「襖絵の鳥飛び立つや春の朝」の批評
回答者 辻 基倫子
添削した俳句: 襖絵の鳥飛び立つや春の朝
あらちゃん様
御句、冬の季語である「襖」をあえて使い、春へと向かう解放感を詠んだ高度な句と感じました。重い冬の襖から鳥が飛び出し、春の朝の本物の鳥に変わっていく、という幻想と現実を重ねているのですね。切れ字の「や」がとても生きていて素晴らしい句だと思います。星を無限大につけたい句ですね!
私の句への温かいコメントもありがとうございます。
私も御句のように、思い切って自分らしい表現ができるように心がけます。
点数: 1