俳句添削道場(投句と批評)

ヨミビトシラズさんの添削最新の投稿順の3ページ目

「ヘリ音があの世に消へて冬の雲」の批評

回答者 ヨミビトシラズ

添削した俳句: ヘリ音があの世に消へて冬の雲

以下、私の心の声。

「ヘリ音があの世に消えて」という事は、「ヘリの人間がヘリごと死んだ=ヘリが墜落した」という事だろうな
→でも、「あの世に消えて」と言われると違和感があるな。「あの世」と言われると雲の上にあるイメージで、「冬の雲」とは合っているけど、「ヘリの墜落(=地面に叩きつけられる)」は下方向で、ちょっとピンと来ないな(※)
→ドクターヘリで、搬送中の患者がヘリの中で死んだという話だろうか。でも、それじゃ「ヘリ音があの世に消えて」というのは言い過ぎだろう
→バミューダ・トライアングルみたいな「機体が突然消失した」という話だろうか。でも、それなら消えるのは「ヘリの音」ではなくて「(レーダー上の)ヘリの反応」だよな
→全体的に意味は分かるけど、何かが噛み合っていないような……?

(※)の方向性を一致させる方に修正すると、

ヘリ音は冥府に消へて山眠る(→下方向)
ヘリ音は冥府に消へて冬の雲(→下方向+季語だけ上方向。広角レンズのように、景を広く取れる)
機の反応あの世に消へて冬の雲(→上方向。レーダー反応消失で、「上空で突然消失」という景)

と、なると思います。ちょっと指摘が細かいかな……(-_-;)

点数: 1

「朝しぐれ遅刻ゆるされないわたし」の批評

回答者 ヨミビトシラズ

添削した俳句: 朝しぐれ遅刻ゆるされないわたし

直接「遅刻ゆるされないわたし」と書いてしまうと、句意はストレートに伝わるけど、ただの説明になってしまってちょっぴり味気ない。
また、この状態だと「何故遅刻が許されないのか」という事で読み手が考察する余地は残るが、考察の範囲が広すぎて丸投げ感がある気もする。もう少し絞って、

非常呼集遅刻のできぬ朝時雨(→医者や警察官?)
震度6遅刻のできぬ朝時雨(→災害対策本部?)

などとすると、少し読み手が楽になります。

なお、余談ですが……私なら「雪であれば、遅刻の大義名分になるんですがね(=時雨でも、もし許されるのなら遅刻してしまいたい)」という方を使い、

こんな日は遅刻したいな朝時雨
朝時雨遅刻の虫が疼きたる

……なんてのを書いているかも。

自分が弱いと自覚しているなら、強くありたいと思う建前を書くより、思わず出てしまう本音を書いた方が、読み手には得てして響くものなんじゃないか……と、少なくとも私は勝手にそう思っています(^_^;)

点数: 2

「拝啓の拝の尖りし寒夜かな」の批評

回答者 ヨミビトシラズ

添削した俳句: 拝啓の拝の尖りし寒夜かな

細かい所に気が付いた句。こういうネタは俳句の材料として非常に良い事が多いが、拾ってくるのはなかなか難しい。
寒夜との相性も良く、「寒くて手元がおぼつかない」「加齢で手元がおぼつかない」から、「緊張で手が震えている」「本当は出したくない相手なんだけど、仕方なく手紙を出す(=敵意で字が尖る)」まで、読みが色々できる句に。守備範囲の広い、良い句だと思います。

点数: 2

「こっそりとポチる聖夜の2日前」の批評

回答者 ヨミビトシラズ

添削した俳句: こっそりとポチる聖夜の2日前

「ポチる」の幅が広すぎます(+_+)
「ポチる」は「クリックする・決定する」の意味ですが、私がこの句を見て真っ先に思い付いたのは「SNSでの「いいね」のクリック」でした。「そんな物をこっそりクリックしてどうするんだろう……」と思った、その次の瞬間に思い付いたのは「SNSでの「BAD」や「う~ん」のクリック」でした。
……ごめんなさい。多分、私の心が穢れているだけです(*_*)

「聖夜」というヒントだけではちょっと苦しいので、

こっそりとポチる聖夜のプレゼント

が、無難かと。

点数: 2

「冴える朝鉛筆使いスポットライト」の批評

回答者 ヨミビトシラズ

添削した俳句: 冴える朝鉛筆使いスポットライト

……何も言わず、一年後くらいに……この句の句意を忘れた頃に、自分の作ったこの句をもう一度読み直して下さい。
多分、「私はどんな事を考えてこの句を書いたのだろう?そもそも、この句の元々の句景って何だったっけ?」と、なるはずです(多分)。

俳句は、書き手が点と線を置き、読み手がそれを繋ぐ事によって完成するものだと、私は考えています。
読み手はエスパーではありません。書き手が点と線の置き方を誤ると、読み手は物凄く困ってしまいます。「この語とこの語を置いたら、読み手はどのような事を考えるだろうか?」という事を意識して句を作ってみて下さい。

そもそも、俳句に詰める内容が多すぎます。あれこれ詰めようとすると失敗してしまうので、書く内容をもう少し絞って下さい。

鉄製のシャープペンシル冴ゆる朝
冴ゆる朝慣れぬ鉛筆手に取りぬ
冴ゆる朝デスクライトは鉛筆へ

一句に詰められる内容は、せいぜいこの位です。

点数: 1

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ヨミビトシラズさんの添削依頼2ページ以降を見る

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