小説のプロット相談掲示板

s.sさんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:クロニクル・マキア

 二度目になります。六道一真と申します。
 この度はこちらにて、プロットの相談をご依頼させていただきました。
 今回の相談内容は2つ。
 記載したテロ組織『冥府の囚人』によるゼウス抹殺計画『無常の果実』について、遊戯王VRAINSのハノイの塔のような人類さえも脅かすようなものにしたいのですが、中々思いつかないので案を頂きたいというもの。
 最悪人類への害はなしでもいいですが、ゼウス抹殺の目的だけは完遂出来る計画がいいです。
 あとついでに、今のところルビは『モイラ(果実を与えた女神)の果実』という意味のギリシャ語ですが、他に案があれば意見を頂きたいです。
 二つ目は、(転)の展開について。
 一応上記のように纏めましたが、他に盛り上がる案があれば参考までに教えて頂きたいです。
 条件としては、(結)に繋がるよう「ゼウスを除く十二機皇が弱体化、もしくは破壊されている事」です。

 ゼウスの思想など分からない部分があるかもしれませんが、そういった疑問があれば答えていきます。
 また、それ以外にもアドバイスがあれば教えて頂きたいです。
 力足らずな自分ではありますが、どうかご助言をよろしくお願いいたします。

上記の返信(クロニクル・マキアの返信)

投稿者 s.s : 1 投稿日時:

僭越ながら提案します。
私の理解力不足故、自己補完で語る部分が多々あると思うので、読み飛ばして頂ければ幸いです。
まず一つ目の相談内容ですが、人工知能を倒す作戦を実行した際に生じるデメリット、と言うことでいいでしょうか?当方、遊戯王には疎く、一応検索してみたのですがよくわからなかったので、前置きの通り、自己解釈で提案します。
真っ先に思い浮かんだのが、人工知能は無論防衛システムがあり、テロ組織が攻め立てる際、ゼウスは常務である様々な管理を放棄し、自己防衛に全力を注ぐなどはいかがでしょうか?
デメリットは人工知能が管理する諸々が使えなくなり、それにより、都市機能はマヒ、大混乱が起こると言うものです。
それにより、クラッカーなどが、市民のパソコンなどにクラッキングしデータを盗んだりしたり、防犯システムも機能しなくなり都市は犯罪者で荒れ放題で被害甚大的な。
人工知能の倒し方については、人工知能がクラウド化してない限りは、本体を爆発ないし廃棄すればいいかと。私が思いつく範囲はこのくらいです。
次に、転の展開ですが、概ね良いと思います、ただ、あらすじ上だと旧人類である人工知能のスポンサーがいきなり登場しているので、伏線を張っとくと良いと思います。(恐らくは張っていると思いますが)
アドバイスというか、私見を述べさせてもらいますと、やはり、中二感が否めません、しかし、前回のあらすじに比べれば、リアル寄りになった感じもします。これはこれで良いかもしれません。
キャラもなかなかに立っていて面白いです。しかし、私的に物足りなさを感じてしまいました。恐らくは話が王道すぎるのが原因かも知れません、設定もよくありそうな感じ(また、仮面ライダーですが、ゼロワンが大体こんな感じの設定)です。私はキワモノが好みなので、こう言った王道テンプレートはあまり好きではありません。まぁ、ここは個人の問題ですが……
総評としては、矛盾などもなく良いと思います。しかし、全体的に普遍ぽさを感じるので、前回も言いましたが伏線や戦闘シーンの迫力、演出や地の文の秀逸さ、その他にも魅力的なキャラクターやカタルシスを感じさせる展開など、細部に神を宿らせれば、面白い作品になると思いますので、頑張ってください。
何かのお役に立てれば幸いです。

タイトル案

このままで

良かった要素

キャラクター

スレッド: クロニクル・マキア

この書き込みに返信する >>

元記事:エンドレス・ラグナロク

 はじめまして。六道一真と申します。
 この度はこちらにて、プロットの相談をご依頼させていただきました。
 あくまで設定を列挙しているだけなので拙い部分もあるかと思いますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 相談の内容としては2つ。
 一つ目は、単純に面白いかどうか。
 舞台は現代社会なので、作中で主に説明する事などはアプリゲームに関する事だけでしょうが、それでもこの設定で面白いと思っていただけるかお聞きしたいです。
 二つ目は、神英霊装について。
 現段階では英雄の武器だけの顕現としていますが、英雄本人をアドバイザーとして傍に置こうかとも考えています。
 あくまでアドバイザーなのでプレイヤーに力を与えるだけで本人は戦いませんが、Fateに近くなってしまうようにも思えるのでご意見が欲しいです。

