小説のプロット相談掲示板

サタンさんの返信一覧。投稿の古い順3ページ目

元記事:未定の返信の返信

回答ありがとうございます…!!
とってもお話の広げ方が分かりやすく書かれていてかなり参考になります!

世界観を呪術に固定するのが安定しそうなのでファンタジーでいうところの「魔法」を「呪術」の扱いにしてみようと思います。
そして世の中は普通の人・呪術師・呪術師より力の弱い呪い師(占い師みたいな感じで普通の人とも関わりがある)がいるとの仮定で考えてみます。
蟲師はタイトルだけ知ってて読んだ事は無いのですが、あらすじ書いていただけたので何となく想像がつきました。

「敵対呪術師」という発想が全く無かったので登場させるだけでかなり話が広がりやすくなりますね…!
投稿したプロットを例えに出していただけたおかげてとてもスムーズに展開のイメージが頭に入ってきて元々もう少し考えていた設定も直しつつも大筋は変えず、話を広げて行けそうな気がします。

そしてやはり慣れてる方ってすごいなって思ったのは主人公が呪われて死にかけるシーンはまさにプロローグのイメージで、物語のメインはそれから数百年後、子孫との旅が始まるあたりです。
子孫についての役割については何となく無邪気で長い時を生きて人間の闇を見て疲れている主人公を癒す旅のお供ポジが欲しいなって思ってたくらいだったので、「主人公を物語に巻き込む」役割の設定は無邪気と合わせてそのまま使わせていただきたいです。

あと今回の回答を読ませていただいて、ふわふわ設定が自分のイメージに近づけられそうなのが主人公が呪われた理由です。
恩人の子孫を出したいが為に恩人を作ったので実は呪い設定が軽かったんです。
書き忘れましたが元々主人公は美しい妖という設定だったので、殺す=剥製にするような依頼を受けた呪術師がいた、という風に認識してみると呪いの形が表現しやすくなったような気がします。
(そうなると剥製=冷たい=で残った呪いは体温をなくす事だと関連性が出ると思うのですがどうでしょう)
そして主人公の恩人はその呪術師から助けたので恩人も呪術使い、そしてその子孫にも呪術の才能が眠っている、というのも設定として話を広げるネタになるかなとも思えました。
ただ双子は若干脳筋というか物理的な力で戦闘をごり押しするイメージだったので裏設定になりそうですが…。
(本編できてないのにスピンオフしたくなってきました…男女の双子なのに顔がそっくりなのはどこかの先祖が呪術に失敗して子供に影響が出たとか)

主人公はそれから容姿を人に変え隠して旅をするのでモブとして呪われた人を作って双子が見つけて主人公はその人達に話を聞いたりして悪の呪術師を見つけたり倒したり、呪術師の敵、目的の解呪の人の手がかりを呪術師から得ていくという風にしていくのが自分のキャパを超えないくらいの設定かな、って感じになりそうです。
話を作り慣れてないので多分設定広げ過ぎると収集つかなくなりそうなので…。
メインとしてここらへんを掘り下げて考えて「なか」をつくって行けたらなと思います!
これで投稿時に書いた欲しい情報である、見つけ方と接触方法もいけそうな気がして来ました!

あ、でも主人公を巻き込む双子は呪われた人をなんとなく感知できる様な設定も出したくなってきました…!
多分自分はキャラ設定を追加で広げてしまってストーリーを広げるのが苦手なタイプなのかもしれません。

結末が決まっている事を褒めていただきありがとうございます。
実は中学生の頃SSを作ろうとした時(作れなかった)物語の最初の設定を考えて作りたい話に合わせキャラを考えたのですが、
今回はこの主要キャラ4人を使ってそのキャラに合う物語を作りたい、というのがあったので解呪キャラ設定ができた時点で結末は決まりました。
キャラに合わせようとした為話の設定が浅くなってしまっているともいいますね…。

ですが回答をいただいた事で思考が進みそうなので完走目指して頑張ってみます!
またちょっと詰まったら相談させていただくと思います…!

上記の返信(未定の返信の返信の返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

>剥製=冷たい=で残った呪いは体温をなくす事だと関連性が出ると思うのですがどうでしょう
体温がないくらいだと、正直生きてくのにあんま困らないので、数百年も呪いを解こうとしてる主人公の行動原理を読者に納得させにくいと思う。
妖ということだから、妖ってのは妖怪と考えていいのかな、その妖の特徴の一つが呪いによって封じられてるような感じとか妖としての本能が呪われている、えーと、例えば座敷童子なら「呪いによって家に居着くことが出来ない」とか、家に居着くことが出来ないけど本能として家に居着かないと落ち着かない、だから何としてでも自身が生きてる限り解呪の方法を探っている、みたいな。
もともと美しい妖ってことだから、その本来の妖の姿に変じることができなくなった、とか。姿ぐらい普通は慣れるけど、妖だから元の姿であることが大事。狼になれない狼男はただの人間だろう、それは妖たる自分ではない。みたいな。本能というかアイデンディディの問題かな。

