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花男爵の遺言 (No: 1)

スレ主 カイト 投稿日時:

目的:趣味で書く

要望:欠点の指摘歓迎!

カテゴリー:ラノベ(中高生向け)

あらすじ

《起》
ジェナーサ村の片隅の小さな屋敷には、世俗から離れて隠居生活を送るハリソン・ウィフール、通称花男爵と、その使用人であるオリヴィア・レボワが二人きりで暮らしていた。偏屈で口煩いハリソン老人に、オリヴィアは時折辟易しつつも穏やかな生活を送っていた。
ある日、屋敷にハリソンの孫だと名乗るダニエルが現れる。ダニエルは高圧的な態度で「ハリソンの娘を出せ」と迫るが、オリヴィアには何のことかわからない。当惑するオリヴィアに、ダニエルは捨て台詞を残して去っていく。
その夜、ハリソンは「うるさい雀が来たようだな」とオリヴィアにダニエルや自らの家族の話を少しするが、『ハリソンの娘』という単語には沈黙し、逆にオリヴィアに家族の話をするよう命じる。オリヴィアは、父親のいない子供を身ごもって家族から追い出され、今は聖堂で神職となっている母、スカーレットについて語る。オリヴィアは母のことを心から尊敬しており、彼女のような神職になりたいと話す。ハリソンは黙って聞いていたが、最後に「ダニエルがまた来たら相手をしてやってほしい」と告げる。

《承》
捨て台詞の通り、翌日もダニエルはやって来た。ところが、オリヴィアに食ってかかろうとしたところで、後をつけていた教育係のヒューに止められる。ヒューは瞬く間にダニエルとオリヴィアをなだめると、ちゃっかりお茶をご馳走になることになった。
お茶を飲みながら、ダニエルはポツポツとここにきた経緯を話し始めた。ウィフール家は代々宮廷庭師として王室に仕え、ハリソンの代でその地位は磐石となっている。ダニエルの父も有能な庭師で、ダニエルもその後を継ぐのを幼い頃から夢見ていた。しかし、ダニエルには生まれてすぐに交わした結婚の約束があり、ウィフール家は弟が継ぐことになっている。それに納得のいかないダニエルは、自分こそが宮廷庭師にふさわしいことを証明するために、ハリソンに倣い新しい薔薇の品種改良に取り組んでいるのだが、これがなかなかうまくいかない。ハリソンの残した資料を片っ端から当たったところ、『新しい薔薇を生み出す鍵は、我が娘にあり』という記述を見つけ、ハリソンに直接確かめるべく会いにきたのだという。しかし、いざ目の前にすると祖父に会うのが怖くなり、祖父の部屋を訪れようと誘うオリヴィアには首を振る。
翌日から、オリヴィアとダニエルの奇妙なお茶会は日課になった。ダニエルの気位の高さは相変わらずだったが、最初のような攻撃的な態度は鳴りを潜め、オリヴィアを姉のように慕うようになった。オリヴィアもまた、子供らしい表情を見せ、時には両親への非難を惜しまないダニエルを可愛く思い、またその素直さが羨ましかった。些細なことに笑い合う二人を見て、ヒューが何気なくこぼす。「お二人は、どことなく似通っていますね」

《転》
その日もお茶会を楽しんでいた二人だったが、三日後に村の祭りがあることを知ったダニエルはそれに行きたがる。オリヴィアもぜひ参加したいと、ハリソンに休暇を願い出ることにする。
ハリソンはオリヴィアの願いを聞き入れ、祭り当日に一日の休暇を与えた。喜ぶオリヴィアだが、「スカーレットによろしく」というハリソンの言葉に違和感を感じる。なぜ彼が、母の名前を知っているのだろう? その時、ヒューから言われた「オリヴィアとダニエルは似ている」という言葉が思い出され、オリヴィアは一つの可能性に思い至る。

