アームドモンスター
スレ主 和田慶彦 投稿日時:
目的:趣味で書く
要望:一緒に作品を作って欲しいです!
キャッチコピー:鋼の身体を手に入れて、少女は「幸せ」を掴む
カテゴリー:SF
あらすじ
人類とモンスターが宇宙の覇権を賭けて生存競争をしている時代。
人類はモンスターの生態を利用した機動兵器・アームドモンスター(AM)を使って星々を開拓していた。
開拓中の惑星で、ハンターギルドに入会したばかりの少女、エーリカ・サントラナはアームドモンスターの残骸を手に入れる為に危険地帯に入ったが、モンスターに襲われている所を少年に助けられ、少年の案内でアームドモンスターを手に入れる。少年の名前を聞くと異国の聞きなれない名前だった。ホーリーと聞こえたのでそう呼ぶことにした。
次の日、エーリカは知り合いのハンターに昨日のことを話すがそんな子供がいるわけがない、作り話だろうと言われる。
ハンターギルドの建物から出るとホーリーがいた。なぜそんなところにいるのかと尋ねると、ギルドの中に仕事をくれた人たちがいると言われるがホーリーは騙されたのだとわかる。
ホーリーにアンタは騙されてたと知らせ、ホーリーに騙された仕事の料金の代わり、と言っていくらかの金を渡して別れた。
ホーリーは自分を騙したハンターを見つけ出して締め上げ、報酬分の金を取り上げた。エーリカから貰った小銭に対して、仕事の報酬はちゃんといただいた、ではこの金はどうしようか、と考える。
次の日、エーリカが仕事仲間と共に仕事の場所まで移動しようとすると濃い霧に見舞われた。今日は止めた方がいいか、という話になった時、霧に紛れて巨大なモンスターに襲われる。ホーリーが現れてエーリカ達を助ける。モンスターから逃げるエーリカ達。
モンスターに追いつかれた時、工場から飛び出してきたエーリカのAMが走って来る。エーリカに手を差し伸べるAM。AMに乗り込んだエーリカはモンスターを倒す。
街に帰ったエーリカはハンターギルドに報告をしに行き、人里に降りてきた大型モンスターを倒したという事で褒賞を貰った。
数日後、AMに乗って先輩ハンターと共に仕事をするエーリカ。外周への遠征から帰ってきた大型機を見て、先輩ハンターは今の流行りは高機動型で、足の遅い重量級は時代遅れとバカにする。
やがてハンターランクが上がり、一人で仕事を受けられるようになったある日、街の中でばったりとホーリーに出くわし、いつもと変わらない格好のホーリーを見かねて買い物デートをする。
今は何をしているのか聞くと、他のチームに混ぜてもらって戦っている、と言われる。安い賃金で使われてないか、何だったら自分と組まないかと言うエーリカに、ホーリーは一緒に組む事を承諾する。ホーリーは自分もAMを持っていると言う。格納庫に行ってホーリーのAMを見ると、仕事の時に見かけた大型のアームドモンスターだった。
警邏の仕事をする二人。ホーリーのアームドモンスターは足が遅く、警邏に時間がかかってしまう。エーリカは遅いなあ、と文句を言うが、ホーリーの面倒を見てあげていることに対して優越感を感じていた。
ホーリーが毎朝鍛錬をしていると知り、それに付き合うエーリカ。二人の体力は段違いで、ホーリー一人なら朝の内に終わる鍛錬に一日かかってしまう。ホーリーの凄まじい身体能力に驚くエーリカだが、銃を撃ったりロボに乗るならこんなに体力はいらないと言うホーリー。
しばらく二人で仕事をしていたが、安い賃金を折半している為財政的に辛くなり、モンスターを積極的に狩りに行く狩猟の仕事を受けようとするが、ホーリーがくっついている事で敬遠される。先輩ハンターに頼み、エーリカは自分の分の報酬をホーリーと折半する、だから皆の取り分は減らさなくていい、と提案するが、そこまでしなくていいと言われ、チームを組む。
翌日、チームを組んで出撃するが、ホーリーの機動力が低い事等を責められ、盾として雑に扱われる。それに対して自分は武器を貸され、後ろから撃っているだけでいいと甘やかされる事に申し訳ない気分になるエーリカだが、いつもより破格の報酬を得られた。
報酬の分配が終わり、解散した後、ホーリーは他のチームメンバーに呼び出され、エーリカの紹介だから組んでやったがお前はお荷物だ、エーリカの事を思っているのならやめろ、と言う様な事を言われる。