御作の主人公の場合、その呪いの結果、体温が著しく低い・ないという感じなら、呪いの効果が表面上に現れる手段として、つまり呪いの描写の一つとして体温という道具を使うのは良い選択だと思います。
どうせなら、中途半端な呪いなので、主人公の感情やその日のコンディションもろもろの影響を受けて体温にも変化があるようにしたら。呪いの容態をみるという大義名分のもとに恩人の子孫と主人公がスキンシップする=なんか起こりそうなアクションとして使えそう。

スレッド: 未定

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元記事:防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)

はじめまして。私、Mr.Smithと申します。本格的な小説を書くのはこれが初めてで、皆様のお力をお借りしたいです。
今までいくつか小説を書こうとはしてきたものの、大体書ききれずに挫折することが多く、正直自分は継続して書くということができない性分なのかなと思っています。
こちらの作品も、以前別サイトである方と相談して詳細な設定等を考え、執筆していこうと思った矢先、話の展開が途中から思いつかず、結局序盤を少し書いただけで止まってしまっている作品です…
その方との相談も、私が小説のプロットに関係のない部分までこだわりすぎたせいで、途中で終わってしまい、設定は考えられるものの、それを文章に書き起こすことができないままとなっています…
参考作品に挙げたとおり、『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』に影響を受け、主人公たちを自衛官や元軍人という設定を付けたのですが、この作品では主人公たちが特殊作戦や諜報活動に携わる隊員たちであり、その流れで異世界の情報を収集していくのがおおまかなストーリーとなっています。
しかしながら、異世界の主人公たちの活動をどのように描けば良いのか、また異世界の詳細な世界観や向こうの世界における人物や種族、土地の設定、情景描写など、肝心な部分を考えた上で文章に起こすことができずに困っております。
むしろあまり多くの設定を考えるのもあれですから、基本的な設定だけでも考えて文章として書き進めることができればと思っているのですが、なかなか上手くいきそうにありません…
これが私の性格によるものなのか、素質によるものなのか、非常にお恥ずかしい限りなのですが、ここまで記載したあらすじや大まかな設定等を見た感じで、作品の執筆を助けていただけるとありがたいです…
よろしくお願いいたします…

上記の返信(防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

私見でしかないけども、完走できない理由はほぼほぼ
>設定は考えられるものの
コレだと思う。
設定作りは楽しいし、キャラや世界観が出来てきてイメージも固まって作れてるような気がするけど、「設定」と「物語」は別ものなので、これでは物語は作れていない。
ようは演劇をしようってときにステージから小道具から作ってるようなもので、それでは脚本は真っ白のままでしょう。
そしてこれを繰り返していると、「物語を作ろう」と思うと「設定作り」をしちゃう。
考えても考えても形は出来てる気がするんだけど一向に小説として物語が出力できない。そんな状況になっちゃう。
なぜなら、スレ主さんがいま必死にやってることは使うかもわからない小道具作りで、脚本には一切手を付けてないから。

さて、プロットですが、
まずは適当でもテンプレでも何でも良いから「最後まで作りましょう」というのが真っ先に来る助言です。
最終的にどうなるのかもわからないと上原三佐の部隊の物語が一切わかりません。
周囲の調査をして何かの事件に巻き込まれて最終的に主人公たちはもとの世界へ帰ることができるのか、できないのであればどこでどうするのか、どこが落とし所なのか。
例えばここで私が「異世界に行った以上は上原たちは元の世界へ帰るために行動するのだから、帰還のためのヒントやその手段を用意して段階的にそのエピソードを作っていこう」と助言したところで、スレ主さんが「いや、彼らは帰ることが出来ず異世界に定住します」と答えたら、こっちとしては「それプロットに書いてないじゃん。最初に言えよ」ということになる。
作り慣れてないとなかなか出来ないことだとは思うけど、プロットにはオチは書きましょう。
オチがないと、つまり物語が到達する目的地がわからないと主人公たちの行動がわからない(作り手として主人公たちを想定できない)ので、「物語」に関して第三者には何も助言できません。

なので、まあ私の妄想ってことで、参考例を書くと、
まず上原三佐の部隊は意図せず異世界へ行ってしまうわけだから、最初の彼らの目的は現状把握と帰還方法の模索でしょう。
繰り返し、あくまで私の妄想であって「こうしろ」って事じゃないことを強調するけども、
上原三佐の部隊の目的は帰還であるから、情報収集は最低限の現状把握が出来るだけで良く、それ以上は目立つ行為は避けたほうが無難だから積極的に情報収集する事に違和感が出てしまう。
なので、現状把握が出来たあとすぐ、早い段階で上原三佐たちは元の世界への帰還方法を得たほうがいい。少なくとも上司と連絡が可能となることで「上原三佐は命令遂行のために情報収集を続ける」という名目が出来るため、作者が書きたい雰囲気である「情報収集」が書きやすくなる。適当な理由つけて上司から命令されればどこにでも行けるわけだし。
そして、その情報収集から異世界の全体像を把握してきたところで異世界側の問題に巻き込まれ、撤退が間に合わず元の世界からの連絡も断絶、再度もとの世界と連絡を取るため行動するが前回とは違って困難で、ギリギリで部下たちを帰還させて自分は異世界に取り残され、最後の通信を残して連絡が途切れる。
で、終わりかな。