《結》
祭りの当日。オリヴィアはダニエルと共に祭りを楽しむが、心の中では母とハリソンへの疑念が渦巻いていた。夕方になり、やっと時間が取れた母の元へ向かう。「ハリソンさまが、私の父親なの?」母のスカーレットは頷き、オリヴィアをハリソンの使用人として勧めたのは、内心では自分の出生について詳しく知りたがっていたオリヴィアのためだと言う。しかし、スカーレットがハリソンへの未練を残していることに気づいたオリヴィアは、母への怒りを抑えきれなくなり、聖堂を飛び出してしまった。
夜の道をめちゃくちゃに駆けるオリヴィアに追いついたのは、ダニエルだった。オリヴィアはダニエルに、今まで自分でも気づいていなかった胸の内を泣きながら明かす。自分の存在が母を苦しめていたのではないかという悩み、特殊な出生の自分は普通の幸せは望めないだろうと神職を志していたこと、あたたかい普通の家庭に憧れがあったこと、自分が諦めた恋心を母がまだ隠し持っていたことがショックで許せないこと。ダニエルはそれを黙って聞き、オリヴィアを慰めた。
するとそこに、スカーレットとハリソンがほぼ同時に現れる。スカーレットは元恋人であるはずのハリソンには見向きもせずオリヴィアに駆け寄り、気づかないうちに彼女に負担を強いていたことを謝罪。ハリソンに未練があることを認めた上で、「それとは関係なくあなたのことが大事」「自分の思うように幸せになってほしい」と告げる。
一方、ダニエルはようやく顔を合わせたハリソンに、おそるおそる『新種の薔薇の鍵は我が娘』の真意を尋ねる。ハリソンはダニエルに、「美しい花は、思いもかけないところで生まれることがある。しかし、そこに行き着くまでにはたゆまぬ努力が大事」「ダニエル自分に似ていて頑固だが、一番大事なものを見誤るな」と説く。
改めて顔を合わせたスカーレットとハリソンは、それぞれの道を歩きながらも互いが胸の内にいたこと、これからも変わらずそうであることを確認しあい、別れる。

《エピローグ》
ハリソンの屋敷の前で会話をするオリヴィアとダニエル。オリヴィアは使用人をやめ村に戻り、ダニエルも家に帰って引き続き薔薇の改良に取り組むという。
ダニエルは、大事なことは家を継ぐことではなく、花が好きだとということだったと気がついていた。この先自分がどの道を進もうと、それだけは手放さず生きると話す。
オリヴィアもまた、そのように生きたいと思うのだった。

キャラクター

・オリヴィア・レボワ(17歳)
主人公。明朗快活だがいわゆるいい子ちゃんタイプで、自分の出生について悩みや不満を持っていることを母に打ち明けられないでいる。ダニエルと触れ合うことで、少しずつ心境が変化する。
・ダニエル・ウィフール(12歳)
主人公2。思ったことはなんでも奔放に口にするタイプ。将来の意向について親と相違があり、自分を認めてもらいたいと思っている。気位が高いが、子供らしい面も多く持ち合わせる。
・ハリソン・ウィフール
薔薇の新品種を生み出したことで男爵位を賜った希代の園芸家。今は田舎で隠居暮らし。偏屈で非常に口煩いが、彼なりに家族のことは大事に思っている。
・スカーレット・レボワ
オリヴィアの母。昔、親子ほど年の離れたハリソンと恋仲になったが、身分違いの上不倫関係だったため別れ、その後オリヴィアを生むが、ふしだらな娘と家族からは勘当されている。その後聖堂に身を寄せ、今は敬虔な神職として聖堂長を務めている。

設定(世界観)

17世紀ヨーロッパをモデルとしたハイ・ファンタジー

参考作品

流血女神伝シリーズ、ダウントン・アビー(映画版)、ヴェルサイユの宮廷庭師

作者コメント

はじめまして、こんにちは。カイトと申します。
今回、初めてまともにプロットを立ててみたのですが、長編を完成させたことがほとんどないため、興味を引く内容になっているかどうか気になります。

ストーリーキャラクターに、多少なりとも興味を引かれるか
・あらすじに破綻がないか
・その他、突っ込みどころ

教えていただけるとありがたいです。

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花男爵の遺言の返信 (No: 2)

投稿者 ふ じ た に : 2 No: 1の返信

投稿日時:

何が起きているのか、プロットから理解しやすかったです。
ジャンル的には「昔風で西洋的な世界観での、ヒューマンドラマ」のように感じました。

流れはいいと思いますが、現状ではエンタメ的な構成ではないと思いました。

冒頭で、「オリヴィアとダニエルが出会っている」ので、ボーイミーツガール的な物語だと提示しているように感じました。
でも、物語全体を読んでみると、これは「オリヴィアが自分の出生について悩みや不満を持っていることを母に打ち明けられないでいる」点が物語で一番語りたいような流れになっているように感じました。
「ボーイミーツガール」の冒頭なのに、描きたいことが「主人公の悩み」と異なっていると、読み手は「これは何を描きたい物語なんだろう?」って分かりにくくなる恐れがあると思いました。
なので、それを避けるために、冒頭から「オリヴィアが自分の出生について悩みや不満を持っていることを母に打ち明けられないでいる」と描く必要があると思いました。

そのあとにダニエルと出会うシーンが用意されていてもいいのでは?って思いました。
そうすれば、山場がきちんと物語の趣旨に関係していますし、母との和解をラストで迎えれば、主人公が悩んでいる(はじめ)→主人公の悩みが解消(終わり)となり、物語の変化が分かりやすくなるため、エンタメ的な構成になると思いました。

