俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の15ページ目

「木漏れ日を掬ひてゆるる泉かな」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 木漏れ日を掬ひてゆるる泉かな

いつもコメントありがとうございます。
「くじびき」の句、冷やし瓜で急に夏になりましたね。
おそらく高校野球か、そうでなくてもきっと楽しいイベントの始まりでしょう。

綺麗で好きな句でしたので、こちらにコメントさせていただきました。

点数: 0

「炎天下戻るナインの真白き歯」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 炎天下戻るナインの真白き歯

いつもコメントありがとうございます。
「くじびき」の句は所謂ディストピア小説に影響を受けて作りました。
自分の意思と無関係に決定されるのは景品の当落ではなく大切な明日…なんて。
分かりやすくいえばマトリックスの世界?みたいなのを詠んだファンタジー俳句です。
焦れさせてしまってすみません、多分この手の小説が好きな人間以外には何がなんだかかもしれませんね。
私の表現力にも大分責任があるかと。

比べてこちらの句は一目で光景が浮かびますね。
白い歯、光る汗というのは定番の表現ですがその分説得力があります。
9人皆が歯を見せてるのは笑顔の勝利の瞬間ですねきっと。

点数: 1

「吾の俳句見たくもなくてところてん」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 吾の俳句見たくもなくてところてん

いつもありがとうございます。
俳句は遊ぶ時こそ全力で、慎重に…よく分かりました。
といいつつ「くじびき」の句はどうも脇が甘かったようですね。
既に他の方のコメント欄に書いてますがシャーリー・ジャクスンの短編に影響を受けています。
我々とは違う価値観で生きる人々を詠んだ、言ってしまえばファンタジー俳句です。
意思とは無関係に決まる未来と笑顔の人々との取り合わせ、少なからず不穏さを出せるかと思ったのですが力不足でした。
おそらく私のようにディストピア小説を読み漁っている人々とは、少なくともすんなり世界観を共有できると思うんですよね。
しかしここはそうでない人が大半の場で、そこで発表するために如何に工夫するかといったことは考えていませんでした。
少なくとも「添削道場」でコメントを募っている以上独りよがりではいけませんね…。
でも無季については拘りたいです。
全員白いツナギ着て番号で管理される世界には四季とかないですから(ある作品もあります)

冷たくて水みたいだからでしょうか、夏の印象とは異なり夏の食べ物の句は仄暗い心を詠んだ句が多い気がします。
冷奴とところてん比べるとところてんには多少ユーモアや可愛げがあるように思いますね。
冷奴と自虐の取り合わせは電気の消えた部屋でじっと小鉢を見つめているような印象です。
どちらが良い季語かはきっとイサク様の心境次第ではないかと思いました。

点数: 0

「炎天や人工池にはしゃぐ声」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 炎天や人工池にはしゃぐ声

いつもコメントありがとうございます。
私の大好きな俳人で中村苑子という方がいるのですが、その方が無季や破調の句を沢山詠まれてるんですよね。

この冥き双ひ鳥かな山河かな
いつよりか遠見の父が立つ水際
藪の中北窓が開き相逢ふ椅子

美しく、そして確かに俳句である意味があると思うのですがいかがでしょうか。
私の無季句が全然ダメなのは私の俳句の腕がからっきしで、そのくせあれこれ挑戦したがるからなのです。
宇宙人の解釈まさにそれです。
そこまで理解を深めていただいてなお微妙なのはやはり句自体に問題があるのでしょう。
いつの日か四季のない世界を見事に表現してみたい、けど季語や五七五のリズム、俳句の基礎も大切にしていくつもりです。

こちらの句はイサクさんの噴水池に一票です。
が「噴水で遊ぶ(ような非常識な)子供を(そんなことはつゆ思わず)微笑ましく見ている句」とも取れてしまう気も。
イサク様に批判と俳句は相性が悪い。理屈っぽくなるから、といったコメントをいただきましたが、なるほど難しいですね…。

点数: 1

「夏灯し透かし橋より先の闇」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 夏灯し透かし橋より先の闇

いつもコメントありがとうございます。
Eテレは子育ての必須項目ですよね。
親の方も夢中になって、俳句作りたい〜と勢いのままに出来たのがあの謎句です。
私も「やわらか戦車」みたいな感じで続き言葉のつもりだったのでそこを意図した通り受け取っていただき嬉しいです!

旅行シリーズはまず地名が素敵でどんな場所なんだろうと思いを馳せてしまいますね。
こちらの「透かし橋より先の闇」もとても美しいなと思いました。
でもコメント読んだら意外にも旅のほっこりうっかりエピソードだったのですね。
個人的にはぜひそのまま残して頂きたいフレーズです。

点数: 1

知世さんの俳句添削依頼

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妻であり母である人秋刀魚焼く

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