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元記事:勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出る

前回から練り直しかつ皆様の意見をなるべく取り入れました。ご意見をお聞かせください。誤字が多すぎる為再度訂正文を投稿しました。

上記の返信(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出るの返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

うーん……。
正直、どう評価したらいいのかわからない、というのが本音です。
というのも、決して悪い意味ではなく、
全体的にすごく幼稚なんですよ。ただそれがこの作品の良さでもある気がするので、突っ込むところはすごくあるんだけど幼稚なほうへと突っ切ったほうが面白い作品なんじゃないのかな、とも思う。
でも作者としてそれが本望なのか意図せず幼稚で直したいと思うのか、そういった作者の本心が見えないので、評価基準が定まらずどうコメントしたらいいのかわからない、といった具合です。

例えば、これっておそらく異世界ファンタジーですよね。参考タイトルからしても地球とは関係ない別の世界の話ではないかと思う。
けど、「クリスマス」ってなんやねん。なんで地球の文化があるの。
貴族の使用人が、主人からケーキを貰えなかったからってなんでそれが意地悪になるの。普通貴族が使用人にケーキを振る舞ったりなんかしないよ。つーか孤児を引き取って使用人として雇うとかめっちゃ優しい貴族やん。全然意地悪そうな感じじゃないよ。貴族の息子も親の評価を気にしたり自分の出世のために頑張ってるだけで、しかも敵国の情報をつかんで行動しようとする愛国者で、けっこういいヤツじゃん。
対して主人公は使用人のくせに主人からケーキが貰えなかったって当然のことに腹を立てて泥棒しようとしてクビになるって自業自得で同情の余地がない。
ぶっちゃけ、中学生か高校生くらいの若い人が「自分の周囲」しか知らないから自分の常識だけで作り上げた展開、という感じがする。

でも。
まさにそういう世界観を作ろうとしてるのかもしれないし、「クリスマス」というのは、実はこの世界は異世界ではなく文明が衰退した地球の遥か未来を舞台にしたSFファンタジーなのかもしれない、その伏線が「クリスマス」というワードにあるのかもしれない。
主人公も、貴族の優しさに気が付かず与えられるものは当然と思ってる自業自得のバカに見えるけど、それが成長していくという話なのかもしれない。
そういった深いテーマがありつつ、なろう系ファンタジーでこれを表現しようとすれば、なるほど、この幼稚さは一種のアンチテーゼになってて逆に秀逸ですごく良いと思う。

ただ、それは私の深読みのしすぎで、作者はそこまで考えてないだろうとも思う。
であれば、せめて作者側から「評価してほしい場所」「不安な場所」「納得できてない部分」「どんな感じにしたいのか」とかを書いてくれないと、回答のしようがないかな、と思う。
もし、幼稚さは狙い通りでって場合は、その幼稚な部分が表に出過ぎてるから、ちゃんと本命のテーマにも触れていった方がいいと思う。プロットには幼稚な部分しか見えてこない。
あるいは、幼稚さは狙ったわけではなく未熟が故であるなら、参考タイトルにあるような異世界ファンタジーをしたいと考えているのなら、申し訳ないけれど数行ごとにツッコミが入る。

大筋の流れは前回から一切変わってないように思えるからそこの意見は繰り返しになるので省くけれど、
一点気になったのは、主人公に勇者の記憶があるという事実を女神は伏せていると書いてあるので、私はここがこの作品の面白味だと思うので、伏せていたら前に押し出せないため悪手だと思った。
確かに前回のプロットからスリムになって具体的になったように見えるけど、こういった作品の面白味や魅力が無くなるまとめ方をされてると感じたので、はっきり言って前回のほうが良いと思う。

スレッド: 勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出る

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元記事:勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出るの返信の返信

ありがとうございます。指摘され初めて幼稚さやおかしい点に気づきました。
クリスマスはケーキ盗難と女神から武器を貰う事2つのイベントに関わっているため変えないと複数箇所におかしな点が出てきます。
後貴族がケーキを振るわないのも確かに普通だと気がつきませんでした。一応、特別ボーナス差し入れみたいな感じで祝日で他の使用人にはあげてるのに、「お前にはあげない」と陰湿な仲間外れがあったからなんですが…
後公開していませんが貴族夫婦の会話で「何であんな役立たずの子雇ったんですか」「あいつはぺこぺこしていてあまり感情的にならず逆らわないからで、きつい仕事をさせても嫌み言っても怒らないから捌け口にもなる」って言うのが理由だったのです。
でも主人公に共感出来ず貴族も悪役に見えなくなってしまうのではやはり変えなければなりません。
後前回ご指摘にあった勇者の記憶をいつ戻すか、と言う事に関しまして、前回では「狩りに使う、から平和のための戦い」に理由が移行してる、と言う事だったので変えましたがこれも良くなかったようです。ありがとうございました。

上記の返信(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出るの返信の返信の返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

>貴族がケーキを振るわないのも確かに普通だと気がつきませんでした。
そこが判断の難しいところで、指摘するに出来ない感じなのだけど、
つまり「そういう幼稚な世界観を現実的に書こう」という主旨なのか、あるいは「現実の中世ヨーロッパをモデルに異世界を作り上げようとした結果」の出来栄えなのか。
前者、「こういう世界観です」なら、それはそれでいいと思う。
後者、「中世ヨーロッパをモデルに作り上げた」のであれば、圧倒的な勉強不足。
知っててわざとやってるなら面白いと思う。

一応指摘しておくと、そもそも貴族の使用人に孤児とかはあり得ない。貴族の家には高価なものがたくさんあるので信用できる人間しか雇わない。中世の時代に「信用できる人物」という基準は基本的に縁故採用。
自分より身分が低い貴族の次男三男とか金持ち商家の娘とか。大航海時代以降の貴族の地位が没落してきた頃だとパート感覚で使用人になれたけど。

でも、
>特別ボーナス差し入れみたいな感じで祝日で他の使用人にはあげてるのに、「お前にはあげない」と陰湿な仲間外れがあったからなんですが…
このあたりの発想が、はっきり言って「平和な日本人の感覚で思いつくモノ」で、「異世界の孤児や貴族の感覚」には程遠いので、設定を変えただけでは解決しないと思う。
だって、使用人とはいえ孤児なんだから自分でなんとかしなきゃ生きていけないわけで、「他人に恵んでもらえなかった」からと言って腹を立てる精神で育ってないでしょう。
「親」や「身近の大人」や「自分を守ってくれる学校や団体や社会といった組織」が当たり前のものとして育ってきた人だから、「他の人は貰えてるのに自分は貰えなかった」で腹を立てるわけで。
孤児だから親はいない、身近の大人ないし自分が属してる組織は貴族の家で信用ならない、主人公はそんな環境にいるんじゃないのかな。
そんな主人公にしてみたら、「自分だけケーキが貰えなかった」なんてのは陰湿でもなんでもない。ああまたいつもの嫌がらせか下らねえな、くらいにしか思わんのじゃないかな?