また、山場で主人公が母に対して不満を爆発させていますが、それまで主人公が母に関する悩みを抱いているシーンがメインで描かれていないため、唐突な印象を受けました。
あらすじだから分かりにくいのかな?とも思うのですが、
「自分の存在が母を苦しめていたのではないかという悩み」→作中では描かれていないように感じます。
「特殊な出生の自分は普通の幸せは望めないだろうと神職を志していたこと」→普通の幸せを望めないのは、世界観の設定だと思うのですが、あらすじからは分からなかったです。
「あたたかい普通の家庭に憧れがあったこと」→これも分からないです。
「自分が諦めた恋心を母がまだ隠し持っていたこと」→主人公が恋心を諦めたシーンがないですし、どうして母が恋心を持っているとショックなのか分からないです。

山場に至るまでにダニエルとのエピソードを通じて、主人公の背景を察せられる何か描写があると分かりやすくなるかもって思いました。

さらに細かい点を言うと、主人公が「明朗快活だがいわゆるいい子ちゃんタイプ」と設定でありますが、それを活かすようなシーンがあらすじからは見当たらなかった気がします。一方ダニエルの「気位が高い」性格は分かりやすくあらすじでも描かれていると思いました。
主人公の性格を活かした機転でダニエルとの心の距離がぐっと近くなると、御作ならではのオリジナルティや主人公の魅力がさらに高まると思いました。
最後に「オリヴィアもまた、そのように生きたいと思うのだった。」とありますが、主人公自身の本当の望みってなんだったんでしょうか? ちょっとその辺がよく分からなくて、なんで彼女は使用人を辞めたんだろうって思いました。

あらすじでは母のように神職を目指していると書かれていましたけど、普通の結婚は無理だからと妥協のようでしたので、本当の彼女の望みって、「あたたかい普通の家庭に憧れがあったこと」でしょうか? 彼女の本当の望みが、普通の家庭だったと、あらすじから分かりにくかった気がしました。

色々と気になる点を書きましたが、あくまで個人の意見なので、合わなければ流していただいて構いませんので。ではでは、失礼しました。

長所。良かった点

分かりやすい文章。

「たゆまぬ努力が大事」と作中でハリソンが語り、ダニエルがそれを理解して成長したところが素敵だと思いました。

良かった要素

ストーリー 文章

花男爵の遺言の返信の返信 (No: 4)

スレ主 カイト : 1 No: 2の返信

投稿日時:

ふじたにかなめさん
読んでいただきありがとうございます。ひとまず、プロットがプロットとして機能していたようでよかったです。

たくさん細かいご指摘をありがとうございます。自分の中での不足分、ここは大事に描かなければ、というところがよくわかりました。
特に、オリヴィアとダニエルのボーイミーツガール的な展開はまったく念頭になかったのですが、確かに客観的にはそう思わせる展開ですよね。書き方や展開に気をつけたいと思います。

それと、あらすじに入れていなかったのですが、オリヴィアには幼馴染の青年がいて、お互い憎からず思っているけれど一歩を踏み出せない。オリヴィアは自分の出生のことが気になって〜という流れがあります。自分の中でのメインはあくまでオリヴィアとダニエルで、彼は脇役だしあらすじがごちゃごちゃするから省いてしまったのですが、失敗でした。わかりづらくさせてしまい申し訳ありません。
もちろん、オリヴィアの恋心の相手はいるからこれでオッケー、ではなく、彼女の心境をわかりやすく丁寧に描写していこうと思います。

少し気になったのが、『なぜ母親が恋心を持っているとショックなのかわからない』というコメントです。確かに、自分の書いたあらすじの中からはそれは読み取れなくて当然だと思うのですが、
・・・
①オリヴィアは優等生らしく、母を尊敬し憧れ、同じ道を志しているが、その一方で
「道ならぬ恋の結果生まれた自分は母を苦しめる存在かもしれない」→「そんな私は普通の幸せを望んではいけないだろう」「それなら、母と同じ神職を志そう」→「幼馴染への恋心は封印しなければ…」
とも思いこんでいる。
②そして、自分のでも気づいていない心の奥底では
「母さえ普通の結婚をしていれば、私はこんなに思い悩まなくてもよかったのに」「母のせいで、私は恋を諦めざるを得なかった」
という恨み言も抱いている。
③ダニエルの奔放な言動(主に親に対する不満)に触れることで、オリヴィアの心境が「母に不満を抱いてもいいのだ」と変化する。
④表立ってその気持ちを露わにすることはなかったが、祭りの日に母の本心に触れたことでその不満が膨れ上がる。また、「母のせいで諦めざるを得なかった恋心を、他ならぬ母がまだ抱いている」ことに気づき、ショックを受け激昂してしまう。
・・・
という流れなら、「母親が恋心を抱いていることにショックをうける」理由がわかりやすいでしょうか。自分では、特に思春期にはありがちな思考回路かなと思うのですが…