次の日、ホーリーが姿を現さなくなった事を気にかけるエーリカだが、他のメンバーからあいつなら自分から辞めて行ったと説明される。数日間、仕事が終わった後にホーリーを探し回るがホーリーと会う事は出来なかった。
それを物陰から見ているホーリーに声をかける男性がいた。彼の名はガルド。ホーリーが前に雇われていた上級ハンターのチームリーダーである。ホーリーに戻ってこないかと誘うガルド。
ある日、エーリカ達が狩りに出かけていると強力なモンスターに捕捉される。チームメンバー達の機体では歯が立たず、逃げようとした時、ホーリーの機体が出てきてモンスターを足止めする。ホーリーに逃げる様に言われるが、チームメンバーは強力なモンスターを狩るチャンスと攻撃を始める。
ホーリーがモンスターを倒すが、チームメンバー達がそれと最初に交戦したのは俺たちだ、攻撃にも参加した、そいつの死体と戦果は俺たちに寄越せ、と言い始めた。その時、ガルド達がやってきてかるくいなされる。ガルド達と一緒に去るホーリーをエーリカが呼び止めてなぜ自分の所からいなくなったのかと聞く。事情を話すホーリー。エーリカは今のチームを抜けることを決意する。
街に帰り、チームメンバー達に別れる事を告げるエーリカ。だが、チームメンバー達はエーリカに襲いかかり、何のためにお前みたいな役立たずの新人を飼ってたと思っているんだ、とエーリカを強姦しようとする。その時、ホーリーが現れてチームメンバーを倒す。一人になったエーリカに対して自分が今所属するチームに来ないか、と言うホーリー。
数日後、ガルドにエーリカを紹介するが、そいつの腕は確かなのか、と聞かれる。ホーリーは自分の分の報酬を折半する、と言い、エーリカはもしもの時は弾避けにしてもらって構わない、と言う。その条件でチームに入ることになったエーリカ。
ガルド達の狩りに同行するが、いざ戦闘となるといち早く敵を見つけ一撃で吹き飛ばしてしまうホーリーを見て、エーリカはなぜ重量級が弱いと言われるのか聞いてみる。すると、この辺りは辺境で真面な装甲も防御装置も調達できない、そんな奴らが相手するような奴は脆いから一撃の火力もそこまで必要ではない、だから小回りの利く方が有利だと答える。そして、ホーリーの様なちゃんとした装甲と高火力を持つ大型機持ちがこんな所にいるのは非常に稀で、余裕があれば確保したいと言われる。
その話を聞いたエーリカはホーリーに対して感心するが、同時にそんな彼を下に見ていたことに対して恥ずかしさを感じる。
甘やかされていた前のチームと違って事あるごとにチームメンバーからの注意が飛んでくる。早く成長する為に他のメンバーに色々と相談する。訓練し、武装もちゃんとしたものを装備する。
ある日、賞金首のモンスターを倒そうという事になった。
賞金首を見つけて罠を張って倒そうとするがチームメンバーがミスをし、下準備の揃っていない状態で焦って戦ったホーリーが返り討ちになる。そこにエーリカが飛び出して助け、時間稼ぎをし、他のメンバーの援護もあって倒せるかと思う所まで行くが、倒しきれななかった。そこに戦線復帰したホーリーが必殺技を放ち、倒す。
倒した後に報酬の分配となってから、ホーリーが報酬が少ないのでは?と文句を言う。それに対してガルドは人数が一人増えたからな、と言いながらエーリカに賞金の分け前を寄越すのだった。
キャラクター
エーリカ・サントラナ
「holy?いい名前ね」
「○○って知ってる?結構有名なハンターなんだけど、その人が父親なんだって、お母さんが言ってた。でも多分本当は誰が父親なんてわからない。でも、そんな凄い人と同じ血が流れてるかもしれないって思ったら、あたしみたいなのでも何とかなるかもしれないって希望が持てない?」
主人公。15歳の少女。
母親は娼婦だったがその美しさで地元の金持ちに身請けされており、その金持ちに反発していた所に縁談を持ち込まれ、家を出てきてそのままハンターになった。
母親に父親は高名なハンターだと聞かされているが、本当の父親はわからない。が、「そうだったらいいな」とは思っている。
母親譲りの美少女で勝気だが心根は優しく、普通に暮らしていれば非の打ち所が無いが、ハンターという物騒な仕事においては見た目の可愛らしさは舐められる原因に、勝気さは蛮勇に、優しさは甘さに繋がる。
