俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ

作者 卓鐘  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

今。夜の向日葵怖いのわかるw

最新の添削

「向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ」の批評

回答者 幸福来々

「盆の雨」の句のコメントありがとうございます。
盆でただ事の空気が変わるかなと狙って詠みました。

本句はコメントすぐしたくなったけど、考察に時間がかかりました。

怖っ。
怖すぎる。

で、なんで怖いと感じるんだろうと考えたんですが、これぇ。。技術点かなり高い気がします。。。
向日葵に対して「達」、「顔」、「見る」と、こんだけ擬人化を重ねてると普通ウザいししつこい、クサいとなるのだけれど、人格がないものに何度も命を吹き込むことで「気色悪い」に消化できるんだという発見がありました。

さらに口語の効果もえぐいですね。
これを文語で描写に軸足を置くと、「そう思うのはお前だけだよ」という反論になるんだけど、口語だと確実にそう感じたことになるので、「勘違いないんじゃない・・・?」という反論になる。

また、韻文として提出されてるので、これは破調となり、韻律の気色悪さ。
歴史的仮名遣いで気づいたのは今なんだけど、昔っからそうだった感。
全部が気色悪いですw

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、幸福来々さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。
私も再々登場失礼します。誤解とかとんでもない、かえって私のやり方が言葉足らずというか、下手くそでした。卓鐘様の句のコーナーで拙句について解説などさせていただいたのは、卓鐘様のコメントに何か不満があったとかでは全くなく、卓鐘様のコメントで一応いつものメンバーさんが出揃った感があったので、ここでお話しさせていただこうと思ったという、それに尽きます。
今考えれば、これは向日葵の御句にまるで関係のないことなので、卓鐘様やイサク様がよくなさるように、自身の次の句のコメントの時に「前句の解説」とすればよかったです。気が回りませず申し訳ありませんでした。
私の気持ちは、前にも言いましたように、卓鐘様は多面的な見方をしてくださる、すなわち「〜だと読めば〜だし、・・・とみれば・・・ですね」というご評価をしてくださるので、マジ、いつも有難く感謝しています。
これに懲りずに、どうか末長くよろしくお願いします。

点数: 3

添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>

「向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

句のリストを見た瞬間に、卓鐘様の作だと思いました。という句です。

「達が」「で」「るんだ」と爽快にしつこいですね。ここまで吹っ切っていればあまり気になりません。

私だったらこうしてしまいそう。ふつー
・向日葵が黒き顔して見つめをり

点数: 2

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

「向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。

私もこの句は、一覧に出た時にこういう句をお出しになるのは卓鐘さんか、あと一人くらいしかいらっしゃらないと思いました。
すごい個性で、私などにはとても真似できることではありません。勉強になります。有難うございます。

御句を拝読して、私は何故か、向日葵がヒトに思えてきました。というか、擬人法だからさもありなん、ということかもしれませんが、別に死人だとかホラーとかではなく、私は小学生に思えたのです。
夏休みが終わって、真っ黒に日焼けした子どもたちが久々に集まった。先生(私)の話を聞き漏らすまいと、みんな真っ直ぐこっちを向いている…。
そんな光景が思い浮かびました。すなわち、二学期初日の先生の句です!

点数: 2

添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>

「向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

再び登場です。コメント忘れです。

私の句の解説ありがとうございました。おおむねその通りでございます。
これまでも凡そ似たような俳句の学びをしているなとは思っておりました。
そういう見方をしていただけると、安心して句を出すことができます。

花言葉を生かして作句することもあるかもしれませんが、さりげなくやれればいいのですが、前面に出すと鼻につきそうですよねぇ・・・花だけに。(締めがダジャレですみません)

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

「向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

向日葵怖い仲間ですねo(^▽^)o
私も「向日葵の貌」「向日葵の蕊が邪悪」といった句を沢山作ったのですが中々上手くいかずです。

逃げる背を百の向日葵見つめをり
という没句があるのですが、ちょっと発想が似てるなと。
そしてこうしてみるとやっぱりイマイチだなと思います。
思い切りが足りないというか、枠組を固めないことには逸脱するのもままならないということですね。
怖い俳句は卓鐘様に先陣きっていただけたら心強いです笑笑

点数: 1

添削のお礼として、知世さんの俳句の感想を書いてください >>

「向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつもコメントありがとうございます!