ごちゃごちゃ書いてしまいましたが、もしよろしければまたお返事をいただけると嬉しいです。
ご意見ご感想、ありがとうございました。

花男爵の遺言の返信の返信の返信 (No: 5)

投稿者 ふ じ た に : 1 No: 4の返信

投稿日時:

返信ありがとうございます!
追記していただいたおかげで、彼女がショックを受けた理由がすっきり理解できました!
それらが作品に描かれていると、彼女の心境に寄り添えて理解できるので、感情移入しやすくなると思いました。
恋心を抱いていた幼馴染がいたんですね。我慢していた分、それならショックですよね。
彼への恋心を諦めなくてはならないなんて、切ないですよね。実は好みなシチュでした。

執筆、応援しております。

花男爵の遺言の返信 (No: 3)

投稿者 t : 1 No: 1の返信

投稿日時:

こんにちは。
ドラマがちゃんとあって最後はまとまって終わっています。キャラクターひとりひとりにその人間性が分かるような弱さが用意されています。ダニエルが来たことで次第に過去が明らかになり、成長と変化といった読者を楽しませる展開が作れていて見所があります。

その反対に情報量の多さのわりに動きが少なかったです。
薔薇、ハリソン(男爵位を賜った希代の園芸家)といった面白くなりそうな要素も、使い切れておらず、最後がどことなく中途半端な印象を受けます。

序盤でダニエルは(自分こそが宮廷庭師にふさわしいことを証明するため)にやってきて。エピローグのダニエルは(大事なことは家を継ぐことではなく)となっています。
例えば、薔薇品評会があって諦めたとなら分かりやすいですが。
失敗や挫折が作中で描かれておらず。
読者目線では気が付いたらダニエルは諦めていた。これをどう受け止めるかは人それぞれですが、もう少し丁寧に掘り下げて書いてあげてもいいような気がしました。

オリヴィアはエピローグで(使用人をやめ村に戻り)、これは本当の家族を知る流れを通して納得できます。
ごめんなさいきつい言い方になってしまうかもしれませんが、例えば薔薇を育てたり薔薇の知識を披露するくだりのないオリヴィアは、薔薇のことで活躍できているとはいえません。
もう少しそのあたりで、
例えばダニエルと共同で何かさせるといった、薔薇の品種改良や家督のごたごたに参加できるような設計にしてあげてもいいかもしれませんね。
別の言い方をするなら。
オリヴィアが主人公なので彼女が事件の中心にいないと、面白さにも限界があります。

ここは難しいので少しアドバイスすると。

ハリソンが希代の園芸家であることを知らないオリヴィアもまた、天性の才能を発揮し、素晴らしい薔薇を作っていた、そこにダニエルがやってくる。
もしくは、
オリヴィアは薔薇のことは知らなかったが、ダニエルがやってきてからその魅力に目覚めて、オリヴィアの作り出す薔薇が彼女の世界を変えていく。

これらはよくあるストーリーの一部ですが、こうしろというつもりはありませんし、気に入ったものがあればいくらでも採用してもらって構いません。
これは考え方の話です。
家族を知るために薔薇を使って話をまとめるという発想よりも、薔薇を知っていくうちに家族のことも分かっていく方が、読者も物語に入りやすくなります。また、この物語は薔薇によって人も世界も繋がっているので、ストーリーにおける薔薇の使い方について意識を向けてみるといいかもしれません。

応援しています。

長所。良かった点

ちゃんと事件やドラマもあってキャラも動かさせています、書き方次第で今のままでも十分面白くなるポテンシャルの高さを感じます。将来性があります。
方向性とそれを活かす方法次第で、化学反応が起きます。応援しています。

良かった要素

ストーリー キャラクター オリジナリティ

花男爵の遺言の返信の返信 (No: 6)