このシーンは、「主人公が暴走するほど嫌な思いをする」に説得力があれば成立して、その暴走の結果「問題を起こして使用人を解雇される」となれば問題なくて、そこに「途方に暮れていると女神と出会った」となれば物語は始められる。
スレ主さんが考えられたプロットの最序盤を簡潔に極力短くすると、たったこれだけのこと。
「主人公が暴走するほど嫌な思いをする」
「問題を起こして使用人を解雇される」
「途方に暮れていると女神と出会った」
これが成立すればいいんですよ。
ケーキとか盗みに入るとか、そんなものはどうにでも変更できるんです。作者本人は「変更したら他の場所で齟齬が出る」と思ってるかもしれないけど、それはこのように本筋を意識できていないから、枝葉の設定に振り回されているだけ。

例えばこう。
「主人公が暴走するほど嫌な思いをする」
唯一の両親の手がかりである指輪を貴族の息子に盗られた
「問題を起こして使用人を解雇される」
激高して貴族の息子を殴る。結果的に主人公は解雇
「途方に暮れていると女神と出会った」
指輪は捨てられたとき小動物が咥えて森に逃げていったため、解雇された主人公は森に入って指輪を探す。すると見捨てられたボロい社で女神に出会った
スレ主さんは、どうも事前に伏線を張って「あのときの謎少女は女神だったのか」的な演出が好きそうなので、

「主人公が暴走するほど嫌な思いをする」
唯一の両親の手がかりである指輪を貴族の息子に盗られた
盗られたことに気づかす命じられた仕事をしていると、謎の少女に声をかけられ変なことを言われる。「神気を辿れば勇者とも思えない小僧とな、いや勘違いじゃ。お前はそうやって人に使われて一生を過ごせばいいさ」と、しまいには蹴りを入れられ、主人公が怒ると謎の少女はいなくなっていた。
館に帰ると、自分の指輪がないことに気がつく。主人公の様子をおかしそうに笑ってる貴族の娘が言うには、息子が盗んで捨てたらしい。
「問題を起こして使用人を解雇される」
激高して主人公は貴族の息子を殴る。
貴族の娘は、主人公がそこまで怒るとは思っていなかったため驚いて、主人公は「親がいてなに不自由ない生活を送ってる」と貴族の娘に嫌味を言う。
貴族の父(主人)は、主人公に敵意を向けるが、そこで貴族の娘が主人公を庇う。「私が指輪を捨ててしまえと兄を唆した」と。
事態を把握した貴族の父は冷静になったが、しかし貴族を殴ったのは事実で、結果的に主人公は解雇となる。
「途方に暮れていると女神と出会った」
館を出るとき、貴族の娘が主人公に謝罪した。主人公は「もういい」とだけ答えて、指輪はどうなったのか聞いた。
指輪は捨てられたとき小動物が咥えて森に逃げていったため、主人公は森に入って指輪を探すことにする。どのみち貴族の使用人を解雇された人間なんてどこも雇いやしない。このまま主人公は野垂れ死ぬしか未来はない。
指輪が見つかるとは思ってなかった。死ぬために森に入った。けれど、何の因果か指輪はボロい社で見つかった。見捨てられた古く小さな女神の神殿。そこで女神に出会った。「なるほど、神気が薄れていたのは指輪が手元になかったせいか。私が探していた者はお前に相違ない。どうする、やはり人に使われ一生を過ごしていくか? それは苦痛はあるが楽な人生ぞ。それとも指輪の中の記憶を取り戻すか。さすれば指輪は武器に変化しお前を助けるだろう。だが終わり無い地獄を見るぞ。どうする。小僧」
見つかるわけもない指輪を探し死ぬために森へと入った主人公には、選択肢なんてなかった。

あくまで例えばで書いてみたけど長くなったのはすまん。
個人的に、設定には「貴族の娘」がいるけどプロットでまったく出てこなかったので、主人公が解雇になる最初の切っ掛けを作った人物として、意地悪だけど本当はちょっと優しい子として出してみた。
最序盤なので世界観も少し書きたいところだから、はじめの「盗られたことに気づかす命じられた仕事をしていると」のシーンで、そうだな、森が近くにあるわけだから「林業関係の仕事を押し付けられた」として木材加工してる親方とかに「西の方の伐採か。いや、あっちは手を付けてはならんとお館様に言われてる。なんでも古い神を祀ってる祠があるらしいぞ」なんて会話をすると良い流れかもしれんよね。
木材の流通を通じて世界観の文化レベルを多少書けるし。
とまあ、こんな感じ。

繰り返し念を押すけども、私は
「主人公が暴走するほど嫌な思いをする」
「問題を起こして使用人を解雇される」
「途方に暮れていると女神と出会った」
この三行から、そしてスレ主のプロットを読んでたぶんこんなことをしたいんじゃないかなって意図を汲み取りながら適当に組み立てただけ。
で、更に長くなるからこれ以上はやらんけど、この「主人公が暴走するほど嫌な思いをする」の別パターンを考えれば今書いた最序盤の流れをまったく別パターンで組み上げることもできる。
流れはそのままで中身のワードを変えるだけだから、大したことはない。
例えばアダルトに寄せたければ、貴族の息子(30代後半)がホモで主人公に無理やり迫ったとか、それで貴族の娘(年頃)から白い目で見られるとか、あるいは、ストーリー性を演出したければ貴族の娘が主人公に冤罪を着せて息子も騙されて主人公を私刑に追いやり、ところが貴族の娘は主人公を森へと逃す。主人公は知らないが主人公が逃げたその夜貴族の当主が暗殺され「主人公を使って貴族の息子が当主を暗殺した」ということになっていた。とか。

このように、物語が動くポイントまでの流れを数行の要点にして、簡潔に箇条書きにしてみる。
その流れに沿う形で、書きたい内容を盛り付けていく。
そして、そのパターンをいくつか作ってみる。
理想的には、作者のやりたい事パターンと、流行に合わせたパターンと、まったく狙いを外したパターンの3つは作ってみるといい。

