「鳥の巣や育休婿のお迎え日」の批評
ゆきえ様、こんばんは。
精力的な投句、すごいですね。いつも良い句を詠まれていて勉強になります。
御句、テーマは良いなぁと思いつつ、細かいことが気になって…非常に揚げ足取りのようなコメントになってしまうのですが、失礼します。
育休中は基本的に保育園は利用できないので、幼稚園か学童とかかなと思いました。
ただ幼稚園だとしても早くて2歳、ずいぶん遅い育休でしょうか?
あるいはその子ではなく弟か妹が生まれての育休?
…とまあ、「育休中の男性が子のお迎えに行く」というのは、あり得なくはないものの、ちょっと特殊なケースに見えます。
わざわざそういう複雑な設定を入れる必要があるかどうか(「育休」という言葉はこの句で必要なのか)がやや疑問に思えました。
同じように、「婿」という作者との関係性を入れた理由(夫や息子ではダメなのか)が掴み切れずでした。
また、るる様もコメントされていますが、今時は父親の送迎は別に珍しい光景でもないと思います。
一方、御句には「お迎え日」とあり、何か普段とは違う、特別な日のように見えます。育休中なら毎日お迎えに行ってもいいような気もするのですが…(すみません、実際にはご家庭での役割分担があるのでしょうし、お婿様を批判する意図ではないです)。
…と、せっかくの良いテーマの句なのに、細かいことが気になってしまいました(我ながら嫌な性格だなぁという自覚はあります。。)。
育休とか婿という言葉を使うより、シンプルに「父親が子の迎えに行く」という描写ではダメでしょうか。
保育士目線で、
・鳥の巣やパパの迎えを待つ園児
とか…平凡ですが。。
長々と失礼しましたm(__)m