俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1111ページ目

「金木犀下校の声の匂ひくる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 金木犀下校の声の匂ひくる

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。いいですね。金木犀が匂うということだけでなく、下校の子どもたちの元気な声が聞こえてくるということを合わせていらっしゃる。爽やかで気持ちがいいです。

御句の「匂ひくる」は匂ってくる、という意味だと思いますが、「匂う(匂ふ)」でその意味は伝わるのではないかと思いました。

・金木犀匂ふ下校の声を乗せ

「金木犀匂ふ下校の声に乗せ」と迷いましたが、主役は金木犀の匂いだから、子どもの声を乗せたほうがいいと思いました。

点数: 3

「代々の古き大鍋芋煮会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 代々の古き大鍋芋煮会

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。ここまでいくと、鍋に神が宿っているようですね(笑)。

「代々」と「古き」の重なりの解消として古きを他の言葉に、はいいのですが、この場合の「代々」は捉え方がふた通りありますね。

一つは、鍋は最初から一つだが、芋煮会の実行委員長とか市長とかが、代々にわたって受け継いできたという場合です。

もう一つは、鍋はダメになるので定期的に買い替えている。これで◯個目です、とかいう場合。

後者の場合だとしても、例えばその芋煮会に、初代の鍋から当代の鍋まで展示してあり、「わぁ、最初はこんなに小さかったんだ!」「だんだん大きくなっていくね!」なんていう声が聞かれているかもしれない。

逆にそんな古い鍋は処分されて、今の鍋だけが芋を煮ているだけかもしれない。

色々な取り方ができて面白いですね。

・代々に継がれし鍋や芋煮会

点数: 2

「音立てて煮える匂いや芋煮会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 音立てて煮える匂いや芋煮会

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。
これって、こま爺さんのおっしゃる通りのような気がします。
芋煮会という季語には、グツグツと煮える鍋、いい匂い、わいわいとした楽しそうなざわめきなどが含まれていると思います。
ですので、それはそれとして、辺りを見回して、その光景を合わせてみてはいかがでしょうか。

例えばですが、

・音立てて流れる川や芋煮会
・石選びする人もをり芋煮会

どちらも、会場が河原である前提ですが。
よろしくお願いします。

点数: 1

「秋風よ後悔するな強くなれ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋風よ後悔するな強くなれ

優子さん、こんにちは。
御句拝読しました。
私は伊勢史郎さんではありませんが、とにかく後悔はしても仕方ないですから、強く生きましょう。
人生って、後悔していたらキリがないです。時間は元に戻せませんから、これからを生きましょう!

点数: 3

「人参の皮をむくのか芋煮会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 人参の皮をむくのか芋煮会

水谷さん、こんにちは。
御句拝読しました。
芋煮会の材料の人参は、皮を剥くのでしょうか?という疑問に読めます。
疑問形ですと、作者も自信がないのに読み手はもっとわからない、ということになりがちです。

人参が冬の季語であるということはこの際考えないことにして、私はもう、言いきってしまってもいいのではと思いました。

・人参の皮剥かぬまま芋煮会
・人参の皮は剥きます芋煮会

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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