俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1351ページ目

「腕をみる意味はあるさと日焼け止め」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 腕をみる意味はあるさと日焼け止め

エミューさん、こんにちは。
再訪です。
先に、御句の意味するところがよくわからないので、コメント欄にどのような場面や気持ちを伝えたかったのか書いてくださると有難いとお伝えしました。

いま、慈雨さんのコメントで、御句の意味するところが見えてきました。
もしこれが合っているとすると、御句、語順を変えるとわかりやすくなりますよ。

・日焼け止め意味はあるさと腕をみる

私が最初に御句で引っかかってしまったのは、「腕をみる意味」ととってしまったことと、私だけかもしれませんが、腕には腕前とか技術という意味があり、そっちかな?とか思ってしまったことです。

上の提案句をさらにわかりやすくしますと、

・日焼け止め意味はあるさと腕を見せ

これだと、私のような勘の鈍い者にも(謙遜です笑)、刺さってきます!

エミューさん、先のコメントでもお伝えしましたが、ここでは皆さんが活発にコメントを出し合っています。エミューさんも、提案句は別にいいですから、ご感想など聞かせてくださいね。
よろしくお願いします。

点数: 1

「秋近しそれはもちろん入試にも」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋近しそれはもちろん入試にも

鳴花凪咲さん、こんにちは。初めまして。素敵なお名前ですね。

御句拝読しました。すでに慈雨さんがいいコメントしていらっしゃるので、ちょっと違う角度からお伝えします。

御句、お使いの「秋近し」という季語ですが、厳密に言いますと、暑い夏にうんざりしていて涼しい秋を待ち望んでいて、ようやく来そう、嬉しい、という意味があります。
凪咲さんは、そんな感じでしょうか?いや、私の読みでは、「うわ、もう秋だよ…。何もしていないのに汗」という感じだと思います。まるちゃんで言えば、おでこに縦線が何本も…(笑)。

そうしたら、まだのんびりしていようかなと思っていた夏が終わってしまうよ〜という季語を置きませんか?
「夏終わる」「行く夏や」「夏惜しむ」などがおすすめです。

あとは、「それはもちろん」ですね。これは慈雨さんが説明してくれています。
なお、「入試」は春の季語で、俳句では春の行事です。ただ、この辺を話し出すとキリがないですし、試験も近づいてますから(笑)、今日はこの辺で。
勉強頑張ってください。まだ8月です、これからです!

点数: 1

「夕飯のにぎり買いたる星月夜」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 夕飯のにぎり買いたる星月夜

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。日頃は自炊の方も、たまにはできたものを買って帰ることってありますよね。

初読では、「にぎり」とあったので、「えっ、おにぎりのことかな?いくら俳句では丁寧の意味の接頭語はいらないと言っても、それをにぎりとは言わないよな…あっ、違う、握り寿司のことかな?」と思いコメント拝読。やはり握り寿司でしたか。コメントに助けられました!

私は、「にぎり」より「寿司」のほうが素直に読めるのではと思いました。寿司と言えば普通は握り寿司を想起してもらえるかと。

・夕飯に寿司を買ひたる星月夜

星月夜なら夕飯とわかるので、滅多に買わないけれどという意味で、

・久々に寿司を買ひたる星月夜

あっ、でも海苔巻きもお寿司だ…。

点数: 1

「父と子を追ふ夏休の掃除機」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 父と子を追ふ夏休の掃除機

長谷機械児さん、こんにちは。
御句拝読しました。面白い視点で夏休みの光景を描いていますね。
ちょっと気になりましたのは、人物の特定です。私はこの道場で、俳句の読み手は自分だ、俳句は一人称だと教わりました。
その感覚からしますと、御句、掃除機をかけているのは作者(長谷さん)で、父は長谷さんのお父様、子は長谷さんのお子さんとなります。
もちろん、そうでないことはわかります。
でも、そうでないように詠むとしますと、

・子とわれを追ふ掃除機や夏休

みたいになります。掃除機をかけているのが誰かは書かれていませんが、この句から一般的に想像すると、お母さん(奥さん)になるのではないでしょうか。

この点については私も勉強中なので偉そうなことは申し上げられませんが、どうなのでしょう?
例えば、

「父と子の俳句教室夏休み」

なんて句があったとしたら、これ、作者はお子さんと行けるのでしょうかね(笑)?それともジージに行ってもらうしかない?

点数: 1

「秋の暮れ子捕り来るよと母の声」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 秋の暮れ子捕り来るよと母の声

めいさん、こんにちは。
拙句「西瓜切る」にご提案句有難うございました。黒い模様を避けて切る、面白いですね!
私は、丸ごとの西瓜を切るという、一般家庭ではそう頻繁にあることではない場面でのそれぞれの緊張の様子を描いたものでした。
めいさんの句も、緊張という意味では通じるものがありますね。

さて御句拝読しました。私は初読で、「子捕り」とは「小鳥」の変換ミスだと思ってしまいました!「子捕り」って、初めて聞く言葉でしたから。コメントを確認したら、人さらいのことだと。安心しました(笑)。私は小さい頃から「人さらい」と言われていましたから…。
このままいただいていいと思うのですが、一応、私みたいな誤読を避ける提案句を置かせていただきます。

・秋の暮さらわれるよと母の声
・秋の暮そろそろ帰れと母の声
・秋の暮そろそろ行くよと母の声

一句目は、人さらいをベースとしました。
二句目と三句目は、人さらいはいなくなり、母親の立ち位置を変えてみました。ただめいさんの句のポイントは子捕りですから、二句目三句目はその意味ではインパクトが小さくなります。特に三句目は、母がそこにいるのだからさらわれようがないですね(笑)。

点数: 1

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