スレ主 カイト : 0 No: 3の返信

投稿日時:

tさん
読んでいただきありがとうございます。お褒めの言葉もいただき、嬉しい限りです。

物語の動きが少ない、というのは自分の課題でもあります。これでも色々動かしたつもりだったんですが、やはり足りないのですね。指摘していただきありがたいです。
そして「薔薇」についてなのですが、ハリソンとダニエルの説明に用いる小道具の一つ、程度の認識しか持っていなかったので、大きく取り上げていただいたことにいささか驚いています。
でも確かに、考えてみれば「薔薇」だけでテーマになるほどの存在感はあるのですよね。それを一小道具としか扱わないのは、確かに勿体無いかも。
ハリソンの「稀代の園芸家」という設定も、単に彼のバックグラウンドの説明であり、「そんな彼も今や、華やかな中央から遠く離れた田舎で暮らしている」みたいな始まりの予定なのですが、それがその後まったく活かされないのは違和感かも。
今回描きたかったのは「オリヴィアの葛藤と成長」なので、薔薇については簡単にしか考えていなかったのですが、tさんの言われるように「薔薇を中心に家族を語る」というのもありかもしれませんね。

細かいアドバイスと応援をありがとうございました。参考にさせていただきます。

花男爵の遺言の返信の返信の返信 (No: 8)

投稿者 t : 1 No: 6の返信

投稿日時:

こんにちは、返信ありがとうございます。

書くのを忘れていました。登場人物の「ヒュー」が彼の役割がとてもいいですね。
ヒューがいることで物語が引き締まり、オリヴィアもダニエルも引き立っています。登場させることに気付けるだけですごいことですが、それがちゃんと機能しているかという点においても、作者様の地力を感じました。

次に、今度は違う角度から話してみたいと思います。
>>物語の動きが少ない。
>>なぜ薔薇について大きく取り上げたか。
についてです。

以前書いた内容と被るのでここまでの話を要約します。
≪結≫でダニエルは宮廷庭師になるのをやめていて、説得力としてみたときに中途半端な感じがあるのと。
≪起≫でオリヴィアは神職になりたがっていたのに、ダニエル(薔薇)→家族の話→出生の秘密→使用人をやめ村に戻り、それで、ダニエルや神職や薔薇と「出生の秘密」の繋がりがある状態で止まっており、活かせてないのでオチとしては弱く感じます。

そして本題になります。
≪起≫≪承≫≪転≫≪結≫があります。
物語の大きな盛り上がりは≪結≫に用意されているもの1つだけです。
このプロットはどちらかといえば長編向きというよりは、その半分ほどのページ数が適正のように思います。

その理由について書きます。
≪起≫に書かれている内容は起承転結でいえば、起の終わりか承の序盤に入ったあたりで終わっています。
ここだけ聞くと何も間違っていないように思えますが。
長編で書くなら≪起≫であっても、≪起≫の起承転結でまとまっている必要があります。

起承転結でまとめようと思った場合、それには何かしらの盛り上がるポイントが入っている必要があります。
これを出生の秘密だけで作り出そうとするとハードルが高いのと、もし文章力でねじふせようとしても、家族の話を押し付けられたように感じるので読者を選ぶ傾向があります。それよりかは薔薇を使ってというわけです……。
ここらは言葉だけでは伝わりにくいので例を書いてみます。
※勝手に話を作っていますが他意はありません。

≪起≫の起承転結

ダニエルは、「2週間後の品評会で最優秀賞を自分が将来遊んで暮らすために協力しろ」、「薔薇について教えて」とハリソンのところにやってきます。ハリソンはダニエルに薔薇以外のことについては教えますが、薔薇については教えようとしません。ダニエルが帰ってから、ハリソンにその理由をオリヴィアが尋ねてもはぐらかされます。

連日通ってくるダニエルでしたが納品の期日が近づくとついに怒りだします、一方的にまくし立て自分が相手にされてないと分かると、近くにあった花を殴ろうとしてハリソンに睨まれたのでやめます。オリヴィアは2人のやりとりをすぐ近くで見ていました。

翌日、ハリソンは街に行っていて家にはオリヴィアだけです。オリヴィアが留守番をしていると、庭園の方でガラスが割れる音がします行ってみると、ダニエルが鉢ごと薔薇を盗みだそうとしていました。
オリヴィアは体をはって止めようとしますが、ダニエルに脛を蹴られて動けません。
ダニエルは捨て台詞をはき、それはもうすごい逃げ足で薔薇を盗んでいきました。

昼間の出来事を報告すると、ハリソンは逆にオリヴィアに家族の話をするよう命じました。
最後に「ダニエルがまた来たら相手をしてやってほしい」と告げる。

エピローグ
それから2週間後、青ざめた表情のダニエルが家にやってきます。
「ここにあった薔薇で最優秀賞を取ったせいでウィフール家はおしまいだ、俺は殺される」と言いました。(≪起≫おわり)

ここでのポイントは、
ダニエルには2週間後の品評会があって、そこで失敗すると人生=詰んだくらいに追い詰められていることです。
①『薔薇を中心にした』そこまで大きなテーマは必要ない。
(※それがやりたいならそれはそれで賛成です)