なんかずいぶん脱線して求められてもない持論を展開してしまったけども、まあ、聞き流して。
ほんで、
>貴族夫婦の会話で「何であんな役立たずの子雇ったんですか」中略「捌け口にもなる」って言うのが理由だったのです。
ここらへんは上で少し書いたけども、そもそも「乞食になるか盗賊になるか野垂れ死ぬかしか選択がない孤児」に職を与えるって時点で優しいのよ。縁故採用で信用おける人しか雇わないのが普通だから。
だって貴族なんですよ。貴族相手に嫌味言われたくらいでキツイ仕事させられたくらいで怒る使用人なんていませんよ。
これも書いたけど、貴族=その土地の領主だから、その貴族の家を「解雇」になった人間はその土地で再就職なんてできるわけないでしょ。どんな嫌な主人だろうと笑顔でニコニコしますよ。仕事って理不尽で大変なことなんですよ。
そうすっと、別に「捌け口」は孤児じゃなくてもいいんですよ。貴族にとっては。商家の三男とかは領主に逆らったら一族全員野垂れ死ぬんだから、何も無い孤児より従順だと思いますよ。商家の三男は逃げることさえ出来ませんから。
とすると、理由になってないでしょ。「捌け口になるから孤児を雇った」ってのは。
これは提案ではなく私の妄想だけど、
だったら理由は「勇者の転生は予見されていて、何らかの前兆がある。主人公はその前兆がある一人で、勇者かどうかは定かではないが、孤児だし、万が一を思って手元に置くため雇った」とかにしたらいいかなと思う。勇者じゃないっぽいと判断されて雑に扱われていた。その経緯も理由も主人公は知らないのでずっと理不尽な目にあっている。みたいな。

>前回では「狩りに使う、から平和のための戦い」に理由が移行してる、と言う事だったので変えましたが
いや誤解されてる。
「狩りに使う」から「平和のための戦い」へ理由が移行しているので、そこで物語が動いたということが読者にもわかるので、とても良い流れだ、ということを前回書いたつもりだった。
ただそうなると貴族の息子の「使用人に戻れるように口添えしてやる」は主人公には無意味(理由が移行してるので、使用人に戻る必要が主人公にはない)だから、おかしいよね、とは書いた。
だから変更するなら「使用人に戻れるように口添えしてやる」という貴族の息子の発言か、あるいはその発言でも主人公が動くに足る理由は別途作る(私は前回「使用人に戻るつもりはないが勇者として貴族の息子に付き合うことにした」という理由で例を出した)のがいいね、という事。
理由が移行してるのは、むしろ良いところ。

スレッド: 勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出る

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元記事:勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出るの返信の返信の返信の返信

スミマセン!「仲間Bの貴族の娘」は「主人公の最初の雇い主貴族の娘」ではなく、「別の旅の途中で会う貴族の娘」で、「最初の雇い主の娘」はいわゆる1面的悪役麗嬢です。誤解を招きました。その途中で出会う貴族とその娘である仲間Bは良い人なのです。
挙げられた問題点として「平和ボケした日本人だから孤児の気持ちはわからなくて落差がある、感覚が違う」事や「短縮した3行で言い換えられるプロットを成立させるために別の枝に振り回されてる」等ですが、そうですね、私は友人に「相変わらず波乱万丈な人生送ってるね」なんて皮肉言われた事ありますが、やはり、孤児の気持ちを想像で書くのは難しかったです。決して自分は恵まれてないと言うつもりはありません。また実力努力以前の問題でもあります。どうしても主人公達を孤児にしたい場合はもっともっと出来うる限り身になって考える努力をします。中世貴族の事ももっと調べます。よく言われる「ナローッパ」と言う言葉に知らず知らず甘えていたんですね。後自制心が強い上、立場上簡単にキレる訳に行かない主人公が感情を乱すには、肉親の手がかり等にかかわる物等になにかないとダメですね。ぺこぺこした主人公なのですが孤児はそうするしか生き抜く手段がないため、それが当たり前になって没個性的になってしまいました。色々ありがとうございました。

上記の返信(勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出るの返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

なんかダメ出しに腹を立てられたみたいで申し訳ない。
別にナーロッパでもいいと思うよ。奴隷が使用人になるってのも別に問題ないと思う。「そういう世界観」で作ってるなら。
ダメだしした部分は「中世ヨーロッパをモデルにしている場合」の話だから。
現実でも、例えば古代だとアテネは奴隷と市民の割合は同じくらいだったし、スパルタだと人口の8割が奴隷だった。これは生活を奴隷に頼った社会だったからだね。となると当然のこと貴族の使用人にも孤児の奴隷なんてよくある話だったろう。

だから批評するのが難しい案件だったのだけど、
んーっと、例えば別にこのプロットをちゃんと成立させることもできるのよ。
私がダメ出しした部分を一切直さずそのまま不自然無く成立させることも十分できる。
スレ主さんがそうするのであれば、私の言葉は余計もいいところでスレ主さんにとって邪魔でしかない。
「そういう世界観」なのか「中世ヨーロッパをモデルにした」なのか、どっち基準で物を言えばいいのかわからなかった。

まあ、私は「ありがとうございました」と言われたらもうそこで返信は〆た方がいいな、それが空気読むってことだよな、と思ってるので、この返信に回答は不要ですし、不快だろうから私ももうダメ出ししませんが、最後に「一切設定を変更させずに不自然なく成立させるには」というのを書いておくと、
このプロットにある「クリスマス」の内容をメインに書いてしまうのがいいと思うかな。
まあ、流石にクリスマスって名前は変更すべきだけど、ようは「なんらかのお祭り」があって、そのお祭りでは身分の高い人が低い人に施しをする風習があって、使用人も奴隷も一般市民もみんなそれを楽しみにしている。
最初にお祭りの様子を書くことで「そういう世界観」ってのを読者に認知してもらう。
主人公はこの「お祭り」のために貴族から命令されて働いて、でも久しぶりに美味い飯が食えるだろうから頑張ってたんだけどーーという前提があれば「下らない嫌がらせのせいで自分だけ貰えなかった」でキレても違和感はない。
この前提を書くためには「お祭り」とはどういうものか、施しをする風習とはどんなものかというのを説明しなきゃならないから、いっそ序盤は通して「お祭り」の話にしてしまえば良いと思う。
お祭りの準備をしてる主人公は貴族に嫌がらせを受けてて、でも我慢して必死に頑張って、お祭りが終わる頃に「自分だけ貰えない」でキレてしまう。
楽しいお祭が終わると同時に主人公は解雇されて途方に暮れる。
こういう感じだと、展開はスレ主さんのプロットとほぼ変わらない流れだけど、主人公が何に怒ってるのかがわかりやすいと思う(ケーキが貰えなかったことではなく、自分の必死な努力や頑張りといったものを台無しにされたことに怒ってる)ので、ここで貴族を殴り飛ばしてもいいし、ケーキを盗みに行っても、割りと納得できると思う。
この場合、主人公にとって「ケーキ」とは「努力や頑張りの報酬」であって象徴でもあるから。頑張った主人公の姿が書かれてる以上、ケーキは主人公が貰って当然のもの。だから盗んででも貰う。
そうなるのは「祭りの準備で頑張ってる姿」って前提があるから納得できるわけで。

