小説のプロット相談掲示板

クロニクル・マキア (No: 1)

スレ主 六道一真 投稿日時:

目的:プロになりたい!

要望:おもしろいか教えて下さい!

キャッチコピー:挑め、神に!時代を超え、人の時代を手に入れろ!

カテゴリー:ラノベ(中高生向け)

あらすじ

(起)舞台は荒廃した未来世界
 2050年に勃発した第三次世界大戦。その際に使用された核攻撃により、人類の文明は一度崩壊を迎えた。
 それから100年後。生き延びた人類は、旧世界の人類が最後に遺した人工知能"ゼウス"の管理の下、100個の統治区の中で生活していた。
 だが、統治区の面積は限られており、当然あぶれる者もいる。そんなあぶれ者の一人である主人公・フォルテ=アトラスはある日、サルベージの仕事中に一つのポッドを発見する。
 気になったフォルテを中を開けようとするが、直後にテロ組織『冥府の囚人(タルタロス)』の人間に囲まれ、
「そのポッドを渡せ。そうすれば命だけは助けてやる」
「ハッ! みすみすお宝を渡すバカがいるかよ!」
 飛び散る銃弾の中から必死に逃げ延び、ポッドを売りさばこうとしたフォルテだったが、突如ポッドの蓋が開き、中から出てきたのは、
「ん~……あと50年……」
「あ、どうぞごゆっくり~」
 ふざけた寝言をこぼす少女・月詠瑠那だった。彼女は何故追われているか、親の事すら話そうとしない不思議な少女だった。
 それをヤンチャをしてテロ組織に入った統治区のお嬢様と考えたフォルテは、言葉巧みに彼女を親元まで連れていき、感謝の印として報酬をたっぷり頂こうと考えた。
 そして彼女を連れ出した先、そこに待っていたのは強者が全てを手にし、弱者は奪われる完全実力主義の世界。
「――ってる。こんな世界、間違ってる!」
 生きる為に戦うのか、戦う為に生きているのかあやふやになった世界に瑠那は憤るが、フォルテはそんな世界に飽き飽きして、惰性で生きているようなもの。
 それでも、この世界に抗おうとする彼女に次第にフォルテの心は動かされていく。
 そんな彼女の正体は、2050年から現代まで休眠ポッドで眠りについていた、旧世界の人間だった。
 何も目的を持たなかったフォルテは、彼女と共に世界を変える為に動き出す。

(承)舞台は統治区へ
 実力なき者を受け付けない統治区への侵入を試みるフォルテ達。だが、実力による階級社会が出来ている統治区への侵入は当然違法行為。
 彼等は警備を潜り抜けてエリアへと侵入を果たすが、しつこく追手は迫ってくる。
「現在進行形でお困りの貴方! 今なら特別サービス! そこの排水溝に向かってダイビング土下座して頼んだら助けてやってもいいッスよ?」
「死ね」
 救いの手を伸ばしたのは、ネット中毒の少女・クレア=メルクロヴァ。面白そうだったからという理由で助けたかと思いきや、今度は絶望する様を見るのも面白そうと警備に連絡しようとする。
 ほぼ無限に湧き出る機械兵装を粉砕し、
「いい加減にしろ、このクソ眼鏡! 画面越しでしか威張れない豚は大人しくハムにでもなってろ、このメス豚!」
「……あの、もっかい言ってもらっていいッスか?」
「「え」」
 イケない扉を開いてしまい、従順(フォルテ限定)になったクレアの家を拠点にフォルテ達は活動を開始。
 その行く手を阻むのは、実力主義の中で勝ち残ってきた強者達。
「残・念。女の涙、そう簡単に本気にしちゃダメよ?」
 決闘アイドル・レイチェル=ルクレツィア。
「冥府に堕とされた者達の怒りが。ゼウス、貴様を抹殺する!」
「恭真の意志は私達の意志。貴方には恩があるけど、ここで消えて」
 『冥府の囚人』リーダー・玖堂恭真(くどう きょうま)。
 サブリーダー・ラウラ=レーヴィット。
 大神への怒りに燃える囚人は、世界すらも壊しにかかる。

