俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1451ページ目

「湯上りの肌ほの赤し寒昴」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 湯上りの肌ほの赤し寒昴

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。
湯上がりの肌がほの赤い、これは、熱い湯に長く入ってしっかりと温まったことを意味します。そうでないと湯上がりであってもそうは赤くなりませんものね。
しかし下五で「寒昴」と屋外の季語、これは寒そう。寒空にきれいな星が見える、ほらあれがスバルだよ、なんて言っていると、せっかくほの赤くなるほど温まった身体が湯冷めしそうですね。
熱めの外湯を楽しんだ帰り道を思い浮かべさせてくれる佳句だと思いました。
このままいただきます!

点数: 2

「映る雲一筋流る冬田かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 映る雲一筋流る冬田かな

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。いい景色ですねー。
ただ、上五中七で動詞が続くことに読みにくさを感じました。

・一筋の雲流れゆく冬田かな

をまず考えましたが、これですと、「冬田に残った水に映った」という風情が見えないかも。
そこで、やはり動詞二つになるのですが、少し読み換えて、

・流れゆく絹雲映す冬田かな

というのを考えました。
これがいいとかではなく、何かのご参考にしていただけたら幸甚です。よろしくお願いします。

点数: 1

「裸木の細き肩幅阿修羅ごと」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 裸木の細き肩幅阿修羅ごと

めいさん、こんにちは。
何やら深夜に大変なご状況になったとのこと、もう大丈夫ですか?
その病状は、先日会った人が言っていた食中毒そっくりです。
今はもう回復していらっしゃることを祈ります。どうぞお大事になさってください。

さて御句拝読しました。
気になりましたのは、下五の「阿修羅ごと」です。阿修羅のごとく、という意味だと思いますが、「の」が入りませんと、丸ごと、と同じように、一緒に、のような意味になります。「の」を入れたいと思いました。

・裸木の阿修羅のごとき立ち姿

細い、という形容は入りませんでしたが、仁王像や不動明王ならともかく、阿修羅像と言う限り、読み手はほっそりとした様子を想像してくださるのではと期待しました。
よろしくお願いします。

点数: 1

「街路樹は朱色のアーチ冬日差し」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 街路樹は朱色のアーチ冬日差し

やんさん、こんにちは。
御句拝読しました。イメージはつかめますよ!我が家の近くにもこういうところありますし。
ただ、私がどうも引っかかりましたのは、「朱色」なのです。これは、枯葉の色としてお使いですよね?
私の頭の中で、どうも枯葉=朱色と結びつかないのです。
個人的な問題かもしれませんが、私のイメージでちょっと読み替えさせていただきます。

・街路樹の錦のアーチ冬日差

錦秋という言葉があるように、錦は秋っぽいので、冬日差しという季語との相性はどうかと思いますが、とりあえず置かせていただきます。
よろしくお願いします。

点数: 1

「通学路赤む手の先楓の葉」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 通学路赤む手の先楓の葉

あまにさん、こんにちは。
御句拝読しました。雰囲気はつかめますよ!
ただ問題は、御句の場合、季語の「楓の葉」を、赤くなった手が楓の葉のようだと、比喩の対象として使っていませんか?
もしそうだとしますと、楓の葉はここ(目の前)にはないことになり、季語として扱えるかは微妙なことになります。
お気持ちはわかりますが、ここは楓の葉を現物として目の前に出したほうが俳句としてはよろしいかと思いました。

・通学路手のひらに落つ楓の葉
・通学路赤き手に乗る楓の葉

よろしくお願いします。

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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