具体的に〇〇までと時間制限をつけてあげた方が、本屋さんで立ち読みするにしても、物語のなかでいついつまでと決まっているとそこまで読んでから買おうかなとなります……私だけかもしれませんが。
②今の≪起≫≪承≫≪転≫≪結≫には時間制限がないので、動きとしてみたときに弱い。

ダニエルでもオリヴィアでもハリソンでも誰でもいいのですが、ダニエルが宮廷庭師になりたいとやってきたなら1度挫折させてみるのも定番ネタの一つです。そういった動きが≪結≫のオリヴィアでしかなかったので、どこかのタイミングでダニエルの挫折があれば、宮廷庭師になるのをやめたのも納得しやすくなるかもしれません。
③登場人物の人生の浮き沈みを作ってあげるだけで、動いているように読者は錯覚する。

色々書きましたが、こうしろというつもりはありませんし。
よくあるストーリーなので良い所があれば好きなだけ使ってもらってかまいません。
もし自分にはあわないと迷ったときは、全部忘れて、自分の好きなように書いてください。
ゆっくり焦らず、楽しんで書くのが一番いいですから。

でわでわ、何かの参考になれば幸いです。

花男爵の遺言の返信の返信の返信の返信 (No: 9)

スレ主 カイト : 0 No: 8の返信

投稿日時:

tさん、ご返信ありがとうございます。

「薔薇とテーマ」についてより詳しく教えていただき、感謝です。
今日午前中休みだったので、図書館にこもって薔薇の資料を漁っていたのですが、あまりの奥深さに溺れかけていました(笑 もちろん収穫も多くあり、ハリソンやダニエルの人物造形に役立ちました。
《起》の中にも起承転結を、というのは目から鱗でしたが、例題としていただいた内容もとてもわかりやすく、納得できました。

「ヒュー」について、お褒めいただき嬉しいです。彼は作中でも私にとってもお助けキャラで、勝手に動いてくれるのですごく助かっています。
それと、いただいたコメントの「ダニエルはオリヴィアの脛を蹴りつけ」というところで、思わず笑ってしまいました。自分も、まったく同じシーンを考えていたので。
ダニエルが本当に生きているようで、嬉しかったです。ありがとうございます。
執筆、頑張ります!

花男爵の遺言の返信 (No: 10)

投稿者 さる・るるる : 2 No: 1の返信

投稿日時:

まずは、作者が聞きたがっている3点について
【Q】
1.ストーリーキャラクターに、多少なりとも興味を引かれるか
2.あらすじに破綻がないか
3.その他、突っ込みどころ

【A】
1.うーん、興味を惹かないかなぁ?
だって、この話は、不倫して生まれた少女の悩みですよ。
まだ、恋愛はおろか、初恋すら経験したことがないかもしれない、
「中学生・高校生の読者」を相手に、
いきなり不倫の話をされても、共感できないと思う。
それが、どんな正当な理由だとしても、
子供まで作ってしまって、その娘が思い悩むなんて、親なら分かることです。
しかも、親子ほどの年の離れた不倫って・・・。
どんな言い訳を用意しても、読者を納得させるのは、相当、難しいでしょうね。

2.破綻しています。
とりあえず、「構成」という部分のみ、後で説明します。

3.突っ込みどころ、満載です。
作者が、何を伝えたいのか分からないので、精査することができません。悪しからず。

まずは、この物語で、作者が何が伝えたいのかが分かりません。
つまり、【テーマ】が、きちんと設定されていないのではないでしょうか?
そのため、【ログライン】という「1行の物語」を作りましょう。
そうすれば、自分が描きたいものが、自ずと見えてきます。
このログラインがうまくいかないようでしたら、物語を“盛り過ぎ”です。
その後で、【プロット】に着手すれば、物語を混乱させることなく、進められます。

物語を作るのには、幾つかのルールがあります。
よく、例えば、【主人公の問題を解決すること】とか
【主人公を成長させること】だとか、です。

このプロットを、簡潔に「おさらい」します。
とりあえず、細かい部分は、一旦、無視で。

初老の男爵のところで、働いている主人公(女性)がいます。
自分の父親が、この男爵ではないかという疑念を抱きます。
聖堂にいる母を問い詰めると、それを認めて、謝罪します。
主人公は、男爵のもとを去り、村へ帰ります。

さて、キャラクターの部分で、主人公は、
「自分の出生について悩みや不満を持っていることを
母に打ち明けられないでいる」といった【問題】が書いてあります。
実は、「主人公の悩み」とは、「何でもいい」ワケではありません。
それは、葛藤を伴う問題でなければなりません。

