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サタンさんの返信一覧。最新の投稿順4ページ目

元記事:王国を救ったのは、元悪役令嬢でした。

初めまして、月永みつかと言います。
小説をサイトに投稿してみたいと思い、初心者なりに設定等を考えているのですが、気になる点が幾つかあるので皆さんの意見を聞きたいです。
次の①~④の、どれか一つだけでも良いので……!
どうかよろしくお願いします。

①あらすじや設定を見て、どう思ったか。
良い所や悪い所、面白いかなどを教えて下さると嬉しいです。

②主人公が辺境伯の元へ修行に行く理由
一応「剣術等を習いつつ地方を視察して、国民の生活について学ぶ」みたいな理由は考えたんですが、これで良いんでしょうか?

③どこから書き始めるべきか
主人公の一回目の人生を幼少期から書いていくか、それとも回想程度にまとめておくか、どちらにするか迷っています。

④タイトルについて
「元悪役令嬢」と書きましたが、正確には「元悪役にされた令嬢」なので、タイトル詐欺になってないか心配です。

上記の返信(王国を救ったのは、元悪役令嬢でした。の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

①あらすじや設定を見て、どう思ったか。
良くも悪くもよくある転生悪役令嬢ものだなと思った。
設定では立場こそ従来のテンプレと真逆で、転生者が敵で主人公はタイムリープした感じの現地人だけども、やってることは基本同じで「バッドエンドを回避しようと七転八倒する話」だと思う。
ちなみに、こう言うと「テンプレはダメ」とか「オリジナリティを」って聞こえたかもしれないけど、こういうのにはテンプレを望む読者もいて、流行に乗るのであればターゲットとなる読者はテンプレを望む人のほうが圧倒的に多いから、まったくもって悪いことではないし、ダメ出しをしたつもりはありません。

ただ、「立場を逆にした」というあたりに作者的にちょっとヒネてってみた感があるので、テンプレをやるならそういうヒネりは逆効果になることが多いので気をつけて。
例えば、概要だけ見るとわからないけど、この物語の場合は主人公が現地人なので、異世界テンプレで一番活用される「現代の知識で内政チートSUGEE」が書けないため、テンプレを望む読者が期待してる展開の一つが封印されてしまうことになります。
それに変わるアイディアがあれば良いけど、ないのであれば読者の期待を一つ裏切る設定になってしまってるので、これは一つの物の見方の話だけど、作者が色気を出して無駄にヒネったせいで面白い要素が減った、と受け取ることもできます。
とはいえ。
「だから立場を逆にするのは良くない案だ」って話でもないです。
転生した人物が敵になることが面白くなる展開を作れば良いだけなので、それがどういうアイディアかってのが問題かなと思います。
例えば、文明レベルが低い異世界だからって馬鹿じゃないと思うのよね。よくある転生テンプレの現代知識無双も、そんな簡単か? って部分もある。そういうところにツッコミを入れて転生人にカウンターを放っていく「転生チートのアンチテーゼ」とか、そういうアイディアをまとめたら面白いと思う。

テンプレでやるならあまりヒネりはしないほうがいいし、ヒネるならヒネりを上手く活用できるアイディアを考えておくべきだと思う。

②主人公が辺境伯の元へ修行に行く理由
そういうのは理由は大きなものを一つ用意すればいいと思う。
このストーリーの場合、「最後に物を言うのは体力と戦う力。そう思いついたときに辺境伯と出会って、これしかないと飛びついた。理由は見識を広めるとか花嫁修業とか適当にいろいろでっち上げよう!」とか。
主人公は既に自分が処刑される未来を体験してるので、それを回避するための強い想いがあると強調するためにも、なりふり構わない感情で動くように書いたほうが良いと思う。

③どこから書き始めるべきか
死んだところから。そのまま「なぜ死んだのか」の回想に入って、このままだと自分にどんな未来が待っているかを簡単に説明する。
そしたら、それを回避するためにはどうしたら良いかっていう話の本題にすぐ移れる。

④タイトルについて
気にならなかったけど、言われてみれば「悪役令嬢」なのは転生した敵役のほうだもんね。主人公に意地悪してハメて死刑台に送った人物なんだし。
でも、物語の内容からして「悪役令嬢もの」だから、タイトルには入れたほうがいいと思うよ。
物語の大筋がまだ決まりきってないようだからちょっと大きなこと言ってしまうと「悪役令嬢の転生者が国を救えるように裏で暗躍する主人公の話」にしちゃえばいいんでない?

