俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の20ページ目

「校庭にその夜浴衣のその娘かな」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 校庭にその夜浴衣のその娘かな

いつもコメントありがとうございます。
「バスツアー」散文的とのご指摘まさにその通りです。
向日葵+異国感を出そうと地名など入れるとどうしても補足欄の句のような平凡なものになってしまい、苦し紛れにあんなことに。
しかし向日葵が兼題になってるうちはずっとルサンチマンの人と言われそうですねヽ(;▽;)ノ

こちらの句は在りし日の思い出ですか〜青春ですね!
「その」の俳句的効果は分からないのですが「その夜」や「その娘」が出てくるストーリーは大好きです。
私も「かな」より広がりを感じさせる「ゐて」に一票ですね。

点数: 1

「夏の暮グレーチングの鈍き錆」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 夏の暮グレーチングの鈍き錆

お世話になっております。
「向日葵か」、確かに「向日葵か?」「向日葵か!」とか色々に取れますね。
コメント込みで見ないと分からないのは俳句としてダメダメだと思うので気をつけたいです。
俳句の言葉の少なさ想像の広がりはジャパニーズホラーの精神に通じますよね。

最近のげば様の句は皆さま言われてるように躍進著しいですね!
「グレーチング」は「溝蓋」と比較してより硬質なイメージで好きです。
意図したことであれば単なる語感の良さだけではなくこの言葉を選択する意味があるように思います。
「田水湧く」という季語の爽やかで瑞々しいイメージは対比としてぴったりな気もしますが、「砂埃」を追求されるならば掲題の季語も良いなあと。
私も季語より「鈍き」という言葉が気になり、より良い表現がありそうな気がしました。
といって自分では思いつかないのですが…。

点数: 1

「独活の花二百円では菓子足りぬ」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 独活の花二百円では菓子足りぬ

いつもお世話になっております。
「向日葵か」、「や」に変えるだけで急に俳句らしくなりましたねえ。
どうも最初に浮かんだイメージに囚われて推敲を怠ってしまいます。
「ギターソロ」の方はこれはもうオタク俳句というか、特定の方をイメージした句です^_^;
フェス定番のナンバーに竜が登場しておりギターの調べはまさに昇り竜…なんですがそれは実際に聴いてこそ、俳句で表現するのは無理がありました。
しかも「龍天に登る」全く知らず…大失敗ですね(´ー`)

こちらの句は皆様の解説を読んで成る程遠足のお菓子?というところまでは行き着いたのですがその先が難しかったです。
これが「三百円では菓子足りぬ」だったらちょっとワガママあるいは食いしん坊な子がパッと浮かんで「独活」の字から受けるイメージも腑に落ちるのですが…。
子供の遠足のお菓子代百円をケチる親となると令和にあるまじき悲壮な話に思えます。
スーパーで一人予算二百円でお菓子買ってよし!というシチュエーションだとしたら十分すぎる金額。
こちらは実景を詠んだ句なのでしょうか?
「二百円では菓子足りぬ」使い方が合っているか怪しいのですが「散文的」という印象も受けました。
「独活の花」との響き合いが分からなかったからかもしれません。
私も74様同様句意を捉えられず、イサク様の解説を待ちたいです。

点数: 1

「終日の汗流すタオルはダイソー」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 終日の汗流すタオルはダイソー

いつもコメントありがとうございます。
むしろ「ルサンチマンの人」と呼ばれて堂々と根暗な句を詠んでいきたいです!
「ギターソロ」の句は固有名詞出してしまいますがザゼンボーイズの向井秀徳さんをイメージしたオタク俳句なんです^_^;
巧みなリフはまさに登り竜、と思ったのですがそれは演奏を聞いてこそ…俳句でやるのは無理がありましたね。
元々は
テレキャスター鳴らし炎天と噛み合え
という「俳句…?」みたいなところから出発したのですが(あまりにアレなのでコメントに載せませんでした)
分かりやすくを目指しても根底が独りよがりだとダメですね。
「龍天に登る」は全く知らず意図しておらずの大失敗でした(>_<)
私の私による私のための俳句とはいえ、人様に見ていただくならそれなりのものにしないとなあ。
と毎回反省しつつ、それをいかせてません。

こちらの句は私も乗り遅れて皆様のコメントで答え合わせしてしまいました。
何も知らずに見たら「ダイソー」からはちょっとコミカル、何となくインスタントでドライな印象を抱いた気がします。
げば様の意図とはおそらく真逆でしょうか。
固有名詞を使った句、そのうち挑戦してみたいですが皆でイメージを共有していないと難しいですね。
「俳句は集団幻想の共有ありき」というような文章を何処かで読んで、乱暴だけどわりとそういうところあるよなーと思います。
だから季語歳時記が重んじられるのでしょうか。

点数: 0

「向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ

向日葵怖い仲間ですねo(^▽^)o
私も「向日葵の貌」「向日葵の蕊が邪悪」といった句を沢山作ったのですが中々上手くいかずです。

逃げる背を百の向日葵見つめをり
という没句があるのですが、ちょっと発想が似てるなと。
そしてこうしてみるとやっぱりイマイチだなと思います。
思い切りが足りないというか、枠組を固めないことには逸脱するのもままならないということですね。
怖い俳句は卓鐘様に先陣きっていただけたら心強いです笑笑

点数: 1

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