 長編を考えているので説明しきれていない部分などもありますが、ストーリーの順序、展開等、何かアドバイスがありましたら活かさせて頂きたいと思います。
 力足らずな自分ではありますが、どうかご助言をよろしくお願いいたします。

 また、これとは別にもう一つ、『機械仕掛けの神が統べる世界に抗う、荒廃した未来の物語』も考えております。
 そちらのプロットも纏められたら紹介しようと思っていますが、その際にどちらが面白いかも教えて頂ければ幸いです。
 その際にはまた、よろしくお願い致します。

上記の返信(エンドレス・ラグナロクの返信)

投稿者 s.s : 0 投稿日時:

恐縮ながら私見を述べさせていただきます。
まぁ、あらすじだけを読んだ評価だと、中二病ノート進化版的な印象を受けました。
設定なんかも、どこかで見たやつの寄せ集めと言った感じがします。しかし、話自体が普通でも戦闘シーンの迫力や伏線、その他諸々がうまければ、普通に名作にも昇華される可能性を秘めてるあらすじだと思いました。
では、質問に回答していこうと思いますが、まず、設定とおおあじのあらすじのみを聞かされても面白いかどうか、判断はしかねます。設定を物語中に活かすことができれば面白いと思いますし、活かせなければつまらないと評するでしょう。
次に神英霊装ですが、私はFateは見たことないので意見は控えます。この設定は仮面ライダーゴーストの設定にすごく似てると思いました。と言うかほぼ同じ。
これに関して、悪いと言いませんが、かと言って良いとも言えません。この作品は全体的に普通と言うか、色んな創作物の寄せ集めという感じがしました。
しかし、何度も言いますが、伏線や戦闘シーンの迫力、演出や地の文の秀逸さ、その他にも魅力的なキャラクターやカタルシスを感じさせる展開など、細部に神を宿らせれば、面白い作品になると思いますので、頑張ってください。
何かのお役に立てれば幸いです。

タイトル案

このままで

長所。良かった点

基本的な用法をおさえられてあらすじ設定が作られているところ。矛盾してないこと。

スレッド: エンドレス・ラグナロク

この書き込みに返信する >>

元記事:返信、ありがとうございます

 アドバイス等、心から感謝致します。
 まず、世界観の伝え方について。s.s様のお言葉のおかげで、迷いが払拭されました。ありがとうございます。

 俺たちの戦いはこれからだエンドのご指摘、ありがとうございます。この点もかなり悩み、打ち切り漫画の終わり方のそれであることは重々承知ではあったのですが、脱走しても結局勝利が絶望的な状況で、逃げても残っても地獄…という現実を描写したかったので、僕にできる表現で狭い引き出しではこの形でしか出来ませんでした…
 もし何かしらのアイデアがありましたら、御教授願えませんでしょうか? それとも、やはりすっぱりと勝利か敗北かはっきりと終わらせた方が望ましいのでしょうか。

 物語の原動力が無いというご指摘について、心の底から納得という気持ちです。プロットの段階では詳しくは考えてはおりませんでしたが、もっと分かりやすく組織の中での派閥が分かれるようにしようとしています。
 例えば、主人公達のクーデター派、それを告発、鎮圧しようとする保守派、保守派の中での分裂や、初めから全部知っていて徹底的に管理していたAI。主人公含む人間たちが一生懸命ぎりぎりの駆け引きをしているつもりが、結局全部AIの手のひらの上だったというのを描くために、色々プランを考えています。
 方法としては、表面的にAIの地位を下げるなどを考えています。

 物語を進める原動力を考えるのはとても難しいと感じました。戦闘描写を増やしたり、日常風景を生々しく描くことが出来たら、中盤から終盤にかけてその日常に違和感を感じさせることができるように描けるとは思ったのですが、上手くいかないものです。経験が浅いからでしょうね…

上記の返信(返信、ありがとうございますの返信)

