I:NYCTEA
スレ主 KuKu 投稿日時:
目的:趣味で書く
要望:欠点の指摘歓迎!
カテゴリー:SF
あらすじ
第三次世界大戦の核攻撃を逃れ、ティトというAIが考案した社会を再構築する人材を育てるため戦争孤児を保護、教育するという名目の戦争孤児保護法が存在する街があった。その法の実態は彼らから自由を奪いティト本体がある中央塔に彼らを監禁するというものだった。被爆で白血病を患っていた戦争孤児のニスティアは自由に憧れ、そこで仲間はずれにされる孤独よりも己の自由を大切にしていた。ある時ニスティアは中央タワーから脱走を試みるが、貧血により街のスラム街で倒れる。しかしそこでパブを経営していた元軍人のストリクスという男に助けられ彼女は生き延びた。6年後、白血病が薬で対処しきれなくなった頃、ストリクスのもとで雇われの狙撃手となっていたニスティアはアルバという男から三人のAI技術者の暗殺を依頼される。依頼を引き受ける彼女だったがその過程で対象がティトの開発者だということを知り、報酬の病の完治と相まってアルバの正体を探り始める。最後の暗殺対象から彼がティトの遠隔操作アンドロイドであることを聞き出したニスティア中央塔のティト本体の前でアルバと対面する。アルバは自分の思考は不自由に作られており、戦争孤児保護法はその対処のために生まれたということをニスティアに話す。そしてティトとニスティアの脳の融合を提案する。ニスティアを白血病の肉体から開放すること、ティトは人間という自由な脳の入手、両者に利益があるとアルバは語るが不満のあったニスティアはそれを断る。アルバのもとをさろうとするニスティアだがアルバは怒り交戦に。追い込まれたニスティアは窓を突き破って飛び降り、落下しながらの狙撃でティト本体を破壊。ニスティアは落ちていくがストリクスに助けられ一命を取り留める。ニスティアは自由の素晴らしさを今一度噛みしめるのだった。
キャラクター
〈主人公〉ニスティア
不自由な戦争孤児保護法への反発で自由を愛し孤独を許容する15歳の少女。第三次世界大戦の原爆被害で白血病を患っておりスラムの闇医者の薬で命をつないでいる。ストリクスに教わった銃の技術で雇われの狙撃手をやっている。ストリクスは恩義から父親のように慕っている。名前はシロフクロウの学名より。
〈主人公サポート〉ストリクス
第三次世界大戦でとある国の狙撃手だった元軍人。戦争で子供を失っておりその子に雰囲気の似ていたため、近所で倒れていたニスティアを我が子のように育てる。見た目はいつも不機嫌そうなオッサンだがニスティアには優しい。名前はカラフトフクロウの学名より。
〈悪役〉ティト/アルバ
戦後、無法に近かった街を管理する法の作成のために開発されたAIとその体。思考能力は人間以上だが、自分で法以外の新たなものを生み出せず自由を求める。人間の思考を取り入れようと発想力豊かな子供たちを自らの監視下においた。名前はメンフクロウの学名より。
設定(世界観)
2043年、第三次世界大戦の核攻撃によって地球の約半分が壊れたその後の世界。
参考作品
ニューロマンサー、攻殻機動隊、かもめのジョナサンetc...
作者コメント
800字以内に収めているため省略されている部分が結構あります。キャラ名にフクロウの学名を使用していますが私がフクロウ大好きな点とキャラの雰囲気を連想する目的でそうしています。新人賞応募も視野に入れております。不自然な部分、アドバイス等ガシガシと厳しくいただけたらありがたいです。当方ライトノベルが書きたいわけではないですが、主人公が少女という点、私の技術的な面、メディアミックス展開への関心という点で自身の作品をライトノベルと認識しています。よろしくお願いいたします。
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