俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1109ページ目

「バイバイバイ私の命秋哀れ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: バイバイバイ私の命秋哀れ

こま爺さん、こんにちは。
コメント有難うございました。

まずお詫びします。私が自分のコメント欄に書いた、老夫婦と、泊めてあげた旅人が鍋の材料をくれた話は、今回の芋煮会の投句の句意ではなく、前回の投句「運動会」についての例え話です。
つまり、何かをしてあげたら、思わぬ形で恩返しをしてもらったという例えで、運動会の見学場所を隣の家族に半分譲ったら、立ちんぼの私たちにシートを貸してくれた、という前句の説明をしようとしたものです。
ですから、この民話みたいな老夫婦の話は、今回の私の芋煮会の投句にはなんの関係もありません。
紛らわしいことをして申し訳ありませんでしたm(_ _)m。

さて御句拝読しました。
これは谷村新司さんの追悼句ですね。追悼句についてあまりコメントをするのはいかがなものかと思いますのでひと言だけ。
これでは事情を知らない人は作者の自殺間際か臨終の句だと思ってしまいますよ。

・バイバイバイ私の昴秋哀れ

これであればその心配はなかろうかと思います。

点数: 1

「ピラカンサ押しくら饅頭顔真っ赤」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ピラカンサ押しくら饅頭顔真っ赤

里衣さん、こんにちは。
まずお詫びです。ピラカンサ、歳時記に載りましたか!良かった!
私の歳時記も角川ですが、版が旧いのですね。新しいのを買わなければダメだな。最新の情報をお届けできず申し訳ありませんでした。

次に、「おしくら饅頭顔真っ赤」は、やはりピラカンサの描写でしたか。でも、ピラカンサが季語ということは、「秋になるとぎっしりと赤い実をつけることに風情がある」ということが含まれると思うので、描写は季語の説明のようになります。
ですので私は、「里衣さんも取り合わせに挑戦を始めてみたのかな」と思ってみたりしたのです。おしくら饅頭をして顔を真っ赤にしている子供たちを見て、ピラカンサと合わせたのかなと。

あと、最後になりましたが、拙句「肉は牛じゃなきゃ豚汁芋煮会」へのコメント有難うございました。
これはダメ句です。私としては、皆さん芋煮会の句で頑張っているのに一人「運動会」でカッコ悪かったのと、あと、「老夫婦と旅人」の例え話をしたくて、投句を焦ってしまいました。
この投句の意味は、「牛肉でなかったら、芋煮はただの豚汁じゃないか」というもので、詩も何もありません。
里衣さんは「豚肉では?」とご提案くださっていますね?これは「牛肉でなければ豚肉」ということですね、もっともです。

我が家のピラカンサ、日ごとに赤色が強くなってきていますよ。

点数: 1

「びらを手に土手駆け上がる芋煮会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: びらを手に土手駆け上がる芋煮会

卓鐘さん、こんにちは。
御句拝読しました。
私は初読で、うがった見方をしてしまいました。
河原で芋煮会を楽しんでいた作者が、誰かから一枚のビラを手渡される。それは誰かが焚き付けのために持ってきた古新聞の間に挟まっていたのを偶然見つけただけかもしれない。
しかし作者は、そのビラを見た途端に真っ青になり、芋煮を放り出して土手を駆け上がっていった・・・。

いや、そんなことあるはずないよな、と思い直してご自身のコメントを拝読。そんなシリアスな場面ではなさそうです。

それであれば私はやはり、土手から会場の河原へという行動の流れと、あと、「びら」を言い替えて、次のようにご提案したいです。

・チラシ手に土手駆け下りる芋煮会

点数: 1

「呑んべいの佐藤おらぬぞ芋煮会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 呑んべいの佐藤おらぬぞ芋煮会

竜子さん、こんにちは。
拙句「肉は牛じゃなきゃ豚汁」にコメント有難うございました。
「芋煮会は牛肉だからいいので、豚肉では豚汁になっちゃうよ」などとつまらぬことを呟いてしまいました。
豚肉でも、たくさんの野菜と共に煮込んだ豚汁の美味さは格別ですよね。まして秋晴れの空の下であれば。失礼しました。

さて御句拝読しました。面白い!最高です。
一つ気になった「呑んべいではなくて呑んべえでは?」という点はすでに郷里さんがおっしゃっていて同感です。

しかし「佐藤」ね。なるほど。実名。面白い。私の周りでは高橋、中村、小林、斉藤・・・呑んべえはみんな字余りで中八になっちゃいます(笑)。

これを実名入れなかったらどうかな?

・飲み助のあいつおらぬぞ芋煮会

う〜ん、つまらないかもしれない。実名より「あいつ」とかにしたほうが想像の幅が膨らむかと思いましたが、御句の場合、「佐藤」でも、読み手はそれぞれに自分の周りの呑んべえに置き換えてくすっとしますね。余計なお世話でした!

点数: 2

「秋の雨猫と叶えるバケットリスト」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋の雨猫と叶えるバケットリスト

春野ぷりんさん、こんにちは。
御句拝読しました。バケットリストって、全然知りませんでした。確か、フランスパンの長いのをそんな風に呼ぶかもと思い、あるいはバスケットの打ち間違いかとも思いましたが、諦めて調べました。

あまり馴染みのない単語が入ることの是非はともかくとして、二つ気になりました。
一つは、「猫と叶える」という措辞です。意味はわかるのですが、叶えていくのはこれから先の、猫ちゃんが、生きている間ずっとですよね。かなり長い時間軸の話になってきます。
ご存知の通り、俳句は一瞬を切り取る文芸と言われています。一瞬でなくても、今を描きたいと思った次第です。
それともう一つは、下五の字余りです。一つの名詞であるとはわかるのですが、できれば五七五に収めたいと思いました。

季語以外の七音を入れるのは私には難しいのですが、

・長き夜や猫とバケットリスト書く
・バケットリスト猫と纏める夜長かな(七七五)

「雨」は音数の関係と、あまりに寂しくなるからやめました。だって、終活リストではないですものね。
あと、可愛い猫ちゃんを単に「猫」と言い切るのには抵抗がありましたがご容赦ください。。

点数: 1

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