俳句添削道場(投句と批評)

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ゆく夏や蜩交じる蝉時雨

作者 みつかづ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

※ 推敲前の句 七月や蜩交じる蝉時雨

句意:(夕方家に帰宅してくると)あれ? 夏の蝉達の蝉時雨の声に(初秋の蝉でもある)蜩の鳴き声が交じっている(当時のカレンダーを見ると2022年7月26日)。
ああ、もう夏は終わってしまうのか…。

季語:ゆく夏(晩夏)、蜩(初秋)、蝉時雨(晩夏)
技法:季重なり(晩夏同士)、季違い(晩夏と初秋)

「実感を素直に詠むと季重なり・季違いは避けられない事もある」と学んだ1句。
まだ『プレバト!』観始じめて間も無い頃の作句。
それを2年越しに推敲し、頭の季語を変えてみました。

この句の「蜩」と「蝉時雨」はどちらも季語ですが、音の情報として使われているだけであり、「それが偶然季語だった」ので、このタイプの季重なり・季違いは問題無い(3つの季語のうち最重要なのは「ゆく夏」であり、「蜩」と「蝉時雨」は季節の移り変わりと心情が詠めるのであれば、別の語に動かせるので)という判断です。

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「ゆく夏や蜩交じる蝉時雨」の批評

回答者 山口雀昭

みつかず様、度々申し訳ございません。
そうおっしゃっていただくと心の荷がおります。本当にありがとうございました。
HAIKU日本の写真俳句には時々出しておりますが、2019秋は「青空をわが物顔の花芒」で秀作を頂いております。2020年は「デデッポッポ夏の悲しき野鳩かな」
2022年には「秋まつり鬼灯ならして帰る道」2023年の秋には「青空を我が物顔の花芒」冬には「冬花火窓を開ければ西の天」にそれぞれ秀作を頂いております。
なお、余談ですが夏井いつき先生の写真で俳句の2021年8月10日トンボと青空と言うお題で私のトンボの写真が使われました。夏井いつきの「365日俳句で」特選も頂きました。 長々と失礼いたしました。 雀昭

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「ゆく夏や蜩交じる蝉時雨」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
拙句「ファンの音」にコメントを有難うございました。色々に鑑賞してくださって有難うございました。

御句拝読しました。あえて季語を三つ入れたとのこと、そうした挑戦は画期的なことだと思います。
ラグビーも、本来は手を使ってはいけないフットボールで、いきなりボールを手で持って走り出したことから始まったそうです。
俳句とは別の新しいジャンルの詩歌文芸が始まるきっかけになるかもしれませんね!

点数: 2

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「ゆく夏や蜩交じる蝉時雨」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

みつかづ様。みつかづ様の季語の判断の仕方は、正しいのか、そうでないかは、わかりません。
ただ、正しいと判断した場合、蜩は、ヒグラシの表記にするほうがベターだと思います。
蝉時雨はせみしぐれに。
そうすればゆく夏に重きをおけるからです。

点数: 1

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「ゆく夏や蜩交じる蝉時雨」の批評

回答者 山口雀昭

句の評価:
★★★★★

みつかづ様、おはようございます。
拙句にコメントありがとうございます。大変なお褒めの言葉痛み入ります。
夏休みは学生はりますが殆どの社会人はお盆休みで終わってしまいますね、そこであるおじさんが小学生に「お前たち夏休みがあっていいね」と漏らした言葉に、これはいけるとすぐメモして帰ってから句作りをしました。
御句、季語が3つありどうしたものかと思案しましたが、コメントを詠読み御句を詠んでも威圧感もなく詠めますので問題ないのかなと思いました。
ゆく夏を「変る季や」ではどうかな~!
私の考えですのでよろしくお願いいたします。  雀昭

点数: 1

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「ゆく夏や蜩交じる蝉時雨」の批評

回答者 博充

句の評価:
★★★★★

私は初心者ですので、季重なりは出来るだく無いよう努めていますが、
以前私は「滝しぶきひとり占めする虹の橋」と詠みましたが、Γ滝しぶき」「虹」が季重なりでした。
滝を見ていた時、滝壺付近に虹が見え、見ている人がほとんどいない状態でした。
「虹」を「にじ」のかなにすると季語感が薄れると聞いたことがあるのですが、アドバイスをいただきたくお願いいたします。

点数: 1

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添削対象の句『ゆく夏や蜩交じる蝉時雨』 作者: みつかづ
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