「夏風邪の癒ゑて現世さわがしき」の批評
回答者 みつかづ
ヒッチ俳句さん、初めまして。
貴句、拝読しました。
まず、どうぞお大事になさってください。
夏風邪は結構しつこいですからね。
現世の読み方と意味については、「下五が「さわがしき」なので、読みは「うつしよ」で、意味は「現実にある」と捉えるのが、この句を読み解く上では適切なのかな? 違うかもしれないし、どうなのかな?」と私は思いましたが、どうにも違う様(語の読み方によって意味が少しずつ違う)ですので、読者にもう少し寄り添う単語を持ってきても良いかなという気がいたしました。
次に、拙句「涙は止まらずも紫陽花に喜雨が」へのコメントありがとうございます。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/26428
「病身に喜雨降り注ぎ此処に在り」については、「喜雨でも病身に降り注いだら風邪ひいちゃう」とは(他の方が)思いますが、きっと「私(みつかづ)の心が乾き切ってしまった」と捉えていただいての例でしょうから、お気持ちはとても嬉しいです。
あれからまだ長引いており、ある程度に寛解するまで作句活動はお休みしますが、また忌憚なきご意見を賜ります様、よろしくお願いいたします。
以上です。
点数: 2
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現世=うつせみ
空蝉(うつせみ)ではありません。