俳句添削道場(投句と批評)

慈雨さんの添削最新の投稿順の316ページ目

「軒下のセンター競うツバメの巣」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 軒下のセンター競うツバメの巣

小沼天道さま、こんにちは。

季語「燕の巣」。一部の外来語を除き、季語は漢字で表記するのが通例です。

〇そのまま読むと「軒下のセンター(真ん中)を燕の巣が競っている」…ちょっと意味がわかりませんでした。
燕の巣が、何と真ん中を競っているのでしょうか?燕が巣を二つ作ろうとしていて、「俺たちの方が真ん中に作るんだ!」とケンカしている光景?
コメントを見るとますます混乱します。アイドルグループ?だとすると「軒下」も「燕の巣」も実際には存在しない比喩ということでしょうか?

すみません、私の鑑賞力が足りないのかもしれませんが、あらためて句の意味を教えてほしいです。

点数: 2

「空見上げ優しい雨が頬雫」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 空見上げ優しい雨が頬雫

伊藤来斗さん、こんばんは。
晴れた日の雨、いわゆる天気雨ですね。それを優しく感じましたか。
意味は分かるし共感もできるのですが、季語が入ってないようです。

これまでの句をざっと見ると、季語に関するチェック不足が多いようなので、それを直すようにしたいですね。
「季語を一つ入れる」「季語を見ればわかることを説明しない」という2つを意識してみてください!

点数: 2

「今日もまたエイプリルフール春の雲」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 今日もまたエイプリルフール春の雲

めい様、こんばんは。
色々な思いを込められた句だとお察しします。

私は季重なりではないと思いました。
「今日もまた」とあるので、実際には4月1日ではなく、「毎日がエイプリルフールのようだ」という比喩的な表現だとわかりますので。

作者が誰かを知らずに句だけを見た場合、「私はいつも嘘ばっかりついて人をからかっている」という意味にも取れそうですが、まあそれもアリでしょうか?

私の鑑賞力不足のせいかとは思いますが、「今日もまた」が「いつも、一年中」みたいな意味だとすると、季節感に乏しい気がしちゃいました。
季語「春の雲」を選んだ理由を私が掴み切れていないからだと思います(夏や秋の季語じゃダメな理由がわからず…)。
すみません。勉強しますm(__)m

点数: 1

「鳥の巣や育休婿のお迎え日」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 鳥の巣や育休婿のお迎え日

ゆきえ様、こんばんは。
精力的な投句、すごいですね。いつも良い句を詠まれていて勉強になります。

御句、テーマは良いなぁと思いつつ、細かいことが気になって…非常に揚げ足取りのようなコメントになってしまうのですが、失礼します。

育休中は基本的に保育園は利用できないので、幼稚園か学童とかかなと思いました。
ただ幼稚園だとしても早くて2歳、ずいぶん遅い育休でしょうか?
あるいはその子ではなく弟か妹が生まれての育休?
…とまあ、「育休中の男性が子のお迎えに行く」というのは、あり得なくはないものの、ちょっと特殊なケースに見えます。
わざわざそういう複雑な設定を入れる必要があるかどうか(「育休」という言葉はこの句で必要なのか)がやや疑問に思えました。

同じように、「婿」という作者との関係性を入れた理由(夫や息子ではダメなのか)が掴み切れずでした。

また、るる様もコメントされていますが、今時は父親の送迎は別に珍しい光景でもないと思います。
一方、御句には「お迎え日」とあり、何か普段とは違う、特別な日のように見えます。育休中なら毎日お迎えに行ってもいいような気もするのですが…(すみません、実際にはご家庭での役割分担があるのでしょうし、お婿様を批判する意図ではないです)。

…と、せっかくの良いテーマの句なのに、細かいことが気になってしまいました(我ながら嫌な性格だなぁという自覚はあります。。)。
育休とか婿という言葉を使うより、シンプルに「父親が子の迎えに行く」という描写ではダメでしょうか。

保育士目線で、
・鳥の巣やパパの迎えを待つ園児
とか…平凡ですが。。
長々と失礼しましたm(__)m

点数: 2

「今日もまたエイプリルフール春の雲」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 今日もまたエイプリルフール春の雲

めい様、再訪失礼します。返信ありがとうございました。

季語「春の雲」を選んだ理由、納得です。ふむふむ。
ただ、やはり作者を知らずに句だけを見た場合、「この作者はもしかしたら具合が悪いのかもしれない。その安定しない体調を春の雲と重ねたのでは」と鑑賞するのは、なかなかに難しい気がしました。。
あーでも子規の「いくたびも雪の深さを尋ねけり」なんて句もあるし、もっと鑑賞力を鍛えればちゃんと読み解けるのかもしれません。ありがとうございました!

「どうすればいいのでしょうか?」というのは、季重なりのことでしょうか?
皆様のコメントも見ていますが、その上で、私は季重なりではない(「エイプリルフール」は比喩なので季語ではない)と思ったので「エイプリルフール」はこのまま残していいと思いました。
あくまで私の意見なので、当てにしないでほしいですが(笑)。

まあ中八のリズムはちょっと気になりました。いっそ、
・今日もまた四月一日春の雲
とか。ダメかな( ̄▽ ̄)

点数: 0

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