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祭りと、不思議な指輪の話 (No: 1)

スレ主 ぱとら 投稿日時:

目的:趣味で書く

要望:一緒に作品を作って欲しいです!

キャッチコピー:王道の英雄物語

カテゴリー:少女向けラノベ

あらすじ

旅人の少年Aが、とある村のはずれでギターを弾いていた。すると、たまたまそれを聴いていた村長Bが『宿を提供する代わりに、今度の祭りで弾いて欲しい』と頼んでくる。
かなり奥まった、ほとんど他の町の住人が寄り付かないような村だったので、宿が無ければ野宿するしかない。AはBの言葉に甘えて承諾する。
村に着くと、人々から信仰を集める巫女Cと出会う。彼女は、Aに『森の奥の神殿に近づくな』と警告する。

翌日、Aは一人で村を歩いていた時に大切な指輪をカラスに盗られてしまう。追いかけている内に、森の中に迷い込み、森の神殿へと辿り着く。神殿には出入り口がなく、窓には格子がはめ込まれていた。
カラスがその窓の中に指輪を投げ込んだために、AはCの警告を破り神殿の中を覗いた。
そこには少女Dが居て、一人で踊りを踊っていた。Dの踊る姿に、心臓を射抜かれたA。それから祭りの準備期間の間、人目を盗んで彼女の元へと通うようになる。Dもまた、Aに惹かれていく。

祭り前夜、AはたまたまBとCの話を盗み聞きする。それによれば、実は祭りはDを人身御供として神に捧げるという内容のものだった。
急いでAはDの元に向かい、村を脱出するように説得する。Dは自分が生贄であることを知ってもなお、村の外に出ることを拒む。

そこで、Aは実は自分がとある街の貴族であったこと、その街は天災により壊滅してしまい自分は泣く泣く故郷を捨てざるを得なかったこと、しかし旅の途中で様々な幸福を手に入れられたことを話す。
Aの必死の説得に、Dはとうとう村を捨てることを決意する。

AとDが逃げ出したことに気がついたBとCは、さっそく追手を差し向ける。橋の上に追い詰められた二人は、川に飛び込んだ。すると、Aの指輪の魔力が発動し、二人は助かる。そして、新たな旅が始まる。

キャラクター

A 主人公の旅の少年、実は血筋は良い
B 村では絶対的な権力を持つ村長
C 年老いた老巫女
D 生贄の村娘

作者コメント

久しぶりに短編小説を書きたいです。
どうすれば良くなるのか、アドバイスをお願いします。

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祭りと、不思議な指輪の話の返信 (No: 2)

スレ主 ぱとら : 0 No: 1の返信

投稿日時:

別バージョン

旅人の少年Aが、とある村のはずれでギターを弾いていた。すると、たまたまそれを聴いていた村長Bが『宿を提供する代わりに、今度の祭りで弾いて欲しい』と頼んでくる。
かなり奥まった、ほとんど他の町の住人が寄り付かないような村だったので、宿が無ければ野宿するしかない。AはBの言葉に甘えて承諾する。
村に着くと、BはAに『森の奥の小屋に近づくな』と警告する。

翌日、Aは一人で村を歩いていた時に大切な指輪をカラスに盗られてしまう。追いかけている内に、森の中に迷い込み、小屋へと辿り着く。小屋には出入り口がなく、窓には格子がはめ込まれていた。
カラスがその窓の中に指輪を投げ込んだために、AはCの警告を破り森小屋の中を覗いた。
そこには少女Dが居て、一人で踊りを踊っていた。Dの踊る姿に、心臓を射抜かれたA。それから祭りの準備期間の間、人目を盗んで彼女の元へと通うようになる。Dもまた、Aに惹かれていく。