すると次考えることは中盤に起こる「異世界側の問題」で、これはさすがに作者の趣味とか方向性が出てくる部分だし例として挙げづらいけども、Gateの場合は皇太子の謀反っていう異世界の国内問題で、これはGateの物語の中で彼らが動いてる理由が「国交の樹立」であるため、その目的を阻害する要素、つまり障害として皇太子の謀反があった。
だから、ここでもやっぱオチがないと決めづらいのだけど……
えーと、作者がやりたいことは情報収集してる雰囲気だから、そもそも情報収集それ自体が問題になるような出来事、かな。
んと、じゃあとりあえず、その異世界はもはや終わりかけてて崩壊を待ってる世界で、滞在するのは自殺行為だった、ということにしてみようかな。
情報収集で異世界の人間すら知らないようなことを知ってしまった、日本政府はどうしようもないから情報統制して世界の終わりを知られないようにしつつ撤退を開始、主人公たちは異世界を救う手段を知りつつも自分たちには実行できないことも知っていて、悩んだ挙げ句、実行できないことを実行しようとする。
そこから一気に世界の終わりが訪れての撤退戦。部下をなんとか元の世界へ送り返し、主人公は世界の終わりが元の世界まで行かないよう次元の扉を閉めるために残る。
異世界を救う手段が上手くいってれば通信が来るはず、と待ってた部下たちのもとに通信が入るも、再び次元の扉を開く事は現状では不可能で自分は帰還できないとなって、主人公はそれでも帰還を目指して今度は次元の扉を再び開くことを目的に、異世界で出来た仲間と共に行動をはじめた。
ーーって感じかな。
やっぱなんかそこはかとないGate臭がしちゃうかな。終盤が原作終盤と同じ撤退戦で、ここで問題になるのが次元の扉の再建になってるあたりが似てる印象になった理由だな。
こっから更に詰めて、「なんとか~~する」って書いた部分とか具体的ではない「異世界を救う手段」とかを具体的にしていけば、物語そのものは成立させられる。

で。
こういう「大筋」を考えたら、そっからようやっとディティールを考える作業に入れる。
>異世界の詳細な世界観や向こうの世界における人物や種族、土地の設定、情景描写など、
とあるけど、私が例として作ってみたストーリーの中に登場しないであろう土地や種族について、この例では考える必要はないでしょ?
このストーリーに出てくると想定される種族や土地についてしっかり考えるべきで、まず設定を考える大きな優先順位はそのようになる。
そのため、つまり、まず脚本がないとその脚本で使う小道具は作れないよ、作れたとしても使うかどうかわからんものになっちゃうよ。ということですね。
この例の場合、「異世界が終わりかけている」という事実を主人公たちはどう知ったのかって問題がある。
異世界には多くの種族がいて、彼らは基本的にあまり交流しない。そのため情報を拾い集めて精査することで異世界人が気が付かない事がいろいろわかる。
問題に対してこのように考えた場合、
種族ごと個々に固まってそれぞれの集落がある世界観だと想定できる。交流がないということはそもそも交配できないとすると、ハーフというのも存在しない。でもその中で人間だけは比較的多くの種族と交配可能で、それゆえ人間は警戒されやすい場所もあれば歓迎されやすい場所もある。すると人を中心にした多種族国家もあるのかもしれない。

そんな感じで設定したとすると、
主人公たちが最初に助けた商隊は警戒心の強い獣人の商隊だった、というのがいいかな。助けたことで警戒心が解けるし、そうすっと「獣人は警戒心が強い」ということが書きにくいから、獣人の商隊には人間族が一人混じってて、彼(彼女)が今後の異世界の案内役に適任か。
ならこの案内人は獣人の村と人間の国との間を行き来する商人で、人間の国のほうに家を持ってるかな。
じゃあ、獣人の村で少し情報収集して現状把握をしたら、目立たない服をもらって案内人と一緒に人間の国に行く流れかな。いや、2・3人で人間の国に、残りは獣人の村での調査か。
すると、主人公が人間の国に行ってるあいだに獣人の村で何か起こって、主人公たちはいそいで戻るってのが王道の流れか。その逆で留守番メンバーが主人公を助けに来て人間の国で合流って流れでも良いか。

……とまあ、「大筋」から種族の特徴や土地についてなどディティールを考えていく。
スレ主さんのように最初に設定から考えるやりかたでも良いのだけど、その場合、つまりは作った小道具を出すための脚本を考えるという作業になるので、これはこれでアリなんだけど、その小道具の量が多かったら大変だって事がわかると思います。
つまり、設定が多いとまとめるエピソードが多くなって大変。
だから、この方法の場合は考えるべき設定はかなり厳選して脇道に逸れるとすぐ設定が増えるし、増えた設定をエピソードに盛りすぎないようにする必要があります。
個人的には、そもそも物語の作り方を知ってる上級者向けの方法だと思う。

ちょっと書きすぎたけども、設定はあまり考えず物語を考えましょう。
最初に、終盤までの流れの大筋を作ってしまい、そっから具体的にしたりしてディティールを整えていきます。
大筋の流れは、オチ、最終的にどうしたいか、そういうのを考えておくと、あとはその道筋を作るだけなので、適当でもなんでもとにかく作ることはできます。
人物設定についても、ある程度は考えておいたほうがいいけど、人物が行動するには目的や理由があってのことで、逆を言えばそれさえ決まってれば人物設定は十分だと思います。

