俳句添削道場(投句と批評)

みつかづさんの添削最新の投稿順の36ページ目

「夏風邪の癒ゑて現世さわがしき」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 夏風邪の癒ゑて現世さわがしき

ヒッチ俳句さん、初めまして。
貴句、拝読しました。

まず、どうぞお大事になさってください。
夏風邪は結構しつこいですからね。

現世の読み方と意味については、「下五が「さわがしき」なので、読みは「うつしよ」で、意味は「現実にある」と捉えるのが、この句を読み解く上では適切なのかな? 違うかもしれないし、どうなのかな?」と私は思いましたが、どうにも違う様(語の読み方によって意味が少しずつ違う)ですので、読者にもう少し寄り添う単語を持ってきても良いかなという気がいたしました。

次に、拙句「涙は止まらずも紫陽花に喜雨が」へのコメントありがとうございます。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/26428

「病身に喜雨降り注ぎ此処に在り」については、「喜雨でも病身に降り注いだら風邪ひいちゃう」とは(他の方が)思いますが、きっと「私(みつかづ)の心が乾き切ってしまった」と捉えていただいての例でしょうから、お気持ちはとても嬉しいです。

あれからまだ長引いており、ある程度に寛解するまで作句活動はお休みしますが、また忌憚なきご意見を賜ります様、よろしくお願いいたします。

以上です。

点数: 2

「夏休みの課題つくつくぼうしかな」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 夏休みの課題つくつくぼうしかな

こんばんは。貴句、拝読しました。

季語は2つあって季違いにはなっているものの、語としては「夏休みの課題」で1かたまりですので、季語「夏休み」の力は少し弱めになっていそうな印象を受けましたが、もっと強弱をハッキリさせたい場合、例えば「夏休みの自由課題に法師蝉」、「夏休みの課題進まず法師蝉」とでもなさると、法師蝉の方に軸足は行くのではないかと私は思います。
この場合、上五はワザと字余りにしないと季語「夏休み」がハッキリ弱くなってくれないので、「の」は必要ではないかと判断いたしました。

次に、拙句「短夜や吾を狩らずして去りにけり」へのコメント、ありがとうございます。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/26432

中七の「吾」を「あ」とお読みいただくと、7音に収まっております。
千原ジュニアさんが得意な単語に「吾子」がありますが、読みは「あこ」であり、わがことは読まないのです。

また、動詞「狩る」ですが、多くの動物は、実はメス(女性)が狩りを行います。
そして、ここでの「狩る」は「きびしい論評をください」という意味ですので、相手の性別に関係無く使うことができます。

ご参考までに。今回は以上です。

点数: 1

「タイタンビカス名前を聞きて貰ひけり」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: タイタンビカス名前を聞きて貰ひけり

こんばんは。貴句、拝読しました。

タイタンビカス。キレイで大きな、赤色だったり白色だったり、ですよね。
力強い印象を私は受けました。
咲いている時季的に季語になり得るか微妙ですが、最悪「無季の句です」と開き直っても悪くない句だと私は思いました。

次に、拙句「梅雨明けは間近院長は勇退」へのコメント、ありがとうございます。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/26610

私、またやらしました…。句跨りの後半の助詞、仰る通り「の」ですよね。
そうやって季語を立ててやらないと…。
この様な細かい所に気が付けなかったり、あちこちに句材があるのに感情が湧いてこなかったりしますので、「ある程度の寛解になるまで、作句や投句、感想を述べるのはお休みする方が良いな。頭回っていないし、何より自然に対して何の感情も湧かないのは作句には致命的」と決断いたしました。

戻りましたら、皆さんにご挨拶いたします。
その折には忌憚なきご意見を賜ります様、よろしくお願いいたします。

点数: 1

「夏休みだとさ子供はいいもんだ」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 夏休みだとさ子供はいいもんだ

こんばんは。貴句、拝読しました。

季語、「夏休み」が後半と響き合って、とても効いている印象を受けました。
夏休みは私も欲しいです。
障害者就労移行支援事業所に通所している方やスタッフの方には、夏休みどころか盆休みも無いのですが(^_^;)

次に、以下の拙句2句へのコメント、ありがとうございます。
①短夜の暴走族とサイレンよ
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/26699

②帰省せり迎ふる祖母の小さき手よ
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/26702

どちらも実体験を詠みまして、①のコメントで「そういえば、その番組あったな」と思い出しました。句には、「掛けてもよい迷惑と掛けては迷惑はよく判断してほしいな」という願いを込めました。
②は直後に母方の祖母(と祖母の姉)、同年の冬に親父を亡くしまして、今は母方の実家は更地、父方の実家は一軒家になっております。
良くも悪くも、時代は移り変わりますね。

今回は以上です。

点数: 1

「もう嘘はつかなくてもいいから夏」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: もう嘘はつかなくてもいいから夏

こんばんは。お久しぶりです。
貴句、拝読しました。

「こんな簡潔な表現方法があったとは!」と、驚いております。

このサイトにお越しの皆さんには個々に良さ・持ち味があり、それぞれ違いますが、
めいさんの句は「心情表現」、「遊び心の表現」が持ち味だなと、私は思いました。
「めいさんワールド」、私は好きです。

次に、以下の拙句2句へのコメント、ありがとうございます。
①梅雨明けは間近院長は勇退
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/26610

②帰省せり迎ふる祖母の小さき手よ
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/26702

①は、完全にやらかしました。
おかえさきさん、めいさんのご指摘の通りだと、私も思います。
あの助詞のミスを投句前に気付けていないのが、まだ私の病状は寛解まで距離は遠い、という印象です。

②は俳句3大凡人ワード「無人駅」、「小さな手」、「木漏れ日」のうち、1つに挑んでみました(残り2つは季節の関係で未投句)。
「景が浮かびます。そして、詩も浮びました」の文章にホッといたしました。

そこで、休止前の以下の句について、景が浮かぶかどうかのコメントいただいてもよろしいでしょうか? 「音」に焦点を絞りましたが、「読者の脳に音が再生されるか? 作者の心情(夏への惜別の情)は伝わるか?」という点です。季語3つという変な句ではありますが。

ゆく夏や蜩交じる蝉時雨
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/26700

上記の句について、皆さんの忌憚なきご意見を賜りたいと存じます。
よろしくお願いいたします。
戻りましたら、お返事いたします。

今回は以上です。

点数: 1

みつかづさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

転落し母の叫ぶや外落花

回答数 : 1

投稿日時:

長閑けしや桜と桃の花に蜂

回答数 : 6

投稿日時:

雀蜂今期会えるか会えないか

回答数 : 1

投稿日時:

尋ぬるや鳥は散る花散らぬ花

回答数 : 2

投稿日時:

深き春去年の日傘の今日コート

回答数 : 1

投稿日時:

みつかづさんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

台風よ追ってきたのか白馬へ

作者名 舞矢愛 回答数 : 3

投稿日時:

たおやかに萎えたる花の白詰め草

作者名 喜子 回答数 : 3

投稿日時:

年の市異人もすなる啖呵売

作者名 すがりとおる 回答数 : 2

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