まぐれで魔眼の能力を与えられていて、視力が全体的に強化されている。
暗視能力の他に、体感する時間の流れを劇的に遅くし、敵の攻撃を見切る能力を持つ。
世の中のチート特典と比べたら、弱くはないけど絶妙にいらないくらいのしょっぱい性能だが。
もっとも彼の真価は優れた射撃センスにあり、魔眼による視力強化もあってかなり優れた命中精度で射撃を行う。

ユークリッド・スカラー
シャロの親になる錬金術師。愛称はユウ。
だけどレギュラーキャラには彼を名前で呼ぶキャラクターがいない。
(シャロはおっさん、後述する弟は兄貴、部下達は社長と呼ぶため)
錬金術師の結社である「ユークリッドファミリー」を立ち上げた若きリーダーであり、自分の結社を大陸一の錬金術師集団にすることが夢。

性格
偏屈で粘着質。シャロが嫌がっているのに興味のない話を長々するなど自分本位な行動からシャロからは煙たがれている。少なくとも彼が悪いところは決してかばってもらえない。
あと役割分担という名目で自分の苦手なことを何でも他人にやらせるので、錬金術師と無関係な人員ばかりを次々雇用してしまう癖がある。
資本金を集める前準備と言えば聞こえはいいかもしれないが……
ただ経営者を志すだけあってかビジネスマナーは完璧であり、商売相手からの信頼は厚い。

戦闘能力
錬金術によって火薬を製造することに目を向けており、それによって大陸で初めて銃と爆薬を発明したという偉大な実績を持つ。
基本的に直接戦闘よりも戦闘に使うための道具を製造するのが役割であり、良くも悪くも支援特化型である。
銃を発明した本人だけあって射撃は上手いが、シャロのセンスの高さの前にはあっという間に追い抜かされていく。

クラウディオ・スカラー
ユークリッドの弟。愛称はクラウ。
シャロが生まれる前までは数少ない戦闘員であり、ユークリッドが錬金術師の材料を手に入れるため探索に赴く際の護衛が主な仕事。
年が離れていることと、自分の苦手なことを多くできるため、兄のことを強く慕っている。そのため彼に平然と不敬を働くシャロとは若干折り合いが悪い。

性格
兄と違い素直な熱血漢。休みの時は近所の子供達の遊び相手をするなど気のいい兄貴分である。家庭では弟だけど。

戦闘能力
優れた腕を持つ魔法戦士であり、剣術とそれを強化する魔法剣による苛烈な攻めを得意とする。
必殺技は魔法剣の威力を最大まで解放させて放つ魔法光波。

ヴェロニカ・ノイマイヤー
ユークリッドに雇われたメイド。
元々はシャロに仕事のやり方を教えた後に退社する契約だったらしいが、シャロの家事があまりにもヘタなのでそのままメイドを続けることになる。
平社員のレギュラーが一人はいた方が話を作りやすいのでは、と思って作ったキャラクターなので処遇に対しては不確定要素が強い。

ちなみにシャロは彼女に若干気があり、容姿を散々褒めちぎるが怒りっぽくてたくさん殴られたのは嫌だったと語る。
あんまり褒めちぎりすぎるとリゼロのエミリアみたいな未来を辿った後が心配なので、そういう意味でも処遇は未定。

上記の返信(シンセティック・シューター (仮題)の返信)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

 とりあえず、とてもいい出来だと思います。転生モノテンプレをベースにして、設定とかキャラ紹介をくどくならない程度に入れているので、とても読みやすく、今後の展開へのワクワク感もある程度あって良いと思います。
 
 ただ、『とりあえず』と付けたのが少し気になっている点で、今後の展開次第ではアッサリまとめすぎている・インパクトが足りないようにも感じました。
 
 そういう意味で言うと、キャラ数をもう一人増やしても良いかも知れないと思います。ユークリッドが『天才』を名乗った時に、肯定しつつも突っ込みを入れる形で弟君とかが出てくると良いんじゃないでしょうか?