祭り前夜、AはたまたまBの話を盗み聞きする。それによれば、実は祭りはDは死刑囚で、祭りの日に処刑されることになっていると言う。

急いでAはDの元に向かい、村を脱出するように説得する。Dは罰を受け入れるために、村の外に出ることを拒む。

【中略】

Aの必死の説得に、Dはとうとう村を捨てることを決意する。

AとDが逃げ出したことに気がついたBは、さっそく追手を差し向ける。橋の上に追い詰められた二人は、川に飛び込んだ。すると、Aの指輪の魔力が発動し、二人は助かる。そして、新たな旅が始まる。

祭りと、不思議な指輪の話の返信の返信 (No: 5)

スレ主 ぱとら : 0 No: 2の返信

投稿日時:

皆さん、ありがとうございます。
皆さんの意見をもとに、第三のプロットを立ててみました。もし良ければ、見て欲しいです。

1
シロツメクサの茂る水辺で、少年Aはカラスに指輪を盗られる。追いかけていった先の森小屋の窓を覗くと少女Bがいた。Aは思わず一目惚れする。

2
この後、村の村長と出会う。村長は、自宅を宿として貸し出してくれた。しかし、祭りの日まで森小屋に近づくなと警告する。

3
それでも我慢出来ず、Aは人目を忍んで彼女の元に足繁く通った。その内に二人は惹かれ合う。(最初、Bの性格は暗かったが、だんだん明るくなる)

4
しかしある日、村長の会話を盗み聞きし、彼女は人柱で、祭りの日に人身御供にされることが分かった。Aは彼女を連れて村から脱出することを決意する。

5
Bは実は自分は犯罪者の子で、罰を受け入れるために残ると言う。しかし、Aは君自身の意思はどうなんだと問う。そして、共に生きようと声をかける。

6
彼女をさらって、Aは橋へと向かう。そこで追手に追い詰められて川に飛び込むと、指輪の魔力が発動し、二人は助かる。そして、新たな旅が始まる。

祭りと、不思議な指輪の話の返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 0 No: 1の返信

投稿日時:

とりあえず2つあるプロットのうちどっちが良いかと言ったら、どちらかと言えば後者のほうかなと思う。
ダメ出しから入ってしまうけど、
前者のほうは、展開に余計なノイズが多い。
まず巫女の存在が不要。重要そうでいて物語になにも関わってこないモブになってる。
この話は主人公と少女と、少女を人身御供OR処刑しようとしてる悪い村人の3役があれば成立して、「悪い村人」の象徴として村長がいる。
だから、巫女の存在が「祭事としてのお祭りを行う人物」でしかなくて、それは悪い村人の象徴でもある村長がやっても問題ないので、このプロットでは完全にモブになってる。
前者のプロットで書く場合は、「村長」と「巫女」のキャラは一つにしたほうが良いと思う。
まあ、個人的な好みで言えば、巫女が不要って感じに書きはしたけど、どっちかっていうと村長のほうがいらない。
主人公に巫女が宿を提供し、村に村長はいるけど巫女のほうに実権がある感じで物語上の村長の仕事は全部巫女にやらせて村長はセリフもないようなモブにしちゃう。そのほうが土着信仰に支配されてる村って感じが出せる。

