俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1185ページ目

「ザクザクと音を楽しむ残雪よ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ザクザクと音を楽しむ残雪よ

大沼裕之さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。雪や霜柱を踏んで歩くと怪獣のような気持ちになりませんか(笑)?私はそんな句を投稿したことありますよ。

御句、すでに多くの方々からアドバイスと提案句が出ていますよね。私からも蛇足のようですがお伝えします。
「残雪」は、都会の片隅に溶け残った雪の意味もあり、悪くないと思いますが、やはりどうしても、里は春になったのに遠くの山には白いものが残る、というようなイメージです。
また、下五の「残雪よ」、この「よ」が、残雪だけでは四音なので音数合わせで付けたように思えてしまいます(そうでなかったら申し訳ありません)。

そこで私は、次のような構成を考えました。

・溶け残る雪踏み歩くザクザクと

俳句は自分の動作を報告するより、光景を詠むのが基本ですが、ザクザクを生かしてみるとこうなりました。
またよろしくお願いします。

点数: 0

「伊良湖より海路静かな伊勢参り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 伊良湖より海路静かな伊勢参り

卯筒さん、こんにちは。
御句拝読しました。船でお伊勢さんですか!いいですね。

御句、中七の「海路静かな」の「静かな」が、確かに情景描写なのですが少し説明的な気がしました。静かと言わずに何か静かな印象を出せないだろうか、と考えて、次のようなのが思い浮かびました。

・伊良湖より海路の日和伊勢参り

日和とは、それをするのに具合のいいさまを表します。「待てば海路の日和あり」とか言いますよね。晴れて風もなく波穏やかな様子が感じられるのではないかと思いました。

また、卯筒さんに教わった伊勢うどんが食べたくなりました(笑)!

点数: 2

「古書店の本に塵付く余寒顔」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 古書店の本に塵付く余寒顔

胡 秋興さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。光景は浮かぶのですが、「余寒顔」というのがちょっとわかりませんでした。

それよりも、塵のことをお詠みになるのであれば、「春の塵」といういい季語がありますよ。

・古書店のあちらこちらに春の塵

「古書店の本に」では、ちょっと当たり前過ぎるかもしれませんね。

点数: 2

「温暖な気候まぢかと猫さかる」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 温暖な気候まぢかと猫さかる

卯筒さん、こんにちは。
御句拝読しました。そうですね、もうすぐ猫ちゃんが騒ぐ季節になりますね!

「温暖な気候」ですと、「猫さかる」という季語と重なるような気がします。気候のほうをもう少しぼかしてもいいのではと思いました。

・シーズンの到来知るや猫さかる

あれは赤ちゃんの泣き声に似てませんか?

点数: 2

「鶯の初音探してうえ見上げ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 鶯の初音探してうえ見上げ

星勲さん、こんにちは。
御句拝読しました。もう、そういう季節ですねー。

初音はその年に初めて聞く鳥や虫の鳴き声のことですが、基本的に鶯の鳴き声を指します。ですから単に初音と言えば鶯と通じると思います。

また、うえ見上げ、とありますが、これも見上げだけでいいと思います。下を見上げることはないですから。
あるいは、上を見る、でもいいですが、見上げるのほうが音数を稼げますね。

今日はこのくらいにさせていただき、もしよろしければ、この句材でまた詠み直ししてご投句いただければと思います。
よろしくお願いします。

点数: 3

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

行列の先頭いずこ陽炎へる

回答数 : 19

投稿日時:

車庫造るため引き抜きし桜かな

回答数 : 30

投稿日時:

ガラス戸に犯人の顔花の雨

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入院の爺見舞う爺春惜しむ

回答数 : 25

投稿日時:

入院の爺見舞う爺晴惜しむ

回答数 : 2

投稿日時:

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和草や野焼きの丘にのびのびと

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作者名 めい 回答数 : 3

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堂々と芽吹く息吹や桜の木

作者名 ネギ 回答数 : 0

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要望:厳しくしてください

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