御句拝見しました!
向日葵って怖いんですね。確かに、顔や目と思うと、なかなかのノッポで恐ろしく感じるかも。
575からもう思い切ってはみ出していく感じ、いつもおっしゃる通り、やるならやるで、ここまでやれば、それはそれで詩として俳句としていいんじゃないという意気を感じる句ですね(*'▽')

しかし、今コメント読んでいて、この句を夏休み明けの教室と解釈していくのも、またなおじいさん、おもしろいなあと思いました!

またよろしくお願いします!(^^)!

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

「向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ」の批評

回答者 74

句の評価:
★★★★★

卓鐘さん、こんばんは。
向日葵畑の夜verでしょうか。たくさんの向日葵が夜の微かな明かりの中で黒々とした顔をこちらに向けて見続けている、と読みました。ちょっと怖いですね。
今、無意識にコメント含めて夜の景と判断してしまいました。向日葵の種が付き始めたら顔が黒っぽくなりますよね。昼かもしれない…真っ黒だから夜でいいんでしょうか。薄暗がりの中で向日葵と分かるけど顔だけ更に黒いのだと読んだのですが確定できなくなりました…

向日葵なのだからまっすぐ一方向だけ見ていると思うのですが、畑の前を横切るときに夜だけ何故かどの向日葵もどの角度からでも視線が合うような気がする…振り返れば明らかにこちらを覗き込むような向日葵が…!とホラー調に読んでも楽しかったです。

点数: 1

添削のお礼として、74さんの俳句の感想を書いてください >>

「向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんばんは。
再登場失礼します。

短夜の句コメントありがとうございます。
なるほどー、季語を生かせられるのはどちらかという意味なのですね。
「夏の儚い夜を、私はPC画面をみながら、等間隔にクリックして過ごしております。」「等間隔の空間をクリックしている」という意味に取られちゃうという部分もあるわけですね。

自分が持て余しているという光景を詠みたくて、クリックするという動作をもってきたのですが、そこは、隣から聞こえてくるクリック音の方が「短夜」を生かせるということですね。なるほどー。

そうすると短夜は生きにくいのですね。短夜を生かすには音が聞こえてくる方がベストということかー、納得しました(*'▽')それでも、どうすれば自分がクリックもしていて、かつ「短夜」も生かせるか、という道も推考してみたいと思います。卓鐘さん、いつもありがとうございます!(^^)!

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

「向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ」の批評

回答者 74

句の評価:
★★★★★

こんばんは、再登場失礼します。
向日葵の螺旋配置の種垂るるに添削・批評ありがとうございます。
詳しく突っ込み入れてもらえて大変勉強になります。フィボナッチ数はダ・ヴィンチ・コードで覚えて、関連して向日葵など自然界にも現れるはず…と、うろ覚えの知識でした。俳句に用いるのはちょっと難しかったです。向日葵だけではないと思いますし。
・俳句の器を考えるφ(..)メモメモ
・描写が正しいか見直すφ(..)メモメモメモ
今作っている句にも活かしてがんばります!

余談ですが、皆さんの指摘を受けて自分で読み直して「みずみずしい向日葵かと思ったら種が実っている…どころか目の前で急速に枯れてこちらを覗き込むように種が迫ってきた!」というホラーっぽい映像だと思って楽しんでます。

点数: 1

添削のお礼として、74さんの俳句の感想を書いてください >>

コメント

回答者 香田

句の評価:
★★★★★

栗鼠の句への批評ありがとうございました。リアリティーのために嘘をつくこともあるんですね。勉強になります。夏痩と栗鼠の組み合わせで生かせそうとのことなので、もう一度考えてみます。類想からの脱出は難しそうですが、これを課題にまた次回も頑張ります。また、ご指摘をお願いします。

卓鐘さんの俳句ですが、種がびっしりとついて黒っぽく見えるのを「真っ黒な顔」とした表現に、なるほどと思いました。いかにも俳句という感じではない、口語(で良いのでしょうか?)から、子供が怖がっていることを大人に伝えに来た様子を想像しました。

点数: 1

添削のお礼として、香田さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

草の原離るる馬蹄の寒き朝

作者名 みちのく 回答数 : 0

投稿日時:

滾々と言ひ聞かせをる草泉

作者名 ヒッチ俳句 回答数 : 7

投稿日時:

仏には目鼻を彫りて大晦日

作者名 久田しげき 回答数 : 0

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『向日葵達が真つ黒な顔で見てゐるんだ』 作者: 卓鐘
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