次に、世界観や時代背景がわからないけど、「ギターを弾いていたら」というのが引っかかる。
別に切っ掛けなだけだから変ではないと思うけど、そもそも土着信仰があるような田舎の寒村でギターを弾いてる若者って、何者。状況がわからない。見知らぬ土地で都会ってわけでもない田舎の村で屋外でギターを弾いてる、そんなナルシーな主人公のほうが怖い。
というのも、この「ギターを弾いてる」というのがその後の展開に何も活かされていないために、引っかかってしまう。
確かにこの「ギターの演奏」が祭りに招待される切っ掛けにはなっているが、そもそもその祭りさえも話には関係ないし、本筋は人身御供の少女を助ける話なわけで。
その少女も「祭りの伝承」とかに関係する少女であれば祭りが関係してくるがそうではないので、祭り関係ない。
だから、例えば中盤で「囚えられてる少女を励ましに、毎日演奏しに行く」とか終盤で元貴族って話の中で「何もかも失った主人公は吟遊詩人に拾われ失意から立ち直った」とか、「だから音楽の良さを知らない土地では取り敢えず思いの丈を歌うんだ・悲しんでる人に音楽を届けたいんだ」とかって話があるなら、わかる。
でも現状は「ギターを弾いていた」という切っ掛けがあるだけでそれが何にも利用されてないから、不自然な気がする感じで引っかかる。
ちなみに、「物語の切っ掛け」というのは重要な部分なので、オチに絡める要素であったりしないと投げっぱなしになってしまう。
たぶん作者的には「ギター」にそこまで思い入れないと思うけど、そんなわけで指摘してる感じです。

あとは、指輪が、大事なものってだけで最後にいきなり「指輪の魔力で助かった」となるから、演劇用語で言う所のデウスエクスマキナ、最後に神様が現れて全部解決して終わり、というオチになってる。
この指輪のことがちゃんと書かれていれば良いのだけど、
うーん。
さきほどまでは、私は「ギター」推しだったわけでこれを利用しろ活かせって書いたけど、オチで「指輪」が出てくるとこの説明を前もってして布石を置いとかなきゃいけないから、
つまり主人公や物語にとって大事な事が「ギター」と「指輪」で2つあることになるんだけど、短編でこれ2つをちゃんと書くと他のことが削られるので、キツいと思う。
「ギター」は「物語の導入、村に招かれる切っ掛け」として機能していて、
「指輪」は「少女と出会うことになる切っ掛け」と「最後に二人が助かる決め手」として機能している。
物語として「ギター」か「指輪」かどっちをキーアイテムとし注目させるかを決めたほうが良いと思う。
「ギター」推しで行く場合は「二人が最後に助かる決め手」は「祭り」関係に変更したほうが良いかな。ほんと祭り関係ない状態になってるから。祭りの伝承の通り村は跡形もなく消え去ってしまった、とか。
「指輪」で行く場合は、といってもその指輪の設定を知らんので何とも言えないけれど、例えば「指輪を追って神殿に入ると、指輪は牢の中、少女が拾い上げるところだった。主人公は返して欲しいと言うが少女は返してくれない。少女から指輪を返してもらうために毎日目を盗んで神殿に向かう主人公」という形で、少女と主人公の関係性構築のために「指輪」をもっと使う。
その中で特別な力があるとか、その指輪の魔力のせいで主人公の故郷は消滅したとか、そういう指輪エピソードで少女を楽しませたりしとかんとイカンかなと思う。
ちなみにこの関係性構築の部分は、「ギター」の場合は前述したように「毎日演奏して励ましに行く」だったように、この部分で何を使うかはけっこうキモ。
「ギター」か「指輪」か、はたまた別のものか、プロットでは省略してるけどはっきり書いたほうが良いと思う。

ほんで、最初に「後者のプロットのほうが良いと思う」と書いたけど、後者のプロットはこれまでダメ出ししたような部分がそもそも無いからですね。
巫女が出てこないので「お祭り」という印象もかなり薄くなって、印象で言うと「主人公が死刑囚のヒロインと出会って脱獄させて逃げる話」というだけで、正直盛り上がりも何もなく面白味も見つけにくいので、引っかかる部分さえ無い、というのが忌憚ない意見。
だから、「良い」というのは物語として面白いって意味じゃなくて、書くんであれば余計なものが一切ないから書きやすいだろう、という意味。