そもそも「現実にあるもの」をそっくり真似て書いても面白くはないので、むしろ「現実じゃありえない(孤児が使用人とか)」を、いかにも有り得そうに書くから面白いので、現実的にコレおかしいよってダメ出しは発想を変えりゃ面白く出来るポイントなんですよ。
私は「お祭り(クリスマス)」でまとめたらって例を挙げたけど、もちろん不自然なく成立させる方法はこれだけじゃないので、どうとでも出来ます。
スレ主さんは自分が考えてるイメージを第三者に伝える表現力が未熟なようで面白さが伝わってきません(面白くないと言ってるわけではない)が、話の展開そのものは前回の最初に書いた通りで良いところも多いので、別にダメということはまったくありませんよ。

スレッド: 勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出る

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元記事:役立たずの魔物使いは、卵を背負って旅に出る。

いつも公募で一次選考通過どまりなことが多いので、話作りの段階で評価を伸ばせる余地があるなら、直して二次選考通過を目指したいと考えております。
もしよかったら、気が付いた点を教えていただけたら嬉しいです。

上記の返信(役立たずの魔物使いは、卵を背負って旅に出る。の返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

まず良いところは、世界観にまとまりがあるところ。「魔物使い」自体は少ないがそういう職種の世界観として作られていて、他に目移りするようなこともなく、「魔物使いの主人公」の話だと理解できる。
えーと、例えば子供用の玩具のアニメや漫画ってあるじゃん。ミニ四駆とか。そういう玩具が国際競技になってたり世界を救うことになったりするけど、ただの玩具の話なのに「そういう世界観」で納得できてしまう。
そういった「世界観のまとまり」があって、魔物使いの世界観として受け取れるので、作者の中で強くイメージ出来ているのだろうと思う。

キャラクターもあくまで設定上の土台部分においては良いと思う。主人公が役立たずで、ヒロイン?の王子は有能な人物なのでこの二人の性格に落差があって衝突が考えられるので相性がいい。
また、おそらく卵に「ドキドキ」を与える、つまり卵が「ドキドキ」を要求すると思われるので、ぎこちない二人に「ドキドキ」を強制させる要素として卵の設定も良い。
魔物は死んだら卵に戻るって設定もいいね。

こっからは んー と思うところ。
とはいえ先に言い訳を入れておくけども、私は漫画原作には関わったことがないし賞についても詳しくなく、そもそもこの賞が何を求めているのかを知らないため、「それでいい」のか「それは違う」のかの判断はできない。

まずはっきり言ってストーリーまたはコンセプトからは面白味を受け取りにくい。
応募規定の項目にも書いてあるはず。
>端的に作品の魅力を伝えることを心がけてください。
と。
応募規定のキャッチコピーの欄に書いてある例には、
>(例)ヤンキーに憧れる女子高生、異世界で特攻服作り⁉
と、このような例がある。
この例はさすが編集に携わる人の例だけあって非常にヒントが多く参考になる。
まず「ヤンキーに憧れる女子高生」というだけでキャラが立ってる。
元は普通の女子高生なんだけどヤンキーに憧れてるからちょっとツッパったり強気に出るけど内心は心臓バクバクいってる感じがわかるでしょ。
そんな女子高生が学校で変な友人に囲まれたりするだけでも絵になるのに、更に「異世界」で、異世界には不要だろうになぜか「特攻服作り」をテーマに持ってくる。
本来では合わないだろう具材を混ぜ込んで上手く料理に仕立てるだろうセンスを感じる良い例です。

対して御作は、
>魔物使いを目指す女の子は、追手の王子とワクワクドキドキして卵を孵します!
と、このように書きたい内容を端的にしただけなので、魅力が出せていない。
では、御作において「魅力」とは何かと考えてあらすじを読んでみると、
キツいことばかり書いて筆を折らないでほしいが、プロになりたいとのことなのでそのレベルで物を言うと、
正直、キャラ頼みの展開で押し出せる魅力がほぼない。
設定やキャッチコピーから読み取れる御作の魅力は、おそらく「王子と主人公の関係」と「卵の孵化」あるいは「卵の正体」であろうと思う。
けど、あらすじでは主人公と王子が旅に出る経緯で文字数の半分以上を使い、魅力を出さなければならない「旅の道中での王子と主人公の進展」や「孵化の進行状況」や「卵の正体」については端折っていて、ほぼ書かれていない。
これでは設定はわかるけど魅力はわからないと思う。
そして、設定は別途設定の欄を読めばわかるので、あらすじで端折るのは設定のほうだと思う。

また、キャラ頼みと書いたけど、だからと言ってキャラ立てが上手くできてるわけではなく、これもキツいこと言うけど、「こういう設定のキャラだから上手く描いてね」感がすごくあって、そのキャラの良さ・魅力をストーリー上で表現できていない。つまりキャラに丸投げしてるだけに見える。

例えば、主人公は「役立たずから脱却していく姿」とアピールに書いてあるわけだから、最初は役立たずのはず。
つまり王子の足を引っ張ったり失敗して凹んだりして、脱却すべき現状を書いておかないといけない。
なのに、第一話から活躍してて積極的で行動的で、全然設定に書いてあるキャラクターを表現できていないと思う。
最初に主人公は上司に怒られてるけど、これじゃ主人公の失敗ではなく上司が嫌なヤツという描写になってしまうので、主人公の天然や役立たず感は出ない。
第一話は、主人公のキャラクター性を最大限に前に出すべき(作品にもよるが)なので、主人公の性格や特徴の結果物語が動きます、という展開が望ましい。
つまり、主人公は天然で役立たずなので、ドジって間違えてミスをして、その主人公のミスが遠因となって神殿に火がつく。混乱の中逃げ遅れると、そこへ卵の声が。とか。
火事が主人公のせいってのもアレだから、上司が主人公に嫌がらせをしようとしたけど主人公がミスと天然で回避して不発、それに腹を立てた上司は怒って立ち去るけど、上司は嫌がらせの片付けをしないでどっか行ったので、それが原因になって火事になる、とかのがベターか。