 あと、プロローグそのもののまとまりとしては良いんですが、主人公の『己が陥った境遇(転生・使い魔化・TS・前世への未練)』への受け入れが速すぎるようにも見えます。もう少し、反発する方が見てて楽しいです。

 と、言った感じです。
 雑に言えば、『とても丁寧にまとまっているし分かりやすいんだけど、作品のウリ/主人公の内面が少し見えずらいかな』といったところ。プロローグ単品としてはとてもいいんですが、続きのお話を書いたときに物足りないプロローグになってしまう気もします。

タイトル案

内容が見え切らないので、何とも。

良かった要素

ストーリー キャラクター

スレッド: シンセティック・シューター (仮題)

この書き込みに返信する >>

元記事:シンセティック・シューター (仮題)の返信

 とりあえず、とてもいい出来だと思います。転生モノテンプレをベースにして、設定とかキャラ紹介をくどくならない程度に入れているので、とても読みやすく、今後の展開へのワクワク感もある程度あって良いと思います。
 
 ただ、『とりあえず』と付けたのが少し気になっている点で、今後の展開次第ではアッサリまとめすぎている・インパクトが足りないようにも感じました。
 
 そういう意味で言うと、キャラ数をもう一人増やしても良いかも知れないと思います。ユークリッドが『天才』を名乗った時に、肯定しつつも突っ込みを入れる形で弟君とかが出てくると良いんじゃないでしょうか?

 あと、プロローグそのもののまとまりとしては良いんですが、主人公の『己が陥った境遇(転生・使い魔化・TS・前世への未練)』への受け入れが速すぎるようにも見えます。もう少し、反発する方が見てて楽しいです。

 と、言った感じです。
 雑に言えば、『とても丁寧にまとまっているし分かりやすいんだけど、作品のウリ/主人公の内面が少し見えずらいかな』といったところ。プロローグ単品としてはとてもいいんですが、続きのお話を書いたときに物足りないプロローグになってしまう気もします。

上記の返信(内容が見え切らないので、何とも。の返信)

スレ主 ラ研の無惨 : 0 投稿日時:

大野さん、感想ありがとうございます。

>>ユークリッドが『天才』を名乗った時に、肯定しつつも突っ込みを入れる形で弟君とかが出てくると良いんじゃないでしょうか?

確かにそれいいですね。さっそく採用を検討します。

>>主人公の『己が陥った境遇(転生・使い魔化・TS・前世への未練)』への受け入れが速すぎるようにも見えます。もう少し、反発する方が見てて楽しいです。

うーん、これか……実はナイトメアフライデーで同じ指摘をされたことがあるのですよね。
「お調子者でラノベが大好きで興奮している西村はともかく、初めて異世界転生を知ったばかりの木下の受け入れが早すぎる」と。
ただ今回の場合、結構迷うところですね。
木下は苦労しながらも生活に希望と幸福感を持っている描写があったから、こういう指摘が来てもしかたないと思うのですが、シャロの場合はそういうのが全くないのですよね。
一応「家族と二度と会えないのは寂しい」とか言っていますけど……

まあ一番迷っている理由としては、ここを長引かせると話のテンポが悪くなることなんですよね。
この尺だけでも黄金の魔女では主目的の「カマーン村奪還」に関する話が出てきますので、その反発の描写はあまり長くしたくないなというのが正直な感想です。
あっちではそこから奪還が実際に始めるまでが長引きすぎたという二重の懸念要素があるからな……

そしてスルーされたヴェロニカは……うーん、どうしよう。個人的に彼女は後々ユークリッドの副官枠にして作戦係をやってもらおうかなとか思っているのですが……(参謀はユークリッド自身にも当てはまるので、あえて副官と呼びます)

スレッド: シンセティック・シューター (仮題)

この書き込みに返信する >>

元記事:ツンデレラを脱がしたい

次回、なんだっけ?
軍略に至る病? 軍略に至る絶望???
…狼に至る絶望とか、そんな感じになります。

主にコボルトと人間のハーフ…
イメージ的には無職の剣王ですわ。
コボルト社会を改革したコボルトの女ボスの話しメイン。
裏切り者の新米憲兵、殺すか迷い中
「裏切り者は二人も要らない…」とか言って

満月に魔女が狼になります。

コバルト色の絶望だったかな?