投稿者 s.s : 0 投稿日時:

絶望的な終わり方でなおかつ、物語としてしっかりとピリオドが打たれているエンドを、私は二つ思いついたので、僭越ながら提案させていただきます。
まず、一つ目ですが、主人公たちは強大すぎるAIの力に絶望して死を選ぶエンドです。つまり、自決し自殺するのです。まぁ、なんとなくで戦い続けるよりかは、マシかと……
二つ目は、主人公たちはAIに勝てないことを悟り、元の組織に出戻りすることです。主人公たちは、AIに操られていること承知の上、悶々と人生を全うする。とまぁ、そんな感じです。
物語の原動力について。主人公たちが結構流されて、自分たちで決断せずに戦っているのが、物語の原動力が不足している原因だと思われます。
例えば、主人公は何かがしたくてしたくてたまらなく、したいことを邪魔するAIを排除するみたいな、そんな感じの信念的なものがあるとキャラも立ちますし、お話も厚みが増すと思います。
現状では、よくわからんけど、偉い人が敵を倒せって言ってるから戦ってる。でも、その偉い人は実は悪い人だった、悪いことはいけないよね、そや、謀反だ。でも、AI強すぎて勝てない。終わり。
みたいなザッとこんな感じにプロットだけを読むと感じ取れてしまいます。まぁ、本編ではもっと、色々考えがあるとは思いますが、あらすじは本筋だと私は思っているので、主人公たち一人一人に夢やら目標やらを設定し、AIは悪いから倒す、ではなく、AIは俺たちの目標を阻害するから倒す、みたいな、主人公たちはもっと利己的に動くようになれば。世界観とも合うと思います。
この作品はよくある正義論の名の下に、巨悪に立ち向かう的なそんな感じがするので、ここは好みですが、もっと、ダークヒーローぽくしたり、正義とは何か? みたいなことを主人公たちに考えさせたりすれば、私自身はこの作品を好きになります。
深夜テンションで失礼しました。

スレッド: ワイルドハント(仮称)

この書き込みに返信する >>

元記事:ワイルドハント(仮称)

 はじめまして。秋月散花と申します。
 この度はこちらにて、プロットの相談をご依頼させていただきました。
 表現の上で、倫理的に望ましくない表現や設定が登場することと思いますが、現実の犯罪や暴力行為、差別を助長したり賞賛する目的では一切ありませんので、ご理解の程よろしくお願いします。

 難しいと感じ悩んでいる点は、読者への世界観の伝え方です。
 解説しなければ本題に移れない舞台、世界観設定や用語、登場人物の関係性、役割のもたせ方、登場させる順番がとても難しく、スムーズにミスリードなく物語を運ぶことが出来ません。
 結末は絶望というか、バッドエンドに限りなく近いです。
 正直説明しきれない部分が多大にあり、見所も作りにくい世界観、設定のお話になってしまいそうです。ストーリーの順序、展開等、何かアドバイスがありましたら取り込み、活かさせていただきたくあります。

 力足らずな自分ではありますが、どうかご助言をよろしくお願いいたします。

上記の返信(ワイルドハント(仮称)の返信)

投稿者 s.s : 1 投稿日時:

あらすじ含め一頻り読ませていただきました。恐縮ですが私見を述べさせていただきます。
まず、世界観は、レジスタンスとAI率いる政府軍が交戦を続ける、ディストピア的な世界観だと私は汲み取りました。間違ってないでしょうか?
まず、秋月様が気にしてらっしゃる、読者への世界観の伝え方ですが、これについては、特筆する必要性は少ないかと思います。
とりあえず、人間たちを管理するAIと言う単語が出てくれば、大抵の人が近未来の、PSYCHO-PASSなど連想すると思うので、そういった世界観でない場合は、連想されるであろう作品との差異を誇張して書けば伝わると思います。
例えば、戦闘シーンが重要であれば、銃器などの描写を増やしたり、頭脳戦が主であれば、心理描写を増やしてみたり、そんな感じです。
あらすじも、大きな矛盾点などはなく、突っかかることなく読めました。しかし、エンドが俺たちの戦いはこれからだエンドなので、そこは少しいただけません。
やはり、なにかしら、主人公チームの全滅やら、衛星の撃破など、突拍子な展開でもいいので、区切りをつけた方が、話としての完成度は上がると思います。このサイトの記事に、続編を匂わせる終わり方は不評だと読みましたので。
そして、一番重要なのは、物語において原動力がなく、先が読めてしまう点です。
類似作品だと感じた約束のネバーランドを例に挙げて話しますと、約ネバ(アニメ版)は主人公達のいる世界の謎や、白熱した心理戦、それと、現状の打開策を捻出する主人公達、など、お話に面白み(原動力)が多々ありますが、この作品はそう言った面白みが欠如していると思います。まぁ、プロットだけでは判断しかねますが。
しかし、それが故、先が読めてしまうのです、秋月様は恐らく、美男美少女の人徳者が、理不尽な社会(AI)に立ち向かう的な勧善懲悪な話が書きたいのだと思いますが。
正直、テンプレをそのままトレースしたようなそんな作品のように感じてしまいます。例えば、物語中盤で味方が裏切ったり、実はそれがあれだった! 的なそう言った驚きがなく、まぁー、そうなるよねー、的な展開の連続。私はつまらないと感じてしまいます。
しかし、テンプレを使っているのはナイスな判断だと思います、ここに幾重にもオリジナリティーと、伏線を張り巡らせ、物語をデコレーションしましょう。そうすれば、良くなると思います。
深夜テンションで失礼しました。

タイトル案

このままで

長所。良かった点

矛盾点が少なかったこと

良かった要素

ストーリー

スレッド: ワイルドハント(仮称)

この書き込みに返信する >>

元記事:ある大学生の生態 メイドカフェ編

鍛錬投稿室に掲載した作品の続編です。
私にしては感動できるプロットを書けたような気がしますが、不安なところや相談したいところもあります。

・単純に面白そうか
・小野寺という過激なキャラクターが受けるかどうか
・掲載するなら前作と結合させてまとめた一つの作品にするべきか
・有名人が名前の由来のキャラクターをこんな待遇で扱っていいのか

これらの疑問がクリアできたらすぐにでも執筆に移るつもりです。レスをお待ちしています。
ちなみに前作の詳細を知りたいならお手数ですが鍛錬投稿室短編の間を訪ねてください。40枚くらいあるやや長い短編です。

上記の返信(ある大学生の生態 メイドカフェ編の返信)

投稿者 s.s : 0 投稿日時:

コメント失礼します。
正直、微妙です。因みに僕は前作を読んでいませんので、このプロットだけの判断となりますが、つまらないです。
設定はどこかで見たようなものですし、話もしかりです。小野寺というキャラクターですが、印象としては、銀魂の銀時とかと似ています。
小野寺と言うキャラが受けるかどうかは、正直、人の好みなので分かりませんが、僕は悪くはないと思います。
全体的に欠点はなく、良い話だとは思います、しかし、意外性に欠けており、この話をあえて読もうとは思いません。
地の文の書きようで、どうにかすることもできるので、頑張って書いてください。

タイトル案

このままでいいと思います。

長所。良かった点

整合性が取れているところ。

良かった要素

キャラクター

スレッド: ある大学生の生態 メイドカフェ編

この書き込みに返信する >>

現在までに合計6件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全2ページ中の1ページ目。

ランダムにスレッドを表示

宵闇の夜叉

投稿者 シオン 返信数 : 2

投稿日時:

「特別な力を持った主人公たちが、同じく特別な力を持つ敵と戦い成長する」 というのがコンセプトな物語です。厳しめな感想をお願いします。 続きを読む >>

目的:趣味で書く

要望:一緒に作品を作って欲しいです!

カテゴリー:

二年前に死んだ幼馴染と三途の川を渡る話。

投稿者 とのこ 返信数 : 1

投稿日時:

3日くらい前に思いついたやつ。 ひまりのセーラー服のスカーフの鮮やかな真紅が、彼女のいない2年間の長さを表しているーーーみたい... 続きを読む >>

目的:趣味で書く

要望:一緒に作品を作って欲しいです!

カテゴリー:

baseball_pooh1092@ezweb.ne.jp

投稿者 女子野球応援 返信数 : 1

投稿日時:

小説のタイトルは「負けないから」にしようと思っています。久しぶりに小説書きます。以前にも同じような作品書いていましたが、書いていたサ... 続きを読む >>

目的:趣味で書く

要望:一緒に作品を作って欲しいです!

