小説のプロット相談掲示板

ドラ猫さんの返信一覧。得点の高い順2ページ目

元記事:境界の護り人の返信の返信の返信の返信

そもそも、異界伝承は、人間が作ったものです。
人間のこうあってほしいという願いが形になって、ニライカナイのような神域や魔界が生まれました。
願いが礎となる性質上、異界は人間の持つ総体的な認識に左右されることになります。

そして願いが現実世界に影響を与えることはありません。と、いうか魂が安らげる神域や死後落ちる地獄などが現実世界に影響を及ぼしたら本末転倒でしょう。

確立というのは、自意識の確立です。子供はまだ精神と肉体が完全に定着していない(そのために奏は魂の奔流に巻き込まれて精神及び魂だけがニライカナイに転移した)からです。
そして異界には、肉体は行くことができません。それ故神域との接触は不可能です。
チェンジリングという現象がありまして、そこから取りました。

人間つまり魂の悪性を体現することを目的とする魔界の侵犯者(特に悪魔など)は、現実世界及び神域に影響を及ぼすことはできるのです。

人間の力を恐れてはいません。神域に自分の異界が侵食されることを恐れているのです。なので神域を攻撃していますが、神域と縁のある人間を襲うこともあります。

奏と菖蒲がそのような素養があるのかについては、完全な偶然です。一応奏は良いところの子供で、源流を遡れば平安時代の陰陽師に行き着きますが、それとこれとはほとんど関係ありません。

かつてのようなryとは、奏が見たような魂が渦巻く静寂の海のこと。侵犯が少なかった時以前のことです。

それは物語の山場なので言えません。

上記の返信(境界の護り人の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
>>人間のこうあってほしいという願いが形になって、ニライカナイのような神域や魔界が生まれました。
とてもよくわかりました。なんでそんなものが存在しているのかと思ったら人の想いが具現化したものだったのですね。

>>確立というのは、自意識の確立です。子供はまだ精神と肉体が完全に定着していない(そのために奏は魂の奔流に巻き込まれて精神及び魂だけがニライカナイに転移した)からです。
自意識の確立と、精神と肉体の定着の関係性がよくわかりません。この二つに特に関連性はない気がします。単に子供は、魂と肉体の定着が不完全だったからでもいいような気がします。

>>人間の力を恐れてはいません。神域に自分の異界が侵食されることを恐れているのです。
神域が悪魔たちの世界を侵食するというのはどのようなものでしょうか? 天使みたいのがいて悪魔たちを攻撃するという感じですか? それとも悪魔たちの世界を飲み込んで神域が拡大するという感じでしょうか?

大まかな設定などは解説していただいたおかげでなんとなくわかりました。それで最初の質問に戻るのですが、これは「誰が何をする物語」なのでしょうか?
世界を守るために不遇な人生を送っていた少年少女が戦うというコンセプトはわかるのですが、この物語を通して読者に何を訴えたいのかが伝わってこないのです。
映画を見ていると「このアクションすげーー主人公カッケー!」「このシーン感動した!」「やばいめっちゃウケるwwwwww」「こんなラストなんて切ないよぉ……」みたいな、そういう感情や感想が出ることがあると思います。あらすじ部分を見てもこういったものを、ドラマ性を感じなかったのです。

スレッド: 境界の護り人

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元記事:境界の護り人の返信の返信の返信の返信の返信の返信

神域も異界なので魔界を侵食することもあります。
悪魔にとっては今の魔界が住みやすい場所なので、神域の侵食によって魔界が変革するのを恐れています。
神域と魔界はお互い喰い合う世界です。なので悪魔は魔界が侵食されるのを恐れて神域を先に攻撃しています。

……一々作品のテーマは考えないのですが、ある程度は決まっているものを言いたいと思います。
「愛的孤独からの脱却」と、「移りゆく世界の表現」です。
奏は菖蒲という愛し愛されるパートナーを得て「愛情の孤独から脱却し」、二人で「停滞する世界の打破」を行います。