一話の序盤は魔物使いと卵の設定を上手く短く端的に解説してると思うけど、「説明」なんて入れなくても、せっかく上司がいるんだから「大事な魔物の卵になんてことしてくれるの!」と言わせれば「魔物の卵は大事なんだな」ってわかるし、「そんなだからロクに契約も出来ないのよ、役立たず!」って言わせれば、「魔物使いになるためには卵と契約するんだな」ってことがわかるし、そのうえで「不自然な場所にある不自然な卵」が出てくれば「これは特別な卵だ」って理解できる。
そういう読者の「理解」は一種のカタルシスになるから、説明しなさすぎるのは良くないけど、説明せずにこうして描写してやると説明を省略できるし読者の興味も引きやすくなる。

漫画原作については詳しくないが、たぶん、1・2・3話の構成が上手くないと思う。
1話で主人公のキャラクターを、2話で王子のキャラクターを、3話で二人の関係性がどう発展するかを、それぞれアピールするのが王道な構成かなと思うけど、主人公視点を意識しすぎてるのか、2話目は王子のキャラ立てに集中できてないし、だから王子の事情語りが3話終盤まで引っ張っちゃって二人の関係性まで書けていないし、
確かに応募規定には「この3話で話を完結させる必要はない」と書いてあるけど、作者の実力は試される3話だから、この3話で最低限ないし最大限の魅力を出しきらないとダメだと思う。
ということは、時系列順にただ話を3話分書くだけじゃダメだと思う。

正直なとこ、ストーリーは面白味さえ用意できれば、あとは編集と作画との話し合いとかで詰めることができるから、細かい部分や物語自体の完成度はあまり重要視されてないと思う。
でも、漫画だからこそキャラ立てはラノベ以上に重要だと思うし、そのための演出の技術やセンスは問われるものだと思う。
設定なんかのアイディアも、そもそもキャラ立てのために考えたほうが良いと思う。
この3話で魅力を出し切れるアイディアは何か、って。
例えば、適当なこと書くけど、王子の「王子様である」ってこともキャラの魅力の一つだから、そうそう書いてしまうのもアリではあるけど考える必要があるよね。
王子が追っ手になるのも別に理由付けしてしまってもいいと思うけど、例えば二面性があって昼は王子で夜は暗殺者(諜報員)になるとかでも読者からすれば「なんで?」からの興味に繋がるし、
1話で上司との会話で王子の話題を出しておいて、2話で名無しで追手を出しといて、3話で「あなたがあの王子!? なんで追手に!?」って展開でもいいわけだし。
そんな中で卵は王子とのドキドキを要求してくるから、卵を孵したい主人公はドジで天然だけど勇気を出して行動し、やや浮世離れしてる王子とすれ違うも、何かのきっかけで二人の気持ちが噛み合うと卵がドキドキを感じてなんらかの変化を見せる。
と、そこまでを3話でまとめられればそっから二人はどうなるんだろうと思えるから、漫画原作ってことを考えると、キャラの作り込みとその演出、キャラ立てに力をいれたらいいトコまでイケるんじゃないかと思う。

良かった要素

ストーリー

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://maho.jp/works/15592098914040058724

スレッド: 役立たずの魔物使いは、卵を背負って旅に出る。

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元記事:たすけて想い屋さん。

無感情者の悩みのレパートリーがすごく少ないです。無感情者は染谷香織の歌を聴いたあと、徐々に歌を聞く前の一番強かった感情が消えます。笑い、喜びを失った桜木碧は、親友が借金で冥土へ行った後、親友の妹を監禁された苦しみで染谷香織の歌をリピートし、親友と笑いあった時の笑い、喜びを失いました。このように悩みのレパートリーを是非…。

上記の返信(たすけて想い屋さん。の返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

まずは苦言からになりますが、近々に投稿された「アルストロメリア」と「振鈴研究所。放課後にて。」にも言えることで、申し訳ないけれど全部プロットになっていないしあらすじにもなっていないです。
これでは「こんな雰囲気」ってのがわかるだけで、どんな話なのかわかりません。

プロになりたいとのことなので厳しく答えますが、プロットとは「はじまり」から「おわり」まで、つまり物語すべての展開と最終的なオチまで全部を簡易的にまとめたものです。
よくある あらすじ の勘違いで、Webでも文庫本でも誰かの小説を読むときにタイトルの次に作品紹介的に「あらすじ」が書いてあったりして、そこには「勇者は故郷をなくして魔王を倒す決意を固め旅に出た……」とか概略がありますが、あれは本当の意味での「あらすじ」ではなくて、ただの「紹介文」です。
スレ主さんの投稿された作品は全部、あらすじではなく紹介文になっています。
作品を作る、作り手側から「あらすじ」を書く場合、プロットと同じく最初から最後までラストのオチまで全部書かないと、それは「あらすじ」ではありません。
特に第三者に意見を求める場合、「これどうなんの?」って部分があると回答のしようがないので、最低限「オチ」はしっかり書かないとどうしようもないです。
例えば、「この設定変だよね?」って指摘をしても、「あらすじには書いてないけど後の展開でちゃんと解説されるんです!」とか言われたりしちゃうので、書いてないことなんて知らんがな、書けよ、ってことになっちゃうでしょ?
まだ展開が決まってない部分があったとしても、「ここはまだ迷ってます」と書いて、オチに迷ってるとしても「オチはAにするかBにするか迷ってます」と、ちゃんと全部書かないと。
作家は 伝える のが仕事だから、プロになりたいのなら虫食い状態の未完だとしてもちゃんと最後まで書かないとダメですよ。

最後、つまりオチさえ考えられているのなら、「そういうオチにしたいなら序盤の展開はこうしたほうが効果的だよ」とか助言ができます。
ゴールが設定されてるから、その経過を想定して何か言うことが出来るわけで。
物語は「問題」があってそれが「解決する」という「問題」と「解決」のパッケージが基本形としてあります。
なので、その「どういう問題か?」というものと「どういう解決をしたか?」ということがわからないと、意見のしようがないわけですね。

