「境内の朱塗りを囲む木の芽かな」の批評
添削した俳句: 境内の朱塗りを囲む木の芽かな
晩乃さま、こんにちは。
佳い句ですね!神社の赤と木の芽の薄い緑の対比、神聖な場所からの様々な命の芽吹き。気持ちのいい句です。
道場に来た時から、晩乃さまは初心者の方にありがちな「情報を入れすぎて説明的になる」問題をほぼ通らずに作句されているのがすごいなぁと思います。センスなのか、勉強の成果なのか。
狙ってのこととは思いますが、一応。
「境内の朱塗り」が具体的に何を指しているのかは読者に委ねられていますね。パッと思いつくのは鳥居ですが、社殿かもしれないし、門や橋かもしれない、あるいはそれらの全体を木の芽が囲んでいるのかも。
「木の芽が囲んでいる」という情報を用いているので、その対象は確定させた方が映像としては鮮明になりますよね。たとえば鳥居なら「赤鳥居」とすれば音数も節約されますし。
それでも敢えて「境内の朱塗り」とされたのはやはり想像の余白や空間的な広がりを意識されたのでしょうか。これは私だったら多分思いつかない視点なのでとても参考になります。
感想だけですみません。
またよろしくお願いいたします。
点数: 1