それで、できれば何か建設的な意見をお願いします。
今までのはただの疑問で、作品に直接利になる意見がなかったように思えるので……。どうかよろしくお願いします。

上記の返信(境界の護り人の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
設定がどうしてもよくわからなかったので、まずはその疑問を解決してから意見をと思っていました。
どうもソラナキさんは詩的な文章を書こうとする傾向があるようなので、それでいまいち言いたいことがわからないでいました。「停滞する世界の打破」と言われても「なんじゃそら?」です。
疑問が出るということは読者に上手く説明ができていないということだと思ってください。物語を理解できないまま建設的な意見は言えません。それにストーリーに関する情報も少な過ぎます。主人公とヒロインが恋愛関係になるとは想像もできませんでした。
たとえば、
>>その男の子はキジムナーのワラビと言い、ホテルにまで着いてきて深夜に彼に巻き貝、ニライカナイゴウナの首飾りを授ける。
この男の子の正体や目的が不明なままで話が進んでいますし、「キジムナーのワラビ」と聞いても「なにそれ妖怪?」としか思えませんでした。正体が「溺死した子供たちの魂の集合体(上司の子供の記憶もある)」とかでしたらドラマ性がぐっと出てきます。

スレッド: 境界の護り人

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元記事:境界の護り人の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信

ううむ、詩的な文章ですか……自分ではそういうつもりはなかったんですけど、混乱させてしまったならばすみません。

と言っても、停滞する世界の打破はもうそうとしか言えないものなので……逆にどんな言葉で言い表わせるのかも不明ですし。

いや、その男の子の目的は奏に首飾りというニライカナイからの門を渡す、ということだけです。
ホテルにまで着いてくるのだから、絶対に渡す重要なもの、という印象を与えたかったのですが……別にニライカナイの使いという他に意味はありません。
そこら辺は書かなくてもわかるかな、と思ったのですが、説明不足だったようですみません。

ええ、妖怪です。妖怪である他に意味はないです。
ですが、その溺死した子供の集合体というのは良いですね。取りたいと思います。ありがとうございます。

上記の返信(境界の護り人の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
>>いや、その男の子の目的は奏に首飾りというニライカナイからの門を渡す、ということだけです。
ワラビの話が出た時、私はこう思いました。「この男の子は何者なんだろう? なぜ奏での前に現れたんだろう? きっと物語の根幹にかかわる重要な存在に違いない」。しかしソラナキ様に理由を聞き、がっくりしました。
これといったバックグラウンドもなく、ただ役割を果たすためだけに登場する存在……人はそれを「作者の駒」と言います。新人賞に送られるのならば注意が必要です。下読みや編集は必ずそういうところを見ます。そして操り人形には「魅力がない」と切り捨てます。

>>ホテルにまで着いてくるのだから、絶対に渡す重要なもの、という印象を与えたかったのですが
謎の少年が謎のアイテムを主人公に渡す、という展開からもう「重要なもの」というのはわかりました。読者が気になるのはその背景……「なぜそんなことをしたのか」です。ソラナキ様の話を聞く限り、「特に理由はないけど主人公に便利な武器を渡すためだけに登場させた」ようにしか思えません。

>>停滞する世界の打破はもうそうとしか言えないものなので……逆にどんな言葉で言い表わせるのかも不明ですし
私がこれの意味が分からないと言ったのは、「どういう物語かわからない」からです。だから「停滞する世界」が何を指すのかピンときませんでした。
全体的に説明不足・練り込み不足が感じられますので、一度ラストまで詳細なあらすじを書いてみることをお勧めします。というのも、私も脳内でストーリーや設定を組み上げていくタイプなのですが、あらすじを書いてみると結構矛盾に気づきました。昔某所で晒したら「ヒロインの存在が便利な舞台装置」と評されたこともあります。

スレッド: 境界の護り人

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元記事:すでに最強のヒキニート~ヒキニートは死んでも治りません!~

 主人公と設定以外ほとんど決めていません。
 設定を練っても、物語に落とし込むのがとても下手くそです。
 前作の反省を生かし、主人公が世界観を知っていく過程で、世界観を説明できたらなぁ、と考えています。

上記の返信(すでに最強のヒキニート~ヒキニートは死んでも治りません!~の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