(転)世界を巻き込んだ闘争へ。
 『冥府の囚人』による世界を巻き込んだゼウス抹殺計画『無常の果実(フルッタ・モイラ)』が阻止されてから一ヵ月。
 一部では事件を契機にゼウスによる管理体制に疑問を抱き、フォルテ達のような認識改変派、『冥府の囚人』による抹殺派に分かれる事になる。
 だが、2つの派閥に分かれたのは人類だけではなかった。
「我々十二機皇(オリュンポス)は、貴様達人類に宣戦布告する」
 ゼウスのリミッターとしての役割を持つ十二機皇。その内のポセイドン、ヘラ、アレス、アルテミスによる人類への反逆。
 これを機に『冥府の囚人』は彼等の抹殺を望む。対するフォルテは十二機皇との共存を望む。
 三竦みの状況になった時、新たに参入する一派。それは瑠那と同じ旧世界の人間であり、十二機皇開発の際にスポンサーだったコーディリア=ヴィクトリアス率いる一派だった。
「まず、対話を試みるのも手では?」
 反意を示す神、共存を選ぶ神、現状を静観する神。
 見境なく全てを殺す『冥府の囚人』を止める為、フォルテ達も十二機皇の攻略を開始する。

(結)挑め、神に。そして…。
 十二機皇を落とし、ゼウスの守りを弱体化させる事で、自分がゼウスと融合するコーディリアの計画が明らかに。
 それを止めるべくに乗り込むフォルテ一行と『冥府の囚人』。
 数々の妨害を突破し、ようやくコーディリアの待つ地に辿り着くが、時すでに遅し。そして彼女は自分に逆らう者の抹殺に乗り出そうとし、
「己惚れるな、人の子よ。自分の世界しか見てこなかったお前に、人を導く資格はない。あるはずがない」
 コーディリアを殺害し、遂に顕現するゼウス。
「人よ、私に挑め。私を倒せ。神に祈るだけの無為な時を過ごした人類よ。今こそ決別の時。己が手で神代を終え、人の時代を手に入れろ」
 全ては予定調和。彼は言う。これより、人類を滅ぼしにかかると。
 それは人類を見限ったからではない。人類を信じるが故の選択。
 永劫に奪い、奪われる運命にある人類。だが、そんな運命に屈するほど人類が弱いはずがない。
 人は今こそ進化を迎える時だ。運命を、神を打倒して人の時代を手に入れるべきだ。
 だからこそ、人類が望んだ神に自分がなろう。そして神の力を以て、人類が進化する為の試練になろう。
 人類を愛するが故に生まれた災厄との最終決戦。
 それに勝利した人類。そして、人類の本当の強さに気づいたゼウスは、彼等と共存する未来を選んだ。

キャラクター

・フォルテ=アトラス
 本作の主人公。貧民層で発掘(サルベージ)屋を営む16歳の少年。
 本編開始時は将来に何の目標も持っていない無気力な人間だが、本来は他人に流されず、自分の意志を曲げない性格。瑠那と出会い、「彼女の力になる」という当面の目的を抱いて過ごしていく内に、自分のやりたい事が定まっていく。
 6年間一人で発掘屋をこなしてきた事から、筋力・体力共に年齢にそぐわぬほど高い。また一時期金欲しさにアンダーグラウンドな世界に出入りしていたので、本編開始時でもチンピラ10人相手に無傷で勝てるレベルで強い。基本殴り合いだったが、徐々に剣術も身に着けている。
 電槐武装は、瑠那から託された刀型の【夜刀神(やとのかみ)】。

・月詠瑠那(つくよみ るな)
 本作のヒロインの一人、16歳の少女。休眠ポッドで百余年眠っていた、旧世界の人間。
 気遣いの出来る優しい人物なのだが、それを表に出さないツンデレ…というよりシャイであり、恥ずかしさが頂点に達すると拳が出てしまう。また、実年齢が100歳を越える事を非常に気にしており、年齢の話は禁句である。
 ゼウスの基本システムを作り出した月詠晃賢の娘。人に争いを強制する現在のゼウスの真意を知る事と、人間がゼウスの認識するような愚かな存在ではないと証明する為に、フォルテの力を借りて行動している。武術を嗜んでおり、フォルテに剣術の基礎を教えている。
 電槐武装は最初通常武装の槍だったが、後に槍型の【赫灼の戦姫槍(シグルドリーヴァ)】を手に入れる。