カテゴリー:

ランダムに返信を表示

元記事:花男爵の遺言

はじめまして、こんにちは。カイトと申します。
今回、初めてまともにプロットを立ててみたのですが、長編を完成させたことがほとんどないため、興味を引く内容になっているかどうか気になります。

・ストーリー、キャラクターに、多少なりとも興味を引かれるか
・あらすじに破綻がないか
・その他、突っ込みどころ

教えていただけるとありがたいです。

上記の回答(花男爵の遺言の返信)

投稿者 さる・るるる : 2 投稿日時:

まずは、作者が聞きたがっている3点について
【Q】
1.ストーリー、キャラクターに、多少なりとも興味を引かれるか
2.あらすじに破綻がないか
3.その他、突っ込みどころ

【A】
1.うーん、興味を惹かないかなぁ?
だって、この話は、不倫して生まれた少女の悩みですよ。
まだ、恋愛はおろか、初恋すら経験したことがないかもしれない、
「中学生・高校生の読者」を相手に、
いきなり不倫の話をされても、共感できないと思う。
それが、どんな正当な理由だとしても、
子供まで作ってしまって、その娘が思い悩むなんて、親なら分かることです。
しかも、親子ほどの年の離れた不倫って・・・。
どんな言い訳を用意しても、読者を納得させるのは、相当、難しいでしょうね。

2.破綻しています。
とりあえず、「構成」という部分のみ、後で説明します。

3.突っ込みどころ、満載です。
作者が、何を伝えたいのか分からないので、精査することができません。悪しからず。

まずは、この物語で、作者が何が伝えたいのかが分かりません。
つまり、【テーマ】が、きちんと設定されていないのではないでしょうか?
そのため、【ログライン】という「1行の物語」を作りましょう。
そうすれば、自分が描きたいものが、自ずと見えてきます。
このログラインがうまくいかないようでしたら、物語を“盛り過ぎ”です。
その後で、【プロット】に着手すれば、物語を混乱させることなく、進められます。

物語を作るのには、幾つかのルールがあります。
よく、例えば、【主人公の問題を解決すること】とか
【主人公を成長させること】だとか、です。

このプロットを、簡潔に「おさらい」します。
とりあえず、細かい部分は、一旦、無視で。

初老の男爵のところで、働いている主人公(女性)がいます。
自分の父親が、この男爵ではないかという疑念を抱きます。
聖堂にいる母を問い詰めると、それを認めて、謝罪します。
主人公は、男爵のもとを去り、村へ帰ります。

さて、キャラクターの部分で、主人公は、
「自分の出生について悩みや不満を持っていることを
母に打ち明けられないでいる」といった【問題】が書いてあります。
実は、「主人公の悩み」とは、「何でもいい」ワケではありません。
それは、葛藤を伴う問題でなければなりません。

例えば、「ニキビが出来たから潰したい」といった悩みなら、
読者は「だったら、さっさと潰せばいいじゃん」と思うワケです。
この話も、「さっさと打ち明けろよ」と思うのです。
なぜならば、話せない【縛り】がないからです。

例えば、誰かに「母親に、自分の出生を聞こうものなら、
お前の母を殺す」となれば、そう簡単には聞けないでしょう。
自分の出生を知って母を死に追いやるのか、
それとも、出生など知らずに母と幸せに暮らすか、
こういった思い悩む選択肢を、読者に見せろ、ということです。

そして、もう一つの基本。主人公を【成長させる】というモノ。
話の流れは、母に男爵が父であることをと詰めると謝罪してそれを認め、
主人公は男爵の元を去っていきます。
これって、成長していますか?
そうは感じられず、とっても、つまらないエンディングだと感じました。
それは、主人公が、「感情」でなく、「正論」で生きているからです。

例えば、暴力反対の男が、暴漢に襲われるも、話し合いで解決しようとする。
これが「正論」です。
しかし、暴漢に切りつけられ、カッとしして、つい殴り倒してしまう。
これが「感情」です。