良かった要素

ストーリー

スレッド: 防衛省情報本部 特別行動部 異世界諜報チーム(仮)

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元記事:マリーゴールド

内容としては、生命倫理などの世界の諸問題を取り上げた、主人公成長系の作品にしたいです。
小説は読んだことも書いたこともないです。なのでこれを読んで下さった方々に推敲やアドバイスをお願いしたいです。話を膨らましても構いません。お願いしますm(__)m

上記の返信(マリーゴールドの返信)

投稿者 サタン : 2 投稿日時:

最初は少し面白そうだなと思い、同時に主旨になるものが若干受け取りにくいためラストがまとまりきれてないなと感じましたが、
どうも書かれてる部分は物語の本編ではなく、物語開始前のバックグラウンドのようで。
少女が目を覚ました後の100年後が本編で、そこから話が始まるのかなと受け取れます。
そうすっと、その本編の内容は
>そこで彼女は病院の看護師として働き、記憶を取り戻しながら、色々な人と関わり、自分の生きる意味を模索していく。
という一文のみしか書かれていないので、まずは本編の内容を考えるのが先決かなと。

本編の内容は「彼女が生きる意味を模索していく」ってことが主旨だから、それが表現しやすい環境を作るのが良いと思う。
だから、まず「彼女の中には生きる希望の何もない」って事を強調するために、彼女を起こした人物ないし最初に関わることになる人物を作ったほうが良いと思う。お節介で彼女の事を心配する人物だね。
彼女の中には何もなく感情らしいものも無いとすると、例えば……
彼女は彼女が目覚めてから毎日お節介な人物に挨拶をしていた。「おはようございます。今日も貴方と貴方の家族に幸福な一日でありますように」「さようなら。貴方の家族に明日の幸せを祈ります」と、それは死が身近にあった100年前の風習だった。お節介な人物はいつも笑顔で挨拶を受け取っていたが、あるとき使用人か誰かが彼女に言った。「彼の家族はもう既に亡くなっている。人類が抱える問題は全て解決したが、救いきれない人もいて、彼の家族は彼を残して皆いなくなってしまった」彼女とお節介な人物は似たような境遇だった。そこで彼女は気がつく。自分が毎朝していた挨拶で、お節介な人物を傷つけていたのではないかと。次の日、お節介な人物が来たときに習慣になってた挨拶を口にしかけて、「貴方は全てを無くしてどのように生きてるのか」と問うた。その答えは「家族を忘れず、笑顔を心がけて生きているよ」というもので、彼女はお節介な人物に習って、笑顔を作り、そのとき目覚めてからはじめて涙を流した。彼女は彼女が知ってる少年は既にいないのだと理解し、同じ境遇にあるお節介な人物に感謝を示した。
とまあ、こんな感じ?
彼女の中に感情らしきものが薄いことと、でも無いわけではなく記憶の中から呼び起こせば人間らしい反応を見せることを、彼女と同じような境遇の人物を出すことで表現したエピソードにしてみた。
「彼女と同じような境遇の人物」というのは、彼女の感情や心の状態を翻訳して読者に伝えやすくできるので、こういう人物はいたほうが良いと思う。
それと、これはただ助言しても助言の内容がわからんだろうから作った簡易的なエピソードなので、あくまで例であって、「こういうエピソードを作りなさい」って事じゃないのを念押しで書いておきます。
「同じ境遇の人物を出したほうがいい」という助言の中で、その人物はこのように使う、という一例でしかないからね。

この「同じ境遇の人物」というのは、結局のところ彼女の人物設定を説明するためのキャラクターになるので、提示された設定だけでも「いたほうがいいキャラだな」と思いますが、それ以上になると、例えば「彼女の喜びを表現するためのキャラ」とか「世界観のコレを表現するためのキャラ」という感じになり、そうすることで「キャラクターとの関わりで物語を表現していける」つまり「色々な人と関わり、自分の生きる意味を模索していく。」という書き方が出来ると思う。
なので「同じ境遇の人物」以外のキャラは、生命倫理や世界の諸問題って具体的に何のことなのか、物語自体はどう転がすのか、どうしたら終わりなのか、そういったことがわからないと設定しにくいでしょう。それらを表現するためのキャラになるので。
そんなわけで、まず物語本編を雑に適当に最後まで作ってみましょう。作ったら生命倫理などテーマを考えて作った本編に手を加えていく。そしたら「作るべきキャラクター像」が見えてくるので、雑に作った本編、まあプロットですね、これを参考にキャラクターごとのエピソードを「同じ境遇の人物」の例を参考に、組み立ててみましょう。

良かった要素

ストーリー

スレッド: マリーゴールド

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元記事:マリーゴールド

少し設定加えました。途中までしかストーリー考えてないです。

上記の返信(マリーゴールドの返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

パンデミック後の世界で人類はクローン人間を切り貼りして種を維持していて、そこに不完全ながらも不老不死の技術が生まれ、その被験者となった少女を救おうと青年(元少年)は研究を続けるも、自然主義的な勢力に襲撃されて、青年の尽力で少女は逃れるが昏睡状態となり、コールドスリープに入ることになる。
そして100年後に目覚め、末期患者の看護師として自身が生きる意味を探す。

