俳句添削道場(投句と批評)

慈雨さんの添削最新の投稿順の319ページ目

「はるか上君と居る僕カブトムシ」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: はるか上君と居る僕カブトムシ

伊藤来斗さん、こんばんは。
おー!たくさん作品があるんですね。

まず細かいことを言うようですが、季語は一部の外来語(チューリップとか)を除いて、漢字・平仮名で表記するのが慣例になっています。
「カブトムシ」は「兜虫」か「かぶと虫」と表記しましょうか。

また、去年作ったとのことですが、いま自分で見てみてどうですか?意味が通じないなぁとは思いませんでしたか?
「はるか上」がわかりません。何が何の上にあるのか(作者はどこにいて、かぶと虫はどこにいるのか)ーーが疑問でした。
それがわかるとアドバイスもしやすいので、教えてもらえると嬉しいです。
お返事お待ちしています!

点数: 1

「往来の一つ葉たごや青い空」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 往来の一つ葉たごや青い空

鮒の甘露煮さま、はじめまして。
良い俳号ですねぇ~夜に見るとお腹が減ります(笑)。

さて、前句に続いて佳い句ですね。すごい。
賑やかな街に大きく咲いた花が浮かんできます。

「ひとつばたご」、所謂なんじゃもんじゃですね。なかなかマニアックな季語を。
私の手元の歳時記では、1冊は記載なし、1冊は「ひとつばたごの花」として記載がありました。
(「の花」とあるのは、「ひとつばたご」だけだと木のことになってしまい、一年中存在するからかと思います。たぶん)

前句もそうでしたが、「植物+空」の取り合わせ。映像は良く見え、鉄板だなという印象です(その分、類想になりやすいかもです)。
空以外で、意外なものと取り合わせても印象が変わって面白いかもしれませんね。

提案句は、歳時記に倣って「ひとつばたごの花」としたいですが、それだけで9音消費するので、ほとんどいじれないですね…そういう意味では難しい季語です。
・往来を覆ふひとつばたごの花
・往来をひとりひとつばたごの花
・往来やひとつばたごの花と吾
とか。ちょっと強引な句になりました。。

またよろしくお願いいたします。

点数: 1

「巣籠りの飛べぬ子達や引きこもり」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 巣籠りの飛べぬ子達や引きこもり

小沼天道さま、こんばんは。
御句拝読しました。すみません、ちょっと辛口なコメントになりそうです。

まず最初に、うるさいことを言うようですが、こういったセンシティブなテーマで句を詠まれる際は、レッテル張りになっていないか、当事者の方が見た場合に傷ついたり不快な思いをしないかどうか、十分に注意された方がいいと思います。
個人的には、引きこもりはその人にとって必要な防衛反応であり休息期間と認識しています(問題なし、という意味ではないですが)。

俳句としては、「子達」という言葉はふつう鳥に対しては使いませんので、人間のことだろうと鑑賞しました。
つまり「引きこもりで飛べない子どもたちは、まるで巣籠りをしているようだ」という意味に見えます。季語が比喩として使われているため、季語としての力が弱いように感じました。
「いやいや、実際に巣の中に小鳥がいる景色を詠んだんだ」ということなら、誤読のないようにしたいですね。

その他、「飛べぬ」と「引きこもり」の重複感、「巣籠り」と「引きこもり」の取り合わせは類想どまん中ーーといった点が気になるところです。

最初に書いた理由から、提案句はやめておきますね。
厳しめなコメントになってしまってすみません。
またよろしくお願いいたします。

点数: 2

「巣籠りの飛べぬ子達や引きこもり」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 巣籠りの飛べぬ子達や引きこもり

再訪です。すみません、先ほどのコメントの補足で。
作者コメントには「これから飛ぶ・・はず」とありますので、小沼さまに差別的な意図はなく、引きこもりもある種の充電期間と捉えてらっしゃることはわかります。
ところが肝心の句の方は「飛べぬ」(飛べない)と書いてあるので、「これから飛ぶ」という意図とはズレがあると感じました。
その辺の表現は気をつけた方がいいんじゃないかな、と思った次第です。
何度も失礼しましたm(__)m

点数: 2

「山藤やおてんば娘住む屋敷」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 山藤やおてんば娘住む屋敷

負乗さま、おはようございます。
横からですみません。独楽爺さまへのコメントの、AIによる解説について。

私のPCで検索したところ、
「巣がくれ」で検索した場合、AIは「季語ではありません」と表示しました。
「巣隠れ」で検索した場合、AIは「春の季語です」と表示しました。
これはいくつかの「歳時記」を名乗るサイトで「巣隠れ」と漢字表記で解説しているためです。「巣がくれ」ではヒットしなかったため「季語ではない」としたのでしょう。
(ちなみに私の手元の、紙の歳時記には記載があります)
現時点のAIは誤情報だらけのネット記事の寄せ集めなので、アイディア出しなどには使えると思いますが、このような真偽の判断には全く向かないと思いますよー。
よろしくお願いします!

点数: 1

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