拝見させていただきました。何点か疑問に思った部分について失礼します。
モデルは蟲毒とのことですが、主人公は始めから戦うのを放棄しているような願いを言っていますがこれはよろしいのでしょうか? 神としてはさっさと殺し合って、さっさとケリをつけてくれって感じではないのでしょうか?
そもそもそんなすごい力を持った神が6人もいるならば、自分たちで7人目の神を生み出すことも可能なのではないでしょうか? 設定を見る限り、特に人間を神にしないといけない理由も見当たりませんし。
一番の疑問、戦闘力には関わらない範囲で願いを叶えると言っているのに、主人公が転生してちょー強いドラゴンになっていますが、これはよろしいのでしょうか?
それにドラゴンなんてすごいものに転生させられるならば、神にも転生させるとかできちゃいそうです。

長所。良かった点

殺し合いの中で主人公だけ引きこもりという設定は目を惹かれました。

良かった要素

ストーリー 設定

スレッド: すでに最強のヒキニート~ヒキニートは死んでも治りません!~

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元記事:ドラゴンの嫁ができました

初めまして、小説家を目指してラノベを書いている竹取獣奈という者です。
今回は自分の書いている小説の設定を皆様に見ていただき、意見をもらおうと思い投稿しました。
自分はバトル物が好きで書いた作品は必ずバトルシーンが入ってしまいます(笑)
今回もファンタジーバトル物で書いたのですが、設定にツッコミ所がないか不安になったのでここを初めて利用しました。
どうか皆様のお力をお貸しください、よろしくお願いします。

上記の返信(ドラゴンの嫁ができましたの返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

拝読させていただきました。うーん、新人賞作品としては少々弱いかなって感じです。話が平坦過ぎてパンチに欠けるのです。
近い設定のもので「ドラゴン嫁はかまってほしい」というのが富士見から出ているので、参考にお勧めしておきます。

スレッド: ドラゴンの嫁ができました

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元記事:極光のバベル

新人賞公募用のプロットです。長編作品は今まで二作品仕上げていて、ジャンルはSFとスチームパンクでした。本格的なファンタジーは今回で初めてです。話の前半は冒険ものなんですが、後半になると学園ものにシフトします。そのせいで読者が混乱してしまうのではないかという危惧があるのですが、その辺りを教えてくれると幸いです。

上記の回答(極光のバベルの返信)

投稿者 ふ じ た に : 2 投稿日時:

冒頭でパンクを届けるって約束して、それを達成するまでの話ということは分かりました。

あと、読み落としだったら申し訳ないんですけど、あらすじで分からなかったことがあったので、質問です。

カーバンクルのパンクって何者だったんですか?
敵のハンドラーの狙いは?
主人公の設定である〈月の狼〉の生き残りであることが、後半でどのくらい関わってくるのか、あらすじから分かりにくかったです。冒頭でパンクを届ける理由にはなっているのは分かったんですけど。

あと、現状で気になったところは、
・ヒロインの登場が遅いことと、ヒロインの再登場も遅い気がします。
・カーバンクルが宿から逃げ出した理由があらすじから分からず、ヒロインと出会うためのご都合的な展開になっているように感じます。
・捕まったところで兵に助けられたのもどうしてでしょうか。人体実験をするような雇い主なら、ばれたらひどい目に遭いそうなので、兵が主人公を助ける理由があらすじから分からず気になりました。
・魔術学校に入学するのは、〈天衝塔〉に入るためですよね? わざわざ入学しなくてはならない理由があらすじから分かりませんでした。清掃員とか、雇われて学校の敷地内に入る方法は不可能だったんでしょうか。

あと、ご質問の件ですが、なるべくなら学園ものなら学園もので統一したほうが、御作の特徴が「学園もの!」ってアピールしやすくなると思いました。
現状では、旅と学園の両方の要素に分かれるので、どちらも中途半端になる恐れがあります。
ちなみに、入学に至る前の経緯は、説明で済ませても大丈夫だと思いますよ。
「魔術学校にある〈天衝塔〉にこいつを届けなくちゃいけないんだ。死んだ同胞との約束だ!」みたいな感じで。

自分のことを棚に上げて色々と気になる点を書いて申し訳ないです。
なにか参考になれば幸いです。

スレッド: 極光のバベル

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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元記事:アームドモンスター

この板では初めまして。
ちゃんとしたプロットはこれが初めてなので気になる点、ここはこうした方がいいのではなどいろいろな意見をお待ちしております。
字数制限に引っかかったのでかなり省略して展開的に不自然になっている所や説明不足の所などもあるかもしれません。

