俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の16ページ目

「炎天や伴走の影濃き直線」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 炎天や伴走の影濃き直線

「くじびき」の句にコメントありがとうございます。
くじ引きで何が決まるのか、皆さん色々想像していただいたようで面白かったです。
甲子園の抽選なのか、宴会の余興なのか、あるいはもっと重大なことかも。
くじを引くのが子供たちならぜひ皆笑顔の結果になって欲しいですね。

こちらの句、私は以前の句と併せて鑑賞したこともあり自転車に乗って走っている時の句だと思ったのですがいかがでしょうか。
「直線の影」に硬質さやスピード感が表れているように思いましたが、単体ではやや伝わりにくいかもしれません。
マラソンにせよ自転車にせよそれがわかる描写を入れた方がより情景が浮かぶ気がします。
炎天、どこまでもついてくる自分の影、くっきりとした直線の影、どれも魅力的で削り難いとは思うのですが。

炎天やフレームの影濃き直線

↑フレームの影が直線って当たり前だし失敗ですね。難しいです。
「炎天」から自ずと影の濃さが想像できるのであと二文字は削れそうですが。

点数: 1

「野良猫よ見つむる虹は七色か」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 野良猫よ見つむる虹は七色か

いつもコメントありがとうございます。
「くじびき」、確かに生や死くらい強い言葉を入れれば良かったですね。
独りよがりな句となってしまいました。
自由律の句をこれも俳句だが?!と言い切れるほどのパワーは私にはなく…。

こちらの句はどこかに投稿されたものなんでしょうか。

・「野良猫」が「乗馬場体験コース」と比べて普通
「同じものを見ていても見えている光景は違う」というのもややありきたりな印象
・「野良」猫であることに意味が?「飼い猫」であったなら同じものを同じように見たい気持ちが分かる
問いかけてはいるものの本当に野良猫の気持ちが知りたい?
・猫は勿論虹を見つめない
擬人化表現としても、空をじっと見つめる猫をあまり見たことがない
壁や地面を見つめることはある(大抵虫がいる)
リアリティが気になる(実際の出来事ならトンチキなツッコミごめんなさい)
・「猫の視力が低く白黒に近い視野なのは常識だが?」と思っている
選者が猫オタクである可能性が高い

俳句の知識なしで無理にボロクソにしようと思ったら格闘技の試合に子供が乱入したみたいな有様に。すみません。
見当違いなことも言ってるかと思いますが(それがほとんどだと思いますが)
やはり選ばれたという「乗馬場」の句の方が面白く思え好きです。

点数: 1

「赤い腕朱夏のしまなみ立ち漕ぎで」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 赤い腕朱夏のしまなみ立ち漕ぎで

「くじびき」の句にコメントありがとうございます。
何のくじ引きなのか、皆さん色々想像して下さったようで面白かったです。
席替えのくじというのは思いつきませんでした!
確かに子供たちにとっては明日を左右する一大イベント…。

こちらの句とても爽やかですね。
しまなみ海道を立ち漕ぎする自転車、キラキラ光る海まで見えるような。
このままでもいい気がするんですが、個人的にこの句は「赤い腕」と「朱夏」の「赤」よりも「青い海」「青春!」の「青」のイメージです。
先のコメントのように季語を「日焼け」に変えてもいいんじゃないかなと思いました。
直接詠まれていない海の景色が引き立つ気がします。

点数: 1

「しゅほしゅほとハンドソープや夜の秋」の批評

回答者 知世

添削した俳句: しゅほしゅほとハンドソープや夜の秋

「青田道」の句にコメントありがとうございます。
「翔ぶ」の方が断然いいですね!思いつかなかった〜。
げば様の言語センスが何だかどんどん研ぎ澄まされているような。

こちらの句の「しゅほしゅほ」も良いオノマトペ。
皆さま言う通り切れかけの泡ハンドソープを想起しました。
なくなりかけのソープ、夜の秋、なんとなくうら寂しいような印象を抱きます。
そもそも一人手を洗う行為自体を寂しげに感じているのですが。
ハンドソープの後ろの詠嘆の「や」にもそうした感情が込められているのかしらとまたも深読みしてしまいます。
「ハンドソープ」が余韻が少ない割に字数を食う気がして良い言い換えがないかと考えたのですが、あちらを立てればこちらが立たずで思いつかず。
「ソープボトル」は字数変わらずであまり意味がないかな。
しゅほしゅほと併せて愛でさせていただきます。

点数: 2

「炎天や人工池にはしゃぐ声」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 炎天や人工池にはしゃぐ声

お世話になっております。
ルサンチマンもディストピアも知らなくていい世界かも…。
でも例えば芥川龍之介あたりの俳句とか読むときなんかに、そういうものが好きな人間の気持ちが分かるとより楽しく?読めそうですね。
短歌ですが石川啄木とかモロにルサンチマンの人ですし。

さて添削いただいた句、とても良いです!
より具体的な光景が浮かびそうですね。
中七下五を先に思いついて付けた季語なのですが、青田風を分解したの正直自分でも無理がある気がしてました^_^;

点数: 0

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