上記の返信(ツンデレラを脱がしたいの返信)

スレ主 つたぬき : 0 投稿日時:

あおい、愛染い、いつまでも続くコバルトブルー…

愛の色…そう聞かれ、何を思い出す?
私の場合は決まっていた。
コバルトブルー…青空のような美しい色。
自分たちの毛は、少し灰色が混じってくすんているが、だからこそ、コバルトブルーに対する想いは完璧を求め、反物染めの里として鬼ーー貴人に重宝された。

…もう、大分過去の話しだ。
故郷に、あの空よりも美しいコバルトブルーの反物が風に靡く光景は、もう無い。

その心もだ。
一度でも濁った心に、あの怖くなるまで自由な色は出せ無い。

この赤く染まってしまった頭巾のように…

満月の夜空を見上げると、月が赤く染まっていた。
いつも苛む頭痛が、少し和らぐ。

ロボ…古代語で人業を意味する。
文字どうりに古代の古代人物が、絶滅危惧種の狼の繁殖用と、環境保全用に絶滅危惧の雌しかいなくなった狼のクローンオスで脳には機械式の人工脳が移植されていた。
古代人はあっさり文明をなくし、絶滅危惧だった青色狼は、急激に進化して二足で歩くようになった。
…500年は立っただろうか?
神と呼ばれた狼とも、人とも言えない私に寿命が近づいていた。
その時に奴と出会ったーーモク・ホウテンと呼ばれる初老の男。
最初の頃、ヤツはこの私をただの狼だと信じて疑わなかった。
古代人が残した古代兵器を狙っていた学者崩れの盗賊だった。
ヤツは、肉トラップから、落とし穴、吊り輪様々な罠に仕掛けたが、全て幼稚すぎた。
だが、年甲斐も無く良い尻の雌の若い狼を見つけ追いかけていたら、落雷に遭い、崖から落っこちてしまった…
あの尻は、500年生きた中でベスト30には入ったと思う!
気付けば、その尻と見間違うような胸のコボルトに介抱されていた!!
実に残念だった。
私は、哺乳類の乳房に興味のない完全な尻派としてインプット、そう設定され造られた存在だったからだ。
それでも年得た股間は、何故か勘違いしたままで、おいおいおっかしーなぁ、コボルトもいいかなぁとハァハァして雌のコボルトにもたれ掛かったら、突然入ってきた雄のコボルトに鉛の玉を数発ボディに打ち込まれ命乞いをした。
その時私がコボルト語を話すことで始祖だとか、神だと分かるや向けられる、なんか軽蔑されているようなゴミをみる視線にきかん棒が何故か反応してしまった。
こう、機械のはずの脳が誤作動したのだ!

タイトル案

コバルト色の頭巾は赤く染まる…!(前編)

スレッド: ツンデレラを脱がしたい

この書き込みに返信する >>

現在までに合計252件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全51ページ中の41ページ目。

ランダムにスレッドを表示

▼おすすめ小説!

機動装鎧トルクギア

投稿者 大野知人 返信数 : 13

投稿日時:

以前、『創作相談』の方に挙げた『転生モノの相談』のプロローグ三十ページほどです。 企画としては  『ガンダムっぽい世界の敵国に生... 続きを読む >>

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/shared_drafts/aUimWCMzb8UeJvGIHINoFmibJiHfSReA

境界の護り人 

投稿者 ソラナキ 返信数 : 3

投稿日時:

幻想的な雰囲気が出ているか、判定どうかよろしくお願いします。 続きを読む >>

禁断合体 ソウウツガー!!