良かった要素

ストーリー

スレッド: 王国を救ったのは、元悪役令嬢でした。

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元記事:防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)の返信の返信

遅ればせながら返信失礼いたします。私のような未熟者の質問に返信を戴き、誠に感謝申し上げます。
他のお二方もありがとうございます。
そうですね… ここ数か月、時間があるときによく考えてみましたが、やはり実際に書き出して完走出来ない理由は、サタンさんのおっしゃる通り、「設定は考えられるものの…」という部分だと思います。設定を考えたり先の展開を大まかに想像したりすることはできても、そればっかりで「物語」が書けないという指摘は、本当にその通りです…
そしてプロットの到達点がどのような形になるのか、一切記載をしていなかったことに後で気が付きました…
誠に申し訳ありません。

現時点の作品のプロットの案としては、以下のようなものとなっています。
まず、作品の舞台は2022年頃、記載したとおり、防衛省情報本部に特別行動部が創設され、主人公の上原三佐が特殊作戦を行うチームを率いるところからメインの話が始まります。
ですがそのプロローグとして、舞台設定年の2年前である2020年、特別行動部の創設を巡り要員として採用される予定の候補者は、日本の同盟国各国の軍事基地や大使館等に派遣され、そこで候補者がどのような行動をとるかというある意味選抜試験のような形で各地へ派遣されます。
主人公の上原三佐も例外ではなく、当時一尉だった彼が日米の連絡担当官という名目で派遣されたのは、アフガニスタンのバグラム空軍基地で、明確な任務も与えられず、ひたすら現地の駐留米軍と親交を深めたり訓練に明け暮れます。
そんなある日、武装勢力のタリバンが現地で活動中だったNGOの医師団を拉致、そして拉致事件の裏ではタリバンが結集し、アフガニスタン各地で同時多発的な爆弾テロを引き起こそうと画策、そしてその裏で計画の糸を引いているテロリストがおり、その人物が後々の異世界篇でも関わってきます。
事件を受け上原一尉は、拉致された医師団の中に日本人の医師が含まれていたことから、本来は救出作戦参加の権限がないにも関わらず、危険を承知で参加。結果として米軍や英軍の特殊部隊と協力し、人質に多少の犠牲は生じたものの生存していた人質を救出。同時に集結しつつあったタリバンも掃討し爆弾テロを防ぐも、独断で作戦に参加したことが日本政府に知られ、帰国命令が出されます。
帰国後、免職を覚悟していた上原一尉でしたが、面会した上官から今回の一件について称賛され、特別行動部の創設を打ち明けられます。
そして2年後、諸々の事情で異世界に飛ばされてしまい、最低限の情報収集を行ってなんとか日本へ帰還します。そして上司から命令を受け、再び異世界へ情報収集のため向かい情報収集を行っていくが、その過程で2年前のアフガニスタンでのテロ未遂事件を裏で糸を引いていたテロリストが同じ異世界に流れ着いており、共に流れ着いていた複数の配下と共に異世界に武装国家を構築することを計画していることが分かり、上原三佐らはそれに立ち向かっていく…

長文になりましたが、大体このような形となっております。まだまだ不十分なところはありますが、気になったところ等がありましたら、また指摘して頂けるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

上記の返信(防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)の返信の返信の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

要約すると、主人公が因縁あるテロリストと異世界で戦う話、ということだけど、異世界というのがネックで「悪党をこらしめて終わり」では終わらない(異世界は本来主人公には関係ない場所なので、そこで果たす義務も無く、行動理由が青臭い正義感になってしまうし、テロリストを倒したところで異世界に迷い込んだ事態の解決にはならないため、テロリストを倒したところで話が終わらない)ので、
>上原三佐らはそれに立ち向かっていく…
立ち向かい、結果どうなる、まで考えましょう。
主人公は自力での帰還を果たしているようなので、もはや主人公たちは「帰還」を目的とはしておらず「情報収集」の目的が、つまり主人公たちの行動理由が曖昧になってしまってるので、そこに「テロリストを倒す」という目的を与えるのは良いと思いますが、上手く「テロリスト」が本来主人公たちが果たすべき目的の障害として機能するように組み立てるのが良いと思います。
例えば、テロリストが異世界へ迷い込んだのは偶然だけど、そのテロリストが力をつけて地球へ侵攻を目論んで実験を繰り返し、その結果、地球へアクセスすることは出来たけど偶然主人公たちを異世界に呼び込んでしまった、みたいな。こうすっと、テロリストとの戦いが「異世界へ迷い込んだ」って設定の回答にもなるし、地球へ侵攻しようとしてるテロリストを倒すことがすべての問題の解決になる形にできるかなと思う。けど、これは適当な例なので、こんな風に上手く設定を物語の展開に混ぜましょうね、って話なだけね。

それと、いろいろ面倒だから「タリバン」は止めたほうがいい。
タリバンはイスラム教のいち組織なので、べつにイスラムに限らないけど、実在の宗教組織を明確な「敵」として登場させるのはどうかと思う。
……と思ったけど、よくよく読んでみると、「あるテロリスト」がタリバンを操ってテロ活動をさせていた、というだけで宗教色は無いのかな。
書かれてる内容の中でも、ちゃんと「テロリスト」と「タリバン」は分けて書かれてるように見えるし。
とはいえ、うーん。まあ、別に商用作品ではないから問題にはならんと思うけども、イスラムの最高指導者をネタにした萌系ギャグラノベがあるくらいだし、うーん……
漫画とかなら絵があるし「テロリストっぽい人」「タリバンっぽい人」で明確に書かずに済むから問題ないんだけど、「アフガニスタン」ではなく「中東」にしたり、「タリバン」を「武装組織」にしたり、ある程度の気遣いはあったほうがいいかなと思うかな。
「NGOの医師団」は「国境なき医師団」とか実在名は使ってないじゃん? それと同じことでさ。
おそらく本編である異世界の話の中で過去編や回想などで登場する程度だと思うので、濁しても問題ないのではないかなと思います。

