俳句添削道場(投句と批評)
慈雨さんのランク: 師匠813段 合計点: 2,557

慈雨さんの俳句添削依頼

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しぐるるや僕はこれから嘘をつく

回答数 : 8

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要望:厳しくしてください

いくすぢの雲流れゆき月はなほ

回答数 : 40

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ビーフオアチキン覚えて目刺焼く

回答数 : 28

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更衣すれば無双や街へ出づ

回答数 : 81

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旨そうな秋刀魚焼けたぞなあ親父

回答数 : 54

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慈雨さんの添削

「秋深し即身仏のミイラ寝ぬ」の批評

添削した俳句: 秋深し即身仏のミイラ寝ぬ

ジョイ様、おはようございます。
「しぐるるや~」へのコメントをありがとうございます(オマージュ句の紹介も!)。

はい、「さよーならまたいつか!」はもちろん、大好きな曲です☆「生まれた日からわたしでいたんだ知らなかっただろ」とか鳥肌ものです(笑)。
山頭火のオマージュについては「初耳学」とかでも触れていましたね。
「しぐるるやしぐるる」は山頭火のオマージュですが、「しぐるるや」で始まる句は山頭火に限らず沢山ありますよー。
オマージュ、本歌取りは盗作との境界線が難しい面はありますが、きちんと原句へのリスペクトを持ちつつオリジナリティも加えていれば問題ないと思います。

伝統的な写生句ももちろん好きですが、虚を交えた句や、話し言葉をそのまま句にしたような口語調の現代俳句も好きなんです。俳句の世界は広くて自由だなぁと思います。
・たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ/坪内稔典
・じゃんけんで負けて蛍に生まれたの/池田澄子
・いま?渋谷の交差点。雪が降ってる/神野紗季

私もときどき…「花野にいました証人はいません」「この水着は買わないですよ試着だけ」「大人しい子の朝顔がバカでかい」とか詠んでます(笑)。

長くなってすみません。御句拝読しました。
いろんなところに行かれてますね、すごい。見てみたいです。
今までと雰囲気の違う一句で、これもいいですね!
感じ様ご指摘のように、「ミイラ」は「即身仏」の中に含まれる情報なのが少し勿体ないかもしれません。
でも「秋深し」の季語は合っていると思いました。
感想だけですみません、またよろしくお願いいたします。

点数: 1

「万博の夢の跡地や冬ざるる」の批評

添削した俳句: 万博の夢の跡地や冬ざるる

頓さま、おはようございます。
先日の「万博の夢の跡いま蜻蛉舞ぶ」に近い句ですね。賑わったイベントが終わった後の様子が伝わってきます。

感想としてはその際も書いたのですが、「夢の」が要るかなぁ…と。
あと「寂しげな措辞」+「寂しげな季語」ですと、季語の力が十分に発揮できない(季語のイメージを借りなくても句が成立してしまう)感じがします。個人的には、前のような動物とか、植物とかの方が相性がいいような気がしました。
辛口ですみません、一意見として…よろしくお願いいたします。

P.S.
時々なんですが、けっこう強い口調で皆様の句にコメントされているのがけっこうヒヤヒヤしています。ある程度付き合いのある間柄なら、頓さま流のノリだと理解できるとは思うのですが、新しくいらっしゃった方や初心者の方にも同じような感じなので…。
例えば自分が頑張って考えたアイディアを、「そんなこと」「お付き合いしますかな」「意味がない」「唖然とした」とか言われたら、もし私だったらそこそこ傷つくなぁ…と。(忖度して褒めるべきとか、そういうことではなく言い方の問題として)
まあ自戒も込めてなのですが…いつも余計な口出しをごめんなさい。

点数: 1

「星流る肉球舐め舐め散歩道」の批評

添削した俳句: 星流る肉球舐め舐め散歩道

呂尚さま、初めまして。よろしくお願いいたします。

これまで投句された句の多くが五七五のリズムから外れているのが気になっていたのですが、これは意図的にそうされているのでしょうか?(この句も、最も避けるべきとされる中八です)
やはり定型が一番スッと心に入ってきますので、極力定型で詠まれると良いかと思います。

御句ですが、流れ星と、それを気にせず肉球を舐めている猫の対比で詩になると思いました。
散歩道という場所情報は無くてもいいような…むしろ感動の中心を明確にするために削ってみてはと思いますが、ダメですかね?

・肉球を舐めゐる猫や流れ星
とか。
またよろしくお願いいたします。

点数: 0

「凍て星よ笛を超えてるその笛は」の批評

添削した俳句: 凍て星よ笛を超えてるその笛は

佐竹裕二さま、こんばんは。
それはすごい音色だったのでしょうね。感動のストレートに伝わってくる一句です。

やや感情が前面に出すぎているかも?
一般論として、わずか17音の俳句で感情を詠もうとすると、どうしてもありきたりな表現になりがちです。感情をストレートに詠むなら詩や短歌の方が向いているとされます。
俳句で「笛」と出てきた時点で読者は「俳句にするくらいだから、きっと素敵な音色だったんだろう」と想像してくれます。むしろ淡々と映像を詠んだ方が伝わると思いますよ。俳句は読者の力(想像力)も借りて完成させるイメージです。

あと、格調高い雰囲気の句なので「超えてる」みたいな口語表現(話し言葉)よりは、文語が合うかと思いました。

コメントにある「教会」を使って、
・凍星や教会に笛響きをり
・教会に笛響きたる冬夜かな
とか。一例ですが。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

「大根のつまにも宿る手の温み」の批評

添削した俳句: 大根のつまにも宿る手の温み

晩乃さま、こんばんは。
食べ物への深い思いが伝わってくる一句ですね。
手の温みを感じたということは、食べているシーンとなるでしょうか。温かい句だと思いました。

この句はこの句として大切にしつつ、作者コメントにある内容をそのまま句にしても良さそうに思いました。
・大根のつま残さるる小皿かな
淡々と映像を詠むだけでも作者の思いは伝わると思います。

ただ、大根は冬の季語ですが、つまは割と一年中出てくるイメージがあるので、やや季節感が薄い(季語の力が弱い)かもしれません。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

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