俳句添削道場(投句と批評)

辻 基倫子さんの添削最新の投稿順の30ページ目

「偉作てふ先達ありて春の道」の批評

回答者 辻 基倫子

添削した俳句: 偉作てふ先達ありて春の道

ヒッチ俳句

御句、俳句とはどのようなものなのか、ということをあれこれ考えさせてくれる興味深い句ですね。自分の感興を深く広く表現する、という以外に、それを受け取る、個人的に親しい相手にピンポイントに何かを伝えたい時にも有効な文芸なのですね。
これを受け取る方のいろいろな心境を想像しました。
また、私の句へのコメントをありがとうございました。「春の鷹」の意味や違和感を私もあれこれ検討していたところです。また「藍より出づる夜明け」はとても素敵な措辞ですね!とても勉強になりました。
ありがとうございました。

点数: 2

「四分咲きの梅満開の人出かな」の批評

回答者 辻 基倫子

添削した俳句: 四分咲きの梅満開の人出かな

なお様
御句、「四分」と「満開」、「梅」と「人」を対比させた面白い句ですね。ただ、「梅」で切れ、最後も「かな」で切れて、二回切れているように読めることと、「満開の人出」がちょっと厳しいかな、と思います。私ならば
「四分咲きの梅満開の笑みの中」
など、満開を「人出」とは違うものの形用にし、「梅」の置かれている状況を「中」で表します。
 また、私の句にも、とても参考になるご提案をありがとうございました。
「春の鷹」をもっとよく考えなおして推敲してみます。

点数: 1

「雛飾る遺影の母も向かひあひ」の批評

回答者 辻 基倫子

添削した俳句: 雛飾る遺影の母も向かひあひ

おかえさきこ様
御句、しみじみした感興のよく表れた句ですね。情景が浮かばれる理解しやすい句だと思いました。
また、私の句へのコメントもありがとうございました。格言を使うとどうも、ありふれた表現になりますよね、やはり。

点数: 0

「甘やかな孤独を包む春障子」の批評

回答者 辻 基倫子

添削した俳句: 甘やかな孤独を包む春障子

いるか様
御句、「春障子」の季語としての働きをしっかり意識され、かつ実感のこもった句ですね。「甘やかな孤独」とは、どんなものか考えてみると、「孤独にも良い孤独があるのかも」と思いました。恋人のことを一人思っているのかな、とか。
また、私の句へのコメントもありがとうございました。
私は実体験がいろいろと乏しいので、自分らしく詠もうと思うと、
本で読んだことなどをもとに作ることになり、どうしても古典が多くなってしまう
のです。(古典文学が好きなのです)
もっと現実に目を向けるようにしたいです。

点数: 0

「うらゝかや茶筅に抹茶ひとしずく」の批評

回答者 辻 基倫子

添削した俳句: うらゝかや茶筅に抹茶ひとしずく

あらちゃん様
御句、「茶筅」の先に「うららか」を感じるところに独自な感性が光っていますね。とても抹茶は少しトロっとしているので、「うららか」にピッタリだな、と感心しました。このままいただきます。
また、私の句にも温かいコメントをありがとうございました。

点数: 1

辻 基倫子さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

うりずんや島々囲む波一重

回答数 : 5

投稿日時:

風を追ふ風に羽根あり梨の花

回答数 : 2

投稿日時:

地下道をめぐる響きや蝶の昼

回答数 : 1

投稿日時:

桃開くたそがれ時の羽化として

回答数 : 1

投稿日時:

蔦若葉ランプの奥に司令室

回答数 : 4

投稿日時:

辻 基倫子さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

研修医らしき白衣やあたたかし

作者名 げばげば 回答数 : 7

投稿日時:

天地まで届く梯子や獏枕

作者名 げばげば 回答数 : 9

投稿日時:

お風呂にて約束したり避暑の宿

作者名 翔子 回答数 : 3

投稿日時:

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