上記の回答(アームドモンスターの返信)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

約束なので来ましたよー
もう最初に目に入った正統派スタンダード機体の名が「アレックス」の時点でネタでしかないwwとか思ってしまいましたが……

やっぱり、このほうがわかりやすいです。人間関係のやりとりはネトゲとはやや違ってくると思うので、このくらい女主人公がおせっかいなくらいで丁度いいと思いますよ。

気になるのはホーリーの情報がまだ伏せられているところですかね。12歳と運用の難しい大型機、異常な身体能力の時点で周囲にも不審がられると思うんですけど。まあ、普通に皇国関係者だろうなって思われますよね。ゲームから着想を得ている場合、プレイヤーの出自などはあまり気にせずやりとりするのが一般的ですが、リアルに近い世界だと関わるのは危険な匂いがしますし、玄人のガルドあたりはなんか感づいてそうですね。

大型機体差別は「リアルロボットは4m級でスーパーロボットは8m級」「リアルロボットのほうがパイロットの実力がそのまま出てしまう」ってやつですかね。大型は普通に運用費にお金がかかる(生物だろうが無生物だろうが)ので、そのへんの小規模なチームでは敬遠されるのは当たり前だと思います。「入ったけど裏で追い払われた」もありだと思いますが、ワルスが「アイツはそもそも土俵が違い過ぎる、別の雇い口を紹介してやるから別々になったほうがいいぜ」などと言いくるめてホーリーのほうをたらい回しにさせる→結局放置されたところをガルドがスカウト、でもありかなとも思います。まあでも今のでも流れはわかりやすくいい感じだと思います。

どこからが今までのプロットでどこからが皆さんの意見なのかはわかりませんが、仕事のやりとりなどは「らしさ」が出ていていい感じだと思います。最終的な終着点が遠そうなのが気になりますが、ひとまずの区切りとしてはよくまとまっていると思いますし、執筆中に誤差が出ても主要キャラクターに「思いやり」の心があればなんとかなるだろうという楽天派ですので(逆にそれがないとグダグダもしくは鬱展開になるだろうと思っている部分もあるのですが……恋愛展開など、富野節を参考にすると病みますので。どうかお気をつけて)、執筆応援しています。ひとまずこれにて。

スレッド: アームドモンスター

カテゴリー: SF

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元記事:花男爵の遺言

はじめまして、こんにちは。カイトと申します。
今回、初めてまともにプロットを立ててみたのですが、長編を完成させたことがほとんどないため、興味を引く内容になっているかどうか気になります。

・ストーリー、キャラクターに、多少なりとも興味を引かれるか
・あらすじに破綻がないか
・その他、突っ込みどころ

教えていただけるとありがたいです。

上記の回答(花男爵の遺言の返信)

投稿者 さる・るるる : 2 投稿日時:

まずは、作者が聞きたがっている3点について
【Q】
1.ストーリー、キャラクターに、多少なりとも興味を引かれるか
2.あらすじに破綻がないか
3.その他、突っ込みどころ

【A】
1.うーん、興味を惹かないかなぁ?
だって、この話は、不倫して生まれた少女の悩みですよ。
まだ、恋愛はおろか、初恋すら経験したことがないかもしれない、
「中学生・高校生の読者」を相手に、
いきなり不倫の話をされても、共感できないと思う。
それが、どんな正当な理由だとしても、
子供まで作ってしまって、その娘が思い悩むなんて、親なら分かることです。
しかも、親子ほどの年の離れた不倫って・・・。
どんな言い訳を用意しても、読者を納得させるのは、相当、難しいでしょうね。

2.破綻しています。
とりあえず、「構成」という部分のみ、後で説明します。

3.突っ込みどころ、満載です。
作者が、何を伝えたいのか分からないので、精査することができません。悪しからず。

まずは、この物語で、作者が何が伝えたいのかが分かりません。
つまり、【テーマ】が、きちんと設定されていないのではないでしょうか?
そのため、【ログライン】という「1行の物語」を作りましょう。
そうすれば、自分が描きたいものが、自ずと見えてきます。
このログラインがうまくいかないようでしたら、物語を“盛り過ぎ”です。
その後で、【プロット】に着手すれば、物語を混乱させることなく、進められます。

