「ガラス戸に犯人の顔花の雨」の批評
回答者 慈雨
添削した俳句: ガラス戸に犯人の顔花の雨
なお様、こんばんは。
おお…こんな句も詠まれるのですね。怖いぃぃ。
ただいま午前1時過ぎ。これから寝るのですが、怖い夢を見たら恨みますからね(笑)!
「ガラス戸に」という表現から、「ガラス戸の先にいる人物」というより、「ガラス戸に映った人物」を想像しました。
自分の後ろに「犯人」が立っていて、その顔がガラス戸に映っている。きゃー。
イサク様と同じく、一番気になったのは「なぜ犯人とわかったのか」ですね(犯人=自分自身、というのは思いつきませんでした。さすが…)。
季語「花の雨」にヒントがあるのでは、と考えました。
手元の歳時記によると、この季語の本意として(眼前に桜があってもなくてもいいが)「意識の中に桜の花が浮かんでいる」点が挙げられています。
つまり、作者は犯人の顔を見て桜のことを思い浮かべた、ということかなと。
だとすれば!
食器棚に、花見で残ったお菓子を取っておいたはずなのに、あれ、なくなってるぞ?
ふと、食器棚のガラスに、自分の後ろにいる子ども(奥様でもいいですが)の顔が映っている。子どもはニヤリと笑っているではないか。
お菓子を食べた犯人はお前かぁぁぁぁ!
ーーという句ですね、うん、間違いない♪
と完璧に謎が解けてスッキリしたので寝ます。おやすみなさいー。
点数: 1