投稿者 つたぬき 返信数 : 0

投稿日時:

デート中に二人同時に呼び出し音、無視しようか思ったが彼女に説得され出動に応じる… 彼女にも用事があるのは、何となく分かっていた… ... 続きを読む >>

ランダムに批評を表示

元記事:(改稿版「駅編」) 寿国演義 お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車

 舞台を微妙に変えただけで同じ内容の作品を二重に投稿して良いのか疑問ですが、「相談」の掲示板なので、投稿させていただきます。

「現代日本から消えた鉄道風景を中華風ファンタジー世界で再現する」ことと目的にした、『寿国演義 お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車』の改稿版です。話の内容は、改稿前(初版)と同じですが、初版では字数の関係で省略した駅の場面を主にしてみました。逆に、そのために改稿版では、初版後編の列車の峠越えの場面を省略しています。なお、完成させられる見込みは全く立っていません。

 以下、あらすじです。

 庶民出皇后の張銀鈴(ちょうぎんれい)が、霊感商法で問題になっている「福地寺」が主催する怪しげな格安旅行のチラシを持って来た。最高裁長官・検事総長・法務大臣に当たる越忠元(えつちゅうげん)は、銀鈴が首を突っ込んできたことと、後宮の女官も興味を示した者が居るため、銀鈴と、妹・弟分の判事見習の晶芳雲(しょうほうん)・欧裁文(おうさいぶん)を連れて、福地寺の大本山へ列車で向かうこととなった。

 
 やはり、不安な点は無茶苦茶な世界観ですから、「世界観が伝わったか?」です。具体的には、以下の点でご返信いただければ、幸いです。

 ・昔(明代以前)の中国っぽっくなっているか? 
 ・食事の場面の印象は?
 ・鉄道という「近代」の象徴を出しておきながら、政体を近世以前にしたこと(架空のもが多いが役所の名称は漢・唐代、科挙は明・清代)。
 ・西洋文明の象徴たる鉄道を出したが、登場人物が明代以前の中国服(漢服)を着ているイメージを持てるか? (つまり、洋服や和服を着ているイメージがあるか?)
 ・設定の説明に、想定日本の架空国を出したり、ガイドブックを引用(劇中劇)したりした印象は?
 ・両方お読みいただいた場合、初版の前半と、改稿版ではどちらが世界観が伝わりやすいか?
 ・改稿版で「魔法が存在する世界」と認識できるか? 初版では鏡を使ったテレビ電話会議の場面があるが、改稿版では登場人物が直接魔法を使う場面を出せなかった。

上記の回答((改稿版「駅編」) 寿国演義 お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車の返信)

投稿者 やとう : 0 投稿日時:

 
 先日は、プロローグのご指導をいただきありがとうございました。
やとうと申します。
 初めて短編から執筆をスタートする初心者のため、自分がお役に立てるかわかりませんが、投稿された内容について受けた印象などを拙いながら書かせていただきます。
 ちなみに、世界史Bでは中国史で挫折し西洋史での点数稼ぎに逃げたため、世界観については中国史をあまり知らない阿呆の言っていることと、思ってください。 

・昔(明代以前)の中国っぽっくなっているか? 

中華圏の文化といえば、木造で赤い柱の豪華絢爛な建物! という印象があります。
水墨画が飾られていたり、飲茶のシーンがあり細かい食文化の描写や衣服の説明から中国っぽい舞台だなと感じました。
質問ですが『妖賊』、『教匪(きょうひ)』の用語について気になりました。漢字文化に弱いため、前者は何となく怪しくて悪い連中だろうと思いましたが、後者についてはどのような存在を指すのでしょうか。

 ・食事の場面の印象は?

次々と出てくる点心の描写がおいしそうです。文章を読んでいると食べたくなりました。

 ・鉄道という「近代」の象徴を出しておきながら、政体を近世以前にしたこと(架空のもが多いが役所の名称は漢・唐代、科挙は明・清代)。

皇帝や官僚の権力が強く、国策で西洋文化や技術を取り入れつつも支配体勢は強固なままかわらない、というのもありなのではないかと思いました。

 ・西洋文明の象徴たる鉄道を出したが、登場人物が明代以前の中国服(漢服)を着ているイメージを持てるか? (つまり、洋服や和服を着ているイメージがあるか?)

中国服の知識が無いため、登場人物の衣装が例や細かい情報で丁寧に説明されていると思いました。芳雲というキャラクターは、「弁財天や吉祥天といった天女」で服装はなんとなくイメージしました。(あっているかわかりませんが……)
外国人の描写は、インド人やムスリムがいたり、西洋人、日本人など国際色豊かなお店の印象をうけました。

 ・設定の説明に、想定日本の架空国を出したり、ガイドブックを引用(劇中劇)したりした印象は?

