俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1403ページ目

「こうごぎの美しき音また聞ける」の批評

回答者 なお

添削した俳句: こうごぎの美しき音また聞ける

ばいきんくんさん、こんにちは。
初めまして。
御句拝読しました。
「こうごぎ」は、「コオロギ」のことでしょうか?季節的にも、文脈からしてもそうかなと思いました。違っていたらごめんなさい。

一応、コオロギだとしてお話を進めますね。

コオロギの「音」とおっしゃっていますが、美しきと形容するくらいですから、「声」のほうがいいのではないでしょうか? 
一般に「音」は機械的であり、生き物の発するものは「声」のほうが詩情があるような…。

俳句では、動植物の季語は漢字で書くというルールがあり、コオロギは本当は「蟋蟀」と書きます。ちょっと難しすぎますね(笑)。とりあえずコオロギでもいいですが、覚えておいて損はないと思います。

点数: 0

「亡き母やお重で参加運動会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 亡き母やお重で参加運動会

餡ころ餅さん、こんにちは。
御句拝読しました。
先の句にコメントした責任上(笑)、こちらにもコメントさせていただきますね。

ヒッチ俳句さんが、わかりやすいコメントを置いていらっしゃいますので、そちらに乗らせていただきます。
先の句は、ヒッチさんの②の読みしか浮かばなかったですが、本句は、確かにふた通りの読みが叶いますね。
そして私は、本句では、①の読みが先に立ちましたよ。亡き母ですから、自分が参加できるわけはないので、お重で参加しているのです、という。
もしかしたら、「亡きお母さんがよく使っていた」どころではなく、運動会の朝早く起きて、さあ、お弁当作らなきゃ、と思ったら、テーブルの上に見覚えのあるお重が…その中にはぎっしりと…。

そんな想像さえ膨らみましたよ!

点数: 2

「紅はひるがへる色運動会」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 紅はひるがへる色運動会

辻 基倫子さん、こんにちは。
御句拝読しました。確かに運動会では赤組が目立ちますよね。白組は損? いえいえ、そんなことはないですよね。

さて御句、少し気になるところがあります。
まず上五、「紅」は「くれない」と読みますよね。運動会のあの組分けの色は赤と白だと思い、紅白ではないように思いました。
それと、仮に紅でもいいとしても、それを「ひるがえる色」というのは、ごめんなさい、何か、違和感を覚えました。「ひるがえると目立つ」とか、単に「目立つ」とかならわかるのですが…。

・白よりも赤のきわ立つ運動会

でも、赤組のほうが活躍していると思われてしまうかも。

・ひるがへる赤旗目立つ運動会

なんか、違う意味に取られる可能性がありますね。

・運動会吾子の赤色ひるがえり

吾子を入れてみました。我が子が赤組だから目立つのかしら?なんていう心境をチラッと入れて。

点数: 1

「山芋と土の香りや男文字」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 山芋と土の香りや男文字

不尽さん、こんにちは。
拙句「運動会」にコメントおよびご提案句有難うございました。
私は大御所などではありません。ただ、現在ここにいるメンバーの中では長いほうというだけです。それだって、イサクさんやかぬまっこさんの足元にも及びませんけど。

御句拝読しました。「男文字」が効いていますね。
ただ、「山芋」「土の香り」「男文字」この3つの言葉の並び、合わせ方に少々違和感を覚えました。
原句では、山芋と土の香りを並べて「や」で切れを入れ詠嘆して、「男文字」で締めていますよね。
全くわからないではないですが、かぬまっこさんのご提案のように、「男文字とは何?」という疑問に答えてあげと句の骨格が見えてくると思います。

または、

・山芋や土の香りの男文字
・山芋に土の香りの男文字

これだと、農家の男性が書いた文字、という印象が強くなると思います。二句目は特に、「山芋に」としたので、「山芋の箱に貼ってある送り状に」と読んでくださるのを期待したいです。

また、

・山芋の荷札に香る男文字

「土の」を消しても山芋で土の香り、そして男くささが香るような気がしませんか?

点数: 1

「うつろひてあゝうつろひて秋の色」の批評

回答者 なお

添削した俳句: うつろひてあゝうつろひて秋の色

あらちゃんさん、こんにちは。
拙句「運動会」にコメントおよびご提案句有難うございました。参考にさせていただきます!

さて御句拝読しました。あらちゃんさんにしては珍しいタイプの、映像が見えにくい句ではありませんか?(私だけなのかな?)

句意としては、「ようやく季節が移ろいで秋になったよ」、というものですか。
なんというか、あらちゃんさんであれば、もう少し具体的な詠みをなさるような気がしましたが。

例えば、

・うつろひて羊ヶ丘に秋の色

これは思い切り一例ですが…。
他の人の作風を勝手に形作ってごめんなさい。聞き流してくださってもいいです。
よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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