・クレア=メルクロヴァ
 本作のヒロインの一人、15歳の少女。富裕層に居を構える重度のネット中毒者であり、買い出しを除いて基本外に出ない。
 快楽主義であり、他人の幸・不幸をネタに楽しんでいる。最初は神視点で人を見下すドSだったが、フォルテの容赦ない言動と攻撃のせいで、彼限定のドMになる。
 積極的に決闘をする事はないが、情報屋として活動している為、最低限の生活は保てている。富裕層に乗り込んできたフォルテ達を監視カメラで捉え、面白いと思って家に招き入れた。ただ、その後ずっと2人の活動拠点にされた。
 電槐武装は特殊なシステム型の【無限の歯車(デウス・エクス・マキナ)】。決闘ではこれを用いて作製した機械兵装で戦う。

・レイチェル=ルクレツィア
 本作のヒロインの一人、17歳の少女。シェリーの愛称で決闘アイドルとして活躍している。
 本当は大人しい性格であり、アイドル活動は病気の母の治療費を稼ぐ為のもの。優れた演技力を誇り、決闘においても相手の行動を誘導する形で勝利を掴んでいる。
 ゼウスが管理する現状を変えようとするフォルテ達に惹かれ、彼等の行動に協力する。次第にフォルテに好意を抱くようになり、積極的にアプローチを仕掛けるようになる。だが、次第にヤンデレ染みた顔も見せ始める。
 電槐武装は双剣型の【神授の双連星(ディオスクロイ)】。

・玖堂恭真(くどう きょうま)
 テロ組織『冥府の囚人(タルタロス)』のリーダーを務める、18歳の少年。
 冷静沈着で、テロ組織のリーダーという事もあって非情な手段を取る事も多いが、一方で義理堅い一面もある。ただ若干天然が入っており、真面目な時は真面目だが、ボケる時は徹底的にボケ倒す。
 フォルテ達と同じくゼウスが人間を管理する現状に不満を抱き、ゼウスの抹殺を目的として旧世界の人間と共に活動している。目的が重なっている事からフォルテ達をスカウトするが、彼等の目的が「ゼウスの人間への認識を変える事」の為、すげなく断られている。
 電槐武装は銃型の【魔弾の射手(フライクーゲル)】【聖銀の祓魔銃(ヘルシング)】の2つ。

・ラウラ=レーヴィット
 テロ組織『冥府の囚人(タルタロス)』のサブリーダーを務める、16歳の少女。
 マイペースな性格をした、無表情を張り付けたあどけない顔立ち。その性格と息をするように人を揶揄ってくる点から何を考えているか分からない反面、高い観察眼を持ち、戦場の指揮やサポートに関しては他の追随を許さない実力を誇る。
 基本は戦場の指揮と自身の観察眼を活かした隠密任務を得意とするが、恭真とのタッグにおいてもサポート力の高さ故に厄介程度では済まない連携を見せる。
 電槐武装は蛇腹剣の【幻宝の蛇剣(ヴィーヴル)】。

・コーディリア=ヴィクトリアス
 旧世界における王族であり、ゼウスの開発の際、莫大な資金提供を行ったスポンサー。
 一見して優美で温和な性格に見えるが、現代の人間を見下しており、対等な存在とは見ていない。
 目的は、ゼウスとの融合により新たな王として君臨する事。自分の都合の悪い人間を抹殺させる為に『人間の悪性』をプログラムとして埋め込み、自分達はゼウスの恩恵を受けようとしていた。だが、コールドスリープから目覚めてみれば自分の予想に反した世界となっていた為、ゼウスの機能を自分の手で使える全能性を切り崩す事から始めた。
 だが、それさえもゼウスの掌の上であり、逆に完全な全能性を与える結果となり、彼の手で処理された。

・ゼウス
 人類の安定管理を目的に作り出された人工知能。人型として姿を現す際は、その当時最も強い人間の姿を模倣する。
 『人間の悪性』を埋め込まれた事から、システムでありながら人間の感情論にもある程度の理解を示している。その上で最良の効率と結果を優先して行動する為、非道とも取れる策を実行しているが、その根底にあるのは人間から命じられた「人類の存続と管理」という目的から派生した「全人類の救済」。
 完全実力主義による平等な世界を実現しているが、その最終目標は人類の進化。幾星霜経とうが進化しない人類を救済すべく、彼等に神を打倒させる事で種の弱さを克服しようという考えている。
 その為にもまずは自分が、人類が望んだ神になる為に、コーディリアの思考を上手く誘導し、他の十二機皇を弱体化させる事で機能を奪った。