つまり、「考え」と「行動」が矛盾しているからこそ、人間って面白いワケで。
結局、主人公は、最後の最後まで、自分の殻を破れずじまいなのでは?
二人の大人を許すことが、成長と言えるのではないかと。
ただ、テーマが分からないので、これであっているかもしれません。
不倫への罰として、バッドエンディングが用意されているのかも。
そうなると、男爵だけではなく、自分の母親へのバッドエンディングも必要でしょう。

そして、このプロットには、蛇足とも言える部分があります。
それは、孫が、男爵のもとに『新種の薔薇の鍵は我が娘』とは何のことか?と
問おうとしたが怖くて聞けず、最後に勇気を振り絞って聞くと、
その答えを教えてくれた、という流れの部分です。
主人公の問題とは、何の脈略もないエピソードです。

古い映画ですが、「市民ケーン」という作品があります。
話は、新聞王ケーンが、「バラのつぼみ」という謎の言葉を残して死に、
新聞記者は、その言葉の意味を求めて、
生前のケーンを知る人物にあたるというモノですが、
この「一言だけ」でも、壮大な映画ができあがるのです。
この「孫」の部分は、不要なので、分離させて、もう1本別な話を作るべきでしょう。

そして、この「孫」と「主人公」には、大きな共通点があります。
それは、自分の問題を当事者に聞いて、それを当事者が答え、
問題を解決させてしまっている点です。
つまり、この二人は、物語の中で、何の「努力も、葛藤も、奮闘も」していない。
ここが、このプロットの【最大のミス】です。
自分のことは、自分で動いて、解決させましょう。

分かりやすく、恋愛モノで説明すると、
人見知りの女の子に好きな男の子が出来ます。
そこで、親友を通じて自分の思いを伝えてもらったところ
相手も好きだったことが分かり、両思いになりました。
これではダメということです。
「親友を通じて」ではなく、「自分」で。

主人公が、人見知りを直そうと、
あらゆる試みをしますが、どれも上手来ません。
それどころか、好きな人の前で大失態を犯し、絶望的になります。
しかし、自爆覚悟で告白しました。
彼は人知れず、見ていたのです。彼女の努力する姿を。
こうして、二人は両思いになりました。
こういう風に、主人公自身が動くことが必要です。

伝わったでしょうか?

そうなると、「主人公」は、「誰」と向き合わなければならないのでしょうか?
「母親」でしょうか? 「男爵」でしょうか?

読んだ感じでは「父親当て」が「クライマックス」だったので、
「男爵」と向き合う必要があります。たぶん。

プロットでは、一切、そういったエピソードがありません。
読者に、何を伝えていくのかを考え、それに適したエピソードを作り、
その過程を、分かりやすく描くのがプロットです。
つまり、「感情の変化」と「エピソード」をセットで考える。
出来事だけを、ただ並べていったのでは、物語の面白みは伝わりません。
感情が、どう変化していったのかを、記していくのがプロットです。

また、面白くない原因の一つは、
登場人物全員が、馬鹿正直で、言葉を額面通りに受け取っているということです。
人は二面性を持っています。
母親も、男爵も、なぜ、優しい嘘がつけないのでしょうか?

母に、男爵が自分の父親なのかを聞くも、否定する。
男爵本人に聞くも、否定する。
そこで主人公は、どんな結果であろうと、真実を知りたいと奔走し始める。
となれば、物語がどんどん広がります。
誰も語らないからこそ、知りたくなのが人間なのです。

だから、母を問い詰める。
やっぱり、男爵が自分の父親だった・・・。
これでは、物語が、一瞬で終わってしまう。
だから、グダグダと余計な話を作って、間延びさせている印象が否めないのです。

物語を展開させるためには、
主人公が“最初”に「考えていたこと」が、
“最後”は、大きく変わっていないとダメです。

例えば、天敵だった男子と、学園祭実行委委員会を通じて、仕方なく行動するうちに、
最後は、好きになっていく、といった感じです。
つまり、「大嫌い」だった人が、最後は「大好き」になる、という感じです。
これが主人公を「成長させる」ことです。

そのため、最初は、男爵のことを「良く」思っていたにも関わらず、
最後は「見捨てていく」では、話の作りがおかしいです。

確かに、「最初」と「最後」は変わっています。
しかし、「不倫を責める話」と「不倫を許す話」は、どちらが難しいですか?