スレッド: 防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)

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元記事:防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)の返信の返信の返信の返信

サタンさん、重ね重ね回答して頂きありがとうございます。そうですね。過去編の回想シーンの具体的な名称等に関しては、よく考えて書きたいと思います。

それとまた設定を書き忘れてしまい申し訳ないのですが、上原三佐ら主人公たちが異世界に飛ばされてきた理由として考えているのが、メンバーそれぞれが所持していた何らかの物体(結晶、水晶などの加工物?)が原因である、というものです。この物体は、かつて異世界から来た(帰還した)人の持ち物であり、上原三佐は中東方面で活動中に現地で入手、上原三佐と同期の関内一尉も別の場所での任務従事中に同様の物を入手、他のメンバーも各々色々な場所で同様の物を入手しており、その物体は単体では効力を発揮しないものの、一定空間内に幾つか揃うと効力を発揮して「あちらの世界」との通行手段が確立されるもので、上原三佐らはそれが原因で異世界側に飛ばされてしまった… という感じで考えています。
そして上原三佐らが異世界に飛ばされてしまった後、まずは帰還を目的として最低限の情報収集活動を行いますが、少なくとも帰還するまでに数週間は異世界に滞在する、という設定を考えています。
そしてその間、弾薬や物資の不足に苦しみつつも情報収集を行い、最終的に異世界における現地調査の足掛かりになった村落を守るため、盗賊やモンスターと交戦、その後条件が整い、日本への帰還が可能となり彼らは戻ります。
しかしその頃、異世界に上原三佐らと同様の方法で弟子たちと共にたどり着いてしまった「因縁のテロリスト」が、独自の武装国家構築を企み、異世界各地でテロを画策… 上原三佐らが守った村落のある「王国」が危険に晒される…
一方、上層部の命を受け、再び上原三佐らのチームは異世界へと舞い戻り活動を行うが、「因縁のテロリスト」率いる集団が暗躍していることを知り、その情報を収集、最終的にはその組織を壊滅に追い込み、テロリストを捕縛若しくは殺害し「王国」を守り切る… という風に考えてみたのですが、どうでしょうか?

正直設定に詰めの甘い部分がまだあったり、全体的に話が突拍子すぎやしないかとも思っているのですが、またサタンさんにアドバイスいただけるとありがたいです… よろしくお願いします。

上記の返信(防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

どちらかと言うと本編は、二度目の異世界からの
>「因縁のテロリスト」率いる集団が暗躍していることを知り、その情報を収集、最終的にはその組織を壊滅に追い込み、テロリストを捕縛若しくは殺害し「王国」を守り切る
というこの部分でしょう。
最低でも物語の中盤からはこの展開にすることになると思うけど、正直なとこ主人公や日本政府に異世界へ渡ったテロリストをどうこうする理由がないし、国交もなく要請もない王国を勝手に守る理屈がない。
なので、この設定のまま通すのであれば、如何に上原三佐が心情的に王国(まはた国王、異世界の関係者)を見捨てられないかという部分で押し通すしかないと思う。
その場合は日本国からの援助は受けられない(許可がなければ当然武器弾薬の補充は出来ない)ので、手元にある武器だけでテロリストに挑むっていう、それはそれで盛り上がる場面を作れるけど、この構図を冷静に客観的に見るとやはり上原三佐の青臭い正義感に見えてしまうので、少なくとも規律や命令が絶対の大人の軍人(自衛隊だが)の対応ではなく、上原三佐が少しガキっぽくなってしまうと思う。

なので、中盤でこの展開になったら上原三佐は独断でテロリストと戦うことは出来ないとして、王国を守ろうという仲間の意見を押しのけてあるいは王国側からの要請を断って帰還を選択する(ここでリアリティある現実的な自衛官の対応を書いておくことで説得力を出す)。けれど帰還をする前に、上原三佐たちには「テロリストと戦わわざるをえない理由」が出来てしまう。上原三佐は迷うけど、テロリストと戦う選択肢しかない現実を受け入れてテロリストの組織を壊滅に追い込んでいく。という流れが良いんじゃないかな。