これはディスってるように聞こえたかもしれないけど、ぶっちゃけ何もなく純粋にストーリーだけがある状態だから、ここには何でもプラスすることが出来て、ちょっと変えるだけでどんな物語にもなれるっていう結構良い状態だと思う。
例えば、何らかの長編小説の中で「立ち寄った村で主人公は死刑囚の少女と出会い、少女を助けようとする」って一つのエピソードが出来るでしょ。
スレ主さんが知ってる異世界モノとか何でも良いから、イメージしてこのシナリオを再生してみて。たぶんちゃんと再生できるはず。
何でも「この話ができる」という状態のプロットなので、言い換えれば、ここに何か面白いものを乗っければ面白い短編になる、という状態でもあります。
更に言えば、それは流石に第三者が考えても意味がないので、そしてそれが無い以上は外から何か言うことは出来ないかなと思います。

長所。良かった点

複数のバージョンを用意しているのは素晴らしい。

良かった要素

ストーリー

祭りと、不思議な指輪の話の返信 (No: 4)

投稿者 くろがね。 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

自分も大まかには同意見で、「村長と巫女」、「ギターと指輪」など、物語のポジション的に一つに括れる要素は括ってしまった方がいいでしょう。

現段階での課題を端的に述べるなら、「作品の最たる要素」が分からない事。
拙い言い方だと「パッとしない」というか。
お祭りや少女、指輪に主人公の過去など、色んな要素が散らばっているものの、それらに一貫性が見出せないので何に注目していいか分からないという感じです。

セールスポイントと言うと商業チックに聞こえますが、趣味で書くにしてもその物語ならではの面白さというのはやはり譲りたくないところ。
現時点で前者後者共に定まっている要素は「旅人が村に招待されて、なんやかんやで死にそうな少女を連れ出す」という点に過ぎませんから、そこから結局何が言えるのかは早い段階から決めておきたい。

その点では自分も「土着信仰」という要素は注目できるのではないかと思いました。
後者の「死刑」という概念は、言ってしまえば普遍的というか、死刑に至るまでの背景やらを用意しなければ成立しないし、そうなると余計にテーマを絞るのが難しくなりそう。
対して人身御供ならば余計なバックボーンは必要ないでしょう。
「村のよく分からない慣習を悪役として、それに異を唱える」という分かりやすい構図ができます。
そもそも後者でも死刑執行のタイミングを祭事に合わせるくらいなのですから、おそらく投稿主様も大まかにはそういった構図を想定していたのではないかと見ました。
それならば「生贄」という事にしてしまった方が村の実態を端的に表せているのではないでしょうか。

一方で物語のキーアイテムたる「指輪」についてですが、現時点では単なる便利アイテムと化してしまっているので、ここも何かしら物語のテーマと結び付けたいところ。

村の慣習に対抗するのが物語の本筋であるならば、「神への供物という超常的な考えを否定しつつも、現にその過程で不思議な力に助けられてしまっている」というような一種のジレンマも描けるかもしれないし、
主人公の故郷に関するトラウマもある種土着信仰絡みの出来事にしてしまって、「指輪は犠牲となった大切な人の形見でありつつ、その事件の引き金でもある」みたいな愛憎入り交じった品にも出来得る。

ここまでやたらと「vs土着信仰」推しのようになってしまったけれど、あくまでそれを前提した場合の例であって、要は何でもいいから物語の中で一本筋の通ったモノが欲しいって感じです。
単純に自分は「村」「祭」「生贄」と聞いてそういうテーマを連想したというだけの話。
要所要所で書きたいものは定まっているように見えるので、あとはそれらの点を繋ぐ線、その物語における「結論」のようなものさえ見えれば、深みが増して一気に化けるだろうと思っています。
(そこまで求めてないよ、と言われればそれまでですが)

素材は決まったからソテーにしようかステーキにしようか、という目線を加えてみるのもアリだよという提案でした。

長所。良かった点

物語の骨格として必要十分なものができていると思います。

良かった要素

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タイトル:祭りと、不思議な指輪の話 投稿者: ぱとら

久しぶりに短編小説を書きたいです。
どうすれば良くなるのか、アドバイスをお願いします。

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