と、いうのが要約した概要だと思うのだけど、前回も少し触れたけど、これは物語本編じゃなくて物語の前提になるバックグラウンドだと思う。
前回と比べて本編は途中どころかまったく出来てないし、本編である「100年後の世界で末期患者と不老不死のクローン体のヒューマンドラマ」を考えなきゃ、何も進んでないかなと思います。

それは私の思い違いで、最初に要約した内容が本編ですよって話であるなら、終盤で少女は「生きる意味を模索する」で終わるのだから、序盤は「生きてる意味がない」という状態で、少年とその親友との交流の中で「生きることを考え始める」と考えが変わり、終盤で「その答えを自分なりに見つけた」としないと、話が終わらないしまとまらりがなくなってしまうので、まず終盤の「生きる意味を模索する」が曖昧でオチてないと思う。
繰り返し、もし、要約した内容はバックグラウンドではなく本編ですって話なら、終盤にはどういう形であれ「回答・結論」そういったものを置いて、その逆の状態を序盤に設定し、「どういう変化で結論に至るか」を中盤でこねていくのが良いかなと思います。

やはり要約した内容は本編のバックグラウンドで、100年後に少女が目覚めたところから始まりますって事なら、そのドラマが一切書かれておらず「主人公が生きる意味を模索する話だな」ということがわかるだけなので、そしてそれは前回から変わってないので、計画とか計画の出資者とか新人類とか、そういう設定は今は考えずにドラマを作ることに専念したほうが良いと思われます。
現状出来てるのはバックグラウンドと主人公の目的(生きる意味を模索すること)だけで、そこからくるフワッとしたイメージだけですので、具体的なエピソードなどは一切ないため物語としてコメントすることができない。

でも、イメージ自体は良いと思うし、端的に言えば感動モノのヒューマンドラマで設定から「人を感動させる要素」が散りばめられているので、土台はあると思います。
だからこそ、「その要素を上手く表現できるエピソードが作れるのか?」という話で、現状その本編になるエピソードが一つもないので、イメージはあれど全然形にできてないと感じます。
まずは、100年後に目覚めた少女は最終的にどうなるのか、を考えたら良いかもしれません。
「自分なりに生きる意味をみつけた」とか「青年のように自分にも守りたいと思えるものが出来た」とか、「少女はかつて青年が望んだように不老不死から開放され救われた」とか。
要するに、少女の話の、物語の落とし所ですね。
不老不死とか出資者の家とか設定は考えないで、「最終的にこうなりました」という部分。
スタートラインは出来てるように見えるので、次はゴールが出来ないとどこを走ったら良いのかわからないで結果物語が作れないので。
残念ながら、申し訳ないけど現状はまだ物語と呼べるものは出来てないかと思います。

良かった要素

設定

スレッド: マリーゴールド

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元記事:マリーゴールド

少し設定加えました。途中までしかストーリー考えてないです。

上記の返信(マリーゴールドの返信)

投稿者 サタン : 2 投稿日時:

要約すると、
1.マリーが目覚め、病院で働くようになる
2.100年前の出来事を知る
3.シオンからの手紙を読んで、今を生きることを誓った。
という感じかなと思う。
そんで、それぞれ1→2への移行と2→3への移行の補完に患者とのエピソードがある、というイメージ。

あまり書いたことがないとのことなので、難しいことは置いといて書いちゃったほうが良いと思うけども、その「難しいこと」を考えないようにするため、ないし、書きたいことを単純化して書くことをハッキリさせるための思考として、ですが、
この物語は結局のところ要約した内容、すなわち
1.マリーという100年前の謎少女が目覚めて病院で働くことになりました。
2.100年前の事情を知る人から真相を聞かされました。
3.100年前の親しい友人から手紙を読んで、生きていく意味を見つけました。
という3つの内容がスムーズに展開できていれば、問題ないってことがわかるかなと思います。
なので、基本的にそれ以外のことは物語を彩るフレーバーなだけで、あんまり必死こいて考えるものじゃなかったりします。

この物語を語るうえで一番重要なのがこの3つの要素で、次点で大事なのは「なぜそうなるのか」という事で、つまり「目覚めて病院で働いてます」から何故「100年前の真相を知る」になるのか、というところ。
この「なぜそうなるのか」の部分を患者とのエピソードで補完してる構成ですので、
そして、その「患者とのエピソード」がイマイチ考えられてない部分となっているので、このエピソードを考えるポイントは「なぜそうなるのか」を考えることで、すなわち「次の展開へ進むための準備」になります。
だから、1→2の間に置く「患者とのエピソード」は、まず100年前のことに触れていく内容がベターだと思う。
そうだな、この時点で読者は「主人公は100年前の謎少女」としか知らないし「100年前に何かあった」って事しかわからないから、いきなり「100年前の重要人物っぽい人」を患者に出してしまうのが一番読者の関心を惹けると思う。
例えば「不老不死の危険性を訴えて反対派勢力の中核になってた元研究者」とかだと、主人公との衝突も作れるし意地悪な感じで100年前の重要なキーワードを出すだけって展開も作れるし、何なら意地悪だけど優しい理解者でしばらく主人公のアドバイザーとして使っていくのも良いと思う。
……いや、まず主人公の普通の仕事風景を知ってもらうべきだから、最初の患者は普通の人で普通に末期患者を看取って、生きる事って何だろう、とテーマを添えるエピソードがいいか。
次に意地悪な元反対派研究員で、こいつはしばらく死なずに主人公に意地悪言いながら疑問に答えてくれたりする感じか。
まあ、こんな感じで「次の展開(100年前の真相)」に繋がるように、布石を置いていく形でエピソードを思考していくと良いと思う。
例えば不老不死に関して何かしら悪い要素があるのであれば、それが原因で今死にかけてる末期患者とか。こういう患者を出せば不老不死についてとか不老不死は良いことばかりではないこととか患者との交流の中で語れるでしょ。
こうして設定があるなら設定をエピソード化してしまうのも手。
そうすっと物語の世界観が広がっていく。