ここで問題になるのは「テロリストと戦わざるを得ない理由」とは何ぞやってことだけど、
まあ、
>その物体は単体では効力を発揮しないものの、一定空間内に幾つか揃うと効力を発揮して
この設定を利用するのがいいんじゃないかな。
上原三佐たちが持ってる「物体」は複数個あって世界の移動にはギリギリ。そのうち一つでも機能しなくなれば帰還できなくなる。
だから、瀕した国王が上原三佐たちが持つ「物体」の一つを破壊して、テロリストが持つ「物体」を奪うしかない状態にするとか、地球人にはわからないけど「物体」には魔力が込められていて世界移動を繰り返すうちに気づかず電池不足になってしまいテロリストの「物体」を奪わなければ帰還できないとか、あるいは日本国のほうから「テロリストはどうでもいいが、「物体」の重要度は高いから彼らの「物体」を奪取してから帰還しろ」と言われてしまうか。
とにかく「上原三佐たちはテロリストと戦わなくてはならない」という状況を作り出すのが良いと思う。

ぶっちゃけ、異世界にいるテロリストは上原三佐たちにとってそれほど脅威ではない(異世界各地でテロを画策ってことは異世界が拠点で、テロリストこそ武器弾薬の補充がキツいだろうし、はっきり言って上原三佐は心情的に思うこともあるだろうけど自衛隊には異世界のテロなんて無関係)から、
>「因縁のテロリスト」が、独自の武装国家構築を企み、異世界各地でテロを画策
このあたりは上原三佐ないし自衛隊には割とどうでもいい事で、物語の中で緊張感を煽ることは難しいと思う。
ただ、テロリストたちは水面下で動いてて、上原三佐は情報収集で知りつつもスルーか王国へ警告程度(そもそも他国で許可なく武力行使は出来ないし)。
でもそうやってちゃんと対応しなかったことが災いして、中盤以降の「戦わざるを得ない状況」で一気に脅威となって困ったことになる。

とりあえずディティールは無視しておおまかな流れだけを提示された設定から組み立ててみたけど……
というのも、「テロリストとの戦い」がこの話の本題になるのに、そのことが今回書かれたの内容の終盤ちょっとしか書かれてないので、おそらく設定とか辻褄とかを考えていて本筋の物語の流れをほとんど考えてないのではないかな、と危惧したからで。
別にこの通りに作れとか、こういう案が良いとかって話じゃなくて、単に作例の一つってだけね。
長いけど今回の返信で言いたいことは、「テロリストと戦う理由が薄いんじゃないか」ってことで、その対策として「戦わざるを得ない状況」を作るのが良いのではという意見と、その作例。ということです。

テロリストと戦う展開自体は別に問題はないと思う。
突拍子もないとは思わないし、話が急って感じもないです。
でも多分それは、作例の中で少し触れたけど、今回の内容を読んで私は、割と早い段階で上原三佐は情報収集の結果テロリストの存在を知っていて、それを脅威ではないとスルーしてるのかな、とイメージしてたからかもしれない。
早い段階でテロリストを出して異世界で暗躍してるってことを読者が知っていれば、当然のこと「この黒幕っぽい人物(テロリスト)と主人公はそのうちぶつかるんだろうな」と予想できるので、それが期待感となって終盤のクライマックスで決着がつくわけだから、
序盤で上原三佐が異世界に迷い込んで情報収集をしつつ村を助けて地球へ帰還し(村を襲った何者かが地球産の何かを持ってたとかテロリストへの布石を起きつつ)、中盤で因縁のテロリストの回想を入れて異世界で暗躍してる何者かを暗示させて情報収集で「因縁のテロリストが何か企んでる」と知りつつスルーしてて、「戦わざるを得ない状況」が発生して終盤に情報収集の成果からテロリストの組織を攻撃しはじめて最終的に戦闘の規模が大きくなって、因縁のテロリストを倒し、物語は終わり。
ちょっと妄想がはかどってしまったけど、再三これは私個人の適当妄想なのでってことを念押ししておくけれど、私はこんな感じでイメージしたので、あくまで今回の内容を読んで私がしたイメージの中では全体の流れに不都合なところはないように思います。

スレッド: 防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)

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元記事:凍った瞳

 この作品は、人類補完機構シリーズに影響されて、壮大な歴史に一部を短編として作ろうとしている物です。まだ他の作品は全然出来上がっているわけではないですが、いろいろな部分に出ることになる雲母凍華と塵芥塵のペア/カップルの個人的な部分の掘り下げを行う話を作ろうとしており、その結果として二人の馴れ初め話を作成しようとしました。
 ですので、その方向性においてストーリーなどにアドバイスが欲しいです。

 世界設定人物設定共に、この世界線の物から、多分見ていただくにあたって必要なんじゃないかと思われる部分を抜き出して作っています。ですので、気になるところがあるなら質問をしていただければ可能な限り、少々遅くなるかもしれませんが説明したいと思います。
どうぞよろしくお願いします