基本は、「弱いヤツ」が「強いヤツ」に戦いを挑んで、勝つ話です。
「強いヤツ」が「弱いヤツ」と戦っても、勝つのが当たり前です。

要は、不倫を責める話は、傷に塩を塗る話です。
つまり、弱い者いじめの構図なんです。
だから、「不倫を許す話」にしなければならないのです。

あと話は変わりますが、ファンタジーにしたいになら、こういった手もあります。
「男爵」と「下女」の不倫関係だと、共感を得にくいことは確かです。
どんなに純情な恋であったとしても、
「下女」は、ふしだらな女と決めつけられてしまいます。
しかし、関係が「公妃」と「下僕」で、ひっくり返して考えたら、どうでしょうか。
公妃は身分の違いなど気にせず、
本気で人を好きになったに違いないと、誰もが思われるでしょう。
もし不倫がバレれば、皇室の大スキャンダルに発展するので、
生まれてきた子は、出生の秘密を知ることもなく「大公の子」として、
大切に育てられるていくことでしょう。

実は、コレ、あるアニメの設定です。
そして、そのことを嗅ぎつけた悪党が、
王妃を殺して、その娘と政略結婚をしようと企みます。
そのことを知った真の父親は、結婚式をブチ壊してやろうと乗り込んできます。

もちろん、悪党は、少女に、出生の秘密を明かしたりはしません。
なぜなら、それを明かせば、政略結婚がパアになってしまうからです。
そして、もう一人の男も、自分が父親だとは、絶対に名乗りません。
なぜならば、人に言えない仕事をしていたからです。
そして、少女を挟んで、「男」と「男」の対決が始まります。

この設定ならば、少女が出生の秘密に悩むことなく、
ファンタジーの世界を、十分に確立することができると思います。

ちなみに、少女の名前はクラリス、
悪党の名前はカリオストロ伯爵、間男をルパンと言います。
参考程度に、その作品を観ておいても損はありませんよ。

まとめます。
主人公を、成長させろ。(最初と最後を変わっているか?)
主人公は、大きな問題を抱え、解決させろ。(自ら解決しているか?)
主人公は、強い者へ、戦いを挑め。(面白くなっているか?)

スレッド: 花男爵の遺言

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

この書き込みに返信する >>

元記事:神の箱庭・幻想特区

 キャラの性格をどう思うか。
 とりあえず突っ込みをまくった設定をどうやって伝えていくか。
 〈大神〉=理不尽という解釈で放置して、それ以外のキャラ(特に主人公とヒロイン)の強さを暗い過去を持たせることで、なるべく説得力を持たせたつもりです。

上記の回答(神の箱庭・幻想特区の返信)

投稿者 ソラナキ : 1 投稿日時:

主人公がヒーリングファクターの超強化版能力を所有している、ということは面白いなと思いました。
ですが、ちょっと過去に疑問。

主人公の能力で主人公が死ぬのを防ぐために母親から虐待されていたのですよね?
当時は自分の能力のことは知らない、ということでしょうか?

それにしたって、成長してから母親を殺す覚悟を決めたとして、主人公を助けるためにやっていたのだから、1発ぶん殴る程度で許すとかそういうのはないんでしょうか。

ヒロインも冥王の被害に遭っているのかな、と思ったら関係なくて、子供が生まれたのに父親は母親が死ぬのをわかっていたから離れていた?
それで母親が死んだらヒロインを虐待。
いやなんかそれ違うくないですかね? それなら夫婦は妻が死ぬことをわかっていたけど一緒に暮らしていて、母親が死んで父親が狂って虐待を始めた、という方が違和感がないです。

大神は一定以上に達した存在の定義なんですね。
それで疑問なんですが、どうして第四位冥王如きに一位、二位は好き勝手させているんでしょうか。それとも自分は世界から逸脱したからどうでも良いと考えているんでしょうか?
第三位は四位と相思相愛だから何もしなくても不思議じゃないんですが、五位、六位、七位は何をしているんです?それも117年も放っといて。
49で大神になって冥王が52なら、まだ次の進化は迎えられていないはずです。それなら他の49以上である三体がやれば打破も可能だと思うんですが。

冥王歴はダンジョン出現と同時に始まった。ということは以前はダンジョンはなく、第四位の特に迷宮に関わりのない能力持ちである冥王が発生させられるのだから第三位以上も可能ということですよね?
どうして今まで出さなかったのでしょうか? それともダンジョンを出してはならない理由があるのでしょうか? あるのならなぜ117年も放っておいてるんです?