『これが、長洛第一の名物料理、「羊肉泡モー(ヤンロンパオモー)」……』のあたりシーンでしょうか。
和人=日本人、とすぐに連想しましたし、忠元は通で、結構力がある人なのだと読んでいました。

 ・両方お読みいただいた場合、初版の前半と、改稿版ではどちらが世界観が伝わりやすいか?

改稿版の方が飲茶屋の描写を通してより、中華の文化を感じやすくなりました。
初版では「少しは立場を考えてください!」と諌めるシーンがあり、普段からフットワークの軽そうなお后と振り回される臣下の関係なのでは、とキャラクターを想像していました。
改稿版では、「少しは銀嬢のしつけをしていただかぬと」からの流れから、仁瑜と銀鈴の皇帝皇后夫妻の以心伝心で仲の良さが伺えました。

 ・改稿版で「魔法が存在する世界」と認識できるか? 初版では鏡を使ったテレビ電話会議の場面があるが、改稿版では登場人物が直接魔法を使う場面を出せなかった。

改稿版の、点心の入れ物に魔法が使われているような描写のことでしょうか。
その記述のみだと、読んでもあまり印象に残らないかもしれません。
(他に見落としがあれば申し訳ありません)

以上です。
お役に立てれば幸いですが、ご希望に沿う内容でなければどうかスルーしてください。

 

スレッド: (改稿版「駅編」) 寿国演義 お転婆皇后と、天空聖地と、雲表列車

この書き込みに返信する >>

元記事:凍った瞳

プロット相談掲示板の方に先に相談させて頂いた作品です。
投稿用あらすじ
『魔術師として、世界におきる問題を解決しながら、中学生活を送る少女、雲母凍華。彼女は、問題解決のため、調査をしている途中で、一人の、名前の無い少年と出会った。その出会いから、凍華の日常は色彩が豊かになっていた――』
あらすじの方もどうにも上手い言い回しが思い付かないので、アドバイスが欲しいです。設定が気になるという人は、お手数ではありますが、小説のプロット相談掲示板で同名タイトルにて相談していますので、そちらの方のご確認をお願いします

上記の回答(凍った瞳の返信)

投稿者 カイト : 0 投稿日時:

silicaさん
こんにちは。先日は拙作へのコメントありがとうございました。
貴作を読ませていただきました。思うところあったので、僭越ながらコメントさせていただきます。

まず、あらすじについてです。
あらすじとは結末まで書くものですので、提示されているこれは煽り文、という感じでしょうか。
「中学生魔術師の凍華が名前のない少年と出会い、〇〇が△△して◆◆となり、最後には□□となった」
ということですね。また、「凍華の日常は色彩が豊かになっていった」とは具体的にどういうことなのか、端的に記す必要もあると思います。
とはいえ、自分もあらすじを上手に書くのは苦手です。ここは練習あるのみですね。

プロローグ本文についてです。
これは、ひとまとまりのプロローグというよりは、冒頭の抜粋のように思えました。それならそれで構わないと思いますが、「プロローグ」と銘打つなら、中途半端なところで終わっているように思います。
プロローグは、「これから物語が始まるぞ!」というワクワク感を高める効果が期待されるものですので、中途半端はもったいないかな。

内容について、正直詳しいプロットのような印象を受けました。今のままでは、したことの羅列になってしまっている感じなので、情景描写も心理描写も、もっと大胆に書き込んだ方がいいと思います。
また、凍華の一人称で進むこともあって、日記のような印象も受けます。日記って基本的に自分だけが読むものなので、当たり前のことをいちいち説明しないですよね? そんな感じで、凍華の語りだけでは、彼女がどんな状況に置かれているのか、物語の設定や世界観というものが読み取りにくいです。
設定がわからなければプロット相談を、と書いてくださっていますが、自分はあえて読んでいません。読者は本来、そういう補足説明や裏情報を知らずに物語と向き合うからです。物語の設定は、物語の中で上手に説明する必要があると思います。