上記の返信(凍った瞳の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

正直なとこ、プロットから話が読めない。
作者はわかるだろうけど何も知らない第三者には、何をしてるのか何がどうなってるのかわからない。
例えば、
>1 邂逅 凍華が戦闘している塵を発見する。特に何もなく別れる
戦闘? 何の。誰と戦ってる? 特に何もなく別れるって、なにもないなら何でプロットに書いてある? 物語の要点だからプロットのストーリーラインに書かれてるわけで、特になにもないわけがない。
>2 邂逅 再び目撃する。今度はもう少しお話をする、若干塵の家を知る
こちらを考えると、最初からコレになるといきなりだからワンクッションを入れようと思って目撃だけの一度目を作ったのかな。
一幕のラストの開門とか閉門とかも何のことなのか意味がわからないし、二幕でいきなり異世界へ行くのも展開が転がりすぎて理解がおっつかない。
このあたりで「結局これ何の話なの」と思い始めた。

出来れば、「これはこういう話です」という提示は序盤の早いうちにやったほうが良い。
それで言うと、最初はヒロインが戦闘してるところから始まっているので、「この戦闘に関係する事を解決する(黒幕を倒す・謎を解明する・問題を解決する)」という話かなと思ったのだけど、それとは関係なさそうな異世界への転移があるしでわけわからんくなった、という感じです。

作者コメントを読んでみると、主人公とヒロインの関係を書くのが主旨のようだから、特に何か大きなことを解決するわけではなく、エピソード毎に何かしらの事件が起こってそれを解決していくうちに二人の仲が進展していく、という内容を書いたのかな。

ただ、どうなんだろう。
作者がちゃんと読者にも理解できるよう本に仕上げたなら、面白く読めるような気はする。
二人の関係性だけを追って読んでみると、一幕で出会い、二幕で魅力に気が付き、それを伝え、三幕で付き合うことになる、と、ちゃんとバトル(でいいのかな)の話に乗っけて組み立てているので、そこは楽しめる気はする。
でも、まさにソコの部分が気にもなっていて、恋愛を意識しすぎたせいでメインというかバトルのほうの話がぜんぜん組めてない気がするんだよな。

これは逆に「なんらかの事件解決」をメインに仕立てて結果的に恋愛した形のほうが上手く形になると思うのだけど、
えーと、
ちょっと自説も混じってしまうんだけど、
「恋愛」って目に見えないし形もない抽象的で概念的なものじゃん?
だから、何がどうなったら恋愛した、ってものを表現しにくいんだよね。端的に「好きです!」ってセリフや態度のやり取りという直接的な表現に頼ったりして、作者としても書けてるかどうか不安になったりする。
でも、それなら話は簡単で、「何がどうなったから二人は恋愛した」という「形」を与えてしまえばいいんだよね。
例えば、ヒロインの悩みを解決して二人は恋に落ちた、とか。
こうすると、「ヒロインの悩み・ヒロインが抱える問題」がそのまま恋の障害として表現できるから、その障害を乗り越えること・その過程がそのまま恋愛として描けるわけです。
いまのはわかりやすい例で昔のエロゲシナリオの王道だったと思うけど、これは別にヒロインが抱える何かでなくとも良くて、要するに「恋愛の象徴代理として進行できるメインシナリオを用意すれば、特に恋愛を意識しなくても結果的恋愛を書けるよね」という事なんですが、わかりますかね。

まあ、そんなわけで、プロットのほうでは実際に本に起こしたものを読ませてもらえれば楽しめる内容かもしれないけど、プロット時点では恋愛部分が少々わざとらしくて寒いかもしれんと思った。

長所。良かった点

設定は凝ってるね。キャラクターも深くてプロトタイプで何か試作して雰囲気を把握できればそのまま妄想が捗りそう。
そうした設定部分ではあちこちに物語があって、全体的に面白そうな設定だと思う。

良かった要素

設定

スレッド: 凍った瞳

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元記事:凍った瞳の返信

サタン様、返信ありがとうございます。

とりあえず、プロットの不備に関して
① 冒頭部分で主人公が戦っている相手は、どこから来たのかよく分からない、異形の化け物です。元々妖怪やら何やらが居る世界線ですが、その地球と別の世界から来た存在と言うことになります。
② 最初の、主人公とその相手が会って、別れる部分は、ワンクッション置くための部分という認識であっています。同時に、第一幕4の部分での、キー人物っぽい、という印象を抱いてもらうために、塵が複数に渡ってその化け物と遭遇しているんだ、ということを見せるパートでもあります。
③一幕ラストの、『開門部分』は異形の化け物が通っている場所で、それを閉じることで、一幕の問題として想定されている化け物の大量発生を終わらせる、というつもりでした。
④二幕冒頭の異世界転移は、正直物語進行上、雲母凍華の戦闘力で地球で窮地に陥らせるのが難しかったために使ってしまっています。ただし、この異世界の設定自体は決まっていまして、原則的には人間を遥かに超える存在が率先して介入した地球の並行世界です。そして、主人公の凍華と塵が異世界へ呼び出された原因のは、一幕でも開けられていた様な異世界に繋がる穴が世界中に開けられているせいで、余計に異世界との穴が繋がりやすくなっていた所に、転移させられる先の世界の人が、呼び出そうとしたからです。また、それが凍華たちであった理由はたまたまと言うべきですが、理由を付けるなら、一幕で倒していた化け物の一部は、転移先の存在だったから、と言うことになります。
と言うのはまだ建前的説明で、さらに正確に説明しますと、一幕での空いている穴には、それを開けた犯人がいますが、犯人は、凍華が転移させられた先の世界の神様的な存在に囁かれて行動をしています。その目的は、凍華の妹を手中に収めることですが、そのための障害が多いために、障害となる日本の魔術協会を潰そうと戦力を放ってみたのが第一幕、その中で雲母凍華が特に目立ったので、殺すために異世界に呼び寄せたのが第二幕前半となりますが、その神様的な存在は第二幕前半から後半にかけてで適当に倒されてフェードアウトすることになります。ただし、このあたりの設定は、登場人物たちで把握し得るのが雲母夜月くらいしか居ませんので、あまり出すつもりはありません。