例えば、「ニキビが出来たから潰したい」といった悩みなら、
読者は「だったら、さっさと潰せばいいじゃん」と思うワケです。
この話も、「さっさと打ち明けろよ」と思うのです。
なぜならば、話せない【縛り】がないからです。

例えば、誰かに「母親に、自分の出生を聞こうものなら、
お前の母を殺す」となれば、そう簡単には聞けないでしょう。
自分の出生を知って母を死に追いやるのか、
それとも、出生など知らずに母と幸せに暮らすか、
こういった思い悩む選択肢を、読者に見せろ、ということです。

そして、もう一つの基本。主人公を【成長させる】というモノ。
話の流れは、母に男爵が父であることをと詰めると謝罪してそれを認め、
主人公は男爵の元を去っていきます。
これって、成長していますか?
そうは感じられず、とっても、つまらないエンディングだと感じました。
それは、主人公が、「感情」でなく、「正論」で生きているからです。

例えば、暴力反対の男が、暴漢に襲われるも、話し合いで解決しようとする。
これが「正論」です。
しかし、暴漢に切りつけられ、カッとしして、つい殴り倒してしまう。
これが「感情」です。

つまり、「考え」と「行動」が矛盾しているからこそ、人間って面白いワケで。
結局、主人公は、最後の最後まで、自分の殻を破れずじまいなのでは?
二人の大人を許すことが、成長と言えるのではないかと。
ただ、テーマが分からないので、これであっているかもしれません。
不倫への罰として、バッドエンディングが用意されているのかも。
そうなると、男爵だけではなく、自分の母親へのバッドエンディングも必要でしょう。

そして、このプロットには、蛇足とも言える部分があります。
それは、孫が、男爵のもとに『新種の薔薇の鍵は我が娘』とは何のことか?と
問おうとしたが怖くて聞けず、最後に勇気を振り絞って聞くと、
その答えを教えてくれた、という流れの部分です。
主人公の問題とは、何の脈略もないエピソードです。

古い映画ですが、「市民ケーン」という作品があります。
話は、新聞王ケーンが、「バラのつぼみ」という謎の言葉を残して死に、
新聞記者は、その言葉の意味を求めて、
生前のケーンを知る人物にあたるというモノですが、
この「一言だけ」でも、壮大な映画ができあがるのです。
この「孫」の部分は、不要なので、分離させて、もう1本別な話を作るべきでしょう。

そして、この「孫」と「主人公」には、大きな共通点があります。
それは、自分の問題を当事者に聞いて、それを当事者が答え、
問題を解決させてしまっている点です。
つまり、この二人は、物語の中で、何の「努力も、葛藤も、奮闘も」していない。
ここが、このプロットの【最大のミス】です。
自分のことは、自分で動いて、解決させましょう。

分かりやすく、恋愛モノで説明すると、
人見知りの女の子に好きな男の子が出来ます。
そこで、親友を通じて自分の思いを伝えてもらったところ
相手も好きだったことが分かり、両思いになりました。
これではダメということです。
「親友を通じて」ではなく、「自分」で。

主人公が、人見知りを直そうと、
あらゆる試みをしますが、どれも上手来ません。
それどころか、好きな人の前で大失態を犯し、絶望的になります。
しかし、自爆覚悟で告白しました。
彼は人知れず、見ていたのです。彼女の努力する姿を。
こうして、二人は両思いになりました。
こういう風に、主人公自身が動くことが必要です。

伝わったでしょうか?

そうなると、「主人公」は、「誰」と向き合わなければならないのでしょうか?
「母親」でしょうか? 「男爵」でしょうか?

読んだ感じでは「父親当て」が「クライマックス」だったので、
「男爵」と向き合う必要があります。たぶん。

プロットでは、一切、そういったエピソードがありません。
読者に、何を伝えていくのかを考え、それに適したエピソードを作り、
その過程を、分かりやすく描くのがプロットです。
つまり、「感情の変化」と「エピソード」をセットで考える。
出来事だけを、ただ並べていったのでは、物語の面白みは伝わりません。
感情が、どう変化していったのかを、記していくのがプロットです。

また、面白くない原因の一つは、
登場人物全員が、馬鹿正直で、言葉を額面通りに受け取っているということです。
人は二面性を持っています。
母親も、男爵も、なぜ、優しい嘘がつけないのでしょうか?