設定(世界観)

・電槐武装(デバイス)
 二次元世界でデータを構築し、それを三次元世界で実体化する事が出来る武装。
 一般的な通常兵装と、特殊な能力を付与された神装と呼ばれる二種類がある。

・決闘領域(デュエル・フィールド)
 統治区内で決闘を行う場合、直径1000mの円形に特殊フィールドが形成され、その内部であれば建造物及び決闘参加者以外に被害が及ぶ事はない。

・統治区
 第三次世界大戦以後、人類の生活拠点として整備された区域。総面積約150km²ほどの円形区域が世界各国合わせて100個あり、建造された順に『エリア〇(数字)』と呼ばれている。
 内部はゼウスの管理下にあり、生活の保障が為されている。

・外周区
 統治区の外。大戦以後復興の手が入らず、ほとんどが砂漠地帯となっている。
 DPが0になり、エリア内部での生活が困難になった者が行き着く場所であり、ゼウスの管理圏外。
 旧世界の遺産(電化製品や自動車など)が埋まっており、使える物はNEOコーポレーションが買い取ってくれる。

・DP
 『Duel Point』の略。現代の通貨であり、決闘によって取引される。

・『冥府の囚人(タルタロス)』
 玖堂恭真が率いるテロ組織。同志は世界各国に散らばっており、規模は1000人に昇る。
 活動目的はゼウスの抹殺。だが、本体がどこにあるか分かっていない為、データバンクや旧世界の遺跡などに攻撃を仕掛けている。
 一方で、外周区の人間への支援活動も行っており、自分達で育てた作物を提供している。

・『無常の果実(フルッタ・モイラ)』
 『冥府の囚人』によるゼウス抹殺計画。

・十二機皇(オリュンポス)
 ゼウスを含めたオリュンポス十二神の名を冠する人工知能。
 本体となる機械が世界各国に散らばっており、人類にはその位置は知らされてはいない(ヴィクトリアスの人間だけは上手く情報を奪っていた)。
 真の全能を手に入れれば人類に反逆するかもしれないと考えた開発チームが作り、ゼウスのリミッターの役割を果たす。
 故にゼウスに許されているのは情報の送受信のみで、アクセスは出来ない。だが、コーディリアの計画によって弱体化した隙を突かれ、ゼウスに機能を奪われた。

参考作品

FGO 星間都市山脈オリュンポス、電想神界ラグナロク、遊戯王VRAINS

作者コメント

 二度目になります。六道一真と申します。
 この度はこちらにて、プロットの相談をご依頼させていただきました。
 今回の相談内容は2つ。
 記載したテロ組織『冥府の囚人』によるゼウス抹殺計画『無常の果実』について、遊戯王VRAINSのハノイの塔のような人類さえも脅かすようなものにしたいのですが、中々思いつかないので案を頂きたいというもの。
 最悪人類への害はなしでもいいですが、ゼウス抹殺の目的だけは完遂出来る計画がいいです。
 あとついでに、今のところルビは『モイラ(果実を与えた女神)の果実』という意味のギリシャ語ですが、他に案があれば意見を頂きたいです。
 二つ目は、(転)の展開について。
 一応上記のように纏めましたが、他に盛り上がる案があれば参考までに教えて頂きたいです。
 条件としては、(結)に繋がるよう「ゼウスを除く十二機皇が弱体化、もしくは破壊されている事」です。

 ゼウスの思想など分からない部分があるかもしれませんが、そういった疑問があれば答えていきます。
 また、それ以外にもアドバイスがあれば教えて頂きたいです。
 力足らずな自分ではありますが、どうかご助言をよろしくお願いいたします。

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このままで (No: 2)

投稿者 s.s : 1 No: 1の返信

投稿日時:

