パイレーツ・オブ・新世海の批評
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パイレーツ・オブ・新世海(元記事)
お久しぶりです。
新人賞応募用の話が、完結とはいかないもののキリのいいところまで書けたので、こちらにてご批評いただきたく、投稿させていただきます。
気になるところが有れば言ってください。
パイレーツ・オブ・新世海の批評
投稿者 大野知人 投稿日時: : 0
俺の方も色々やることがあるので、斜め読みですが批評をば。六話まで読みました。
自分の中で整理せずに気になった点を順にいくつか書いておきます。ですので、『コレは事情があってこうなってる』って言うのは無視していただいて構いません。
まず、2ページ目序盤。同じボートにライチ、チェリー(死体)、ベリィが乗って居るシーン。ライチがベリィ(怪物だと思ってる)を殺すか/殺さないかで悩んでいますが、冷静に判断できるのならせめて海に突き落とすのなり逃げるなりするべきですし、逆に恐慌状態にあるのであればベリィが怪物だと思わない・あるいは怪物だと気づいて滅多刺しにしてしまう気がします。個人的には違和感。
続いて、パパイヤ船長がライチを助けるシーン。まず、ライチを助ける理由がよくわかりません。親切な人だというのであればその周りでの彼の言動を考えると、少し不全に思えます。基本的に、人を一人拾うというのは場所と備蓄を食うので、世界観にもよりますが(俺が見るに本作では否)海賊は拾った人間の持ち物だけ奪って、捨るのが普通です。『利用価値もない~』と言う台詞がありますが、それこそライチもそうなのです。
追記。後のシーンでチェリーを捨てた理由のフォローであることを読み、『親切な人』であることはなんとなくわかりましたが、であれば初出シーンでの描写がやや過剰に『悪そうな人』と描いているように見えます。
タチバナとの初対面、『なにようですか?』はめっちゃ失礼に当たるので、他の言葉が良いと思う。
4ページ目、略奪に掛かるシーン。遭難した王国の貴族が反撃してくる可能性などを考えて、少数で偵察に行かせるのが普通ではないかと思った。特に大砲が実在する時代なので、死なば諸共されかねない以上、不用心に思えました。
ここまでいろいろ意見を書いて思うのですが、他の方も言っている通りキャラのブレが多分に見えます。
以上。六話まで読みました。具体的に書いたもの以外にも気になったポイントがあるのでまとめると。
①キャラクターのブレ・描写と行動の際が多い。
②詩的表現をしようとした結果なのだろうが、難解すぎる表現がある。
③ライチとベリィの中が深まるエピソードが少ない。(三つか四つは欲しい)
あたりです。
長所。良かった点
世界観の描写・戦闘シーンなどは結構よかったと思います。半分しか読んでいないので伏線・大筋については何とも言えないですが、張り方としてはとても好ましいです。
良かった要素
ストーリー
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