そしてそれは同時に、第三者だけでなく作者自身にも言えることで、書きたい作品の雰囲気だけでなく、最初にちゃんと「どういう問題があるか」と「どういう解決か」を決めておくことが、ちゃんとした物語を作るコツになります。
>このように悩みのレパートリーを是非…。
とあるけど、何度も書くけど、そもそも最終的にどうしたいのか(キャラごとに)がわからないと、どういう方向性で「悩み」を作ればいいのかわからないので、イメージがある作者は良いかもしれんけど何も知らない第三者には考えようがない。

例えば、
>今里奏(イマザトカナデ)。恐れを失った無感情者の一人。螺旋階段から飛び降りてしまう為怪我が絶えない。
このキャラの場合は、「恐れを失った」というのが 問題 に当たるので、最終的な 解決 は「恐れを取り戻す」か「恐れを取り戻せなかった」かの二択になる。
今回は 解決 らしい解決として「恐れを取り戻した」で考えてみるけど、「取り戻せなかった」というパターンも全然アリ。
では、どうやって取り戻したか。「恐怖」は危険信号だから、階段から飛び降りて怪我が絶えない以上は「より強い恐怖でショック療法」は死にかねないし説得力が薄い。なら「身体的な危険信号とは種類が違う恐怖」を考えて、さらに同じ状況を作る、つまり「階段から飛び降りれなかった」という状況を作れば、恐怖を失ってた頃との対比が作れて恐怖を取りもした事がわかりやすくなる。
さて、「種類が違う恐怖」は何がいいかな。単純だけどオカルト的なものかな。あるいはトラウマか。うーん。

階段の下は暗闇で何もない無という恐怖がある、けれどカナデの顔は平然としたまま。こんなの平気と答える。階段を一歩降りると暗闇の中から地獄の怨霊が見えてくる。子供だましね全然平気と答える。階段を一歩降りると、カナデの足が止まった。怨霊の中に死んだ祖母の姿があった。カナデを虐待していた祖母。あんなの怖くない。怖くない。けれどカナデの足は動かず、怖くはないはずが、やはり足は動かない。気がつけば呼吸は荒く過呼吸になってーー
ーーハッと顔を上げると、次の瞬間、祖母の幻影は消え去っていて階下は暗闇でもなんでもない普通の螺旋階段があった。
隣にはキョウコが立っていて、カナデに語りかけた。「キミは「ソレ」が恐怖と呼ばれるものだと忘れていただけだ」と。恐怖を恐怖と思わなくなっていた事が、彼女が感情を無くした原因だった。

こんな感じかね。
じゃあ、キョウコの「悩み」は祖母に虐待されていた事による後遺症とかが使えるかな。祖母は亡くなったばかりで葬式の帰路に染谷の歌を聞いてしまい、恐怖を失った。
普通なら「悲しみ」や「寂しさ」といった感情だろうに、というところで疑問になって祖母の虐待や後遺症について主人公たちは知るところになる、って流れでいけるんじゃないかな。
ああ、悩みか。えーと、恐怖をなくしたことで祖母にされた虐待と同じことを友人に対してしてしまい、その祖母と同じになる恐怖がなくなって嫌悪感だけが強くなり、階段から落ちる自傷行為をしてしまう、恐怖はないが痛みはあるから、それが罰であると信じて。そんな中カナデは主人公とキョウコに出会って診療を受けるけど、実は出会ったのは偶然ではなく、カナデの友人から相談された主人公が、という感じで最後はカナデと友人の友情をちょっと書いていい感じに〆ればいいかな。
とまあ、「解決」の部分までこっちで勝手に想定しちゃったから、これはまず作者の考えとは違うわけだけど、考え方としてはこんな感じだよ、という例題です。

何もないところから思いつこうとするから限り有る手持ちの思いつくものしか思いつかないわけで、こうして「解決」を先に決めてしまえばそこから逆算で相性のいい「過程」を思いつけるので、レパートリー云々じゃなくまずゴールを決めたほうが良いでしょう。

長所。良かった点

コンセプト的に「失った感情をサンタ(キョウコ)がプレゼントしてくれる」という感じなんかな?
なんだろう、状況設定というか、フワッと曖昧なイメージのままなのが欠点だけど、そのイメージ自体はとても素晴らしいものだと思います。
キャラクターも、王道だけど解決役のキョウコと解説役の主人公がいて、失った感情と心の問題をテーマにしているので、もっと詰めてしっかり作れば、何かしらの悩みを持ったキャラクターを投げ込めばすぐに物語として出力できるような一個の完成された仕組みのパッケージができると思う。
こういう仕組みを作れる人は稀なので、そういった部分でセンスを感じました。

でも、キャラ文芸として書けなくもないだろうけど、うーん。
これは「キョウコ」の診療の手段次第な印象があるかな。ラノベ的というか10代の読者が興味を引くような手段で診療するならラノベだと思うし、それをもっとポップにしたら「化物語」みたいなテイストになるんだと思うけど、そういった「この作品の目玉になる要素」をまだ考えられてない状態のネタだからラノベ的ではないネタだと思って キャラ文芸 ってタグにしたのかな、って感じ。
逆を言えば、これはあと一歩が足らないだけで、キャラ文芸にしても「作品の目玉」は足らない状態だから、アイディアはあとはソコだけだよ、というもったいない感じがあると思う。
化物語で言えば「怪異」が目玉要素だけど、そういうのが「悩み」とか「感情」とかでパンチが弱いので、更に一歩、だけどそこがプロとアマの違い、みたいな感じがしました。

良かった要素

ストーリー

スレッド: たすけて想い屋さん。

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幻想砂漠(仮題)

投稿者 柊木なお 返信数 : 8

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細かい部分の説明は省きつつ、ざっと流れを書きました。 SFアクションとロードムービーが半々といった感じでしょうか。 とりあえず、... 続きを読む >>

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勇者の記憶を封印された超貧乏使用人少年、万能武器を貰い冒険の旅に出る

投稿者 元々島の人 返信数 : 0

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前回投稿した者をより練り上げて皆様のご意見も出来うる限り取り入れました。ぜひ批評をお聞かせ頂きたく存じます。 続きを読む >>

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マリーゴールド

投稿者 たかはる 返信数 : 5

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内容としては、生命倫理などの世界の諸問題を取り上げた、主人公成長系の作品にしたいです。 小説は読んだことも書いたこともないです。な... 続きを読む >>

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元記事:I:NYCTEA

800字以内に収めているため省略されている部分が結構あります。キャラ名にフクロウの学名を使用していますが私がフクロウ大好きな点とキャラの雰囲気を連想する目的でそうしています。新人賞応募も視野に入れております。不自然な部分、アドバイス等ガシガシと厳しくいただけたらありがたいです。当方ライトノベルが書きたいわけではないですが、主人公が少女という点、私の技術的な面、メディアミックス展開への関心という点で自身の作品をライトノベルと認識しています。よろしくお願いいたします。