以上です。
色々書いてしまいましたが、あくまで個人の一意見ですので、あまりお気になさらず。
執筆頑張ってくださいね。

スレッド: 凍った瞳

この書き込みに返信する >>

元記事:記憶喪失の俺が、メイドになってお嬢様に仕えるワケ

こんにちは、度々お世話になっているかもめしと申します。
皆様の回答を頂いて新しくプロローグを推敲してみました。
設定説明が多すぎるということで、それらを省いてキャラの特徴やその魅力を盛り込んでみましたが……正直自信がありません。
ヒロインの魅力が皆様に伝わるかどうか……ものすごく不安です。自分でも、あれ?これって魅力、なのか?状態です。
世界観は、魔法とドラゴンを盛り込んだファンタジーです。皆様のご意見やご感想を頂ければ、幸いです。

(あらすじ)
「それで? 殺害方法は考えついていて?」
クーヤの主人――セレス嬢には殺害したい相手がいるらしい。
らしい、という曖昧な表現なのには理由がある。それはクーヤが、殺害相手の名前もろとも過去の記憶を喪失してしまったのだ。
彼女が殺害したい相手は誰か? 

「お前が思い出したらすべて教えてあげるわ。えぇ……すべて」

喪失した過去を取り戻した時、世界は戦乱の波に包まれる。

上記の回答(記憶喪失の俺が、メイドになってお嬢様に仕えるワケの返信)

投稿者 手塚満 : 0 投稿日時:

おそらくは1~2日という短期間で、よくここまで改稿できたと思います。設定情報はバッサリ削られている点は、作者さん(スレ主さん)としては、かなり辛かったのはずです。せっかくアイデアを起こして、設定まで練り上げたはずですから、少しは出したいのが人情でしょう。が、よく思いきられました。

ただ、お急ぎのせいか、粗削りであるようにも感じます。前回は大枠で考えての回答だったので、細かい点は抜きにしました。今回は少し詳しく見てみようと思います。単語選択等で既出のご指摘と被るものが出るかもしれませんが、ご容赦をお願いいたします。また、いろいろ長くなってしまっていますが、駄目出しをする意図ではありません。いろいろ可能性を考えましたので、文章量が増えてしまっただけです。

1.出だしの描写について

> 放課後のサロンの利用者は多い。
(細かいことを申せば、字下げがない。バサバサ削っては調整したからでしょうか。急造した影響を感じます。)

作者さん(スレ主さん)は既に「ここはアルイル総合士官学校内だ」と想定してお出でですね。しかし読者はまだ知りません。書き出しは慎重であるべきです。これだと、読者は面食らいます。「放課後」からは「学生が登場するらしい」と読めます。しかし、「サロン」がどこにあるかは分かりません。

現代の学生だと、放課後に学校の近く、あるいは(電車などを含む)通学路途中に寄り道することはよくあります。しかし、学校内にサロンに相当する息抜きできる場所がある例はあまり知らないはずです。

ですので、上記一文で「学校の外」をまずイメージしてしまう恐れがあります。

> サロンはアールヌーヴォー調の内装に瀟洒《しょうしゃ》な調度品が余裕を持って配置されている。

「アールヌーヴォー調」は、御作がドラゴンや魔法のある世界であることから、要注意な言葉になります。フランス(やベルギー等)が、この作品世界にあると示してしまうからです。かつ、19世紀末以降の世界であるとも示したことになります。「アールヌーヴォー調」という単語だけで、かなり世界設定が絞られてしまうわけです。

もしくは、地の文の語り手が読者の現実世界と、作品世界の両方を知っているキャラになります。全知に近いキャラになり、以降は嘘は付けませんし、知らないこともあってはいけなくなりますし、わざと大事なことを語らないことも許されなくなります(でないと、読者からは卑怯な語り手という印象が生じかねない)。

「ハリー・ポッター」のような世界観(現代に魔法とドラゴン等を持ち込んだファンタジー)ならいいんですが、そうでないなら現実世界の名詞を使うのは慎重になさるべきだと思います。

> 学校内でももっとも上等な空間なのは間違いない。

続く一文で「学校内」となって、場所に対するイメージの揺らぎが解消されています。一段落内だし、連続する文だとお考えかもしれませんが、読者への配慮は入念にする必要があります。こういうことが積み重なると、「なんとなく読みにくい」と感じてしまう恐れがあるからです。