で、この話の全体としては、エピソードごとに仲を深めていく話、のつもりで書いています。ただ恋愛か? と言われると正直自分でも判然としていません。勿論最終的にカップルにはなるのですが、凍華と塵が、それぞれの事情によって先に自立してしまった節のある子達ですので、その彼らが甘えられる相手を見つける話、と言うイメージでもあります。
ご指摘のとおりに、たしかにバトルの方に重点を置いた方が良いんじゃないかと思います。そもそも恋愛的な意味で凍華を塵が意識するタイミング、塵が凍華を意識するタイミングは、第二幕の凍華がピンチに陥った所を、塵が助けたタイミングですので、そこに至るまでの節々でのバトルや事件解決をある程度中心に据えた方が、上手くいくのかなと思いました。

あとやっぱり、恋の障害ってあった方が良いのですかね……?
正直、主人公の女の子である雲母凍華に問題となることなんて恥ずかしさくらいですし、お相手ヒロイン枠の男の子である塵芥塵も、恋愛の上での最大の問題である、自立性のなさ、自己意識の希薄さなどは一幕と二幕の間で概ね解けてしまうので、明らかに恋愛方面が進行する二幕後半から三幕に掛けては恐らく殆ど存在しないのですが……。

上手く書けさえすれば面白そうと言って頂き本当にありがとうございます

上記の返信(凍った瞳の返信の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

>あとやっぱり、恋の障害ってあった方が良いのですかね……?
そこが、「バトル(というかメインの話題)に重点を置いたほうがいい」という話に繋がります。
基本的にどんな話であろうと障害はあるべきです。
何故なら、障害があれば「障害を乗り越えること」が物語であると認識できるためです。障害があることで物語に一連の流れが出来るわけですね。

でも一方で、二人の関係性を書きたいけどそんな恋愛恋愛してる話は想定してない、という場合も当然あります。その場合に「恋愛の障害」を作ってしまうと、「恋愛の障害を乗り越えることが物語である」というふうに見えてしまうので恋愛が目立ちすぎてしまう。
だから、こういう場合は発想を逆にして「物語を展開させることが恋愛である」というふうに考える。
すなわち、「メインの話題」に恋愛の象徴となる要素を置いて、これを解決させることが恋愛に繋がる、という感じにする。
例えば、ヒロインには自分の命よりも優先させる事があって、ヒロインもそれを運命であると受け入れている。けれど主人公の活躍によってその運命に別の手段が見えてきて、ヒロインは重荷から開放される。代わりに重荷を背負う形になった主人公に感謝もあるし負い目もあるし、もともと好意を抱いていたのもあって一気に好きになってしまう。
こういう感じの話を想定した場合、「恋愛」は一切してないけど恋愛の過程はわかりますよね。
それは「ヒロインの重荷」という問題が恋愛の象徴として書かれているため、「恋愛の障害」としても機能しているからです。
「この重荷があるからヒロインは恋愛できない」という形にすれば、「それを解決すれば恋愛できる」ということになるので、恋愛恋愛した青臭い恋の悩みとかを用意しなくても恋愛の障害として機能するわけです。

こういう考え方、つまり「恋愛を別の要素で表現する」という考え方をしておくと、
>そもそも恋愛的な意味で凍華を塵が意識するタイミング、塵が凍華を意識するタイミングは
このあたりもスッキリ綺麗にまとまると思う。
「ヒロインの重荷」の例で言うと、その重荷を軽くしてくれる存在であれば意識するし、重荷を軽くしてやりたいと思う相手であればそれは好意ということになる。
直接的に好きだの愛だの書かなくても、恋をしてるということがわかるわけですね。
しかもこれは間接的な表現だから、例えば「身動きが取れないほど重く伸し掛かっていた気持ちが、彼のたった一言でスッと軽くなる気がした」とか書けば、これは意訳するすと「あ、彼のこと好きかも」って事だけど、恋愛恋愛してる表現じゃないから段階的にちょこちょこ書いていける。

