俳句添削道場(投句と批評)
イサクさんのランク: 師匠2464段 合計点: 7,510

イサクさんの俳句添削依頼

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やりましたって声が聞こえて風光る

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山笑う地球に罅の入るほどに

回答数 : 47

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うららかや100円玉のかがようて

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啓蟄に入りましたよ鳩歩く

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ドカ雪と言ふと言へども春の雪

回答数 : 81

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イサクさんの添削

「夏の夜や光り消えゆく降り月」の批評

添削した俳句: 夏の夜や光り消えゆく降り月

おはようございます。

◆「光り消えゆく」に違和感でした。
 「降り月」は満月から欠けてゆく月。二十二夜くらいまで、つまり半月までを指すようです。
 「地平線・水平線に沈む」とは思いますが「光り消えゆく」というのはどのような状況なのでしょうか?

・夜が明けて見えにくくなったことの比喩でしょうか?でも季語は「夏の夜」で、夜が明けていません
・満月と比較して光る部分が夜ごとに減っていく、という「降り月」という言葉の説明をしたいわけでもないですよね?

 コメントの「消え去る」の「去る」の部分がヒントかなあ?と思っていますが・・この句の投句の月齢から見ると、「明けの三日月」くらいの月な気がして、「夜が明けて見えなくなった」のが正解な気もしますが、仮にそれが正解だとして、「月の光が消える」わけではなく「空が明るくなって(太陽があって)月は光っているが見えにくい」のだと思うので、やはり違うのかな?(「昼の月」という季語が成立しなくなるので・・)

点数: 0

「綿の花空に遊ぶや白雲に」の批評

添削した俳句: 綿の花空に遊ぶや白雲に

再訪です。

季語「夏の雲」は入道雲(積乱雲)だけではないですよ。
広い意味の「夏に発生する雲」なので、
夏の綿雲(積雲)も季語「夏の雲」に入ります。

https://kigosai.sub.jp/001/archives/5986

https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=1977

「夏の雲」とは別に、「入道雲」を表す「雲の峰」という季語が存在します。
「夏の雲」の句は、「雲の峰」を使わずに「夏の雲」とするわけですから、作者の意図を酌むなら、入道雲onlyとは受け取らない場合が多いですね。広い空の景を見せたいのか、他の雲を見せたいのか。
この辺は、作者と受け手の阿吽の呼吸と、俳人の腕の見せ所でしょう。

・ふはふはとふはふはとして夏の雲

点数: 1

「ワレワレハ聞き飽きました扇風機」の批評

添削した俳句: ワレワレハ聞き飽きました扇風機

こんにちは。

子が扇風機に向かって「ワレワレハ~」と言っているのを、母が家事をしながら聞いていて、「聞き飽きたなあ」と思っているという解釈をしました。なので私の解釈では擬人化ではなかったです。
三段切れ感が気になりますが、ネタの俳句で語順もこのままがいいので、あまり手を加えたくない句でした。

点数: 1

「綿の花空に遊ぶや白雲に」の批評

添削した俳句: 綿の花空に遊ぶや白雲に

こんにちは。

◆若干の三段切れ感があります。
 が、助詞の省略で三段切れでないとしたら、
 上五と中七が繋がっているという解釈になりますので、
 【綿の花という「花」が空で遊んでいる】という擬人化に受け取ります。

 コメントや前の句を見ると、本当にそういう意味の句か?と心配になりました。
 画像を検索していただければわかりますが、「綿の花」は特にふわふわしていないので・・・

◆「空に」と「白雲に」で情報がかぶっているように思います。
 「雲」を見ているなら「空」は省略可能なことが多いです。

◆コメントからも、前の句からも、季語「夏の雲」を使わない理由がいまいちわからないのですが・・・

ちょっと解釈に自信がないので、提案句は保留で。

点数: 1

「街灯と夕陽と孫と猫と薔薇」の批評

添削した俳句: 街灯と夕陽と孫と猫と薔薇

こんにちは。

みなさんから先に色々出ておりますので、それはそれでお受け取り下さい。

前の句のコメントを拝見しました。
◆南郷様は「街灯と夕日の共存」に心が動いてらっしゃいますよね?
 その時点ですでに一句分の感動がありそうです。

◆コメントによれば「孫と猫」は「我関せず」、つまり引き立て役っぽい役どころ。
 ですが「我関せずと遊んでいる」という情報なしで並列しているので、引き立て役に回り切れていないようです。

ということで、2句にしてみます。
・夕景に街灯点きぬ薔薇灯る
・孫と猫我関せずと薔薇の庭

点数: 1

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