これが、わざと揺らがせる、イメージ確定を遅らせて驚いてもらう、といった狙いでしたらいいのですが、出だしですし、この後を読んでもそういう狙いがあるようではありません。

最も簡単に問題を無難に解消するなら、例えば、

> 放課後のサロンの利用者は多い。サロンはアールヌーヴォー調の内装に瀟洒《しょうしゃ》な調度品が余裕を持って配置されている。学校内でももっとも上等な空間なのは間違いない。
>  故に、利用者は学院に対して多額の寄付を行った名家のみに限られるため、平民からの成り上がりは利用できない不文律がある。
 ↓
>  ここ、アルイル総合士官学校のサロンは校長室でも及ばないほどの、校内でも最も豪奢な場所に違いない。内装の曲線美、調度品の瀟洒なことは類を見ない。それだけに事実上、富裕の名家の子弟のみが利用を許されていると言える。

などでしょうか(あまり練れておらず、すみません)。

2.投擲物・革袋

出だしはあまりに細かく申し上げましたので、少し端折って申し上げてみます。後半の飛竜騒動で、撃退の主アイテムが(後で明かされる情報を含めますと)「粉チーズとハードチーズが詰まった革袋(焼き菓子の材料)」ですね。そのこと自体は、冒頭の焼き菓子が伏線として機能している感じで、うまい運びだと思います。

ただ、イメージを思い浮かべるには不都合な情報の出し方になっています。最初に「投擲物」と表現していますね。

> これが騎士の最高位――【竜騎士】を目指す者の態度か、と逃げ惑う生徒たちを冷めた目で一瞥し、クーヤが重そうにワゴンを押してセレスの元に投擲物を運び込んだ。
(細かいことを申せば、主語クーヤを出すのがちょっと遅いかも。「~、と逃げ惑う生徒たちをクーヤは冷めた目で一瞥し、~」などのほうがイメージしやすそう。)

こう表現すると、運び込んだ物の目的は分かりやすい。ですが、形状が分からないわけです。絵的にはっきりイメージできず、絵の中に[投擲物]と文字を入れたような感じでしか想像できません。

ここはリアリティとスピードが必要な場面のはずです。迫りくる飛竜と対抗手段をくっきりイメージできないと、かなり損、もったいない。上記一文からかなり経ってから、

>  クーヤが用意した投擲物は中身がぱんぱんに詰まった皮袋だ。運搬しやすいようについた持ち手を、セレスがおもむろに両手で握る。

と描写されています。これでは逆です。イメージしやすいのは、形状の革袋と示してから、使用目的の投擲物と表現する流れです。これより前にセレスが、

> 「……クーヤ、それは一体なんの真似事かしら?」
>  セレスが胡乱な眼差しで、矢筒と弓を装備するクーヤを見た。
(これも細かいことながら、おそらく「真似事かしら?」(何かを真似ているのか?)ではなく「真似かしら?」(何をしているのか?)が適するはず。ただ、台詞は多少の言葉の混乱はあっても可。)

と言って、クーヤの行動に疑問を呈していますね。かつ、プロローグ最後のオチで、セレスが投げたのはチーズと気が付いてスラップスティックコメディになる。そこも踏まえると、なおさらに形状が先です。セレスの疑問に読者を同調させられれば、オチも効いてくるからです。

ですので、革袋→サイズ(人が入る)→投擲物、という順で情報を出すように文章を工夫してはどうかと思います。

3.爆発物について

既出ですが、チーズが爆発するのか、というのは疑問になります。読んでいて引っかかってしまうわけで、スラップスティックの騒動で締めくくるのを妨げかねません。「あれ?」と思いつつ笑うことはできませんから。
(その他、「じゃあ、焼き菓子も容易に爆発するのか?」「焼き菓子を焼いているときになぜ爆発しない?」等の疑問、邪推も生じかねない。)