物語を作るのには、幾つかのルールがあります。
よく、例えば、【主人公の問題を解決すること】とか
【主人公を成長させること】だとか、です。

このプロットを、簡潔に「おさらい」します。
とりあえず、細かい部分は、一旦、無視で。

初老の男爵のところで、働いている主人公(女性)がいます。
自分の父親が、この男爵ではないかという疑念を抱きます。
聖堂にいる母を問い詰めると、それを認めて、謝罪します。
主人公は、男爵のもとを去り、村へ帰ります。

さて、キャラクターの部分で、主人公は、
「自分の出生について悩みや不満を持っていることを
母に打ち明けられないでいる」といった【問題】が書いてあります。
実は、「主人公の悩み」とは、「何でもいい」ワケではありません。
それは、葛藤を伴う問題でなければなりません。

例えば、「ニキビが出来たから潰したい」といった悩みなら、
読者は「だったら、さっさと潰せばいいじゃん」と思うワケです。
この話も、「さっさと打ち明けろよ」と思うのです。
なぜならば、話せない【縛り】がないからです。

例えば、誰かに「母親に、自分の出生を聞こうものなら、
お前の母を殺す」となれば、そう簡単には聞けないでしょう。
自分の出生を知って母を死に追いやるのか、
それとも、出生など知らずに母と幸せに暮らすか、
こういった思い悩む選択肢を、読者に見せろ、ということです。

そして、もう一つの基本。主人公を【成長させる】というモノ。
話の流れは、母に男爵が父であることをと詰めると謝罪してそれを認め、
主人公は男爵の元を去っていきます。
これって、成長していますか?
そうは感じられず、とっても、つまらないエンディングだと感じました。
それは、主人公が、「感情」でなく、「正論」で生きているからです。

例えば、暴力反対の男が、暴漢に襲われるも、話し合いで解決しようとする。
これが「正論」です。
しかし、暴漢に切りつけられ、カッとしして、つい殴り倒してしまう。
これが「感情」です。

つまり、「考え」と「行動」が矛盾しているからこそ、人間って面白いワケで。
結局、主人公は、最後の最後まで、自分の殻を破れずじまいなのでは?
二人の大人を許すことが、成長と言えるのではないかと。
ただ、テーマが分からないので、これであっているかもしれません。
不倫への罰として、バッドエンディングが用意されているのかも。
そうなると、男爵だけではなく、自分の母親へのバッドエンディングも必要でしょう。

そして、このプロットには、蛇足とも言える部分があります。
それは、孫が、男爵のもとに『新種の薔薇の鍵は我が娘』とは何のことか?と
問おうとしたが怖くて聞けず、最後に勇気を振り絞って聞くと、
その答えを教えてくれた、という流れの部分です。
主人公の問題とは、何の脈略もないエピソードです。

古い映画ですが、「市民ケーン」という作品があります。
話は、新聞王ケーンが、「バラのつぼみ」という謎の言葉を残して死に、
新聞記者は、その言葉の意味を求めて、
生前のケーンを知る人物にあたるというモノですが、
この「一言だけ」でも、壮大な映画ができあがるのです。
この「孫」の部分は、不要なので、分離させて、もう1本別な話を作るべきでしょう。

そして、この「孫」と「主人公」には、大きな共通点があります。
それは、自分の問題を当事者に聞いて、それを当事者が答え、
問題を解決させてしまっている点です。
つまり、この二人は、物語の中で、何の「努力も、葛藤も、奮闘も」していない。
ここが、このプロットの【最大のミス】です。
自分のことは、自分で動いて、解決させましょう。

分かりやすく、恋愛モノで説明すると、
人見知りの女の子に好きな男の子が出来ます。
そこで、親友を通じて自分の思いを伝えてもらったところ
相手も好きだったことが分かり、両思いになりました。
これではダメということです。
「親友を通じて」ではなく、「自分」で。

主人公が、人見知りを直そうと、
あらゆる試みをしますが、どれも上手来ません。
それどころか、好きな人の前で大失態を犯し、絶望的になります。
しかし、自爆覚悟で告白しました。
彼は人知れず、見ていたのです。彼女の努力する姿を。
こうして、二人は両思いになりました。
こういう風に、主人公自身が動くことが必要です。

伝わったでしょうか?

