小説のプロット相談掲示板

たすけて想い屋さん。 (No: 1)

スレ主 紫村果汁 投稿日時:

目的:プロになりたい!

要望:欠点の指摘歓迎!

キャッチコピー:無感情者の元へ、お埋めに行きます。心の穴を。

カテゴリー:キャラ文芸

あらすじ

感情を消された無感情者の元へ、心の穴を埋める「オモイヤ」。無感情者は身体能力が異常に高い。
クリスマスイブの夜。家出をした主人公は「恐れが消えた方、喜びが消えた方、苦しみが消えた方もすぐにお電話下さい。」
と書かれたポスターを発見する。そして、そのすぐそばには赤い服のダンボールを沢山積んでいるサンタクロースらしき人が。隠れて見ているとなんとサンタクロースらしき人に発見されてしまう。驚いた主人公は家を超え、電柱の上へ。主人公が無感情者だと気付いたサンタクロースらしき人は主人公を店へ連れた。無感情者の気持ちのわかる主人公を雇い、アルバイトとして想い屋で働かせた。無感情者の悩みを聞いて、プレゼントをして。無感情者を発生させている元を探しながら無感情者の手当をする。

キャラクター

主人公 白聖(ハクヒジリ)。「無」以外の感情を失くした無感情者の一人。親が大嫌い。
想い屋 飯盛京子(イイサカキョウコ)。「無」を失った無感情者の一人。昔は無感情者の診察をしていたそうだ。
今里奏(イマザトカナデ)。恐れを失った無感情者の一人。螺旋階段から飛び降りてしまう為怪我が絶えない。
袴田玄(ハカマタヒカル)。怒り、苦しみを失った無感情者の一人。何を言われても笑っている。
桜木碧(サクラギアオイ)。笑い、喜びを失った無感情者の一人。泣くことが多く、箱ティッシュを何箱も持ち歩いている。
染谷香織(ソメヤカオリ)。無感情者を生み出す歌を作る大人気歌手。

作者コメント

無感情者の悩みのレパートリーがすごく少ないです。無感情者は染谷香織の歌を聴いたあと、徐々に歌を聞く前の一番強かった感情が消えます。笑い、喜びを失った桜木碧は、親友が借金で冥土へ行った後、親友の妹を監禁された苦しみで染谷香織の歌をリピートし、親友と笑いあった時の笑い、喜びを失いました。このように悩みのレパートリーを是非…。

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たすけて想い屋さん。の返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

まずは苦言からになりますが、近々に投稿された「アルストロメリア」と「振鈴研究所。放課後にて。」にも言えることで、申し訳ないけれど全部プロットになっていないしあらすじにもなっていないです。
これでは「こんな雰囲気」ってのがわかるだけで、どんな話なのかわかりません。

プロになりたいとのことなので厳しく答えますが、プロットとは「はじまり」から「おわり」まで、つまり物語すべての展開と最終的なオチまで全部を簡易的にまとめたものです。
よくある あらすじ の勘違いで、Webでも文庫本でも誰かの小説を読むときにタイトルの次に作品紹介的に「あらすじ」が書いてあったりして、そこには「勇者は故郷をなくして魔王を倒す決意を固め旅に出た……」とか概略がありますが、あれは本当の意味での「あらすじ」ではなくて、ただの「紹介文」です。
スレ主さんの投稿された作品は全部、あらすじではなく紹介文になっています。
作品を作る、作り手側から「あらすじ」を書く場合、プロットと同じく最初から最後までラストのオチまで全部書かないと、それは「あらすじ」ではありません。
特に第三者に意見を求める場合、「これどうなんの?」って部分があると回答のしようがないので、最低限「オチ」はしっかり書かないとどうしようもないです。
例えば、「この設定変だよね?」って指摘をしても、「あらすじには書いてないけど後の展開でちゃんと解説されるんです!」とか言われたりしちゃうので、書いてないことなんて知らんがな、書けよ、ってことになっちゃうでしょ?
まだ展開が決まってない部分があったとしても、「ここはまだ迷ってます」と書いて、オチに迷ってるとしても「オチはAにするかBにするか迷ってます」と、ちゃんと全部書かないと。
作家は 伝える のが仕事だから、プロになりたいのなら虫食い状態の未完だとしてもちゃんと最後まで書かないとダメですよ。