ただ、スラップスティックでプロローグを締めくくっているため、ある種の手法は使えなくもないです。例えば。セレスに「どーやったら、チーズがあんな風に爆発すんのよ!」と叫ばせる。クーヤが「そこはそれなりの工夫でってことで」とか返し、少しながらきちんとドタバタを見せておけば、ノリで押し切ることもできます。

もしそうしてみた場合、注意点も生じます。チーズで武器が作れる、が設定上のデフォになってしまうことです。チーズが爆発物になれるなら、他の何でもないものも兵器になり得る、と読者は想定してしまいます。この後のストーリーに影響を及ぼすわけですので、設定を出すのは慎重に行う必要があります。

そこを避けたいのなら、「単なる爆発物では飛竜には不足だから、飛竜が嫌いそうな匂いを持つチーズも混ぜ込んだ」としておくのが無難になるかと思います。

そしてセレスが飛竜撃退後に怒り出すわけですが、チーズの伏線の使い方がもったいないような気がします。

> 「わたくしが厳選した粉チーズとハードチーズをどこへやったのかしら?」

で、チーズに言及するわけですが。チーズがなくなっていることに気が付いたセリフですよね(どうして在庫に気が付いた、というのは置いておきます)。ドラゴンは臭がっている。

セレスも匂いに気が付いてもおかしくない(必然ではないが、不自然にはならない)。飛竜だけでなく、セレスも攻撃中に「あれ、この匂いは?」といぶかしがったほうがいい(好物だから飛竜と対照的に、嫌悪感を示さず、むしろいい匂いという雰囲気で)。だけどバトル中は緊張しているので、それ以上はセレスは考えない。

飛竜撃退後、ようやく投擲物の正体に気が付けばいいわけです。かつ、量からして在庫を大幅に減らしたことにもセレスが気が付き、思考を進めて、例えば「これでチーズは在庫切れ、再入荷まで一週間は焼き菓子が食べられない」と結論し、クーヤに対して怒りが爆発、二人がドタバタと揉める、という段取りへの移行がスムーズに可能にできると思います。

要は、セレスの情動やテンションに読者を巻き込むということですね。クーヤは何をどうしているか知っているわけですから、クーヤ視点で読んでしまうと意外性がなく、スラップスティックへの移行も下手すると無理矢理感が出かねません。セレスであれば、飛竜撃退シーンではクーヤに主導権を譲っていますので、振り回されて感情(疑問→驚き→安心→怒り等)も動かせます。

4.ドラゴンの念話

前回も拝読しておりますので、『 』表記の台詞は飛竜のものだと思いました。もしそうではないのでしたら、この項はスルーしてください(ただし、それでも台詞主が曖昧~不明な点は気になる)。

バッサリと設定説明を削ったため、必ずしも飛竜が臭がっての台詞とは気が付けない恐れがあるように思います。「飛竜の念話が聞こえた。」程度の簡潔な設定説明を入れるか、飛竜の動作(首を振ったり、爆発から異様に逃れたがる等)で暗示してはどうかと思います。

以上、これらが全てではなく、サンプル的に取り上げてみました。他の部分も同様な気配りで推敲してみてはどうかと思います。簡潔にまとめてみますと「何の情報をどういう順序で出すか」ということになります。

現状で情報の量、質は問題ないと思います。順序だけは手を入れる余地がありそうです。少し並べ替えるなどして、今の文章と見比べてみて、作者さん(スレ主さん)なりの最善を工夫してはどうかと思います。ほとんどの読者はこのプロローグで、以降を読むかどうか決めるはずですので、手間をかける価値はあるはずです。

スレッド: 記憶喪失の俺が、メイドになってお嬢様に仕えるワケ

この書き込みに返信する >>
トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

小説の相談を依頼する!
コメントは4500文字以内。
プロローグ全文は10000文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。


小説の最重要箇所であるタイトルとプロローグを改善するための相談、意見交換ができる掲示板です。
タイトルが良くないとそもそも読者は小説を読んでくれません。
また、プロローグがおもしろくなくては、ブックマークに登録してくれません。タイトルとプロローグで小説の評価は9割決まります。
この2つを改善するための相談ができる場所です。

ページの先頭へ

小説のタイトル・プロローグ改善相談所『ノベル道場』の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