僭越ながら提案します。
私の理解力不足故、自己補完で語る部分が多々あると思うので、読み飛ばして頂ければ幸いです。
まず一つ目の相談内容ですが、人工知能を倒す作戦を実行した際に生じるデメリット、と言うことでいいでしょうか?当方、遊戯王には疎く、一応検索してみたのですがよくわからなかったので、前置きの通り、自己解釈で提案します。
真っ先に思い浮かんだのが、人工知能は無論防衛システムがあり、テロ組織が攻め立てる際、ゼウスは常務である様々な管理を放棄し、自己防衛に全力を注ぐなどはいかがでしょうか?
デメリットは人工知能が管理する諸々が使えなくなり、それにより、都市機能はマヒ、大混乱が起こると言うものです。
それにより、クラッカーなどが、市民のパソコンなどにクラッキングしデータを盗んだりしたり、防犯システムも機能しなくなり都市は犯罪者で荒れ放題で被害甚大的な。
人工知能の倒し方については、人工知能がクラウド化してない限りは、本体を爆発ないし廃棄すればいいかと。私が思いつく範囲はこのくらいです。
次に、転の展開ですが、概ね良いと思います、ただ、あらすじ上だと旧人類である人工知能のスポンサーがいきなり登場しているので、伏線を張っとくと良いと思います。(恐らくは張っていると思いますが)
アドバイスというか、私見を述べさせてもらいますと、やはり、中二感が否めません、しかし、前回のあらすじに比べれば、リアル寄りになった感じもします。これはこれで良いかもしれません。
キャラもなかなかに立っていて面白いです。しかし、私的に物足りなさを感じてしまいました。恐らくは話が王道すぎるのが原因かも知れません、設定もよくありそうな感じ(また、仮面ライダーですが、ゼロワンが大体こんな感じの設定)です。私はキワモノが好みなので、こう言った王道テンプレートはあまり好きではありません。まぁ、ここは個人の問題ですが……
総評としては、矛盾などもなく良いと思います。しかし、全体的に普遍ぽさを感じるので、前回も言いましたが伏線や戦闘シーンの迫力、演出や地の文の秀逸さ、その他にも魅力的なキャラクターやカタルシスを感じさせる展開など、細部に神を宿らせれば、面白い作品になると思いますので、頑張ってください。
何かのお役に立てれば幸いです。

タイトル案

このままで

良かった要素

キャラクター

このままでの返信 (No: 3)

スレ主 六道一真 : 0 No: 2の返信

投稿日時:

 まず、遊戯王VRAINSにおける「ハノイの塔」について。
 もしかしたら確認したかもしれませんが、簡単に言えばEMP(電磁パルス)兵器です。
 VRAINSではVR空間での活動が主流になるのですが、「ハノイの塔」は起動してからVR空間内の道路や建造物、アバターなどのデータを吸収。(作中では名前の通り、円盤状のものが積み上がっていくシステムになっており、円盤1枚の形成に1時間ほど掛かります)
 「ハノイの塔」が完成すると、蓄えられたデータが外のネットワークに放出され、コンピュータ機器は耐え切れず、ネットワークは破壊されます。しかもそれは連鎖的に広がり、最終的にはスタンドアローン状態(非ネットワーク)の機器にも影響を及ぼし、すべてのコンピューターを無きものとする。結果、人類はネットのなかった時代に逆戻りします。
 このシステムを構築した「ハノイの騎士」というハッカー集団の目的は、意思を持ち、人類に反旗を翻す恐れのある「イグニス」と呼ばれるAIの抹殺。これまでも追い込んだ事は多々ありますが全て失敗している為、ネットワークごと抹消しようという考えです。

 で、改めて質問の内容ですが、この「ハノイの塔」以外でAIを確実に抹殺出来る案はありますか?というものです。
 s.s様が言ったように攻撃すれば無論防衛システムが作動するでしょうが、「ハノイの塔」は完成すれば人間社会も崩壊する代わりに、確実にAIを抹殺出来ます。
 この場合、s.s様の言うデメリットは「人間社会の崩壊」ですね。

 これについては、私の方でも改めて考えてみます。

 次に頂いたアドバイスについて。
 キャラについては、主人公を「僕」の少し弱気キャラにする案もあるので、そこから他のキャラも変えていく場合も検討してみます。
 AI抹殺計画については、案がありましたらいつでもお声掛けください。
 本当にありがとうございます。

クロニクル・マキアの返信 (No: 4)

投稿者 さる・るるる : 1 No: 1の返信

投稿日時:

プロになりたい!
とのことなので、厳しくいきます。
まず、ご自身の「2つの相談内容」よりも、
基礎的な部分について再考したしたほうがいいと思います。

ザッと読んだ感想は、
非常に読みにくく、話がまったく入ってこないです。
何を伝えたいのか、サッパリ見えません。
それは、出来事を、ただ、並べただけだからです。
前作「エンドレス・ラグナロク」も同じ。
もちろん、本人もそれは理解しているようですが・・・。