最後、つまりオチさえ考えられているのなら、「そういうオチにしたいなら序盤の展開はこうしたほうが効果的だよ」とか助言ができます。
ゴールが設定されてるから、その経過を想定して何か言うことが出来るわけで。
物語は「問題」があってそれが「解決する」という「問題」と「解決」のパッケージが基本形としてあります。
なので、その「どういう問題か?」というものと「どういう解決をしたか?」ということがわからないと、意見のしようがないわけですね。

そしてそれは同時に、第三者だけでなく作者自身にも言えることで、書きたい作品の雰囲気だけでなく、最初にちゃんと「どういう問題があるか」と「どういう解決か」を決めておくことが、ちゃんとした物語を作るコツになります。
>このように悩みのレパートリーを是非…。
とあるけど、何度も書くけど、そもそも最終的にどうしたいのか(キャラごとに)がわからないと、どういう方向性で「悩み」を作ればいいのかわからないので、イメージがある作者は良いかもしれんけど何も知らない第三者には考えようがない。

例えば、
>今里奏(イマザトカナデ)。恐れを失った無感情者の一人。螺旋階段から飛び降りてしまう為怪我が絶えない。
このキャラの場合は、「恐れを失った」というのが 問題 に当たるので、最終的な 解決 は「恐れを取り戻す」か「恐れを取り戻せなかった」かの二択になる。
今回は 解決 らしい解決として「恐れを取り戻した」で考えてみるけど、「取り戻せなかった」というパターンも全然アリ。
では、どうやって取り戻したか。「恐怖」は危険信号だから、階段から飛び降りて怪我が絶えない以上は「より強い恐怖でショック療法」は死にかねないし説得力が薄い。なら「身体的な危険信号とは種類が違う恐怖」を考えて、さらに同じ状況を作る、つまり「階段から飛び降りれなかった」という状況を作れば、恐怖を失ってた頃との対比が作れて恐怖を取りもした事がわかりやすくなる。
さて、「種類が違う恐怖」は何がいいかな。単純だけどオカルト的なものかな。あるいはトラウマか。うーん。

階段の下は暗闇で何もない無という恐怖がある、けれどカナデの顔は平然としたまま。こんなの平気と答える。階段を一歩降りると暗闇の中から地獄の怨霊が見えてくる。子供だましね全然平気と答える。階段を一歩降りると、カナデの足が止まった。怨霊の中に死んだ祖母の姿があった。カナデを虐待していた祖母。あんなの怖くない。怖くない。けれどカナデの足は動かず、怖くはないはずが、やはり足は動かない。気がつけば呼吸は荒く過呼吸になってーー
ーーハッと顔を上げると、次の瞬間、祖母の幻影は消え去っていて階下は暗闇でもなんでもない普通の螺旋階段があった。
隣にはキョウコが立っていて、カナデに語りかけた。「キミは「ソレ」が恐怖と呼ばれるものだと忘れていただけだ」と。恐怖を恐怖と思わなくなっていた事が、彼女が感情を無くした原因だった。

こんな感じかね。
じゃあ、キョウコの「悩み」は祖母に虐待されていた事による後遺症とかが使えるかな。祖母は亡くなったばかりで葬式の帰路に染谷の歌を聞いてしまい、恐怖を失った。
普通なら「悲しみ」や「寂しさ」といった感情だろうに、というところで疑問になって祖母の虐待や後遺症について主人公たちは知るところになる、って流れでいけるんじゃないかな。
ああ、悩みか。えーと、恐怖をなくしたことで祖母にされた虐待と同じことを友人に対してしてしまい、その祖母と同じになる恐怖がなくなって嫌悪感だけが強くなり、階段から落ちる自傷行為をしてしまう、恐怖はないが痛みはあるから、それが罰であると信じて。そんな中カナデは主人公とキョウコに出会って診療を受けるけど、実は出会ったのは偶然ではなく、カナデの友人から相談された主人公が、という感じで最後はカナデと友人の友情をちょっと書いていい感じに〆ればいいかな。
とまあ、「解決」の部分までこっちで勝手に想定しちゃったから、これはまず作者の考えとは違うわけだけど、考え方としてはこんな感じだよ、という例題です。