そうなると、「主人公」は、「誰」と向き合わなければならないのでしょうか?
「母親」でしょうか? 「男爵」でしょうか?

読んだ感じでは「父親当て」が「クライマックス」だったので、
「男爵」と向き合う必要があります。たぶん。

プロットでは、一切、そういったエピソードがありません。
読者に、何を伝えていくのかを考え、それに適したエピソードを作り、
その過程を、分かりやすく描くのがプロットです。
つまり、「感情の変化」と「エピソード」をセットで考える。
出来事だけを、ただ並べていったのでは、物語の面白みは伝わりません。
感情が、どう変化していったのかを、記していくのがプロットです。

また、面白くない原因の一つは、
登場人物全員が、馬鹿正直で、言葉を額面通りに受け取っているということです。
人は二面性を持っています。
母親も、男爵も、なぜ、優しい嘘がつけないのでしょうか?

母に、男爵が自分の父親なのかを聞くも、否定する。
男爵本人に聞くも、否定する。
そこで主人公は、どんな結果であろうと、真実を知りたいと奔走し始める。
となれば、物語がどんどん広がります。
誰も語らないからこそ、知りたくなのが人間なのです。

だから、母を問い詰める。
やっぱり、男爵が自分の父親だった・・・。
これでは、物語が、一瞬で終わってしまう。
だから、グダグダと余計な話を作って、間延びさせている印象が否めないのです。

物語を展開させるためには、
主人公が“最初”に「考えていたこと」が、
“最後”は、大きく変わっていないとダメです。

例えば、天敵だった男子と、学園祭実行委委員会を通じて、仕方なく行動するうちに、
最後は、好きになっていく、といった感じです。
つまり、「大嫌い」だった人が、最後は「大好き」になる、という感じです。
これが主人公を「成長させる」ことです。

そのため、最初は、男爵のことを「良く」思っていたにも関わらず、
最後は「見捨てていく」では、話の作りがおかしいです。

確かに、「最初」と「最後」は変わっています。
しかし、「不倫を責める話」と「不倫を許す話」は、どちらが難しいですか?

基本は、「弱いヤツ」が「強いヤツ」に戦いを挑んで、勝つ話です。
「強いヤツ」が「弱いヤツ」と戦っても、勝つのが当たり前です。

要は、不倫を責める話は、傷に塩を塗る話です。
つまり、弱い者いじめの構図なんです。
だから、「不倫を許す話」にしなければならないのです。

あと話は変わりますが、ファンタジーにしたいになら、こういった手もあります。
「男爵」と「下女」の不倫関係だと、共感を得にくいことは確かです。
どんなに純情な恋であったとしても、
「下女」は、ふしだらな女と決めつけられてしまいます。
しかし、関係が「公妃」と「下僕」で、ひっくり返して考えたら、どうでしょうか。
公妃は身分の違いなど気にせず、
本気で人を好きになったに違いないと、誰もが思われるでしょう。
もし不倫がバレれば、皇室の大スキャンダルに発展するので、
生まれてきた子は、出生の秘密を知ることもなく「大公の子」として、
大切に育てられるていくことでしょう。

実は、コレ、あるアニメの設定です。
そして、そのことを嗅ぎつけた悪党が、
王妃を殺して、その娘と政略結婚をしようと企みます。
そのことを知った真の父親は、結婚式をブチ壊してやろうと乗り込んできます。

もちろん、悪党は、少女に、出生の秘密を明かしたりはしません。
なぜなら、それを明かせば、政略結婚がパアになってしまうからです。
そして、もう一人の男も、自分が父親だとは、絶対に名乗りません。
なぜならば、人に言えない仕事をしていたからです。
そして、少女を挟んで、「男」と「男」の対決が始まります。

この設定ならば、少女が出生の秘密に悩むことなく、
ファンタジーの世界を、十分に確立することができると思います。

ちなみに、少女の名前はクラリス、
悪党の名前はカリオストロ伯爵、間男をルパンと言います。
参考程度に、その作品を観ておいても損はありませんよ。

まとめます。
主人公を、成長させろ。(最初と最後を変わっているか?)
主人公は、大きな問題を抱え、解決させろ。(自ら解決しているか?)
主人公は、強い者へ、戦いを挑め。(面白くなっているか?)

スレッド: 花男爵の遺言

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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