俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

短日や夜出て夜に帰る家

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

毎朝5時45分に家を出ます。この寒い時期は朝でも星が光っていて夜出て夜に帰る、が実感です。今朝、家を出るときに出来ました。よろしくお願いします。

最新の添削

「短日や夜出て夜に帰る家」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。ご出勤が早いですね。夏はまだしも、冬は寒いし暗いし、大変ですね。
私はそんなに早くなく、ちゃあきさんの出勤時刻にはまだ寝ています(笑)。しかし以前、海外にいた時には北の方でしたので冬は日の出が遅く、会社に着いてもまだ夜!そんなこともありました。

さて御句、私はとてもわかりやすく、面白い、共感できる句だと思いました。夜勤の方とかを除いて、普通は朝出て夜帰るのに、「夜出て夜帰る」。夜勤明け通常勤務か?ブラック?これだけ読めばそう思うでしょう。しかし大丈夫。なぜなら上五で「短日や」と言っているから。日が短いから、明るくなるのも遅い、だから「夜出る」と言っているんだな、面白いな、という感じです。

でも、私がこのようにとらえた点も、イサクさんのコメントを拝読しますと、「そうか、なるほど…」と思う点はいくつかあります。確かに短日って、もう日が暮れてしまうのか、という時には使いますが、まだ夜が明けないのか、という意味には使わないですよね。

ちゃあきさんの句に共感しつつ、イサクさんのコメントに一緒に学ばせていただきました。有難うございました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「短日や夜出て夜に帰る家」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。中七下五が「短日」という季語を説明してるような、理屈でつながってるような感じが少し受けましたね。
「夜出て夜に帰る家」って面白いなあと思って。それを「短日」だからだよとしてしまうのがもったいなんく思ったからかもしれません。
何の季語が合うでしょうか。むささびはやりすぎかなー。冬の虫はどうだろう。
虫嗄るる夜出て夜に帰る家
むささびや夜出て夜に帰る家

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

「短日や夜出て夜に帰る家」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

季語」と「季語以外の部分」の近さを感じます。
私には、季語「短日」が季語以外「夜出て夜に帰る家」に説明的に使われすぎているように見えます。
また季語「短日」は日中が短い感慨、つまり「暮れが早い」方に意識のある季語で、「明遅し」という意味に使うのは理屈なのですよね・・・朝の時点では日が短いかどうかまだわからないので(知識では知っています)。
春:日永・遅日
夏:短夜・明易
秋:夜長
冬:短日
という風に比較すると、季語の意識している時間帯がわかりやすいでしょうか。

「夜出て夜に帰る」の部分は面白いですが、コメントを見ないと「夜中に外出して日が暮れてから帰宅した」ですね。「明けが遅い」をどうすれば出せるかな・・・どうしても理屈っぽくはなりますね。句の中の時間の長さも気になります。
理屈で提案の句。

・短日の出るも帰るも夜空下

帰宅が夜になるのは夏でも普通の話なので、「冬の夜明け前の出勤」として句を作る方が俳句っぽい気はします。ぽいだけに類想は多いと思いますが。

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

国家の大事となりぬ花一輪

作者名 宮武桜子 回答数 : 3

投稿日時:

初買いや補聴器体験老いの道

作者名 RINRIN 回答数 : 2

投稿日時:

窮月や猫は魚食み犬吠ゆる

作者名 あらちゃん 回答数 : 3

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『短日や夜出て夜に帰る家』 作者: ちゃあき
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