物語の基本は、ザックリいうと
主人公が「問題」を抱え、
それをどうやって「解決」していくかです。
どのジャンルでも、それは同じです。

説明しやすい恋愛物で言えば、貧民層の少年が、
最初はお互いに敵だと思っていた富裕層の少女に対し
最後はその恋を成就させる、というな感じです。

よくよく考えてみてください。
恋愛を成就させること(解決)は、
無理難題なミッションに近いのに、
さらに「敵で、嫌いだと思っていた人間(問題)」に対してとなると
その難度は、何倍にも膨れがります。

しかも、誰もが納得し、
「共感できるレベル」に持っていかなければなりません。

その「感情の揺れ動き」を、克明に描いていくのがプロットです。
特に、主人公の「葛藤」の部分が、非常に大切です。

そのため、2人の前には、
大きな問題を置き、ピンチに陥れます。

さらに、最後では、主人公を
完膚なきまでに、ドン底に叩き込みます。
孤立無援、四面楚歌、絶体絶命。

しかし、そこから、大逆転を果たすのです。
この部分を作るのが一番難しく、また、一番の醍醐味と言えましょう。

まずは、物語が俯瞰でききる「プロット」の段階で、
主人公が「問題」を抱え、
「納得のいく方法」で「解決」しているかを確認します。
この「納得のいく方法」というのが、腕の見せ所です。作家の力量です。

また、“エピソード”と“感情”をセットで作ってあるか、
登場人物の「行動原理」がおかしくないかを見ます。

言い換えれば、
作者の「ご都合主義」で物語が進んでいないか、ということです。
つまり、「偶然」ではなく、「必然」で描かれているか、ということです。

例えば、(起)の部分で
飛び散る銃弾の中から必死に逃げ延び・・・といったくだりがありますが
これでは、まったくダメです。

飛び散る銃弾の中から逃げられたのは「偶然」です。
ここが「必然」であるならば、そのスキルや理由を、説明しなければなりません。
なければ、ご都合主義と言われても仕方がありません。

また、ここは、主人公の登場シーンです。
どんなキャラクターなのか、
「強烈」に、「端的」に、印象づける必要があります。

例えば、バカなのか、賢いのか、
攻撃的なタイプなのか、守りに徹するタイプなのか、などなど
一発でキャラが見える「エピソード」を、ここに盛り込みます。
再度、書きますが、「強烈」に、「端的」に、です。

そして、最も重要なのが、
「弱点」も、ここで晒しておくことです。
これで、劇的に、面白くなります。

まだまだ書き足りませんが、まとめに入ります。

プロットを作る上で、最も大切なのは、
「人間」を軸に「感情」を書くことです。
設定よりも、人です。設定よりも、感情です。
登場人物が、どう感じ、どう動いたのか、です。
どう動いたか、だけではダメです。

例えば、「主人公は死んだ」と
動きだけ書かれていても、何の感情も沸きません。
しかし、「主人公は、彼女を助けるために自らを犠牲にして死んだ」と
感情(動機)と、動きが、一緒に書かれてあれば、感情移入しやすいですよね?

最後に、アドバイスをひとつ。
「主人公」と「登場人物1」「登場人物2」の
3人を軸に、プロットを作る練習をしましょう。
これは「三角関係」という、
物語を一番盛り上げる「基本パターン」です。

これが使いこなせたら、怖いものなしです。
どんな設定でも、面白いものが書けるでしょう。

そこに、モブキャラを書き足していくのです。
そうすれば、プロットが上手くコントールできます。

プロットは、小説を書く前の、大切な設計図です。
だからこそ、何度も人に見せ、意見聞き、
七転八倒しながらブラッシュアップさせていくのです。
これをやらない人は、すぐに物語が破綻しますし、
破綻していることすら、気づきません。
プロットが存在しているのには、大きな意味があるのです。

それでは、がんばってプロットを完成させてください。
そして、プロになって、読者を存分に楽しませてくださいっ!!

