俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1404ページ目

「花嫁に仮装の母や運動会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 花嫁に仮装の母や運動会

竜虎さん、こんにちは。
御句拝読しました。面白いですねー。
最近は仮装競争も見なくなりました。子どもの誰かの運動会で、先生が仮装していましたが、それが最後かな?

御句、このままでもいいのですが、冒頭上五からネタバレしていますよね。いわゆる「謎解きは最後に」、という作り方の一つからしますと、

・運動会仮装の母は花嫁に
・運動会母は仮装し花嫁さん

みたいな語順もありかと思いました。

点数: 1

「秋の田や夜のしじまに忍ぶ影」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋の田や夜のしじまに忍ぶ影

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。詠み直し、とのことですが、先の句からは語順が変わっただけですよね?
御句ですが、「忍ぶ影」が意味不明というか、妙な不審感を出しているような気がします。これは作者のことでしょうか?なんだか、コメ泥棒とかのことを詠んでいるみたいです。

もし、秋の夜の田んぼの静かさを出すだけなら、この措辞はいらないのではと思います。

・秋の田の波打つ夜のしじまかな

稲が波打つと、少しざわざわとするかもしれませんが、それが逆に静寂感を出すかと思い、このようにしてみました。

点数: 3

「よもすがら山脈酔はす后の月」の批評

回答者 なお

添削した俳句: よもすがら山脈酔はす后の月

辻 基倫子さん、こんにちは。
御句拝読しました。いつも独創的な、メルヘンなご投句を有難うございます!

ただ本句は、ちょっと句意がつかめませんでした。その理由は、このままですと、山々が後の月に照らされて赤くなる、というように読めるのですが、後の月にそのような力があるのか?という疑問が出てしまったからです。
本句は、もしかして、後の月の時季が過ぎると秋も深まり、山々が紅葉で紅く染まる。それはあたかも、後の月に酔わされたみたいだ、ということですか?
もしそうだとすると、かなりの時間経過ですし、その晩のことでないなら「夜もすがら」と合わなくなってしまいます。

もしかして私が大ボケかましているかもしれません。その場合はどうか、私の句にそのように言ってください。よろしくお願いします!

点数: 1

「爆死をば過ぎるようなり秋の雷」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 爆死をば過ぎるようなり秋の雷

不尽さん、こんにちは。
私はこの、雷の、音と光が一緒に落ちてきたという一連の句は、あまり集中して追いかけていませんでしたので、もしかしたら的外れなことを申し上げるかもしれませんがどうかご容赦ください。

なんだか、すごく特別な体験をしたようで、そのことをなんとかわかってもらおうとしていらっしゃいますね。
それに対してコメントしてくださるメンバーに、ことごとく「わかってもらえませんなぁ…」と嘆いて、またなんとかしようと投句を重ねていらっしゃるような気がします。

肝心なことは、なぜなかなかわかってもらえないのか?ということだと思います。
それはおそらく、不尽さんが非常に稀有な、他の人にはわからない体験をしたからだと思います。
それは例えば、私は一旦死んで生き返りました、とか言われてもコメントに困るのと同じことではと思います。共感のしようがありません。

俳句は、何も、共感ばかりが価値ではなく、作者ただ一人の珍しい体験を詠むのもありですよ。
ただそれを「いいな」「面白いなぁ」と思っていただくには、読み手は全く経験がないわけですから、それなりの技量が求められると思います。
厳しい言い方のようですが、稀有な体験をわかってもらおうとするのはちょっとひと段落させて、四季の移ろいを詠んでみてはいかがでしょうか?
よろしくお願いします。

点数: 7

「また夢の尻尾を追ひて美術展」の批評

回答者 なお

添削した俳句: また夢の尻尾を追ひて美術展

辻 基倫子さん、こんにちは。
御句拝読しました。「尾」三部作ですね?

私はこれが一番わかりやすい気がしますが、ただ、まだわかりにくい。それは、なぜ「尾」なのか?という疑念が晴れないからです。

例えば本句も、

・また夢の続きを追ひて美術展

とかであれば、えらく共感するのです。

夢で美術展に行ったので、目が覚めてから現実でも出かけた、という意味にも取れますし、
私の夢は画家でした、その夢を追いかけて美術展に行きます、という意味にも取れます。

しかし「尾」が入ると、どうも何か動物を連想してしまってよくないです(笑)。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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回答数 : 20

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回答数 : 30

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回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺晴惜しむ

回答数 : 2

投稿日時:

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