これはあくまで「恋愛を別の要素で表現する」ということなので、
>恋愛の上での最大の問題である、自立性のなさ、自己意識の希薄さなどは一幕と二幕の間で概ね解けてしまうので、
「恋愛の問題」で考える必要がなく、この場合は、例えば「自己意識や自立性を手に入れたからこそ、生まれてくる問題」を考えて、その要素で恋愛を表現するのがいいんじゃなかろうか。
こういうメインになる話に重点を置いて、恋愛はその結果って形にするのがまとまりやすいんじゃないかなって思う。

一応明記しておくけれど、
プロット板で私が「例えばこう」と書いてることは、説明のために例を出してるだけなので、「こうしたほうがいい」とか「こうすべきだ」って話ではないです。
恋愛を全面に出したいのなら恋愛をテーマに問題や障害を作るべきだけど、そうでない場合、あまり目立たせたくない場合はこのように別の要素で恋愛を表現する。
その一例としてこんな感じの展開や方法があるよ、というだけね。

スレッド: 凍った瞳

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元記事:異世界にまで行ったのにそりゃ無いよ?!

まず自分には語彙力が無いため表現力が足りない気がします.
なのでもし語彙力を改善する方法が有りましたらお願いします.

上記の回答(異世界にまで行ったのにそりゃ無いよ?!の返信)

投稿者 エア : 0 投稿日時:

万一あなたがラノベやなろう系でいこうと思っているなら、待ったを掛けたいです。
これらの異世界モノは本来、読者の承認要求を満たすものであって異世界で苦労する事は望んでいないのです。ラノベやなろうは、テンプレ命ですよ。
どうせやるなら、地球ごと異世界転移した世界とか、『血界戦線』みたく異世界人が存在する現実世界、『ファナティックブラッド』の様に現実世界と異世界を行き来できる世界、主人公にも何らかの便利なスキルが1つ(一見平凡そうでもレベルを上げる事で応用が効いたり威力が増したりして、いつしか仲間と肩を並べる程に成長する)くらいはあった方が良いでしょう。

ちなみに語彙力を上げるには、やっぱり日頃から色々な活字に触れるしかありません。

スレッド: 異世界にまで行ったのにそりゃ無いよ?!

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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元記事:ビックリーダー!

二つのプロットを溶接してみた。
20文字って、拷問? むっちゃ疲れた…
腹減った!

てか、リレー向きだったかも…

上記の回答(ビックリーダー!の返信)

投稿者 りぴー : 0 投稿日時:

こんにちは!りぴーです!
プロット内容拝見しました!

世界観はとてもいいと思います!
人が完全に神(半獣人)に支配され、少年は護送中に逃げ出し、少女を救うために奔走する物語。神聖な感じと狂気な感じが入り乱れる感じが取れました!

ただ、個人的に欲しい部分があったのでいくつか指摘させて頂きます。。。
・時代背景(過去なのか未来なのか、パラドクスにしても大体の時代背景がないと、どんな文明があるのか分かりにくいと思います。。)
・超能力の内容(神の対抗手段である超能力には、どんな能力があるのか、その能力の背景はどうなのかなど、より重みずけがあると物語にもっと重厚感がでると思います!!)
・筋道(「プロット」というからには時系列も明らかにして行くと良いと思います!)(個人的にあとのせサクサクでも可)

スレッド: ビックリーダー!

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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元記事:クロニクル・マキア

 二度目になります。六道一真と申します。
 この度はこちらにて、プロットの相談をご依頼させていただきました。
 今回の相談内容は2つ。
 記載したテロ組織『冥府の囚人』によるゼウス抹殺計画『無常の果実』について、遊戯王VRAINSのハノイの塔のような人類さえも脅かすようなものにしたいのですが、中々思いつかないので案を頂きたいというもの。
 最悪人類への害はなしでもいいですが、ゼウス抹殺の目的だけは完遂出来る計画がいいです。
 あとついでに、今のところルビは『モイラ(果実を与えた女神)の果実』という意味のギリシャ語ですが、他に案があれば意見を頂きたいです。
 二つ目は、(転)の展開について。
 一応上記のように纏めましたが、他に盛り上がる案があれば参考までに教えて頂きたいです。
 条件としては、(結)に繋がるよう「ゼウスを除く十二機皇が弱体化、もしくは破壊されている事」です。

 ゼウスの思想など分からない部分があるかもしれませんが、そういった疑問があれば答えていきます。
 また、それ以外にもアドバイスがあれば教えて頂きたいです。
 力足らずな自分ではありますが、どうかご助言をよろしくお願いいたします。

上記の回答(クロニクル・マキアの返信)

投稿者 t : 1 投稿日時:

こんばんは
前作よりもこちらの方が分かりやすくて好みでした。

前作と同じく右カーブを描いて内容が大掛かりなものになっていく点は、良かったです。しかし、小説と漫画アニメ映画ゲームの違いがごちゃ混ぜになっており。
面白いかどうか尋ねられると、これはプロットの形式なのでかろうじて読める。
すくなくとも今は(修正次第で今後いい意味でどうなるか分からない)
……といった感じでした。