クロニクル・マキアの返信 (No: 6)

投稿者 ラ研の無惨 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

どうも初めまして。如月千怜です。
あらすじの書き方に少し意見を書かせてもらいます。

まず一つ思ったことなんですけど、あらすじがものすごく長いですね。
あらすじが長いということは、あらすじに不必要な情報が多いということが多いと言われています。
例えばセリフとかは大半がいらないものです。セリフはストーリーの大筋や核心に迫るもの以外書かない方がいいと思います。
こういうのは別の紙(あるいはファイル)にメモしておきましょう。
あと起の部分が一番長いのも気になりますね。
基本的に長く書くべきなのは承の部分だと思います。

私見で申し訳ないのですが、初心者の頃に完成度の高い長編を作るのは極めて難しいと思います。
実際私は失敗しました。自分の納得できるプロットを作れず、公私共にトラブル続きな生活環境だったこともあって、最後に長編を完結させた時から今書いている長編を執筆するまでに一年半くらいかかりました。
ちなみにその間は一年くらい執筆を休み、半年の間短編で練習していましたね。
だから六道様も、自分のプロットに納得ができないのであれば、短編から練習をしてみてはどうでしょうか?
あらすじを必要最低限の量にする練習もできると思います。

クロニクル・マキアの返信の返信 (No: 7)

スレ主 六道一真 : 0 No: 6の返信

投稿日時:

なるほど。
確かに、あらすじは台詞のせいで無駄に長くなってしまいましたね。
世界観は後で書きますし、起もそこまで長く書く必要はありませんでした。

短編ですか。
一章で完結するように纏めるのは苦手なんですが、「俺達の戦いはこれからだEND」でも大丈夫でしょうか?

クロニクル・マキアの返信 (No: 8)

投稿者 t : 1 No: 1の返信

投稿日時:

こんばんは
前作よりもこちらの方が分かりやすくて好みでした。

前作と同じく右カーブを描いて内容が大掛かりなものになっていく点は、良かったです。しかし、小説と漫画アニメ映画ゲームの違いがごちゃ混ぜになっており。
面白いかどうか尋ねられると、これはプロットの形式なのでかろうじて読める。
すくなくとも今は(修正次第で今後いい意味でどうなるか分からない)
……といった感じでした。

質問に答えたいと思います。
テロ組織『冥府の囚人』によるゼウス抹殺計画『無常の果実』
→やり方はたくさんありますが難しいところです、文章を扱う小説に対する考え方にズレがあります。

二つ目は、(転)の展開について。一応上記のように纏めましたが、他に盛り上がる案があれば参考までに教えて頂きたいです。
→(転)世界を巻き込んだ闘争へ。と風呂敷を広げようとせずに、主人公が暮らしている統治区で話をまとめるようするのはどうでしょうか、という提案です。強制ではありません。
自分の小説なのだから好きに書けばいいのではというスタンスです。

あらためて全体について書いていきます。

(起)舞台は荒廃した未来世界
何も目的を持たなかったフォルテが、月詠瑠那と出会い、彼女と共に世界を変える為に動き出す。という内容について書かれており良かったです。

これが、(承)舞台は統治区へ になると、フォルテが何を考えているのか分からなくなります。
例えば、統治区への侵入を試みるフォルテ達はクレアの家を拠点に活動を開始する、月詠瑠那の危機を救ったのは玖堂恭真、彼は『冥府の囚人』リーダーでフォルテは彼と彼のメンバーの思想に賛同する、など。
フォルテに何が起きて、
彼が物語のなかで何について葛藤し、何がきっかけでどのように成長し、
どう変わっていくかまで書かなければ物語は始まりません。
ここで書いたのはあくまでもヒントです、何度も言いますが強制ではありません。
承でフォルテがどうなったのかを分かりやすくするためのヒントにしてください。

(転)世界を巻き込んだ闘争へ。
考えとしてはぶ厚いラノベを読んでいるみたいで面白いですが、ここは複雑です。

例えば、(承)では『冥府の囚人』サブリーダー・ラウラ=レーヴィット。とあれば、冥府の囚人とは何か、ラウラとはどんな人物かの2点が大体分かれば話は繋がります。

(転)で、『冥府の囚人』抹殺派のラウラが、十二機皇(オリュンポス)の人類へ反逆した、ポセイドン、ヘラ、アレス、アルテミスを倒そうした、とあれば。
抹殺派とは何か
十二機皇(オリュンポス)とは何か
人類へ反逆したに対する5W1H
ポセイドン、ヘラ、アレス、アルテミスはなぜ彼ら4個体だけだったのか、また各個体で役割にどのような違いがあるか。
といった感じで一気に情報が増えるのが混乱の原因になります。
物語はここから三竦みの状況になって、
さらに瑠那と同じ旧世界の人間であり、十二機皇開発の際にスポンサーだったコーディリア=ヴィクトリアスまで話に加わる。
このようなストーリー展開のさせ方は漫画アニメだから可能であって、小説のボトルネックについて考える必要があります。