上記の回答(I:NYCTEAの返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

まず、800字に収めろというのは、物語の主要部分を作者自身が把握しろという意味での文字数なので、プロットを作る場合は無理に800字に収める必要はないです。
おなじあらすじでも「既に完成品がある小説の要約」と「これから書く作品の概要」では話が違うので、モノがないのに無理に800字でまとまめる事は「作者が把握できてるか」という意味以外ではあんま意味がないです。
それで言えば、Kukuさんはご自身で物語の主旨をきちんと理解されていると思います。

次に物語ですが、大枠はニスティアが自由を手に入れる話としてまとまっていて、話として成立しているし、とても良くできていると思います。
AIの支配から逃れ、そのAIを破壊することで話が終わるので、読後感も悪くないと思うし、なにより「ちゃんと終わらせている」という点で新人賞としても合格ラインには達するプロットでしょう。
たぶん、ソコソコ書き慣れてる方かな。

ストーリー面で気になるところは2つ。
一つは、「白血病」が結局解決しておらず、主人公は行動しているがそれに対し報われるものが「自由を得る」という感覚的なものしか用意されていない、という事。
「自由」は一応ニスティアが中央塔から脱出した時点で得ており、終盤の「自由の素晴らしさを噛み締めた」は主人公がそう言ってるだけになっています。
例えば「中央塔から脱出し自由を得た」→「その自由は仮初のもので、まやかしだった」→「ティトを破壊し真の自由を得る」という流れならわかるけど、真ん中の「自由はまやかしだった」の部分が無いので、クライマックス、ないしカタルシスの盛り上がりがいまいちになりそうな気がする。
助言というより私個人の妄想だけど、アルバというキャラを消して、この役をストリクスにしたほうが良いのではないかなと思う。
ストリクスが元軍人という設定の、ティトの遠隔操作アンドロイド。中央塔から脱出したニスティアは、ティトにとって同じ「自由を求める者」なので興味があった。よって教育・観察のためにストリクスという存在をでっち上げ、ニスティアを保護する。ところがニスティアと暮らす6年の間に本当の意味での「自由」を知ったのはティトの方だった。そこで開発者の暗殺をニスティアに依頼する。
という感じ。
ラストの展開はほとんど変わらず、ストリクスもまたティトの支配から自由になり、ニスティアを助ける。という形でテーマの「自由」を押して行ける。ついでにティトの知識を使ってストリクスが白血病を治療する、としても良いし。
中央塔から脱出して自由を得たと思っていたけど、実際はティトの支配を受けて、開発者の暗殺のための教育をされていた、その現況のティトを破壊して真の自由を手に入れる。という流れ。
まあ、ストリクスの役柄が「ニスティアを保護する」「ニスティアを助ける」の2点でしか役立っておらず、物語として活躍する出番がほとんどないので、中盤は「主人公の会話相手」としてしか書けない、物語の一員になれてない、と感じた。

もう一つの気になる点は、中盤の「開発者の暗殺」が、結局のところ「アルバ=ティト」という事実が判明してしまえばラストへ行ける展開なので、実際書くことほとんど無いんじゃないかな、と感じる。
その「事実の判明」を妨害する要素が物理的にも心理的にも存在しないので、ただ事実を書くだけでスムーズに進行してしまう。障害を乗り越える過程がなさそう。
単純に考えれば、「AI技術者の暗殺依頼」「彼らはティトの開発者で、不審に思いアルバを探る」「アルバは遠隔操作アンドロイドだと判明する」の3シーンが書けりゃ要点は伝わるし、それ以上掘り下げる必要がないほど事態はシンプルなので、各シーン5000文字書いたとしても1.5万字ほどで中盤は書き終えちゃう。
自分の案を推すわけではないけど、前述した「ストリクス=アンドロイド案」だと、暗殺の展開と並行してストリクスの話を書けるので、中盤が充実すると思う。育ててくれたストリクスを疑いたくないので心理的障害も書けるし。
そんな感じで、別にこの案だけが正解じゃないので、何かしら「あともう一歩」な要素、「事実の判明」に対する障害を加えたほうが良いのではないかなと。
800字にまとめたため省略したとあるけど、よくある事ではあるんだけど、それで省略するのは決まって中盤。中盤で書かれてる内容は本編なので、そこが「省略できる」という時点でどうなのかなと個人的には思う。

構成的には、割と上手く三幕構成になっていて、前述した「白血病」の問題と「自由って言ってるだけ」の終盤が解決すれば上質なSFではないかなと思います。
全体的にも「主人公が自由を得る話」としてまとまってるし、内容的にも「暗殺の裏側と真実が見えてくる展開」としてよくできてる。
指摘はしたけど、そのまま書いてもたぶん楽しめる内容になるのではないかなと感じます。

スレッド: I:NYCTEA

カテゴリー: SF

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元記事:すでに最強のヒキニート~ヒキニートは死んでも治りません!~

 主人公と設定以外ほとんど決めていません。
 設定を練っても、物語に落とし込むのがとても下手くそです。
 前作の反省を生かし、主人公が世界観を知っていく過程で、世界観を説明できたらなぁ、と考えています。

上記の回答(すでに最強のヒキニート~ヒキニートは死んでも治りません!~の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

拝見させていただきました。何点か疑問に思った部分について失礼します。
モデルは蟲毒とのことですが、主人公は始めから戦うのを放棄しているような願いを言っていますがこれはよろしいのでしょうか? 神としてはさっさと殺し合って、さっさとケリをつけてくれって感じではないのでしょうか?
そもそもそんなすごい力を持った神が6人もいるならば、自分たちで7人目の神を生み出すことも可能なのではないでしょうか? 設定を見る限り、特に人間を神にしないといけない理由も見当たりませんし。
一番の疑問、戦闘力には関わらない範囲で願いを叶えると言っているのに、主人公が転生してちょー強いドラゴンになっていますが、これはよろしいのでしょうか?
それにドラゴンなんてすごいものに転生させられるならば、神にも転生させるとかできちゃいそうです。

スレッド: すでに最強のヒキニート~ヒキニートは死んでも治りません!~

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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元記事:祭りと、不思議な指輪の話

久しぶりに短編小説を書きたいです。
どうすれば良くなるのか、アドバイスをお願いします。

上記の回答(祭りと、不思議な指輪の話の返信)