質問に答えたいと思います。
テロ組織『冥府の囚人』によるゼウス抹殺計画『無常の果実』
→やり方はたくさんありますが難しいところです、文章を扱う小説に対する考え方にズレがあります。

二つ目は、(転)の展開について。一応上記のように纏めましたが、他に盛り上がる案があれば参考までに教えて頂きたいです。
→(転)世界を巻き込んだ闘争へ。と風呂敷を広げようとせずに、主人公が暮らしている統治区で話をまとめるようするのはどうでしょうか、という提案です。強制ではありません。
自分の小説なのだから好きに書けばいいのではというスタンスです。

あらためて全体について書いていきます。

(起)舞台は荒廃した未来世界
何も目的を持たなかったフォルテが、月詠瑠那と出会い、彼女と共に世界を変える為に動き出す。という内容について書かれており良かったです。

これが、(承)舞台は統治区へ になると、フォルテが何を考えているのか分からなくなります。
例えば、統治区への侵入を試みるフォルテ達はクレアの家を拠点に活動を開始する、月詠瑠那の危機を救ったのは玖堂恭真、彼は『冥府の囚人』リーダーでフォルテは彼と彼のメンバーの思想に賛同する、など。
フォルテに何が起きて、
彼が物語のなかで何について葛藤し、何がきっかけでどのように成長し、
どう変わっていくかまで書かなければ物語は始まりません。
ここで書いたのはあくまでもヒントです、何度も言いますが強制ではありません。
承でフォルテがどうなったのかを分かりやすくするためのヒントにしてください。

(転)世界を巻き込んだ闘争へ。
考えとしてはぶ厚いラノベを読んでいるみたいで面白いですが、ここは複雑です。

例えば、(承)では『冥府の囚人』サブリーダー・ラウラ=レーヴィット。とあれば、冥府の囚人とは何か、ラウラとはどんな人物かの2点が大体分かれば話は繋がります。

(転)で、『冥府の囚人』抹殺派のラウラが、十二機皇(オリュンポス)の人類へ反逆した、ポセイドン、ヘラ、アレス、アルテミスを倒そうした、とあれば。
抹殺派とは何か
十二機皇(オリュンポス)とは何か
人類へ反逆したに対する5W1H
ポセイドン、ヘラ、アレス、アルテミスはなぜ彼ら4個体だけだったのか、また各個体で役割にどのような違いがあるか。
といった感じで一気に情報が増えるのが混乱の原因になります。
物語はここから三竦みの状況になって、
さらに瑠那と同じ旧世界の人間であり、十二機皇開発の際にスポンサーだったコーディリア=ヴィクトリアスまで話に加わる。
このようなストーリー展開のさせ方は漫画アニメだから可能であって、小説のボトルネックについて考える必要があります。

(結)挑め、神に。そして…。
ラストですが。
そして、人類の本当の強さに気づいたゼウスは、彼等と共存する未来を選んだ。
ラストに相応しい盛り上がりを感じさせる主張があるのはとても良いのですが。ラストは積み重ねが大切で、ここは書いていて私も辛いところですが……。
1回だけ主張を持ってきてもないのと同じで伝わりません。

ーーーーーー
それ以外にもアドバイスがあれば教えて頂きたいです。

話の規模を小さくしましょう。
世界を変えようとするスケールの大きな話ではなく。
フォルテの住んでいる統治区の問題を解決すれば、結果的に世界が変わったなどとします。

もっと舞台をストーリーに反映させて読者に統治区があるなと思わせてから、どんどん『舞台を破壊』していきましょう。どの物語もしょっちゅう都市や国が崩壊していますよね。
今は舞台についてどこに何が(機械や街)があって、偉い権力者や法律や宗教があったり、例えば水は有料だとか舞台についてのリアリティが、どのようにストーリーに絡んでくるのかがほとんど書かれていません。

ゼウスの子分の子分が統治区にあるくらいで、話を大きくしない。
十二機皇は最初にポセイドンがやってきて、後からヘラ、アレス、アルテミスが統治区にいて、残りの個体の名前は出さないように、読者に余計な情報を与えないようにする。ポセイドン、ヘラ、アレス、アルテミスのどれかと主人公達は友達になったり。
4個体のなかの1つがコーディリア=ヴィクトリアスと繋がりがあって、コーディリア=ヴィクトリアスが4個体を吸収したくらいで主人公と最終決戦をしたり。
今ある面白さを凝縮してみてください。

「俺達の戦いはこれからだEND」、通称おれたたエンドでも大丈夫です。
物語の続編は後からいくらでも作れます。
話をまとめることができているか、それが分かりやすく面白いかなどの方が重要になってきます。
何かの参考になれば幸いです。

スレッド: クロニクル・マキア

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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