(結)挑め、神に。そして…。
ラストですが。
そして、人類の本当の強さに気づいたゼウスは、彼等と共存する未来を選んだ。
ラストに相応しい盛り上がりを感じさせる主張があるのはとても良いのですが。ラストは積み重ねが大切で、ここは書いていて私も辛いところですが……。
1回だけ主張を持ってきてもないのと同じで伝わりません。

ーーーーーー
それ以外にもアドバイスがあれば教えて頂きたいです。

話の規模を小さくしましょう。
世界を変えようとするスケールの大きな話ではなく。
フォルテの住んでいる統治区の問題を解決すれば、結果的に世界が変わったなどとします。

もっと舞台をストーリーに反映させて読者に統治区があるなと思わせてから、どんどん『舞台を破壊』していきましょう。どの物語もしょっちゅう都市や国が崩壊していますよね。
今は舞台についてどこに何が(機械や街)があって、偉い権力者や法律や宗教があったり、例えば水は有料だとか舞台についてのリアリティが、どのようにストーリーに絡んでくるのかがほとんど書かれていません。

ゼウスの子分の子分が統治区にあるくらいで、話を大きくしない。
十二機皇は最初にポセイドンがやってきて、後からヘラ、アレス、アルテミスが統治区にいて、残りの個体の名前は出さないように、読者に余計な情報を与えないようにする。ポセイドン、ヘラ、アレス、アルテミスのどれかと主人公達は友達になったり。
4個体のなかの1つがコーディリア=ヴィクトリアスと繋がりがあって、コーディリア=ヴィクトリアスが4個体を吸収したくらいで主人公と最終決戦をしたり。
今ある面白さを凝縮してみてください。

「俺達の戦いはこれからだEND」、通称おれたたエンドでも大丈夫です。
物語の続編は後からいくらでも作れます。
話をまとめることができているか、それが分かりやすく面白いかなどの方が重要になってきます。
何かの参考になれば幸いです。

良かった要素

ストーリー キャラクター 設定

クロスってデウスのお爺さんなんですよね。 (No: 9)

投稿者 わたぬき : 0 No: 1の返信

投稿日時:

ここらに並ぶプロットに大きな改善点やら、指摘はないです。
読んで、大体のキャラや演出方針も分かり、二次創作出来るレベルでしょう。
とてもライトノベル的なキャッチーなキャラで好感が持てます。

だからこそ、強いて言えば『取っつきにくい…』です。

だからこそ上と似たことしか助言出来兼ねます。

ラストのルートをナス乳房なゲームのように複数のエンドルートを考え、それに分岐する為のサボローくん的なヒロインを設置しろ、くらいです。

これは、公表する必要はないです。
公表しないからこそ『デウス・エクス・ミラー』で焼き増し、焼き直し、溶接などいろいろ出来ます。

タイトル案

クロスってデウスのお爺さんなんですよね。

良かった要素

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 二度目になります。六道一真と申します。
 この度はこちらにて、プロットの相談をご依頼させていただきました。
 今回の相談内容は2つ。
 記載したテロ組織『冥府の囚人』によるゼウス抹殺計画『無常の果実』について、遊戯王VRAINSのハノイの塔のような人類さえも脅かすようなものにしたいのですが、中々思いつかないので案を頂きたいというもの。
 最悪人類への害はなしでもいいですが、ゼウス抹殺の目的だけは完遂出来る計画がいいです。
 あとついでに、今のところルビは『モイラ(果実を与えた女神)の果実』という意味のギリシャ語ですが、他に案があれば意見を頂きたいです。
 二つ目は、(転)の展開について。
 一応上記のように纏めましたが、他に盛り上がる案があれば参考までに教えて頂きたいです。
 条件としては、(結)に繋がるよう「ゼウスを除く十二機皇が弱体化、もしくは破壊されている事」です。

 ゼウスの思想など分からない部分があるかもしれませんが、そういった疑問があれば答えていきます。
 また、それ以外にもアドバイスがあれば教えて頂きたいです。
 力足らずな自分ではありますが、どうかご助言をよろしくお願いいたします。

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