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ある大学生の生態 メイドカフェ編
スレ主 ラ研の無惨 投稿日時:
目的:趣味で書く
要望:おもしろいか教えて下さい!
カテゴリー:一般文芸
あらすじ
※本作は完結済み作品の続編です。前作の内容とリンクしているので本文を理解するのに必要な部分だけ要約した概要を先に書きます。
シリーズ全体の主人公、東地洋久は教授の命令で合コンに行くことになった。
恋愛に興味がない彼はこの命令を不服に思い、服装以外はやる気のない態度で集合場所に向かう。
そして合コンの最中。挨拶の段階から年下の男子に馴れ馴れしい態度で挨拶された彼は早速怒りを見せる。そして自己紹介の順番が来た時「貴様らは皆三年と聞いている。年上には礼儀正しくしろ。このクソガキみたいな態度をするな」と静かに怒る。
しかし彼はこの発言がきっかけで一人の女の子に恐怖を植え付けてしまった。
彼女の名は南條瑞華。引っ込み思案で病弱な学生である。
その後彼女は合コンを楽しむことができず、男性に対する苦手意識を抱えて帰ることになる。
以下本編プロット
合コンから数週間後。美樹達は奈波の提案で新しくバイトを始めることにした。
バイト先は個人経営のメイドカフェ。奈波曰く瑞華の引っ込み思案を治せるバイトとのことである。
しかし当の本人である瑞華はあまり乗り気ではない。以前の合コンで男性に苦手意識を抱くようになってしまったからだ。
もちろん奈波もそれが荒療治であることは承知であった。美樹は親友を思っての提案であることをくみ取り「何かあったら必ず私が守る」と説得する。
それを受けて瑞華も頑張る決意をでき、三人でバイトをすることになった。
面接に行く三人。しかし店長の小野寺万葉は変わった人で、短い面接で簡単に三人を採用しなんと面接を受けた日から働かせることに。
店は小さく、客足も繁盛とは言い難い有様だったが、それでも来る僅かな客に三人は協力して接客をする。
そして終業時間30分前、店内に従業員しかいなくなったところに瑞華のトラウマの元凶である洋久が来店する。
小野寺は何も知らずに瑞華に接客するよう指示をする。しかし瑞華はプレッシャーで足がすくんでいた。
小野寺はその様を見てじれったくなったのか、私がお手本を見せると言って洋久を接客し始める。
なんと小野寺は洋久の叔母であったのだ。彼女は甥が相手だからということもあって、洋久に濃厚な甘やかし攻撃を慣行。洋久に女の子の前で恥ずかしい思いをさせる。
そんな中で小野寺は三人の何とも言えない視線に気が付く。洋久に「あの子達と何かあったの」と聞くと、彼が答えるより先に美樹が半分怒りながら事情を話した。
それを聞き小野寺は何を思ったのか、戸締りを始める。さっきの笑顔はなく、小野寺は「今日は今から臨時休業だ。悪いけどしばらく待っていてくれ」と三人に言い彼を店の奥まで連れて行った。
それからしばらくたった頃、小野寺が洋久を連れて戻ってくる。小野寺が手を放すと洋久は瑞華に対して謝罪を始めた。
それに補足するよう小野寺が話す。彼は幼少時代の頃、今とは想像もつかない弱虫だったそうであり、同級生から苛烈ないじめを受けていた。
小野寺はそれを乗り越える力を与えるため、彼の実母と共に厳しく育てた。そして今の規律に厳しい彼が成り立っているというのである。
しかし小野寺は彼が価値観の強要をしたことが原因で瑞華が傷ついたことを怒り、「私も姉さん(実母)もそんなことをさせるために力を与えたつもりはないぞ」と説教をしたという。
一転して心のこもった謝罪に三人も洋久に対する考えを改め、彼を許す。それは瑞華がトラウマを乗り越えた瞬間であった。
キャラクター
東地洋久
シリーズ全体の主人公。神経質極まりない性格の持ち主で、上下関係に厳しい。
そのくせして食堂では生卵だけを買うために列に並ぶ、ソファーに寝そべり缶コーヒーをたしなむなどの奇行を見せており、下級生から舐められている。
名前の由来は俳優の東地宏樹氏から。ファンの皆さん、こんな変なキャラの名前の由来に使ってごめんなさい。
南條瑞華
以下で紹介するプロット二つの主人公。病弱で引っ込み思案な性格。そして泣き虫。
合コンがきっかけで男性に苦手意識を抱くようになってしまった。
あることがきっかけで洋久と再会するが、そこで彼の優しさに触れることになり……
飯田奈波
瑞華の友達。小学校の頃から仲が良かったようで、遊ぶ時はいつも瑞華と一緒にいる。
一見瑞華と同じ大人しい性格に見えるが、実際は口数が少ないだけで中身は活力にあふれている。
野谷美樹
瑞華及び奈波の友達。二人とは大学で初めて会った。
友達二人と違って気が強い性格。友達を傷つける者はたとえ上級生であっても決して許さず、友達を守るため果敢に戦いを挑む。
小野寺万葉(マヨ)
三人がバイトする店「喫茶オルトリンデ」の店長。洋久の叔母。彼の母の妹にあたる。
40歳を過ぎているが見た目はすごく若々しい美人である。
でも頭の中身は下ネタと暴力に埋め尽くされている残念美人。だが義理人情に厚く、本編終盤で重要な働きをする重要キャラ。
参考作品
極黒のブリュンヒルデ (キャラクター関係)
作者コメント
鍛錬投稿室に掲載した作品の続編です。
私にしては感動できるプロットを書けたような気がしますが、不安なところや相談したいところもあります。
・単純に面白そうか
・小野寺という過激なキャラクターが受けるかどうか
・掲載するなら前作と結合させてまとめた一つの作品にするべきか
・有名人が名前の由来のキャラクターをこんな待遇で扱っていいのか
これらの疑問がクリアできたらすぐにでも執筆に移るつもりです。レスをお待ちしています。
ちなみに前作の詳細を知りたいならお手数ですが鍛錬投稿室短編の間を訪ねてください。40枚くらいあるやや長い短編です。
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