そして性格、ですが。
そもそも常夜君の性格がまったく書かれていないのでわかりません。
なんとなくシナリオから傍若無人な性格というのはわかるんですが、優しいとか他者に厳しいとかそういうのがまったくないのでどう思うと言われても、という感じです。
……っていうか、常夜冥夜ってどう読むんですかね。個人的に、読みにくい名前は読む気が失せます。

ヒロインのメイヴィス、についてですが。
どうして常夜はメイヴィスを好きになったのか、メイヴィスもどうして常夜を好きになったのかがわかりません。
書いていることを見る限りメイヴィスに魅力を感じません。勝手に人を殺したり、主人公の不利益なことしたりして、正直このキャラいるのかな、と思いました。
個人的に、ヤンデレとかそれ以前のメンヘラっぽいです。あと証拠残してないのになぜ殺したのがバレるんですかね。
せめて主人の不利益になると感じた人物を殺すとかなら、まだわかるんですけど。

アリスベルに関しても、この子はいるのか、そして存在する価値はあるのか悩みます。単純にメイヴィスのヤバさを示すために出したならメイヴィスがヤバイだけで魅力的に感じません。
あと、ただ単純に「ウザイ」だけで、この子にも魅力を感じません。

それで、シナリオに関してもちょっとよくわかりません。
世界崩壊の引き金を引いたのが主人公なのですか? それに冥王を憎んでいることをそのホーリープロテクションで判明させて、そのあと回復魔法で肉体が暴走して殺される? 
ん? としか思えませんでした。正直決闘に至るまでの経緯も意味不明(裁判すればいいと思う)で、主人公は何をしたかったんですか?

それに、レベルというものがある世界でなんで主人公は圧倒的なんです?
レベルの意味がありませんよね。最初からレベルを隠蔽してたとかならいいですが、進化していないレベル6に首をはねられてどうして圧倒的なんですか?

最後に。
……そもそもダンジョン要素出す必要あるでしょうか?

総評として、発想はいいと思うんですが、シナリオとか、キャラとかがガバガバです。
もっとどこにどうして魅力を持つのかとか(たとえばメイヴィスのどこに惚れたのかとかそういうのをキチンと。自作でも場合によって主人公を殺すヒロインがいますが、自分は彼女は徹底的な王者として書いていますし、主人公もそのような面に惹かれ、彼女に殺されても彼女のためになるのなら本望だとすら思うような感じにしています)、シナリオでどこが面白そうかとか、どこをそうすれば面白いかとか考えて、不要な部分はそぎ落とすことが大事だと思います。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n0954fk/

スレッド: 神の箱庭・幻想特区

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

この書き込みに返信する >>

元記事:鉄錆の森(仮題)

前作が仕上がったので、新しく考えてみました。例のごとく勢いで書いてしまったので、これから大幅に変わるかもしれません。

上記の回答(鉄錆の森(仮題)の返信)

投稿者 ヘキサ : 1 投稿日時:

 なんだろう「不思議の国のアリス」のトランプの女王や兵士との諍いとか、「どんぐりと山猫」のような童話テイストの終わり方がなかなか、余韻があって興味深いですね。

 このジャンルは多少のナンセンスも許されるので、どちらかというと舞台となる魔法の世界らしき場所の不思議な雰囲気、を重視するとよいかもしれません。

 あと「女王候補二人が争う」というと、安野モヨコの「シュガシュガルーン」などもそんな感じですね。女王候補二人は仲は悪くないです。魔女っ娘メグちゃんもでしょうが、正統派魔女っ娘もの。プラス主人公の乱入(見届け人として?)って感じでしょうか。

 あまり悪魔との戦いを長引かせず、短めの話でまとめれば、いい感じになりそうな気がしています。

スレッド: 鉄錆の森(仮題)

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

この書き込みに返信する >>
トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

プロットの相談をする!
タイトルは80文字以内。
キャッチコピーは35文字以内。
あらすじは20文字以上、4500文字以内。
キャラクターは20文字以上、4500文字以内
設定(世界観)は20文字以上、4500文字以内
参考作品は1000文字以内に収めてください
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説のプロット相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