2→3に置く「患者とのエピソード」は、やはり次の展開への布石にするのだけど、こっちは物語を広げるのではなく、逆に物語をオチへと収束していかなきゃいけないから、例えば前述した「意地悪な元反対派研究員」がいよいよ助からない状態になって死んでしまうエピソードとか、100年前の主人公を知ってる人物が患者として出てきてシオンのことを思い出すエピソードとか、そういうのが望ましいね。

スレ主さんが書いてくれた本編の内容はとてもイメージしやすかったけど、考え方としてはもっとシンプルにしたほうが良くて、つまり最初に私が書いたような3つの要素みたいな感じね。
例えばスレ主さんが書かれた序盤は
>マリーが目覚める。
>↓(中略)
>引き渡すまでの間、彼女の願いもあり、病院で彼女を働かせることにする。
とあるけど、この序盤の要素は端的に言って
1.マリーという100年前の謎少女が目覚めて病院で働くことになりました。
という一文にまとめられる。
なぜ単純化したほうが良いかっていうと、例えばスレ主さんが書かれた序盤は、これAが主役になってる展開だってわかりますかね。
マリーが目覚めてから病院で働くまでの展開はほぼほぼAが関わる内容で、Aの視点で話が進んでる。
そういう構成でも良いと思うけど、たぶんこれは狙ったわけじゃなく設定を説明したくて知らずにA視点の展開になったのだと思う。
だとするとあまり良くはないので、あくまでマリー視点でわけのわからないまま100年後だと言われて病院で働くようになった、として、次の展開でがっつりA視点にしちゃって端的に状況の説明をしちゃってもいいと思う。
全体的にA寄りの視点で書くより、主人公視点で書いて短く端的にA視点で説明を入れたほうが良いのでは、って話ね。

で、話が少し脱線したのだけど、この序盤は、要するに「目覚めたマリーが病院で働くことになりました」ってことがわかれば良いだけの展開だから、言い換えると、それさえわかれば内容は何だっていいのよ。
問題は「それさえわかれば」ってこと。だからわかんないのはダメだし、わかりにくいのも問題。
スレ主さんの展開はわかりやすいけれど、一つだけ、「主人公がマリーなのかAなのかわかりにくい」って内容になっちゃいそう。なので、前述したような意見をした。

この単純化は他の要素にも言えるので、2の「100年前の事情を知る人から真相を聞かされました」も、100年前の真相がわかれば良いだけなので、例えば「シオンの父親に会えると知って少しの期待を抱くけど、シオンの父親はタッチの差で既に亡くなっていて、彼の遺書には100年前の真相とシオンやマリーへの謝罪の言葉があった」とかでも問題ないわけね。100年前の真相さえ知れれば良いわけだから。
まあ、この展開はシオンの「手紙」とカブるからイマイチ良いネタではないけどね。
でも、このように「書くべきこと」さえ明確なら展開はどうにでもなる、ってことを覚えておいたほうが良いと思う。
そのために、要素の単純化ってのは非常に大事。

……難しいことは考えるなって言いながらえらい上から書いちゃったけども、要素を単純化させてしまえば書くべきことは明確になるので、それさえ把握できてれば自由に書けるから、設定とか矛盾がとか自然だ不自然だとか考えないで書いちゃえば良いと思うよ。
なんなら、ココまでの内容も考えないで書いちゃっても形になる人は形になるからね。

それで、似たような内容の小説だけども、この手の物語ってのはラノベには少ないです。
それというのは、こういう心に関する寓話は物語に大きな動きが少ないのでエンタメとして派手さがなく、中学生高校生向けのラノベにはイマイチ向かないからですね。
ラノベの中でこの手の名作は「キノの旅」が有名でしょうか。
なので、派手さは可愛さなどでカバーできる漫画などでは割と見かけて、あとは青年向けなど対象年齢が高くなる物語になりますかね。
小説でも一般文芸になると割と多く、このテーマをもっと難解に表現した純文学などは本領でしょう。

書くための参考ってことなら、助言としては、「患者のエピソード」にそれぞれサブテーマを考えると良いでしょうね。
例えば「人生楽しかったいつ死ぬかわからないけど満足」って人なら「生きることは楽しいこと」というテーマが入りますし、あるいは「生きることは暇つぶしだ不老不死なんて下らない」って人とか、「生きること」に関するサブテーマを考えておけば、そういうエピソードが複数集まると、不思議と各エピソードの共通項が読者に伝わります。すなわち「生きることとは何か」ですね。
それが最後に主人公マリーはシオンからの手紙で「何か」に答えを出すわけで、物語としてまとまるのではないかなと思います。

