俳句添削道場(投句と批評)
なおさんのランク: 師匠2845段 合計点: 8,654

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

酔って寄る娘の店や夏の夜

回答数 : 15

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涼しさや老舗包丁専門店

回答数 : 19

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歩道まではみ出る卓にビヤジョッキ

回答数 : 19

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水鳥の真白き羽の潔さ

回答数 : 11

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退任後初の総会夏帽子

回答数 : 24

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なおさんの添削

「ただボーッとするだけのこと端居かな」の批評

添削した俳句: ただボーッとするだけのこと端居かな

頓さん、こんにちは。
御句拝読しました。株主総会があったのですか?お疲れ様でした。
御句はその翌日の模様を詠んだものだとのことですが、ゆきえさんのおっしゃるように、そうした具体的な描写を入れませんと、言い方に気をつけなくてはなりませんが、ある傾向の老人の方々の句のように読めます。
大仕事をやり遂げて、その虚脱感からボーッとしていると言いませんと…。おわかりいただけますよね?

もう一つの問題は、中七で「だけのこと」と、強い切れを入れていることです。下五を「かな」で締める場合には、途中でキレを入れずに一気に読み切る作りが好まれます。

これらから、

・大仕事終へ脱力の端居かな
・ひと仕事終へて安堵の端居かな

いま一つですが、置かせていただきます。
よろしくお願いします。

点数: 0

「弁当と人肌越えやソーダ水」の批評

添削した俳句: 弁当と人肌越えやソーダ水

小沼天道さん、こんにちは。
御句拝読しました。これは難しいですね。
弁当とソーダ水が人肌、つまり体温より温かく(生ぬるく)なってしまった、ということですか?
弁当も、人肌越えに含めますか?弁当は温かくなったほうが美味しいですよね?
また、人肌を「こえる」のなら、「越える」ではではなく「超える」でしょう。越えるは、峠とか壁のように、高いものを乗り越える、すなわち登ってまたいで、また降りることです。
一方、「超える」は、今までの数値や記録の上を行くことです。「30°Cを超える暑さ」とか。
ですからこの場合は、人肌超えのほうご適切かと思います。
また、「や」で切れを入れるのはおかしいと思います。人肌越えするのはソーダ水ですから、全然切れていませんので。

先におかえさきこさんがおっしゃっていますが、もしソーダ水が生ぬるくなってしまったのであれば、あまり季語らしくないですね。ソーダ水は冷たくて、グラスの周りに水滴が付いたり、氷がカランコロンと言ったりするのが魅力ですから。

と、すみません、ここまでで失礼します。

点数: 0

「透明な瞳のやうな泉わく」の批評

添削した俳句: 透明な瞳のやうな泉わく

めいさん、こんにちは。
御句拝読しました。きれいな句ですね。
ただ、泉、という季語には、もともと、透明とか、澄んだ、冷たい、こんこんと湧き出る、というような意味が含まれていると思うのです。

ですので、上五の「透明な」は、ちょっと重複感がありますので、他の形容を入れることができるのではと思いました。

・少年の瞳のやうな泉わく

上五は「幼な子の」と迷いました。幼な子は無垢でいかにもという感じではありますが、あえて「少年の」を置かせていただきます。
よろしくお願いします。

点数: 1

「縁側に饅頭転がし半夏生」の批評

添削した俳句: 縁側に饅頭転がし半夏生

前川直文さん、こんにちは。
御句拝読しました。子供の頃の思い出ですね。

五七五の中の句が、八音、中八になっています。これは、饅頭をコメントの通り団子にすれば解消します。

また、「転がし」、受け取りようによっては、わざとやっているようにも読めます(地元の風習とか、子どもがふざけてとか)。
自動詞の「転げ」ではいかがでしょうか?

・縁側に団子ころげて半夏生
・縁側に団子の転げ半夏生

よろしくお願いします。

点数: 0

「遠浅に吾子を探すや雲の峰」の批評

添削した俳句: 遠浅に吾子を探すや雲の峰

ネギさん、こんにちは。
拙句「酔って寄る」にコメント有難うございました。私は普段からしゃべりますよ(笑)!それが仕事の一部でもあり。

さて御句拝読しました。ゆきえさんもおっしゃっていますが、雲の峰は、明るく爽やかな印象の季語です。
緊迫感ならやはり雷雲、と思っていましたが、先を越されましたので(笑)、私は、

・黒南風や吾子は何処に宵の浜

下五の宵の浜は無理矢理くっつけました。よろしくお願いします。

点数: 1

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