GX-79アレックス
エーリカのロボ。モンスターとの戦闘で破壊されていた物をエーリカに拾われる。
宇宙での作業を前提に作られており、全身のアポジモーターとそれを保護する装甲によりメリハリのあるデザインになっており、見た目がかっこいい。性能も機動力が高く使いやすく人気がある為、オプション装備が(正規の物でないものも含めて)大量に出回っている。
堀井 望(ホーリー)
「自分でもわからないんです、今どのくらいの強いのか。でも、多分世の中には自分よりもっと強いやつがいて、そいつが何かの拍子で自分の前に立ちふさがるかもしれない。だからもっと強くならなきゃ、もっと、もっと……」
正体不明の少年。12歳。
艶やかな黒髪にツリ目がちのキリっとした青い瞳が特徴の美少年。一人称は私だが、感情的になると俺になる。
目深にかぶった帽子にミリタリーコートという一見すると見すぼらしい風体だが腰には綺麗な装飾の軍刀を差している。
手足にはいかにも丈夫そうなバリア発生器付きのグローブと頑丈そうなジェットブーツ、コートと帽子の中には防護服を仕込んでいる。その他にもグローブから出るワイヤー、スコップ状の高振動ブレード、高出力のプラズマハンドキャノン等多数の装備を持っている。
思考操作対応の携帯ゲーム機を持っており、その中には軍用シミュレーターが入っている。
普通の人間なら重火器を装備してやっと戦えるモンスターを格闘戦で倒す怪力、山野を駆け回る体力、並の人間には視認できない程のスピード、視覚外でも認識できる感覚器官など身体能力は常軌を逸している。
毎朝鍛錬をしており、豊富な実戦経験やまだ成長期な事もあってその強さは未だ爆発的に成長している。
ストイックな言動で基本的に丁寧語で話し、真面目な印象を受けるが別に大人しいわけではなく身内以外にはかなりケンカっぱやい。その上で加減をするのが下手なので流血沙汰になることが多い。
大勢力である「皇国」の出身と思しき特徴を備えているが、本人はあまり話したがらない。
自己紹介をする時は背伸びをして「今年で13歳です」と言う。
四式・剛鉄
ホーリーのロボ。
元は「皇国」の誇る最高級量産機。
アレックスよりも頭2つ分は大きな大型機で、同クラス以上の敵との戦闘を意識して作られており、
普通大型機は多数の火器を装備するのに対し、重装甲と強力なバリア発生器、腰から2又の尻尾の様に生えたアームに付けられた巨大な長距離用ビーム砲2門のみと、シンプルで一転突破を重視した武装になっている。
その巨体に見合ったパワーを備えており、砲撃戦・格闘戦共に一撃であらゆるアームドモンスターの装甲を(バリア等の防御装置を勘定に入れなければ)貫ける。
1対1ならあらゆる機体に対して有利を取れる、それどころか戦艦にすら有効な打撃を加えられるスペックを持ち、最強の呼び声高い。が、ある程度の被弾を前提としている事や機動力が低めで囲まれやすい事から消耗が激しく、連戦や1対多の状況に弱い。その為、随伴機を付けて行動するのが望ましいとされている。
民間にはまず出回る筈のない代物で、ホーリーがなぜこんなものを持っているのかは不明である。
ホーリーの物はビーム砲を威力が高く射程の短いビームバズーカに、両手のクローを普通の手に替え、大太刀を装備しており、一撃の重さを重視した仕様になっている。
ガルド
「よう先生。その様子を見ると、うまく行ってねえみてえだな」
「そいつの死体も倒した戦果もお前たちにくれてやる。どうでもいいからな。だがこれに懲りたら2度と舐めた口をきくんじゃねえ」
「なあ先生。俺たちがおめえを雇ってるのは、おめえにその価値があるからだ。おめえは俺たちが二の足を踏むようなモンスターだって、あっという間に倒しちまう。そのおかげで俺たちは怖いモンスターに怯えずに安心して狩りができる。だから俺たちは本来払う必要のない、依頼の報酬までおめえと山分けするなんてわけわかんねえ事までする。少しでもいい条件を付けて、他のチームに取られないようにな。それと同じくらいの価値が、その女にはあるのかい?」
「ホーリーか。いい仇名だな。俺もそう呼んでいいか?」
高ランクチームのチームリーダー。