長所。良かった点

主に患者のエピソードの作り方みたいな回答しちゃったけど、全体的なストーリーは良いと思う。
この手の物語には派手さがないから中学生高校生のラノベのメインターゲットには向かないといったことを書いたけども、患者とのエピソードだけでなくちゃんとメインで進む物語があるので、マンネリ化することもなく飽きも抑えられるし、全体の流れはとても良いと思います。

良かった要素

ストーリー

スレッド: マリーゴールド

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元記事:花男爵の遺言

はじめまして、こんにちは。カイトと申します。
今回、初めてまともにプロットを立ててみたのですが、長編を完成させたことがほとんどないため、興味を引く内容になっているかどうか気になります。

・ストーリー、キャラクターに、多少なりとも興味を引かれるか
・あらすじに破綻がないか
・その他、突っ込みどころ

教えていただけるとありがたいです。

上記の回答(花男爵の遺言の返信)

投稿者 t : 1 投稿日時:

こんにちは。
ドラマがちゃんとあって最後はまとまって終わっています。キャラクターひとりひとりにその人間性が分かるような弱さが用意されています。ダニエルが来たことで次第に過去が明らかになり、成長と変化といった読者を楽しませる展開が作れていて見所があります。

その反対に情報量の多さのわりに動きが少なかったです。
薔薇、ハリソン(男爵位を賜った希代の園芸家)といった面白くなりそうな要素も、使い切れておらず、最後がどことなく中途半端な印象を受けます。

序盤でダニエルは(自分こそが宮廷庭師にふさわしいことを証明するため)にやってきて。エピローグのダニエルは(大事なことは家を継ぐことではなく)となっています。
例えば、薔薇品評会があって諦めたとなら分かりやすいですが。
失敗や挫折が作中で描かれておらず。
読者目線では気が付いたらダニエルは諦めていた。これをどう受け止めるかは人それぞれですが、もう少し丁寧に掘り下げて書いてあげてもいいような気がしました。

オリヴィアはエピローグで(使用人をやめ村に戻り)、これは本当の家族を知る流れを通して納得できます。
ごめんなさいきつい言い方になってしまうかもしれませんが、例えば薔薇を育てたり薔薇の知識を披露するくだりのないオリヴィアは、薔薇のことで活躍できているとはいえません。
もう少しそのあたりで、
例えばダニエルと共同で何かさせるといった、薔薇の品種改良や家督のごたごたに参加できるような設計にしてあげてもいいかもしれませんね。
別の言い方をするなら。
オリヴィアが主人公なので彼女が事件の中心にいないと、面白さにも限界があります。

ここは難しいので少しアドバイスすると。

ハリソンが希代の園芸家であることを知らないオリヴィアもまた、天性の才能を発揮し、素晴らしい薔薇を作っていた、そこにダニエルがやってくる。
もしくは、
オリヴィアは薔薇のことは知らなかったが、ダニエルがやってきてからその魅力に目覚めて、オリヴィアの作り出す薔薇が彼女の世界を変えていく。

これらはよくあるストーリーの一部ですが、こうしろというつもりはありませんし、気に入ったものがあればいくらでも採用してもらって構いません。
これは考え方の話です。
家族を知るために薔薇を使って話をまとめるという発想よりも、薔薇を知っていくうちに家族のことも分かっていく方が、読者も物語に入りやすくなります。また、この物語は薔薇によって人も世界も繋がっているので、ストーリーにおける薔薇の使い方について意識を向けてみるといいかもしれません。

応援しています。

スレッド: 花男爵の遺言

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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元記事:洞窟天使は陽だまりを夢見て

初めまして、みず と申します。
長編を書きたくてプレミスを作っているのですが、長編に耐えられるだけのパワーがある設定になっているか分からず、ぜひ皆様の意見をいただきたいです。

作者としては葛藤と対立が弱い気がしていて、もっと大きな危機があったほうがいいのかな?と考えています。
また、現時点では主人公シンシアが心身ともに自立していく過程を構成の軸にしようと思っています。

以上になります。ご意見お待ちしております。

上記の回答(洞窟天使は陽だまりを夢見ての返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

プレミスって言葉を知らんかったのでググってみた。
なるほど。私はよく「最初に物語を一文で表現しろ、すっごくシンプルに最小単位で作れ」と言ってるんだけど、その「一文」のことね。

であれば、スレ主さんが考えられてるプレミスは「天使が太陽の光を克服するため奔走する話」といった感じでしょう。
これは、余計なものを入れずに短くシンプルに作るのがコツです。
まずは主語と述語のみで考えてみるといい。
この場合の主語は「天使が」で述語(述部)は「奔走する」になる。つまりこの物語は「天使が奔走する話だ」とわかるでしょ?
で、この文に物語の目的を入れて整える。目的は「太陽の光を克服すること」だから、「天使が太陽の光を克服するため奔走する話」というプレミスが出来る。