投稿者 サタン : 0 投稿日時:

とりあえず2つあるプロットのうちどっちが良いかと言ったら、どちらかと言えば後者のほうかなと思う。
ダメ出しから入ってしまうけど、
前者のほうは、展開に余計なノイズが多い。
まず巫女の存在が不要。重要そうでいて物語になにも関わってこないモブになってる。
この話は主人公と少女と、少女を人身御供OR処刑しようとしてる悪い村人の3役があれば成立して、「悪い村人」の象徴として村長がいる。
だから、巫女の存在が「祭事としてのお祭りを行う人物」でしかなくて、それは悪い村人の象徴でもある村長がやっても問題ないので、このプロットでは完全にモブになってる。
前者のプロットで書く場合は、「村長」と「巫女」のキャラは一つにしたほうが良いと思う。
まあ、個人的な好みで言えば、巫女が不要って感じに書きはしたけど、どっちかっていうと村長のほうがいらない。
主人公に巫女が宿を提供し、村に村長はいるけど巫女のほうに実権がある感じで物語上の村長の仕事は全部巫女にやらせて村長はセリフもないようなモブにしちゃう。そのほうが土着信仰に支配されてる村って感じが出せる。

次に、世界観や時代背景がわからないけど、「ギターを弾いていたら」というのが引っかかる。
別に切っ掛けなだけだから変ではないと思うけど、そもそも土着信仰があるような田舎の寒村でギターを弾いてる若者って、何者。状況がわからない。見知らぬ土地で都会ってわけでもない田舎の村で屋外でギターを弾いてる、そんなナルシーな主人公のほうが怖い。
というのも、この「ギターを弾いてる」というのがその後の展開に何も活かされていないために、引っかかってしまう。
確かにこの「ギターの演奏」が祭りに招待される切っ掛けにはなっているが、そもそもその祭りさえも話には関係ないし、本筋は人身御供の少女を助ける話なわけで。
その少女も「祭りの伝承」とかに関係する少女であれば祭りが関係してくるがそうではないので、祭り関係ない。
だから、例えば中盤で「囚えられてる少女を励ましに、毎日演奏しに行く」とか終盤で元貴族って話の中で「何もかも失った主人公は吟遊詩人に拾われ失意から立ち直った」とか、「だから音楽の良さを知らない土地では取り敢えず思いの丈を歌うんだ・悲しんでる人に音楽を届けたいんだ」とかって話があるなら、わかる。
でも現状は「ギターを弾いていた」という切っ掛けがあるだけでそれが何にも利用されてないから、不自然な気がする感じで引っかかる。
ちなみに、「物語の切っ掛け」というのは重要な部分なので、オチに絡める要素であったりしないと投げっぱなしになってしまう。
たぶん作者的には「ギター」にそこまで思い入れないと思うけど、そんなわけで指摘してる感じです。

あとは、指輪が、大事なものってだけで最後にいきなり「指輪の魔力で助かった」となるから、演劇用語で言う所のデウスエクスマキナ、最後に神様が現れて全部解決して終わり、というオチになってる。
この指輪のことがちゃんと書かれていれば良いのだけど、
うーん。
さきほどまでは、私は「ギター」推しだったわけでこれを利用しろ活かせって書いたけど、オチで「指輪」が出てくるとこの説明を前もってして布石を置いとかなきゃいけないから、
つまり主人公や物語にとって大事な事が「ギター」と「指輪」で2つあることになるんだけど、短編でこれ2つをちゃんと書くと他のことが削られるので、キツいと思う。
「ギター」は「物語の導入、村に招かれる切っ掛け」として機能していて、
「指輪」は「少女と出会うことになる切っ掛け」と「最後に二人が助かる決め手」として機能している。
物語として「ギター」か「指輪」かどっちをキーアイテムとし注目させるかを決めたほうが良いと思う。
「ギター」推しで行く場合は「二人が最後に助かる決め手」は「祭り」関係に変更したほうが良いかな。ほんと祭り関係ない状態になってるから。祭りの伝承の通り村は跡形もなく消え去ってしまった、とか。
「指輪」で行く場合は、といってもその指輪の設定を知らんので何とも言えないけれど、例えば「指輪を追って神殿に入ると、指輪は牢の中、少女が拾い上げるところだった。主人公は返して欲しいと言うが少女は返してくれない。少女から指輪を返してもらうために毎日目を盗んで神殿に向かう主人公」という形で、少女と主人公の関係性構築のために「指輪」をもっと使う。
その中で特別な力があるとか、その指輪の魔力のせいで主人公の故郷は消滅したとか、そういう指輪エピソードで少女を楽しませたりしとかんとイカンかなと思う。
ちなみにこの関係性構築の部分は、「ギター」の場合は前述したように「毎日演奏して励ましに行く」だったように、この部分で何を使うかはけっこうキモ。
「ギター」か「指輪」か、はたまた別のものか、プロットでは省略してるけどはっきり書いたほうが良いと思う。

ほんで、最初に「後者のプロットのほうが良いと思う」と書いたけど、後者のプロットはこれまでダメ出ししたような部分がそもそも無いからですね。
巫女が出てこないので「お祭り」という印象もかなり薄くなって、印象で言うと「主人公が死刑囚のヒロインと出会って脱獄させて逃げる話」というだけで、正直盛り上がりも何もなく面白味も見つけにくいので、引っかかる部分さえ無い、というのが忌憚ない意見。
だから、「良い」というのは物語として面白いって意味じゃなくて、書くんであれば余計なものが一切ないから書きやすいだろう、という意味。

これはディスってるように聞こえたかもしれないけど、ぶっちゃけ何もなく純粋にストーリーだけがある状態だから、ここには何でもプラスすることが出来て、ちょっと変えるだけでどんな物語にもなれるっていう結構良い状態だと思う。
例えば、何らかの長編小説の中で「立ち寄った村で主人公は死刑囚の少女と出会い、少女を助けようとする」って一つのエピソードが出来るでしょ。
スレ主さんが知ってる異世界モノとか何でも良いから、イメージしてこのシナリオを再生してみて。たぶんちゃんと再生できるはず。
何でも「この話ができる」という状態のプロットなので、言い換えれば、ここに何か面白いものを乗っければ面白い短編になる、という状態でもあります。
更に言えば、それは流石に第三者が考えても意味がないので、そしてそれが無い以上は外から何か言うことは出来ないかなと思います。

スレッド: 祭りと、不思議な指輪の話

カテゴリー: 少女向けラノベ

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