Aランクのハンターで、ホーリーを高く買っており、「先生」と呼んでいる。
目に眼帯の様な物を付けているが、これは小型の索敵装置であり、別に目が悪いとかではない。
元は「帝国」の士官だったが政治的な粛清の対象になる恐れがあった為、ハンターギルドに逃げてきたと言う来歴がある。
WLF-2フッケヴォルフ
ガルドのロボ。
かつては帝国正規軍のアームドモンスターであり、大量に生産されたが軍縮の流れで他国に輸出されている。装甲と動力を変えるだけで帝国正規軍の物と渡り合える程の高性能で、正規軍ではないハンターが使えるものとしては最高級の性能を持つ。
ガルドの物は帝国軍仕様で、民間用の物に比べて信頼性と火器管制能力が高く、長大なビーム砲を持っている。
ワルス
「Aランク以上は管理職みたいなもんでさ、実力がSランク相当でもBランク止まりっていう人は結構いるんだ。俺がそうだとは言わないけど、これでも結構強いつもりだよ」
低ランクチームのリーダー格。Bランク。
エーリカに親切を装って近づき、体目当てで囲っていた。
エーリカを襲った時にホーリーに殺され、「今ならまだ蘇生できる」と死体を仲間達に投げつけられるが、仲間達が逃げた為放置される。エーリカの頼みによってホーリーに蘇生される。
スラッシュウイング
ワルスのロボ。
高機動AMである「チキンレッグ」を改造して作った機体。
「チキンレッグ」の名前の由来となったブースターの付いた大きな太腿と、翼の様に付けられた巨大なブースターが特徴で、長大なビーム砲を持っている。このビーム砲は取り回しが悪い代わりに市販品の中では射程・連射力・威力のバランスが良く、コストパフォーマンスの良さから上級者でも愛用者は多い。
ワルスが殺された時に蘇生費用としてホーリーに自慢のビーム砲を持っていかれ、エーリカのアレックスに装備される事になる。
サブウエポンとして2本のナイフを持っている。
モーユ
低ランクチームのメンバー。Bランク。
口数が少なくほとんど喋らないが、エーリカと話す時だけ何だかニヤついている。
ガンマジシャン
モーユのロボ。
スラッシュウイングと同じく、チキンレッグを改造した機体。
「ファミリア」と呼ばれる遠隔操作武器を持つ。これは本来思考操作で自由自在に扱えるはずのものだが、モーユは殆どAI任せで使っており、「再利用できるビーム属性のミサイル」程度の動きしかしない。サブウエポンとして手にレーザーライフルも持っている。
ガルド達と交戦した時に自慢のファミリアをほとんど撃ち落とされた。
ビオス
「どんな装甲でもビーム一発食らったらおしまいだろ。装甲頼みの戦いしかできない奴なんて二流。金の無駄遣いだな」
低ランクチームのメンバー。Cランク。
メンバーの中で一人だけCランクな為、ぞんざいに扱われている。
AGP-87エクサランス(改)
民間用の機体「エクサランス」を改造したもの。
元の機体はアレックスより頭一つ分小さい小型機だが、足を改造して長くしている為アレックスと同じくらいの頭長高になっている。足を強化した機動力と2丁のレーザーライフルを使った高機動戦闘が得意。
安くて修理がしやすい為、索敵兼前衛にされている。
射角の違う2つ以上の火器を同時に扱うのは難しい為、実はビオスは結構難しい事をしている。
ガルドのフッケヴォルフによって下半身を吹っ飛ばされた。
設定(世界観)
人類が何らかの理由で元居た宇宙からこの宇宙に来て数万年、この世界の元の生物であるモンスターと争いながら、人類は版図を広げている。
アームドモンスター(AM)
モンスターのコアを利用して作られたロボット。大体は歪な人型をしており、その姿は「機械の化け物」といった風情である。
宇宙から水中まで様々な場所で活動でき、自身の主砲に耐えられる頑丈さを持つ。四肢の力が強靭で、徒手空拳で自身の主砲を上回る威力の格闘を放つ事も可能。
AMに限った事ではないのだが、高度なAIを搭載しており、ある程度自立して動くことも可能、と言うか基本的な操作はAIに任せた方が強い。但し、火器管制、特にトリガーを引くのはパイロットでしかできない他、生物を害したり障害物を破壊することも禁止事項に入っている為、AMだけでは満足な戦いはできない。