母に、男爵が自分の父親なのかを聞くも、否定する。
男爵本人に聞くも、否定する。
そこで主人公は、どんな結果であろうと、真実を知りたいと奔走し始める。
となれば、物語がどんどん広がります。
誰も語らないからこそ、知りたくなのが人間なのです。

だから、母を問い詰める。
やっぱり、男爵が自分の父親だった・・・。
これでは、物語が、一瞬で終わってしまう。
だから、グダグダと余計な話を作って、間延びさせている印象が否めないのです。

物語を展開させるためには、
主人公が“最初”に「考えていたこと」が、
“最後”は、大きく変わっていないとダメです。

例えば、天敵だった男子と、学園祭実行委委員会を通じて、仕方なく行動するうちに、
最後は、好きになっていく、といった感じです。
つまり、「大嫌い」だった人が、最後は「大好き」になる、という感じです。
これが主人公を「成長させる」ことです。

そのため、最初は、男爵のことを「良く」思っていたにも関わらず、
最後は「見捨てていく」では、話の作りがおかしいです。

確かに、「最初」と「最後」は変わっています。
しかし、「不倫を責める話」と「不倫を許す話」は、どちらが難しいですか?

基本は、「弱いヤツ」が「強いヤツ」に戦いを挑んで、勝つ話です。
「強いヤツ」が「弱いヤツ」と戦っても、勝つのが当たり前です。

要は、不倫を責める話は、傷に塩を塗る話です。
つまり、弱い者いじめの構図なんです。
だから、「不倫を許す話」にしなければならないのです。

あと話は変わりますが、ファンタジーにしたいになら、こういった手もあります。
「男爵」と「下女」の不倫関係だと、共感を得にくいことは確かです。
どんなに純情な恋であったとしても、
「下女」は、ふしだらな女と決めつけられてしまいます。
しかし、関係が「公妃」と「下僕」で、ひっくり返して考えたら、どうでしょうか。
公妃は身分の違いなど気にせず、
本気で人を好きになったに違いないと、誰もが思われるでしょう。
もし不倫がバレれば、皇室の大スキャンダルに発展するので、
生まれてきた子は、出生の秘密を知ることもなく「大公の子」として、
大切に育てられるていくことでしょう。

実は、コレ、あるアニメの設定です。
そして、そのことを嗅ぎつけた悪党が、
王妃を殺して、その娘と政略結婚をしようと企みます。
そのことを知った真の父親は、結婚式をブチ壊してやろうと乗り込んできます。

もちろん、悪党は、少女に、出生の秘密を明かしたりはしません。
なぜなら、それを明かせば、政略結婚がパアになってしまうからです。
そして、もう一人の男も、自分が父親だとは、絶対に名乗りません。
なぜならば、人に言えない仕事をしていたからです。
そして、少女を挟んで、「男」と「男」の対決が始まります。

この設定ならば、少女が出生の秘密に悩むことなく、
ファンタジーの世界を、十分に確立することができると思います。

ちなみに、少女の名前はクラリス、
悪党の名前はカリオストロ伯爵、間男をルパンと言います。
参考程度に、その作品を観ておいても損はありませんよ。

まとめます。
主人公を、成長させろ。(最初と最後を変わっているか?)
主人公は、大きな問題を抱え、解決させろ。(自ら解決しているか?)
主人公は、強い者へ、戦いを挑め。(面白くなっているか?)

花男爵の遺言の返信の返信 (No: 11)

スレ主 カイト : 0 No: 10の返信

投稿日時:

さる・るるるさん
とても丁寧なコメントありがとうございます。

コメントを読んで、テーマは「オリヴィアの成長」のはずなのですが、「なにをどう」成長させるのか、それが自分自身でしっかり定まっていなかったなと反省しました。
また、主人公が自分から動かないという点も以前からの自分の課題なので、そこも不十分でしたね。

元々、この話は男爵視点で描くつもりだったのでした。それではあまりにも動きも花もなかろうと、オリヴィアにスポットを当てたのですが、まだまだまだでした。
確かに、「自分の殻を破り切っていない」と言われても仕方がないですね。
・問題はなにか
・問題を解決するためにどう動くか
・その結果、主人公がどう変わったか
を念頭に、もう一度練り直してみようと思います。

それから、カリオストロの城は何度も観ていて好きな作品ですが、そのような捉え方をしたことはなかったです。そう言われれば、納得できる気がしますね。

これだけのコメントを書くには、相当な時間を要したのではないでしょうか。感謝です。
もう一度プロットを練り直して相談に上がろうかと思いますので、その時にまたご笑覧いただけると嬉しいです。

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はじめまして、こんにちは。カイトと申します。
今回、初めてまともにプロットを立ててみたのですが、長編を完成させたことがほとんどないため、興味を引く内容になっているかどうか気になります。

・ストーリー、キャラクターに、多少なりとも興味を引かれるか
・あらすじに破綻がないか
・その他、突っ込みどころ

教えていただけるとありがたいです。

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