案というかイメージ的な感じですね……(笑)
「今のところ想像できるのはこれくらいしかない」って言いたかっただけなので、自分もまだそこまで考えがまとまってる訳じゃないです。申し訳ない。
自分が今ざっくりとイメージしているものは、
・憧れ
・友情
・嫉妬
・同情
・ギャップ
この辺りを使って「出会い」「意識するきっかけ」「会話」をつくっていけるかな、って感じです。
・憧れ
BLの知識はそんなに無いのであくまで一般的なことしか言えませんが、元から同性愛者でない限り、同性に好意を抱くきっかけは「憧れ」や「友情」あたりだと思います。この作品だと憧れのほうが先にきそうかな?って思ったので、先に憧れから。
「憧れ」っていうのは要するに「無いものねだり」です。
Eは家柄に頼ってきてひねくれているけれど、Rは表向きは愛想の良い好青年で、仕事となると獲物を睨む蛇のような目つきでそれを完璧にこなす殺し屋。しかも超絶美青年。
(僕の捏造含む)
こういった場合、EにとってRは「凄い人」「かっこいい人」となるので、「好意」まではいかなくとも「好感」が持てます。
こんなふうに「憧れ」をうまく使っていけると、同性への好意が自然に書けると思います。
・憧れ(その2)
さっきのは「尊敬」のようなものですが、こっちは「羨ましい」って感じです。
「Eには友人が何人もいる」けれども「Rは殺し屋として孤独に生きてきたから友人と呼べる存在がいない」から、Eに憧れる。
(なお、捏造含む)
こっちは「好感」って感じじゃないかな。
割とモヤモヤしてるので、
>そこで初めてRはEへの想いが恋愛感情であることを自覚するのです。
っていうラストとも相性が良い要素じゃないかな、と思います。
・友情
これは特に難しい話でもなく、「異性」「同性」問わず「友情→好意」っていうのは自然な流れだよってことです。
ただ、この作品で友情は割と難しいほうかもな、というのは思いました。
ちなみにさっきの、
「Eには友人が何人もいる」けれども「Rは殺し屋として孤独に生きてきたから友人と呼べる存在がいない」から、Eに憧れる。
っていうやつなんですけども。
Eは友達沢山、Rは孤独
↓
R「俺、友達いないんだよね。あはは……(笑)」
↓
E「俺達、友達なんじゃない?」
↓
初めての友達
みたいな流れを、とりあえず今思いつきました。
書いてる途中だったので凄いぶち込んだ感あるかも……(笑)
・嫉妬
嫉妬っていうと暗いイメージあるかもですが、今回はそうでもないです。可愛く言えば「ヤキモチ」ですね。
Eが友達と仲良くしてて、それに対してちょっと嫉妬する……みたいな(?)
「ヤキモチ」ってのもモヤモヤした感情なので、これも例の「好意に後から気づく」っていうラストと相性が良さそうです。
嫉妬させて揺さぶってから、さっきの台詞「俺達、友達なんじゃない?」っていうのも割と良いかも。
あと、BLにも片方にライバル的なのが出てきたりするんですかね、やっぱり。その場合は、Eの友人から出してもいいんじゃないかなって。
(相変わらず友人設定は僕の捏造に過ぎない)
・同情
これは、なんて言えばいいかな。
悲しい過去を打ち明けて、慰め合った結果仲が深まるみたいな。
現実にも二次元にもよくあるやつです。
話の内容的に、EもRも悲しい過去はありそうだなぁって思ったので。
・ギャップ
簡単に言えば少女漫画によくある
「すっごいイケメン……」
↓
「なんなの!? 最ッ低!!」
↓
「やっぱりこういうとこ好きだな……」
っていうアレです。
個人的に、BLには「最ッ低!!」って感じの出会い方はあんまりないようなイメージですが。
まぁ「思ったより優しい」とかそういうことです。
「Rの犯行時の恐ろしい様子を見た翌日、Rが野良猫を可愛がっていた」とか。
上で書いた設定を引き継ぐなら「Rには友達がいなくて寂しいから動物が好き」みたいな伏線にもできますし。
けっこう捏造要素が多かったですが、あくまで「こういう感じ」ってことです。
「出会いはこうでデートでこういう会話があって2人は恋仲に……」というほど具体的な案が出せなくて申し訳ないですが、そこは一緒に考えていきましょう。
僕のイメージは今のところこんな感じですが、ハイケさん的にはどうでしょう?
「憧れ」や「嫉妬」みたいなざっくりとしたものでも「こういうシーンが書きたい!」っていう具体的なものでもいいので、お聞きしたいです。
いえいえ、貴重なご意見です。
これは私が考えていたものなのですが。
当初、RはEのことを都合のいい依頼人としか見ていませんでした。自分には深い人間関係は必要ないと考えていて、Eとも距離を取るつもりでした。
けれどもEの方は違いました。彼はRに強い興味を持ち、近づこうと試みます。その方法の一つとして、Rに仕事の依頼を続けます。
しかし、実はお互い無自覚なだけで本当は惹かれあっていたのです。
ある日、何の成り行きか分かりませんが二人はキスをします。Rは動揺し、Eに近づき過ぎたと感じます。そして、それからはEにさらに距離を置こうと考え、仕事以外に会わなくなります。
それがEには理解出来なかった。そこで言い合いになり、Rは乱暴にEを突き放します。
それを見ていたAは、Rに「いくら何でもEに肩入れ過ぎだ」と告げます。
実はAは、以前からRに恋慕の情を抱いていました。彼が他の女性からモテていることも知っていましたが、本気で彼が誰かを愛することなど無いだろうと思っていたのです。でも、彼はEを愛した。
Aは、RがEへの想いを募らせていることを、本人が自覚する前から気付いていました。最近、Eへの癒着が強くなっていることも。ここへきてAの嫉妬は最高潮に達し、Rを自分のものだけにするために、彼に銃口を向けるのです。
読みにくいですが、こんな感じのことを考えています。
RとEの関係もそうなんですが、Aの感情もしっかり書いていきたいです。彼女は一番共感させたいキャラなので。