パイロット側が操作に干渉するときは思考操作を使う。その気になればほぼ全ての操作をパイロットに委ね、センサーからの情報や機体状況を知らせる信号等もパイロットの脳に直接流し込み、人機一体の状態にする事も出来る。この状態になるとCPUの反応速度で動けるため、非常に強いが脳に強大な負担がかかる。一部の正規軍では機動兵器のパイロットは全員本気になればこれができる(出来ないものは正規パイロットに配属されない)為、木っ端のハンターとは一線を画した強さを誇る。
ハンターギルド
宇宙に名を轟かせる大組織。主な仕事はモンスターの討伐や希少な動植物の採集。街の警備や輸送機の護衛などの傭兵業も斡旋している。
惑星間国家が出来る前、宇宙開拓時代から存在しており、あらゆる勢力に深く根付いている為、十分な戦力を自前で用意できる大勢力が出てきた今でも大きな影響力を持つ。
初心者ランクでも一人では依頼を受けられないD、数件の依頼をこなせばすぐに上がれるC、ベテランのB、管理職・上級チームリーダークラスのA、幹部クラスのSランクに分かれる。
昔はDの下にE、Fランクまであったが「そのレベルの人間に仕事を任せられる仕事ではない」として最低ランクがDになった。
Aランクからは実力よりも筆記試験や昇格の為の資格習得、人格を重視する為、強さだけでなれるのはBランクまで。なので、「実力はSランク相当だがBランク」が珍しくない。
どっかの国の特殊部隊の人間が引き抜かれたとかでない限り、初心者は一律Dランク。たとえ世界を滅ぼすチート持ちだとしてもDからのスタートである。
Dランクの合格には15歳以上の年齢と最低限の読み書きと四則演算ができる程度の知能が必要であり、身分の証明ができない、学校に行ったこともないという者にとってはハンターギルドの登録証は自分の身分・能力を公的に証明する物にもなる為、車の免許証感覚でとりあえず入っておく者も多い。
惑星国家
惑星国家同士の連合である「人類連合」から認定を受けた国家
大国
惑星間国家でも特に影響力のある7つの勢力。「皇国」「帝国」「王国」「連合」「連邦」「共和国」「合衆国」の7つ、もしくは「大船団」を含めた8つをさす。
保安官
惑星国家に認定され、治安が悪いと判断されると派遣される警察。その惑星を制圧できる位の戦力が送り込まれる。国家の自治権を実質的に明け渡すことになる為、あまり歓迎されない。
聖十字教会
「法国」を拠点とする宗教組織。新しく星が開拓されると布教しにやってくる。受け入れると各地の教会からの支援が受けられ、教会の隣には病院も建つので大体受け入れられる。よく現地の政権と教会が癒着する。人類が今の宇宙に来たことに関して「邪悪なモンスターに支配されたこの宇宙を救う為に神が我々を遣わした」と教えている。
モンスター
この宇宙から元からいた人類の敵。「モンスターコア」と呼ばれる核を中心に周囲のエネルギー・物質を取り込んで身体を作り上げる。その際、人工的には再現できない素材や器官を作り出す事があり、そういった個体に運よく出会い、倒すことができればそれだけで相当な金額を手にすることができる。コアをもつコアモンスターと、コアモンスターが道具として生み出した、コアを持たない通常モンスターがいる。
モンスターコア
モンスターを作り上げる中心部分。コアが無事なら脳が破壊されようが動き周り、再生する。十分なエネルギーがある状況に置かれると時間をかけて分裂する。複数のコアをくっつけると時間をかけて融合し、大きくて強力なコアとなる。モンスターの弱点であると同時に最高クラスのお宝であり、これを手に入れようと欲をかいて討伐を失敗したハンターは数知れない。
参考作品
ZOIDS、バトルテック、モンスターハンター、スーパーロボット大戦シリーズ、機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ
作者コメント
この板では初めまして。
ちゃんとしたプロットはこれが初めてなので気になる点、ここはこうした方がいいのではなどいろいろな意見をお待ちしております。
字数制限に引っかかったのでかなり省略して展開的に不自然になっている所や説明不足の所などもあるかもしれません。
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