何もないところから思いつこうとするから限り有る手持ちの思いつくものしか思いつかないわけで、こうして「解決」を先に決めてしまえばそこから逆算で相性のいい「過程」を思いつけるので、レパートリー云々じゃなくまずゴールを決めたほうが良いでしょう。

長所。良かった点

コンセプト的に「失った感情をサンタ(キョウコ)がプレゼントしてくれる」という感じなんかな?
なんだろう、状況設定というか、フワッと曖昧なイメージのままなのが欠点だけど、そのイメージ自体はとても素晴らしいものだと思います。
キャラクターも、王道だけど解決役のキョウコと解説役の主人公がいて、失った感情と心の問題をテーマにしているので、もっと詰めてしっかり作れば、何かしらの悩みを持ったキャラクターを投げ込めばすぐに物語として出力できるような一個の完成された仕組みのパッケージができると思う。
こういう仕組みを作れる人は稀なので、そういった部分でセンスを感じました。

でも、キャラ文芸として書けなくもないだろうけど、うーん。
これは「キョウコ」の診療の手段次第な印象があるかな。ラノベ的というか10代の読者が興味を引くような手段で診療するならラノベだと思うし、それをもっとポップにしたら「化物語」みたいなテイストになるんだと思うけど、そういった「この作品の目玉になる要素」をまだ考えられてない状態のネタだからラノベ的ではないネタだと思って キャラ文芸 ってタグにしたのかな、って感じ。
逆を言えば、これはあと一歩が足らないだけで、キャラ文芸にしても「作品の目玉」は足らない状態だから、アイディアはあとはソコだけだよ、というもったいない感じがあると思う。
化物語で言えば「怪異」が目玉要素だけど、そういうのが「悩み」とか「感情」とかでパンチが弱いので、更に一歩、だけどそこがプロとアマの違い、みたいな感じがしました。

良かった要素

ストーリー

たすけて想い屋さん。の返信の返信 (No: 3)

スレ主 紫村果汁 : 0 No: 2の返信

投稿日時:

アドバイスありがとうございます!
これは紹介文だったのですね!これからはきっちりプロットを書こうと思います。
今里奏の悩み、考えて頂きありがとうございます!私自身すごく気に入り、展開も自然なものなので採用したいと思います!

たすけて想い屋さん。の返信の返信 (No: 4)

スレ主 紫村果汁 : 0 No: 2の返信

投稿日時:

返信ありがとうございます!これは紹介文だったのですね!これからはきっちりプロットを書こうと思います。今里奏の悩み、考えて頂きありがとうございます!私自身すごく気に入り、展開も自然なものなので採用したいと思います!ありがとうございます!

たすけて想い屋さん。の返信 (No: 5)

投稿者 三三子 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

心がほっこりする素敵なお話だと思います。しかし、オモイヤという和風なタイトル、お店にしてはサンタなど洋風なものが多く、お店の名前だけが浮いてしまっているように感じます。お店を洋風な名前にするか、服装をサンタでなく福の神のようにするかしてはいかがでしょうか。

また、悩みのレパートリーとして、恥や愛、諦めの感情はいかがでしょうか。
例えば諦めの感情を失ったら逆に頑張れますが、良いことばかりではなく、無理な状況でも諦められないと、危険な状態に陥るかもしれません。
恥を知らないと全裸で走り回るかもしれず、閑話休題のギャグエピソードにちょうどいいかもしれません。
愛を忘れたら、いままでその人から一身の愛を注がれていた人がショックを受けるでしょう。

参考にしていただければ幸いです。

長所。良かった点

登場人物の内面を深堀していて素敵だと思います。

良かった要素

キャラクター オリジナリティ

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