ここで「目的」を入れ替えると、例えば「天使が悪魔と恋をするため奔走する話」とか「天使が地獄の最下層から脱獄するため奔走する話」とか、雰囲気も設定もイメージもガラッと変わっていろいろな物語のパターンを想定し検討できる。

それで言うとスレ主さんのプレミスは「天使」なのに「日差しが天敵」で夜を好むわけで、ミスマッチで興味をそそられます。
けれど、残念ながらこの物語で重要な部分がまったく出来てないようなので、すぐに長編に取り掛かるのは難しいだろうなと思います。
というのも、
「主人公は日差しが苦手で洞窟で暮らし、夢がある」というのは主人公の現状を説明しているだけで、
「育ての親が余命いくばくもない」というのは、主人公が儀式に挑戦することになる切っ掛けでしかない。
こっから「奔走する」の物語本編が始まる。
なのに、その「奔走する」の内容がまるごと書かれていない。
奔走してどうなったか、失敗したのか成功して日差しを克服したのかも書かれておらず、また成功したとて「主人公には夢がある」としているので、その夢が叶ったかどうかもわからない。つまりオチも書かれていない。

ネタとしては、前述した通り面白味はあると思う。
けど、物語が出来てないので、ご質問の「長編に耐えうるパワーはあるか」に答えるなら、想定してる長編のサイズにもよるけど、文庫本一冊分くらいなら、と思うかな。

結局のとこは「儀式に挑戦する」というのが本編の「奔走」になるからその儀式次第ではあるし、すごく長い作品を想定しているとすると、ずーっと儀式を続けてる(儀式を終えたら話が終わっちゃうプレミスをしてる)だけだとどうしても読者が飽きるので、それほど長い作品には出来ないかなと思う。

設定に助言は求められていないので余計なお世話かもしれんけど、
「日差しに弱い」という設定が物語に利用はされてるけどいまいち活かされてる展開ではないように思えるので、
>日差しを克服する儀式を
この目的に対する直球な展開を少し変えて「長老の跡を継いで神殿巫女になる儀式」とかにしたほうが良いと思う。
その儀式には「日差しに弱い」という欠点が致命的で、それをどう解決するのか、儀式は3行程あってそれぞれどのようにクリアしていくのか、その過程で条件付きながら日差し自体に耐性をつけられて神殿巫女として各地に行けないこともないが、希望が見えてきた。という感じのほうが、つまり、「日差しを克服」は直接的な目的にするのではなく「主人公の弱点」として、その弱点を抱えながら目的を達成して弱点を克服した、という形に持ってくほうが良いのではないかと思う。

スレッド: 洞窟天使は陽だまりを夢見て

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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元記事:アームドモンスター

この板では初めまして。
ちゃんとしたプロットはこれが初めてなので気になる点、ここはこうした方がいいのではなどいろいろな意見をお待ちしております。
字数制限に引っかかったのでかなり省略して展開的に不自然になっている所や説明不足の所などもあるかもしれません。

上記の回答(アームドモンスターの返信)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

約束なので来ましたよー
もう最初に目に入った正統派スタンダード機体の名が「アレックス」の時点でネタでしかないwwとか思ってしまいましたが……

やっぱり、このほうがわかりやすいです。人間関係のやりとりはネトゲとはやや違ってくると思うので、このくらい女主人公がおせっかいなくらいで丁度いいと思いますよ。

気になるのはホーリーの情報がまだ伏せられているところですかね。12歳と運用の難しい大型機、異常な身体能力の時点で周囲にも不審がられると思うんですけど。まあ、普通に皇国関係者だろうなって思われますよね。ゲームから着想を得ている場合、プレイヤーの出自などはあまり気にせずやりとりするのが一般的ですが、リアルに近い世界だと関わるのは危険な匂いがしますし、玄人のガルドあたりはなんか感づいてそうですね。

大型機体差別は「リアルロボットは4m級でスーパーロボットは8m級」「リアルロボットのほうがパイロットの実力がそのまま出てしまう」ってやつですかね。大型は普通に運用費にお金がかかる(生物だろうが無生物だろうが)ので、そのへんの小規模なチームでは敬遠されるのは当たり前だと思います。「入ったけど裏で追い払われた」もありだと思いますが、ワルスが「アイツはそもそも土俵が違い過ぎる、別の雇い口を紹介してやるから別々になったほうがいいぜ」などと言いくるめてホーリーのほうをたらい回しにさせる→結局放置されたところをガルドがスカウト、でもありかなとも思います。まあでも今のでも流れはわかりやすくいい感じだと思います。

どこからが今までのプロットでどこからが皆さんの意見なのかはわかりませんが、仕事のやりとりなどは「らしさ」が出ていていい感じだと思います。最終的な終着点が遠そうなのが気になりますが、ひとまずの区切りとしてはよくまとまっていると思いますし、執筆中に誤差が出ても主要キャラクターに「思いやり」の心があればなんとかなるだろうという楽天派ですので(逆にそれがないとグダグダもしくは鬱展開になるだろうと思っている部分もあるのですが……恋愛展開など、富野節を参考にすると病みますので。どうかお気をつけて)、執筆応援しています。ひとまずこれにて。

スレッド: アームドモンスター

カテゴリー: SF

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